人材育成の重要性とは?研修における課題と実施時のポイント

人材育成は企業の持続的な成功に欠かせない要素ですが、多くの企業がその効果的な方法を見つけることに苦労しています。

特に既存の研修プログラムが期待通りの効果を発揮していないことに不満を抱いている場合が多いです。

研修が単に形式的なセミナーや講義に終始し、実務に直結するスキルや知識が十分に伝わらず、結果として社員の成長や企業全体のパフォーマンス向上に繋がらないという課題があります。
 
多くの企業が直面する人材育成研修の課題について考えてみましょう。

  • 形式的なプログラム:研修が一方的な講義形式に終始し、実践的なスキルが身に付かない。
  • 個別対応の欠如:全社員が同じ内容を受講するため、個々のニーズに応じた指導が不足している。
  • フォローアップ不足:研修後のフォローアップがなく、学んだスキルが現場で活用されない。

本記事では、効果的な人材育成研修を実現するための具体的な方法を紹介します。

 効果的な人材育成研修を実現するためには、インタラクティブな研修形式の導入、個別対応の強化、実務に直結した内容の提供、そして継続的なフォローアップとサポートが重要です。

デジタルツールとテクノロジーを活用することで、研修の質と効果を飛躍的に高めることができます。

これらの要素を取り入れることで、研修の質が向上し、社員のスキルアップを促進し、企業全体のパフォーマンス向上に繋がるでしょう。

▼関連して人材育成で大切なことについては下記で解説しています。
⇒人材育成で大切なこととは?「新時代」の課題と成功のポイントなどを解説!

  人材育成で大切なこととは?「新時代」の課題と成功のポイントなどを解説! 本記事では人材育成において、大前提として大切なことと、「新時代」に求められる人材育成の課題、ポイントや考え方について解説します。新時代には学習行動のデータの取得と活用が重要となります。合わせて担当者に必要なスキルなどについても徹底解説します! 株式会社LDcube

社内研修企画と実施

能力開発に適した年齢

この記事の監修者  株式会社LDcube 代表取締役 新井澄人  株式会社ビジネスコンサルタントで、講師派遣型の人材育成支援から始まり、社内トレーナーの養成による人材育成支援、デジタルツールを活用した人材育成のDX化の支援まで、中小企業から大企業まで20年にわたり幅広いコンサルティングに従事。 新入社員研修からOJTリーダー研修、若手社員研修、管理職研修、幹部研修、営業研修、デジタル学習環境づくりのコンサルテーションなどに自らもコンサルタントとして登壇しながらも、人材育成・組織活性化・営業強化において講師派遣型の枠を超えた支援を実現するため、ビジネスコンサルタントの子会社である株式会社LDcubeの設立と同時に代表取締役に就任。  資格: 全日本能率連盟認定マネジメントコンサルタント LIFOプログラムライセンシー LIFO-MSSプログラム開発者

目次[非表示]

  1. 1.人材育成での研修の目的・重要性
  2. 2.人的資本経営からの要請
  3. 3.人材育成で研修を行う際の課題
    1. 3.1.①人材育成にかけるリソース(時間、予算)がない
    2. 3.2.②育成する側に教えるスキルやノウハウがない
    3. 3.3.③育成される側の意欲が低い
    4. 3.4.④人材育成の目標が明確ではない
    5. 3.5.⑤社内に人材育成をする意識がない
  4. 4.【階層別】人材育成に向けた研修実施時のポイント
    1. 4.1.①新入社員
    2. 4.2.②中堅社員
    3. 4.3.③管理職
  5. 5.人材育成のための研修のやり方
    1. 5.1.集合研修
    2. 5.2.オンライン研修
    3. 5.3.個別学習(eラーニング)
    4. 5.4.ハイブリッド学習
  6. 6.人材育成には研修だけでなくeラーニングを活用する!
    1. 6.1.汎用的なコンテンツ
    2. 6.2.自社オリジナルコンテンツ
  7. 7.人材育成のための研修にはテクノロジーを活用する!
    1. 7.1.全社的な人材育成(人事部門)
    2. 7.2.現場の人材育成(現場の教育部門)
  8. 8.人材育成・研修に使えるプラットフォーム
    1. 8.1.全社の人材育成
    2. 8.2.各部門の人材育成
  9. 9.まとめ

