eラーニングの受講率を高める5つの実践テクニックを解説!パーソナライズ学習がポイント

eラーニングは企業の人材育成に欠かせないツールとなっていますが、その効果を最大化するには受講率の向上が鍵となります。本記事では、eラーニングの受講率を劇的に改善する5つの実践テクニックを詳しく解説します。

まず、なぜeラーニングの受講率が重要なのか、そしてなぜ低下しがちなのかを分析します。その上で、魅力的なコンテンツづくり、学習環境の最適化、インセンティブプログラムの導入、組織全体での学習文化の醸成、効果的なフォローアップの方法など、すぐに取り組み可能な実践テクニックをご紹介します。

さらに、専門商社での成功事例を交えながら、eラーニング受講率向上のポイントを具体的に解説します。最後に、受講率向上を目指した継続的な改善のためのチェックリストとアクションプランもお届けします。

人事担当者や教育担当者の方々に向けて、eラーニングの受講率を高める秘訣を分かりやすく伝授します。この記事を読めば、明日からすぐに実践できる施策が見つかるはずです。効果的なeラーニングプログラムの実現に向けて、一緒に取り組んでいきましょう。

▼LMSやeラーニングについてテーマに合わせて以下で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

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目次[非表示]

  1. 1.なぜeラーニングの受講率が重要なのか
  2. 2.eラーニングの受講率が低い主な原因5つ
  3. 3.eラーニングの受講率を高める6つの実践テクニック
    1. 3.1.パーソナライズ学習の実現
    2. 3.2.魅力的なコンテンツづくり
    3. 3.3.学習環境の最適化
    4. 3.4.インセンティブプログラムの導入
    5. 3.5.上司や同僚を巻き込んだ学習文化の醸成
    6. 3.6.定期的なリマインドとフォローアップ
  4. 4.eラーニングの受講率を継続的に改善するための4つのポイント
  5. 5.eラーニング受講率向上チェックリスト
  6. 6.パーソナライズ学習で受講率100%を達成した事例
  7. 7.パーソナライズ学習の実現ならLDcubeにお任せ!
  8. 8.まとめ


なぜeラーニングの受講率が重要なのか

eラーニングのイメージ画像

eラーニングを導入する企業が増加していますが、単に導入するだけでは十分ではありません。eラーニングの成功を左右する重要な要素として、受講率に注目する必要があります。

では、なぜeラーニングの受講率が重要なのでしょうか。ここでは、その理由を3つの観点から詳しく見ていきましょう。

従業員のスキル向上と生産性の向上

eラーニングの受講率が高いことは、従業員のスキル向上と生産性の向上に直結します。以下の点がその理由です。

  • 継続的な学習機会の提供
    受講率が高いということは、従業員が定期的に新しい知識やスキルを習得していることを意味する。

  • 実践的なスキルの獲得
    eラーニングでは、実務に直結する内容を学ぶことができ、受講率が高いほどそれらのスキルが確実に身に付いていることを示す。

  • 自己啓発の習慣化
    受講率が高まることで、学習が習慣化し、自発的なスキルアップにつながる。

このような理由で、eラーニングの受講率を高めることで確実に従業員のスキルと生産性の向上につなげることができます。

企業の競争力向上につながる

eラーニングの受講率を高めることは、企業全体の競争力向上にも大きく貢献します。

  • 迅速な知識・スキルの更新
    受講率を高めることで、企業全体が最新の知識やスキルを迅速に吸収できる。

  • イノベーションの促進
    多様な学習コンテンツに触れることで、新しいアイデアや視点が生まれやすくなる。

  • 人材の高度化
    継続的な学習により、従業員の専門性が高まり、企業の人材価値が向上する。


投資対効果(ROI)の最大化

eラーニングの導入には一定のコストがかかります。そのため、投資対効果(ROI)を最大化するためにも、受講率を高めることは欠かせません。

  • 教育コストの有効活用
    受講率を高めることで、投資した教育コストが無駄になるリスクを低減する。

  • スケールメリットの実現
    多くの従業員が受講することで、1人あたりの教育コストを抑えられる。

  • 長期的な人材育成効果
    受講率が高い状態を継続することにより、長期的な視点での人材育成が可能になる

このように、eラーニングの受講率を高めることは、従業員のスキル向上、企業の競争力強化、そして教育投資の効果最大化につながります。

次のセクションでは、受講率が低くなってしまう原因と、それを改善するための具体的な方法を見ていきましょう。

eラーニングの受講率が低い主な原因5つ

eラーニングの重要性は理解していても、実際の運用では多くの企業が受講率の低さに悩まされています。効果的な対策を講じるためには、まず受講率が低くなる原因を正確に把握する必要があります。

