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eラーニング導入を成功させる3つのフェーズと5つのプロセスを解説
「自社にeラーニングを導入するべきか悩んでいる」
「eラーニングの導入を社内に提案したい」
と感じていませんか?
eラーニング導入プロジェクトは、大きく見ると、以下3つのフェーズで進めます。
【eラーニング導入プロジェクト 3フェーズ】
上記の3フェーズより、さらに具体的な導入ステップは以下のとおりです。
【自社に最適なeラーニングを導入するための5ステップ】 【ステップ1】自社要件の整理 |
このように導入プロジェクトの全体像や各ステップを把握することで、
「経営計画にどう組み込むのか」
「自社に導入するのが現実的なのか」
を判断できます。
ただしeラーニング導入にはいくつかの課題・リスクもあります。
リスクを把握しないで導入をしたり、社内提案したりしてしまうと、
|
といったことが生じる可能性があるでしょう。
そこでこの記事では、「eラーニング導入を成功へ導くロードマップ」や「具体的な導入ステップ」だけでなく、
|
についても解説します。
本記事を読むことで、
「自社にeラーニングを導入するべきか判断する」
「eラーニング導入プロジェクトを社内で提案する」
といったことが可能となるでしょう。ぜひ最後までお読みください。
▼ eラーニングは受け放題プランなどを活用することで、費用対効果を高めることも可能です。下記で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。
▼ eラーニングを運用するためのLMSの全体像については下記で詳しく解説しています。
▼ eラーニング・LMSの資料は下記よりダウンロードできます。
目次[非表示]
eラーニングの導入を成功させるためのロードマップ
eラーニングの導入を成功させるためには、以下のロードマップに沿って導入を進めます。
【eラーニング導入プロジェクト 3フェーズ】
各フェーズについて詳しく見ていきましょう。
※オンプレミス型:自社サーバーやITインフラ上にeラーニングシステムを直接インストールして運用する形式のこと。
【フェーズ1】自社の要件を整理し、目指すゴールを明らかにする
フェーズ1は「自社の要件を整理し、目指すゴールを明らかにする」ことです。
自社の要件整理では、以下7点を検討します。
eラーニング導入前に検討しておくべき情報 |
|
上記のように導入前に自社の要件を整理しておけば、サービス選定の基準が明確になり、社内に提案したり、他部署へ説明したりする際にもスムーズです。
また明確なゴールが決まっていれば、不必要な機能・コンテンツに費用を割かずにすみます。そして必要な機能・コンテンツを選び取ることができるようになるのです。
こうしたことから、まずはeラーニング導入前に7つのポイントを整理して自社の要件を明確化しておきましょう。
自社の要件整理の方法については「2.自社に最適なeラーニングを導入するための5ステップ」で詳しく解説しています。
自社のゴールを決める際には「eラーニング導入によって何を得たいのか」を考えましょう。
参考に、eラーニングの導入ゴールの例を示します。
eラーニング導入のゴール例 |
|
【フェーズ2】導入するサービスを選定・ベンダーとの打ち合わせを行う
フェーズ2は「導入するサービスを選定・ベンダーとの打ち合わせを行う」ことです。
フェーズ1で決めた要件をもとに、条件に合うベンダーを複数社選定し、各社と打ち合わせを行ったうえでサービスを確定させます。
打ち合わせでは各ベンダーの担当者から、
|
などをヒアリングされ、具体的な費用対効果まで情報提供してもらえるでしょう。
また多くのeラーニングサービスでは、一定期間トライアルができるため、各社のサービスの操作性や品質などを試してみてから決めることをおすすめします。
【あわせてお読みください】
具体的なeラーニングの「費用対効果」について気になる場合は、以下の記事もあわせてお読みください。
【フェーズ3】導入準備を行い、運用をスタートさせる
フェーズ3は「導入準備を行い、運用をスタートさせる」ことです。
依頼するベンダーを決めたら、いよいよ導入準備を進めます。
具体的には、
|
などを行います。そしていよいよ運用スタートです。
eラーニング導入の全体像はこのような流れで進めていきます。
それでは大枠を理解したところで、次章ではより詳しい導入ステップを見ていきましょう。
自社に最適なeラーニングを導入するための5ステップ
効果のある最適なeラーニングを導入するためには、導入に向けて正しい手順で進めていく必要があります。
正しい進め方を知っておけば、スムーズな導入が実現できるでしょう。
この章では、最適なeラーニングを導入するまでの流れを以下5ステップで解説します。
【自社に最適なeラーニングを導入するための5ステップ】 【ステップ1】自社要件の整理 |
【ステップ1】自社要件の整理
ステップ1.は「自社要件の整理」です。
まずはeラーニングに求める自社の要件を明らかにします。
自社要件の整理方法は以下を参考にしましょう。
eラーニング導入前に自社要件を整理するポイント |
1.【Why】eラーニングの利用目的を明確にする まずは、