人材育成での研修の目的・重要性

研修のイメージ

企業を経営する上で組織の資本となるのは社員です。それぞれの能力は企業の業績に直結するため、人材育成を適切に行うことは非常に大切です。

人材育成において研修は、経営に資する人材を輩出し、組織の生産性を向上させることが目的です。

社員一人一人のスキル・パフォーマンスレベルが向上すれば、業績や組織力の向上につながる可能性があります。

また、研修は既存社員の能力を最大限に引き出し、従業員満足度の向上や離職率の低下を目指すことも可能です。

人的資本経営からの要請

人的資本経営から要請されているイメージ

人的資本経営とは、組織の持つ「人材」または「人的資本」を最大限に活用し、その価値を増大させるための経営手法を指します。研修はこの経営手法において重要な要素となります。

まず、人的資本は教育や訓練によってスキルや知識が増大するため、その結果、生産性が向上します。

組織の競争力を維持・強化するためには、社員一人ひとりのスキルを高め、そのパフォーマンスを向上させることが必要です。

研修は、これを達成するための主要な手段の一つです。研修を通じて、社員が新たなスキルを獲得したり、既存のスキルを深化させたりすることで、組織全体の生産性は向上し、これが競争力を強化に寄与します。

また、研修は社員の自己成長の機会を提供し、これが社員のモチベーションを向上させる効果をもたらします。その結果、仕事に対する満足感や達成感を感じ、組織の生産性を高める効果が期待できます。

さらに、研修を通じて組織のビジョンやゴールを共有することにより、組織の文化を醸成することも可能となります。その結果、社員全員が一体感を持つとともに共通の目標に向かって努力することが可能となります。

以上の理由から、人的資本経営の観点からも、研修は重要な要素であると言えるでしょう。

▼人的資本経営については、下記で解説しています。合わせてご覧ください。
⇒人的資本経営で重要な指標とは?KPI設定の具体的な流れを紹介

  人的資本経営で重要な指標とは?KPI設定の具体的な流れを紹介 近年では、人材を企業の資本として捉える人的資本経営が企業で取り入れられています。 人的資本経営には人材の価値やスキルを引き出す目的があり、企業価値の向上につながると考えられています。 しかし、人的資本経営を適切に実施するためには情報開示が必要であり、企業独自に指標を設定しなければなりません。 この記事では、人的資本経営の概要や情報開示が求められる理由、開示対象の分野・項目や重要な指標について詳しく解説します。 株式会社LDcube

gご

人材育成で研修を行う際の課題

人材育成を行う上での課題のイメージ

ここでは、人材育成における課題を5つ紹介します。

①人材育成にかけるリソース(時間、予算)がない

人材育成にかけるリソース(時間、予算)がないことから、研修が不十分になっている企業は少なくありません。

また、日ごろの業務が忙しすぎて教育・研修担当者が人材育成に取り組む時間がないというケースもあります。

リソース不足を理由に人材育成を後回しにしていては、従業員の学習する意欲やモチベーションの低下につながります。

②育成する側に教えるスキルやノウハウがない

人材を育成するスキルやノウハウがなければ、場当たり的な指導になり、学習者は必要な知識を得られない可能性があります。

これは育成する側が研修に対して前向きではないことも一つの要因であり、管理者のなかにも人材育成を軽視しているケースも珍しくありません。

学習者はもちろん、育成をする側の従業員も人材育成研修の重要性を理解しておくことが大切です。

③育成される側の意欲が低い

育成される側が研修の重要性を認識できていないことが、学習意欲の低下につながっているケースがあります。

例えば、「学習者がそもそも学びたいと思っていない」「ニーズに合っていないカリキュラムを採用している」など、モチベーションの低下につながる原因があれば、解決に取り組まなければなりません。

研修を実施する際は、学習の目的や重要性を学習者と共有することも大切です。

④人材育成の目標が明確ではない

人材育成の目標が定まっていないことから、人材を育成することより、研修を実施することが目標になってしまっている場合があります。

明確な目標がなければ、学習者がどの方向に向かって成長すれば良いのかわからず、研修の成果も得られなくなります。

人材育成の目標は、企業のビジョンや理念と直結するものです。そのため、企業の方針を理解した上で計画を立てることが重要です。

▼人材育成の目標については下記で解説しています。合わせてご覧ください。
⇒人材育成の目標とは?目標設定の仕方やこれからの時代の重要ポイントを解説!