ここでは、eラーニングの受講率が低くなる主な原因5つを詳しく見ていきましょう。

時間の制約と業務の忙しさ

多くの従業員にとって、日々の業務に追われる中でeラーニングの時間を確保することは大きな課題となっています。

具体的な問題点

  • 業務時間内での学習時間の確保が難しい。
  • 締め切りや会議など、優先度の高い業務が常にある。
  • 残業や休日出勤で疲労が蓄積し、学習意欲が低下する。

これらの問題は特に中小企業で顕著に現れており、人員に余裕がない分、より深刻な影響を及ぼしています。

コンテンツの魅力不足

eラーニングのコンテンツ自体に魅力がないと、受講者の興味を引き付けることができず、受講率の低下につながります。

コンテンツの問題点

  • 一方的な情報提供に終始し、インタラクティブ性に欠ける。
  • 実務との関連性が低く、学習の意義が感じられない。
  • 内容が古く陳腐化しており、更新されていない。​​​

インタラクティブなコンテンツを取り入れることで、受講率を高めていきましょう。

技術的な問題とアクセシビリティ

eラーニングシステムの使いにくさや技術的な問題は、受講者のストレスとなり、受講率の低下を招きます。

技術的な課題

  • 操作手順やログイン方法が複雑である。
  • システムの動作が遅い、または不安定である。
  • モバイルデバイスでの視聴に対応していない。
  • 社外からのアクセスが制限されている。

技術的な問題は、特にIT リテラシーの低い従業員にとって大きな障壁となり得えるため、改善が必要です。

学習モチベーションの低下

従業員の学習モチベーションが低いと、eラーニングの受講率は必然的に低下します。モチベーション低下にはさまざまな要因が絡んでいます。

モチベーション低下の要因

  • 学習の目的や意義が明確に伝わっていない。
  • 受講後のフォローアップや成果の評価が不十分である。
  • 自己啓発の文化が根付いていない。
  • 学習成果を実務に生かす機会が少ない。

受講率を高めるためには従業員の学習モチベーションを維持する仕組みを構築する必要があります。

組織文化と上司のサポート不足

eラーニングの受講を推進する組織文化が醸成できていなかったり、上司からのサポートが不足していたりすると、受講率の向上は困難です。

組織的な課題

  • 上司が部下の学習時間を確保しない、または理解を示さない。
  • eラーニングの受講が評価や昇進に反映されない。
  • 部署や役職によって学習機会に格差がある。

これらの5つの原因は、互いに関連し合っている場合も多くあります。

例えば、魅力的なコンテンツがあっても、時間の制約があれば受講は難しくなります。

また、技術的な問題が解決されても、組織文化がサポーティブでなければ、受講率の大幅な向上は見込めません。

eラーニングの受講率を高める6つの実践テクニック

実践のイメージ画像

eラーニングの受講率を高めることは、企業の人材育成戦略を成功に導く鍵となります。

ここでは、前述の原因を解決し、受講率を効果的に向上させるための6つの実践テクニックを詳しく解説します。これらのテクニックを適切に組み合わせることで、eラーニングの効果を最大化することができるでしょう。

パーソナライズ学習の実現

一人一人のニーズや学習スタイルに合わせたパーソナライズ学習を提供することは、受講者が自身のペースで学べるようにするための重要です。

個々のスキルレベルや興味に応じてコンテンツをカスタマイズすることにより、受講者の興味と関与度を高め、学習の効率を最大化します。

これには、AIを活用したデータ分析による個別最適化も含まれます。

実践方法

  • 事前アセスメントを実施し、個々の学習レベルや興味を把握する。
  • AIを活用した推奨コンテンツシステムを導入する。
  • 学習の進捗に応じて、難易度や内容を自動調整する機能を実装する。​​​​​​


魅力的なコンテンツづくり

受講者の興味を引き、実務に直結する魅力的なコンテンツを提供することで、自発的な学習意欲を喚起します。

具体的には、インタラクティブなビデオやリアルなケーススタディー、シミュレーションを利用することで、学んだことを現場で即座に活用できる感覚を提供します。

これにより、受講者は学習内容に対する理解を深めるとともに、高いモチベーションを維持します。

実践方法

  • インタラクティブな要素(クイズ、シミュレーションなど)を取り入れる。
  • 実際の業務シナリオに基づいたケーススタディーを作成する。
  • 動画、インフォグラフィック、ポッドキャストなど、多様な形式のコンテンツを用意する。
  • 従業員からのフィードバックを積極的に収集し、コンテンツに反映する。​​​​​​