といったことを検討しましょう。 ▼具体例 |
2.【Whom】教育施策の対象者を確認する eラーニングの受講者を決めます。
を、eラーニングの利用目的にあわせて決定しましょう。 |
3.【What】教育コンテンツの調達方法を決定する
といった3パターンの中から、自社に合う調達方法を選びましょう。 コンテンツの選び方については、「3-1.コンテンツ選びが難しい」で解説しています。 |
4.【Where】システムの利用方法と端末を確認する eラーニングを置いておくサーバーを決定する(クラウド型orオンプレミス型) 以下の2つからeラーニングシステムの構築方法を選びましょう。
ネットを通じてeラーニングサービスが利用でき、サーバーの保守管理も業者が代行。 低コスト、手間がかからないという点からクラウド型が人気ですが、自社にとってどちらが最適なのかどうかは、自社の情報セキュリティ担当と確認しておきましょう。 eラーニングの受信端末を決定する
から、eラーニングで活用したい端末を決定しましょう。 |
5.【Where】利用開始時期を想定する 以下の導入準備においては、クラウドサービスの場合は1~3ヶ月、オンプレミスの場合はそれ以上の期間が必要です。
運用を開始する時期から上記の期間を逆算して計画を立てる必要があるため、運用を開始したい時期は決定しておきましょう。 |
6.【Who】管理・運用体制を整備する 「誰が管理・運用を行うのか」を決定します。 なお「導入」だけでなく「管理・運用」をする中でトラブルが発生する可能性があります。 そうした場合に担当部門だけでは対応が難しいため、eラーニングベンダーにもサポートしてもらえるようにしておくと安心です。
など、自社の状況に応じて最適なサポートを受けられるように確認しておきましょう。 |
7.【How】学習行動データの活用方法をイメージする eラーニングシステム(LMS)では、
など、各社員の学習行動データを可視化することができ、以下のような活用ができます。
そのため、こうした学習行動データの活用方法を事前に整理しておきましょう。 そうすれば、eラーニング選定の際に
などにも着目して選ぶことが可能です。 |
【ステップ2】情報収集
ステップ2.は「情報収集」です。
eラーニングを開発している会社は多数あるため、自社に最適なものを選ぶためには「どのようなeラーニングサービスがあるのか」を情報収集する必要があるのです。
判断基準となる下記情報を調べておきましょう。
【eラーニングサービスを情報収集する際に調べる項目】
|
そしてステップ1.で整理した自社の要件と照らし合わせて、自社に合うeラーニングシステムを絞り込みましょう。
【ステップ3】導入するシステム・業者の選定
ステップ3.は「導入するシステム・業者の選定」です。
情報収集をして、ある程度自社に合いそうなeラーニングシステムを絞れたら、次は社員目線でサービスを選定します。
使いづらいシステムを選定してしまうと、社員の学習意欲が下がってしまい、導入効果が得られなくなる可能性があります。
管理者にとっても使いづらいシステムは管理・運用効率を落とし、業務負担を増やすリスクがあります。
そのため、
|
を考慮して、サービスを選ぶようにしましょう。
具体的には、以下のポイントをチェックすると社員目線で使いやすいサービスを選べます。
【社員目線で使いやすいサービスを選ぶポイント】
|
eラーニングサービスの多くは、トライアル期間を設けているため、自社に仮導入して使いやすいかどうかを試してみることをおすすめします。
【あわせてお読みください】
eラーニングのシステムやツールについては、以下の記事もあわせてお読みください。
【ステップ4】契約〜導入準備
ステップ4.では、「ベンダーと契約し、導入準備」に入ります。
先にもお伝えしたとおり、導入の段階では、
|
といった準備を進めます。
ステップ2.でも簡単に紹介しましたが、導入時や運用中のサポート体制が整っているベンダーと契約しておくことをおすすめします。
そうすることで必要以上に手間をかけることなく、短期間での導入をしやすくなるでしょう。
【ステップ5】運用開始
ステップ5.は「運用開始」です。
導入したeラーニングを受講してもらい、必要に応じて、
|
などを実行していきましょう。
【あわせてお読みください】
eラーニングを効果的に活用する方法については、以下の記事でご紹介しています。
ぜひあわせてお読みください。
eラーニング導入過程で直面する3つの課題
eラーニングを導入する際、以下のような課題に直面することがあります。
|
こうした課題に対処し、スムーズに導入をするにはどうすればいいのでしょうか。
そこで3章では、eラーニングの導入過程で直面する上記の課題とその解決策をご紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コンテンツ選びが難しい
1つめの課題は「コンテンツ選びが難しい」ことです。
eラーニングを導入する際、教育コンテンツもあわせて取り入れることになりますが、「どのようなコンテンツを選ぶべきなのか」はどの企業も悩むポイントです。
たとえば、
|
といったコンテンツにまつわる疑問や悩みが生じることがあるでしょう。
コンテンツ選びに迷ったときは、以下の方法で情報を整理し、絞り込みましょう。