  人材育成の目標とは?具体的な設定の流れと達成に向けた重要ポイント 人材育成で目標を立てる際、組織と社員の成長度合いを可視化する手段や、目標達成に寄与する人事施策の企画が必要です。この記事では、人材育成の目標設定に関して、設定の流れや達成に向けた重要ポイントを詳しく解説します。 株式会社LDcube

⑤社内に人材育成をする意識がない

社内の人材育成に対する意識がないことから、育成プログラムが浸透しなかったり、従業員はそもそも学習の機会が得られなかったりするケースがあります。

人材育成を成功させるためには、学習者の努力や成果を客観的に評価する体制が必要です。したがって、モチベーションや意欲を維持・向上させるマネジメントにも注力しましょう。

離職防止資料


【階層別】人材育成に向けた研修実施時のポイント

対象者ごとの研修のイメージ

ここでは、階層別に研修実施時のポイントを紹介します。

①新入社員

新入社員の場合、学習の吸収力や意欲は高いものの、壁にぶつかりやすい傾向があります。入社当社に受ける研修は、新入社員の今後の社会人人生を左右する可能性があるため非常に重要です。

新入社員研修では、専門知識や高度なスキルを習得させるよりも、ビジネスの基本や社会人としてのマナーなど、基礎知識が学べるような研修が望ましいです。

▼プログラムに関する関連記事はこちら。

②中堅社員

中堅社員の研修では、自身の立ち回りと役割を理解させることが重要です。

中堅社員は管理職と現場の従業員の間にいるポジションであり、潤滑油となるように立ち回らなければなりません。

若手を指導する育成スキルをはじめ、上司を補助するフォロースキル、企業における課題発見能力を伸ばす研修が有用です。

▼プログラムに関する関連記事はこちら。

③管理職

管理職には、マネジメント能力に加え、リーダーとしてのスキルが求められます。自身の立場と経営における役割を理解させ、部下育成の具体的な方法を身に付けられる研修が必要です。

近年では次世代リーダーの不足が囁かれており、企業でも管理職の研修に力を入れるケースも見られるようになりました。

▼プログラムに関する関連記事はこちら。

▼階層別研修については下記で解説しています。合わせてご覧ください。
⇒階層別研修とは?達成すべき目標や習得させたい知識・スキルを徹底解説

  階層別研修とは?達成すべき目標や習得させたい知識・スキルを徹底解説 企業では戦略的に人材を育成する手段として、階層別研修が実施されています。 階層別研修は役職や習得スキルなどで社員をグループ分けし、それぞれの役職に合った学習を行う研修方法です。 ピンポイントで必要な知識・スキルが習得できることから、企業全体のスキルの底上げに効果があると期待されています。 この記事では、階層別研修の概要や達成すべき目標、習得させたい知識・スキルや研修例について詳しく解説します。 株式会社LDcube

人材育成のための研修のやり方

研修のさまざまなやり方のイメージ

集合研修

集合研修は、参加者全員が同じ場所に集まり、講師から直接指導を受ける形式です。

集合研修では、直接やり取りできることから参加者同士の意見や考えを共有し、コミュニケーションスキルやリーダーシップを向上させるチャンスがあります。

また、講師が参加者の反応を直接確認できるため、学習の進度や理解度を的確に把握し、効果的な指導が可能です。

オンライン研修

コロナ禍を経て急速に普及したのがオンライン研修です。

この形式では、オンライン会議システムを活用して研修を行います。遠隔地に在住する社員にとってはアクセスしやすい手段となり、移動時間や交通費などのコストをかけずに研修を行うことができます。

直接の交流は少なくなりますが、ビデオ(映像)やチャット機能などを活用することでコミュニケーションが可能です。

個別学習(eラーニング)

個別学習は、社員が個々の興味や能力に合わせて学習を進める手法です。

専門的なスキルを習得するために必要なeラーニングなどを自由に選択し、自分のペースで学習をすることが可能です。

一方で、学習者には自己管理が求められ、受講率を高めるためには学習者への動機付けが重要になります。

ハイブリッド学習

ハイブリッド学習は、前述の3つの手法を組み合わせて行う方法で、各社員の状況や学習スタイルに最適な研修形式を提供します。

例えば、基礎的な知識はeラーニングで学び、具体的な技能は集合研修で実地訓練する等です。学習リソースを適時、適切に提供することで、学習の効果を最大限高めることができます。

▼オンライン研修も増えています。オンライン研修の効果的なやり方についてはこちらで詳しく解説しています。合わせてご覧ください。⇒オンライン研修のメリット!成功の秘訣や背景にある人材育成の流れまで解説! 