学習環境の最適化

いつでもどこでも学習できる環境を整えることで、時間や場所の制約を最小限に抑えます。

これには、モバイルデバイスでのアクセスの容易さ、柔軟に学習スケジュールを設定できるシステムの導入などが含まれます。

こうした環境整備により、通勤時間や休憩時間など隙間時間を効果的に活用し、継続的な学習が可能となります。

実践方法

  • モバイルフレンドリーなeラーニングプラットフォームを導入する。
  • インターネット環境があればどこでも学習できるようにする。
  • シングルサインオンを導入し、アクセスの手間を軽減する。​​​​​


インセンティブプログラムの導入

学習意欲を高め、継続的な受講を促すためのインセンティブを設けます。

具体的には、学習達成度に応じたポイントやバッジの付与、業績評価における加点、さらには金銭的報奨などが考えられます。

これにより、受講者に学び続ける動機を提供し、習熟度向上へと導きます。

実践方法

  • 受講完了率に応じてポイントを付与し、報酬と交換できるシステムを構築する。
  • 学習の成果を人事評価や昇進の要素に組み込む。
  • 部署やチーム単位でのコンペティションを実施し、団結力も高める。
  • 月間MVP学習者を表彰し、社内で公表する。
  • 四半期ごとに最も学習に熱心な部署を表彰する。​​​​​


上司や同僚を巻き込んだ学習文化の醸成

組織全体で学習を推進する文化を作ることで、個人の学習モチベーションを高めます。

これには、上司や同僚からの励ましや支援、チームでのディスカッションを通じた知識の共有、学習の成果を共有する機会の提供などが含まれます。

こうした文化を醸成することにより、学ぶことが評価され、推奨される風潮が形成されます。

実践方法

  • 管理職向けにeラーニング推進研修を実施する。
  • メンター制度を導入し、先輩社員が後輩の学習をサポートする。
  • 学習成果を共有する定期的なミーティングを設ける。​​​​


定期的なリマインドとフォローアップ

学習の継続をサポートし、中断を防ぐための仕組みを整えます。

これは、受講者が設定した学習目標に向けた進捗を定期的に振り返る場を設けるほか、リマインダーや通知機能を利用して学習に取り組むタイミングを促すことを含みます。

さらに、フォローアップ面談などによる個別指導やアドバイスを通じて、学びの方向性を正し、モチベーションを維持します。

実践方法

  • AIチャットボットを活用し、個別の進捗に応じたリマインドを送る。
  • 学習の節目ごとに上司との面談を設定し、フィードバックを行う。
  • 未受講者に対して、個別にフォローアップを行う専門チームを設置する。
  • 週1回、学習の進捗状況をメールで自動通知する。
  • 月1回、部署ごとの受講状況レポートを管理職に送付する。 ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

これらの6つのテクニックは、互いに補完し合う関係にあります。

例えば、パーソナライズ学習と魅力的なコンテンツづくりを組み合わせることで、より効果的な学習体験を提供できます。

また、インセンティブプログラムと学習文化の醸成を同時に進めることで、個人と組織の両面から受講率向上をサポートできるでしょう。

eラーニングの受講率を継続的に改善するための4つのポイント

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eラーニングの受講率向上は一時的な取り組みではなく、継続的な改善が必要です。

ここでは、受講率を持続的に向上させるための4つの重要なポイントを解説します。

これらのポイントを押さえることで、長期的な視点でeラーニングの効果を最大化することができるでしょう。

定期的な受講率の測定と分析

受講率を継続的に改善するには、現状を正確に把握し、分析することが不可欠です。

受講率のデータを定期的に収集し、時間帯や曜日、コンテンツの種類など、さまざまな要因との関連性を分析します。これにより、特定のコンテンツの受講状況や受講シチュエーションの把握ができます。

また、受講率が低下している場合には要因を特定し、それに応じた改善策を講じることもできます。さらに、受講率が上がらないことを避けるための予防的対策を立案する基盤を築きます。

実践方法

  • 週次、月次、四半期ごとの受講率レポートを自動生成する。
  • 部署別、職階別、コンテンツ別など、多角的な視点で分析を行う。
  • トレンド分析を行い、長期的な変化を把握する。
  • ダッシュボードを作成し、リアルタイムで受講状況を可視化する。
  • 月1回、経営陣を交えた受講率分析会議を開催する。 ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