【eラーニングのコンテンツの選び方】
eラーニングのコンテンツの種類や選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてお読みください。 |
▼eラーニングのコンテンツについては下記で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。
eラーニングシステム(LMS)の選定が難しい
2つめは「eラーニングシステム(LMS)の選定が難しい」ことです。
さまざまなベンダーがeラーニングシステム(LMS)を扱っていますが、
「いろいろな機能があって、結局どれを取り入れればいいのかわからない」
と感じるケースもあるでしょう。
そこで、eラーニングシステムを選ぶうえで最も重要なポイントをお伝えします。
それは「学習行動データを取得して、可視化(レポート化)する機能」が搭載されているものを選ぶことです。
学習行動データを取得すれば、
|
学習行動を取ったのかをデータ集計することができます。
具体的には、
|
をデータとして可視化することができ、「成果を上げている人がどれくらい学習をしているのか」がわかるようになります。
これらをもとに、ほかの社員にもレポートを共有して同じ学習行動を実践させることで、より高い学習成果を実現できるようになるのです。
eラーニングシステムにおいて学習行動データを集計する機能は、必ずしもすべてのシステムに備わっているわけではありません。
システムによっては詳細な「追跡機能」や「分析ツール」が装備されているものもありますが、基本的な機能のみを提供する低コストのプラットフォームも存在します。
そのため、eラーニングシステムが提供する学習データ追跡機能の範囲を確認し、自社要件に合っているかどうかを検討することが重要です。
学習行動データの取得・活用は |
LDcubeでは、eラーニングサービスCrossKnowledgeをご提供しています。 CrossKnowledgeは、フランスに本社を置くCrossKnowledge社(CK社)と提携し、
を提供するeラーニングサービスです。 CrossKnowledgeでは、「社員の学習進捗を評価し、その結果をレポートとして可視化する機能」があり、管理者は各社員の学習状況を監視・改善策の策定ができます。 そのため学習行動データを活かして、より各社員のスキルアップ効果を上げたい場合に最適なeラーニングサービスなのです。 その他にも以下の強みがあります。
eラーニングの導入を検討中の方は、CrossKnowledgeについて、ぜひお問い合わせください。 |
社員のモチベーションを維持できるような施策が思いつかない
3つめは「社員のモチベーションを維持できるような施策が思いつかない」ことです。
「選定したeラーニングを導入しても、活用する人が少なかったらどうしよう…」
「どうすれば、多くの人に利用してもらえるのかわからない」
といった悩みを導入過程で感じてしまう担当者もいるでしょう。
たしかにeラーニングでの学習は、受講者自身のペースで進められるため、本人のやる気やモチベーションで進捗が左右されやすいのは事実としてあります。
そうした事態に陥らないためにも、双方向コミュニケーションや掲示板機能が備わったeラーニングシステムを導入することが大切です。
他者とコミュニケーションをとることができれば、疑問や分からないことを解消しやすくなるでしょう。
【あわせてお読みください】
実際の導入事例を見てeラーニング導入のイメージを持っておきましょう。
自社の状況と似た事例を眺めながら、eラーニング導入・導入後の全体イメージを持っておくと、あらゆる場面でヒントになる可能性があります。
以下の記事では、eラーニングの導入事例や、導入事例からわかる導入に成功するためのポイントなどを解説しています。ぜひあわせてお読みください。
まとめ
eラーニング導入プロジェクトは、大きく見ると以下3つのフェーズで進めていきます。
【フェーズ1.】自社の要件を整理し、目指すゴールを明らかにする |
自社に最適なeラーニングを導入するためには、具体的に以下5ステップで進めます。
【ステップ1.】自社要件の整理 |
eラーニングの導入を進めるうえで、以下のような課題に直面する可能性があるため、記載した解決方法を参考にして対策を行いましょう。
◆コンテンツ選びが難しい
◆eラーニングシステム(LMS)の選定が難しい ◆社員のモチベーションを維持できるような施策が思いつかない |
この記事を参考に、eラーニングの導入を社内プレゼンし、社員のスキル底上げをして企業力を向上させましょう。
株式会社LDcubeでは世界のLMS市場トップ50リストで2020年に1位に輝いたCrossKnowledgeのLMS/eラーニング製品を日本で展開しています。
CrossKnowledgeのLMS/eラーニングは多言語対応しており、世界レベルの著名なMBA教授らが監修した高品質なコンテンツを有しており、24時間365日稼働しています。
無料のデモIDの発行や導入事例の紹介なども行っています。受講者からの評判や受講費用など含めて、お気軽に問合せ、ご相談ください。
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