  オンライン研修のメリット!成功の秘訣や背景にある人材育成の流れまで解説! オンライン研修には多くのメリットがある反面、注意しないと効果を下げてしまうデメリットもあります。オンライン研修を効果的に実施する上でのコツやポイント、ツールについて解説します。合わせてなぜそのような方法が効果的なのか企業内人材育成の状況などの背景も含めて紹介します。 株式会社LDcube


人材育成には研修だけでなくeラーニングを活用する!

汎用的なコンテンツ

汎用的なeラーニングコンテンツは、一般的なスキルや知識を学ぶために用いられます。

例えば、プロジェクトマネジメント、リーダーシップ、コミュニケーションスキルなど広範なテーマに関するものが該当します。

これらのコンテンツは、ほとんどの業界や職種で学習できるよう、基本的な知識やスキルを提供するために作られています。

外部のeラーニングプロバイダから購入することもでき、初期投資や維持管理の労力を省くことができます。

自社オリジナルコンテンツ

自社オリジナルのeラーニングコンテンツは、企業の特定のニーズや問題に対応するために社内で開発されます。

これらのコンテンツは、自社のビジネスモデル、企業文化、製品やサービスの特性など、独自の情報を従業員に伝えるために非常に有効です。

自社オリジナルのeラーニングコンテンツを開発することで、社員に最も関連性の高い、必要な情報を提供し、組織全体のパフォーマンスを高めることが可能です。

ただし、企業内でコンテンツを作成するには時間とリソースが必要であり、その分のコストがかかります。


施策を検討する部署が人事部門の場合には、全社横断的な施策となり、汎用的なコンテンツが必要です。

これは、特定の現場に限定せず、広く自社で活躍してもらう、自社内で置かれた状況で適切な役割を発揮してもらうために必要な知識やスキルを学習することを目指します。

施策を検討する部署が現場の教育部門の場合には、部門特有のスキルや現場の具体的な実務スキルについての、自社オリジナルコンテンツが必要になります。

これらは、自社内で仕事を進めていくために必要不可欠なスキルです。その仕事の進め方自体が自社の重要なノウハウとなるため、一般的にはこれらのコンテンツは社外には流通していないのです。自社内でコンテンツを作成し、スキルを身に付けるための学習をすることが求められます。

▼eラーニングの活用については、下記でも解説しています。合わせてご覧ください。
⇒eラーニングを活用した社員研修とは?トレンドやポイントを紹介!

  eラーニングを活用した効果的な社員研修とは?トレンドやポイントを紹介! eラーニングは従来の研修のように、学習者を一つの会場に集めたり決まった時間に実施したりする必要がないため、さまざまなシーンで活用されています。eラーニングを活用した効果的な社内研修のトレンドや展開方法、ポイント、おすすめのLMSについて解説します。 株式会社LDcube

離職防止資料


人材育成のための研修にはテクノロジーを活用する!

全社的な人材育成(人事部門)

テクノロジーの活用により、人事部門は各社員のスキルや成長を一元的に把握・管理し、全社的な人材育成を推進することが容易になります。

例えば、各社員のスキルをデータとして把握し、必要な研修を推奨したり、スキルギャップを解消する計画を立てたりすることができます。

これにより、企業全体の人材育成戦略を効果的に実施することが可能となります。

現場の人材育成(現場の教育部門)

現場の教育部門では、テクノロジーが直接的なスキル向上や作業効率化を促進するツールとして活用されます。

例えば、動画やVR(仮想現実)を活用した研修は、現実の作業環境を再現し、リスクを伴う作業などを安全にトレーニングすることが可能です。

お客様との商談などのシーンに合わせて動画を活用して実践的なトレーニングも可能です。

また、現場の情報をリアルタイムで共有するためのデジタルツールを活用することで、適切なタイミングでのフィードバックや指導が可能になり、その場で即座にスキルの修正や向上が図られます。

これらのテクノロジーにより、従業員一人ひとりの成長を直接サポートすることが可能となります。

▼テクノロジーの活用など含め、これからの時代の人材育成で大切なことについては、下記で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。⇒人材育成で大切なこととは?「新時代」の課題と成功のポイントなどを解説!