測定指標例

  • 全体受講率:全従業員中の受講者の割合
  • コース完了率:開始したコースを最後まで完了した割合
  • 平均学習時間:1人あたりの月間学習時間 ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

上記の実践方法と測定指標例を参考に、受講率を継続的に改善していきましょう。

学習者からのフィードバック収集

受講者の声を直接聞くことで、改善のヒントを得ることができます。

フィードバックを収集するためのアンケートやインタビューを定期的に実施し、受講者がどのようなコンテンツや形式に価値を見いだしているのかを把握します。

また、学習体験における障害や不満を特定することで、具体的な改善案を策定できます。このようなプロセスを通じて、学習者により充実した学習環境を提供することが可能です。

実践方法

  • 各コース終了時にアンケートを実施する。
  • 定期的なグループインタビューを開催する。
  • 匿名の意見箱を設置し、随時意見を収集する。
  • 優れたフィードバックを提供した従業員を表彰する制度を設ける。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

フィードバック収集のポイント

  • コンテンツの質や難易度
  • 学習インターフェースの使いやすさ
  • 学習時間の適切さ
  • 実務との関連性
  • 改善要望や新しいトピックの提案​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

従業員からのフィードバックを基に、コンテンツを改訂して、受講率を高めていきましょう。

コンテンツの定期的な更新と改善

常に最新かつ魅力的なコンテンツを提供することで、受講者の興味を維持し、受講率の向上につなげます。業界の最新トレンドや技術革新を反映した内容をタイムリーに取り入れることで、リアルタイムで求められるスキルや知識をカバーします。

また、インタラクティブな要素やマルチメディアを導入することで、学習体験をより充実させ、受講者の関与を促進します。

実践方法

  • コンテンツの有効期限を設定し、定期的な見直しを行う。
  • 業界のトレンドや最新情報を反映させる。
  • 受講率の低いコンテンツを特定し、改善または廃止を検討する。 ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

コンテンツ更新のチェックポイント

  • 情報の正確性と最新性
  • 実務との関連性
  • インタラクティブ要素の充実度
  • 学習目標の明確さ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​


コンテンツの更新や改善は手間がかかりますが、受講率改善のための重要な施策の一つです。

学習の進捗を可視化する仕組み作り

学習の進捗を可視化することで、受講者のモチベーション維持と自己管理を促進します。進捗状況を示すダッシュボードやグラフ、達成バッジなどを活用し、学習者が自身の成長を一目で確認できるようにします。

これにより、目標達成に向けた意欲が高まり、受講者自身で学習計画を立てやすくなります。

さらに、進捗情報を共有することで、学習者間の競争心を適度に刺激し、学習コミュニティーの活性化につなげます。

実践方法

  • 個人ごとの学習ダッシュボードを作成する。
  • 部署やチームの進捗を比較できるリーダーボードを設置する。
  • 学習マイルストーンを設定し、達成度を視覚的に表示する。
  • 月1回、個人の学習進捗レポートを自動送信する。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

可視化のポイント

  • 受講済みコース数と残りのコース数
  • 獲得したスキルや資格
  • 学習時間の推移 ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

これら4つのポイントは互いに関連しており、相乗効果を生み出します。

例えば、定期的な測定と分析によって得られた気づきを、コンテンツの更新に生かすことができます。

継続的な改善サイクル(PDCA)を回しながら、これらのポイントを実践することで、eラーニングの受講率を持続的に向上させ、組織全体の学習文化を醸成することができるでしょう。

eラーニング受講率向上チェックリスト

チェックリストのイメージ画像

eラーニングの受講率を向上させるためには、多角的なアプローチが必要です。

このチェックリストは、これまでのセクションで説明した主要ポイントを実際のアクションに落とし込んだものです。自社のeラーニング運用状況を評価し、改善点を特定するためにご活用ください。

各項目について、実施している場合は「はい」、実施していない場合は「いいえ」にチェックを入れてください。「いいえ」の項目が多いほど、改善の余地が大きいと言えます。

  1. パーソナライズ学習
    学習者の役職や経験に応じて、推奨コースを自動表示していますか?
       □ はい □ いいえ
       (効果:個々のニーズに合った学習パスを提供し、受講意欲を高めます)

  2. モバイル対応
    スマートフォンやタブレットでも快適に学習できるよう、モバイル対応していますか?
       □ はい □ いいえ
       (効果:場所や時間の制約を減らし、学習機会を増やします)

  3. リマインド設定
    未受講者に定期的なリマインドメールを送信していますか?
       □ はい □ いいえ
       (効果:学習の継続を促し、受講率の低下を防ぎます)
     ​​​​​​​
  4. 進捗可視化
    個人やチームの学習進捗を可視化するダッシュボードを提供していますか?
       □ はい □ いいえ
      (効果:自己管理意識を高め、競争心を刺激します)

  5. フィードバック収集
    各コース終了時に、学習者からフィードバックを収集していますか?
       □ はい □ いいえ
      (効果:継続的な改善につながり、学習者の声を反映したコンテンツづくりが可能になります)

  6. インセンティブ制度
    eラーニングの受講や成績を評価や報酬に反映する仕組みがありますか?
       □ はい □ いいえ
     (効果:学習意欲を高め、組織全体の学習文化醸成につながります)

  7. コンテンツの定期更新
    半年に1回以上、全てのコンテンツの見直しと更新を行っていますか?
       □ はい □ いいえ
       (効果:常に最新かつ魅力的なコンテンツを提供し、学習の質を維持します)

  8. マイクロラーニング導入
    1つのコンテンツ学習が5分~10分程度で完結するマイクロラーニングを導入していますか?
       □ はい □ いいえ
       (効果:忙しい従業員でも気軽に学習を始められ、継続的な学習習慣を形成します)

  9. 管理職向け研修
    管理職向けにeラーニング推進のための研修を実施していますか?
       □ はい □ いいえ
      (効果:組織全体での学習文化醸成を促進し、部下の学習をサポートする意識を高めます)

  10. データ分析体制
    受講データを定期的に分析し、経営陣に報告する体制がありますか?
        □ はい □ いいえ  
     (効果:データに基づいた意思決定が可能になり、効果的な改善策を講じることができます)

  11. AI活用
    AIを活用した学習推奨システムや自動フォローアップを導入していますか?
        □ はい □ いいえ
        (効果:個々の学習者に最適化されたサポートを提供し、受講率と学習効果を高めます)

  12. ゲーミフィケーション
    ポイント制やバッジ獲得など、ゲーム要素を取り入れていますか?
        □ はい □ いいえ
        (効果:学習の楽しさが増し、継続的な受講モチベーションを維持します)

  13. ソーシャルラーニング
    学習者同士が交流し、知識を共有できる場を提供していますか?
        □ はい □ いいえ  
     (効果:相互学習を促進し、組織全体の知識レベルを向上させます)

  14. 外部専門家レビュー
    定期的に外部の専門家によるコンテンツレビューを実施していますか?
        □ はい □ いいえ 
     (効果:客観的な視点でコンテンツの質を向上させ、学習の価値を高めます)

このチェックリストを定期的に実施し、改善のPDCAサイクルを回すことで、継続的にeラーニングの受講率を向上させることができます。

まずは短期的アクションから着手し、徐々に中長期的アクション、発展的アクションへと取り組みを広げていくことをおすすめします。

パーソナライズ学習で受講率100%を達成した事例

支援事例:専門商社(400名)

【これまでの課題】
  • eラーニングを「必修」にしなければ学習しない
  • 流し見で「完了」することが目的になってしまっている
  • 業務が忙しくて受講することを忘れてしまう  ・・・など


  ⇒【CK-Connectによるパーソナライズ学習を導入】

【受講率100%を実現】
  • 「必修」「受講期限」の設定がない中で、受講率100%を実現
  • 診断結果を基に自動でリコメンドされるコースを自主的に受講
  • 1人平均5.7コースの受講(多い人は16コースの受講)
今回のポイント
  • パーソナライズ学習:パーソナル診断結果を基にした個々人に合わせた学習コンテンツを自動配信

  • いつでも学べる環境:学習者が必要なときに必要な学習にアクセスできる環境

  • 学習データの蓄積:学習者の学習状況をトラッキングするために学習行動のデータを取得​​​​​
お客さまの声
  • 社内ではeラーニングを導入しても、結局やってくれないのではないかという声が出ていました。なぜなら、eラーニングを「必修」にしないと学習者が積極的に取り組まないといったことがあったからです。同じことを繰り返していても効果は上がらないと思っていましたが、パーソナライズ学習を取り入れたところ、受講率が100%になったので正直驚きました。

  • また、これまではコンテンツ数にも限りがあり、自社のオリジナルコンテンツの搭載ができなかったのですが、自社オリジナルコンテンツの搭載もできるようになったことで、学習してもらう幅が広がりました。

  • また、診断結果のレポートには、自身の強みや課題の啓発だけではなく、職場メンバーとの関係性の中で起こりうることや周囲が必要なことについてもアドバイスがあり、そのレポートを基に、他メンバーと対話することで、職場の中でのコミュニケーションが取りやすくなり、仕事がスムーズに進むようになりました。 ​​​​​​​​​​​​​

⇒パーソナライズ学習の実現で受講率100%を実現!