  人材育成で大切なこととは?「新時代」の課題と成功のポイントなどを解説! 本記事では人材育成において、大前提として大切なことと、「新時代」に求められる人材育成の課題、ポイントや考え方について解説します。新時代には学習行動のデータの取得と活用が重要となります。合わせて担当者に必要なスキルなどについても徹底解説します! 株式会社LDcube


人材育成・研修に使えるプラットフォーム

人材育成は全社横断的に行う施策と、各部門で行う施策があります。

これまでに弊社が支援してきた実績を基にすると、企画をする立場によって、効果的なプラットフォームは異なることが分かりました。これを考慮に入れて、プラットフォームは選択すべきです。

全社の人材育成

全社横断的な施策の場合、全社員に共通する普遍的なコンテンツとその運用が必要になります。そして、自律的な学習を促進するためにはパーソナライズした学習環境の構築が求められます。

全社共通の施策を実施し、さらにパーソナライズした学習を実現したい場合には、「CK-Connect(シーケーコネクト)がおすすめです。

全社で共有できる学習コンテンツの提供に加えて、個々診断を基に、それに合わせた学習コンテンツを提供します。これにより、各々の成長に向けた学習を促進することができます。

各部門の人材育成

各部門で行う施策の場合では、実務ベースの具体的な知識やスキルの習得が必要となります。それを実現するためには、自社オリジナルコンテンツとその運用が必要です。

各部門での実務ベースのスキルを習得したい場合には、ラーニングプラットフォームUMU(ユーム)が最適です。

自社内でコンテンツの作成が容易であり、教える側と学ぶ側の双方向コミュニケーションが可能です。また、AIによるコンテンツ作成の支援機能もあり、現場での運用がしやすいです

弊社では上記の施策展開に合わせたプラットフォームの活用を通じて学習環境を構築するお手伝いをしています。

まとめ

この記事では、人材育成研修について以下の内容で解説しました。

  • 人材育成研修の目的・重要性
  • 人的資本経営からの要請
  • 人材育成における課題
  • 【キャリア別】研修実施時のポイント
  • 人材育成のための研修のやり方
  • eラーニングの活用
  • これからは人材育成にテクノロジーを活用する!

  • 人材育成・研修に使えるプラットフォーム

人材育成ではさまざまな課題に直面することがあり、研修が思うように実施できていないケースがあります。

しかし、適切な人材育成は企業の業績に直結する要因の一つであるため、目標を明確にして従業員のニーズにあった研修を実施することが大切です。

また、これからの時代はデジタルコンテンツなどを活用して、人材育成のDXに向け、柔軟な学習環境を構築していくことが求められています。人事部門で展開する全社横断的な人材育成施策と、各部門で行う実務ベースの人材育成施策はその展開の仕方や必要となるコンテンツも異なります。実現しようとしていることに合わせて、必要なコンテンツとプラットフォームを活用して学習環境を構築していくことがポイントです。

LDcube』では、世界1200万人以上のユーザーがグローバルに活用しているビジネスeラーニング『CrossKnowledge』を提供しています。これを活用することで全社横断的な人材育成施策が展開しやすくなります。特にグローバル展開している組織では特に重宝がられています。

また、世界100万社以上の企業が活用する『UMU』の提供も行っています。各部門の実務ベースの人材育成施策には最適です。UMUを使えば手軽にコンテンツ作成をすることができ、現場の人材育成を加速することが可能です。特に営業部門では重宝がられています。