  パーソナライズ学習の実現で受講率100%を実現! 弊社が提供するのは、【世界レベルのMBA教授陣による高品質な学習コンテンツ】と【最新テクノロジーを活用したLMS】【研修実施や研修運営の効率化の豊富な経験】による効果のある人材育成につなげる学習環境の実現です!またコンテンツをパーソナライズ学習の実現ができるLMSに搭載して運用することで、日本にいながら、自分の状況に合わせた、世界レベルの学びが実現できます。 株式会社LDcube


パーソナライズ学習の実現ならLDcubeにお任せ!

LDcubeロゴ

株式会社LDcube(以下、LDcube)は、企業や教育機関に向けたパーソナライズ学習のソリューションを提供しています。LDcubeはCrossKnowledge社の公式パートナーとして、日本市場における学習ソリューションの最適化を支援しています。CrossKnowledge社は、デジタル学習ソリューションを提供するグローバルリーダーであり、そのプラットフォームであるCK-Connectを通じて高度なパーソナライズ学習を実現します。CK-Connectは、学習者のニーズや進捗に基づいてカスタマイズされた学習体験を提供し、教育の効果を最大化することができます。

LDcubeは、このCK-Connectを用いて、学習者に最適な学習パスを設計することができ、多様なコンテンツを効果的に活用して、学習の成果を高めることが可能です。また、学習者のデータ分析に基づいたフィードバックを提供し、学習内容の改善やパフォーマンスの向上を実現します。これにより、企業や教育機関は、時間やリソースを効率的に活用し、継続的な成長を達成することができます。

まとめ

eラーニングの受講率を高める5つの実践テクニックを解説!パーソナライズ学習がポイント!について紹介していきました。

  • なぜeラーニングの受講率が重要なのか
  • eラーニングの受講率が低い主な原因5つ
  • eラーニングの受講率を高める6つの実践テクニック
  • eラーニングの受講率を継続的に改善するための4つのポイント
  • eラーニング受講率向上チェックリスト
  • パーソナライズ学習で受講率100%を達成した事例
  • パーソナライズ学習の実現ならLDcubeにお任せ!

eラーニングの受講率向上は、組織の継続的な成長と競争力強化に直結する重要な課題です。これまでの内容を踏まえ、具体的なアクションプランを提示し、皆さまの組織におけるeラーニング戦略の指針としていただければ幸いです。

eラーニングの受講率を高めることは、単なる数字の改善ではありません。それは、組織全体の学習文化を醸成し、一人一人の成長を支援し、ひいては企業の持続的な発展につながる重要な取り組みです。

受講率を高めるポイントは、パーソナライズ学習の実現です。一人一人の置かれた立場や能力に合わせた学習を提供することで自然とeラーニングの受講率を高めることができます。

パーソナライズ学習の実現に全力で取り組むことで、必ずや素晴らしい成果が得られるはずです。共に、学びあふれる組織づくりを目指しましょう。

LDcubeではパーソナライズ学習を実現するための支援を行っています。無料のデモ体験会なども行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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代表取締役 新井澄人
代表取締役 新井澄人
株式会社ビジネスコンサルタントで、講師派遣型の人材育成支援から始まり、社内トレーナーの養成による人材育成支援、デジタルツールを活用した人材育成のDX化の支援まで、中小企業から大企業まで20年にわたり幅広いコンサルティングに従事。 新入社員研修からOJTリーダー研修、若手社員研修、管理職研修、幹部研修、営業研修、デジタル学習環境づくりのコンサルテーションなどに自らもコンサルタントとして登壇しながらも、人材育成・組織活性化・営業強化において講師派遣型の枠を超えた支援を実現するため、ビジネスコンサルタントの子会社である株式会社LDcubeの設立と同時に代表取締役に就任。 資格: ・全日本能率連盟認定マスター・マネジメント・コンサルタント(J-MCMC2023002) ・LIFOプログラムライセンス(LIFO-MSSプログラム開発者)

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