お客さまの実現したい人材育成に向けて、施策展開のサポート行っております。無料のデモ体験会なども行っています。

詳しくは、お気軽にお問い合わせください。

▼下記より関連資料をダウンロードいただけます。

離職防止資料

UMU資料

LMS資料

CKコネクト資料

▼関連記事はこちら

  徹底解説!企業の成長を促進する企業内大学のメリットとは? 人的資本経営が叫ばれる中、会社の成長に向け人材育成の重要性が高まってきています。そこで注目されているのが、企業内大学です。企業内大学とは何でしょうか?本記事では、設立の目的やメリット・デメリット、運用のポイント、具体的な事例まで詳しく解説します。 株式会社LDcube
  AIコーチングで人材育成!その効果と成功のカギ 企業の新たな人材育成策として注目されるAIコーチングについて詳しく解説します。また、AIと人間のコーチングを組み合わせることで、効率を向上させパーソナライズされた成長支援が可能になります。AIコーチングのメリット・デメリットを具体的に紹介しています。また、ラーニングプラットフォーム「UMU:ユーム」のAIコーチング機能の活用例も紹介しています。 株式会社LDcube
  【調査レポート速報!】ポスト・コロナの人財育成施策の実態を公開! コロナ禍において人財育成施策の展開に大きな変化がありました。社会のデジタル化が進む中、人財育成領域においてもデジタルツールの活用やオンライン化などが急速に進みました。新型コロナウイルス感染症の位置づけは「新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」とされていましたが、2023年5月8日より「5類感染症」となりました。これによりコロナ禍に控えていた集合研修などの施策も実施しやすくなりました。そのような環境変化の中、人事ご担当者様、経営者様へ「ポスト・コロナの人財育成施策の実態」について広く調査することといたしました。本記事ではその結果の一部をご紹介します。 株式会社LDcube
  人材育成の効果測定とは?重要な観点や評価項目を網羅的に解説 人材育成の効果測定は、研修の費用対効果、社員の成長度合いを可視化するために重要です。効果測定にはさまざまなフレームワークや手法があり、社員の知識やスキルの取得を評価する方法や、研修後のパフォーマンス指標を比較する方法があります。重要な観点や具体的な評価項目などを解説します。 株式会社LDcube
  若手社員の離職防止に効果的な取り組み5選!人材の定着を支援するツールも紹介 近年では、若手社員の離職が企業で問題になっています。若手社員の離職が頻繁に発生すると、未来を担う人材の育成が進まず、将来的に企業が行き詰ってしまう可能性があります。若手社員の離職を防止するためには、離職する理由の把握と改善するための取り組みが必要です。この記事では、若手社員離職の実態や理由、離職を防止するための効果的な取り組みなどについて詳しく解説します。 株式会社LDcube
  人材育成のトレーナー認定資格とは?養成講座や養成研修などを紹介 人材育成のトレーナーに認定資格などはあるのでしょうか。本記事では講師をしている方が研修を実施する際に活用できるライセンスについて紹介します。研修内で活用できるプログラムについても紹介します。 株式会社LDcube
  研修用動画コンテンツの作り方!効果的に作成するポイントやコツなどを解説! 研修用の動画コンテンツをどのように作成したらよいか?という悩みをよく耳にします。本記事ではコストをかけずに、既にある研修の機会などを活用し、教育しながら動画コンテンツの作成を進めていくポイントを解説し、得られるメリットも紹介します。 株式会社LDcube
  OJTをパワーアップさせる!効果的なOJTトレーナー研修とは? OJTとは、新入社員や中途入社社員に、実際の現場で仕事のやり方やスキルを教えるという育成・指導方法です。本記事では、OJTを効果的に運用するためのトレーナー研修について、役割から、研修の内容、成功につなげる鍵となるポイントについて紹介します。 株式会社LDcube
  オンラインで社員研修・人材育成を実施する効果と注意点とは? オンライン研修はツールを活用してオンライン上で従業員に学びを届ける人材育成の方法です。しかし、ノウハウがない企業では、実施方法や必要な準備が分からないというケースもあります。オンラインでの社員研修の概要や種類、メリットや実施時のポイントについて詳しく紹介します。 株式会社LDcube
  大注目の人材育成トレンドを紹介!企業の人事担当者必見! 人材育成の最新トレンドを捉えた人事施策は、組織の成長において欠かせないものです。人材育成担当者には、これまでの変化や近年における傾向を掴みながら、企業の将来を見据えた新たな人事施策の企画・実施が求められます。この記事では、現代で注目されているトレンドについて詳しく紹介します。 株式会社LDcube
  人材育成をAIで効率化する方法!学習プラットフォーム選びの秘訣 業務の効率化などを目的に、AI技術が企業で取り入れられています。近年では、人材育成の分野でもAI技術が活用されるようになり、学習などに役立てられています。AI技術を活用し業務を効率化する方法や、学習プラットフォームにおけるAI機能の選び方について詳しく解説します。 株式会社LDcube
  eラーニングを活用した人材育成!導入メリットと最新トレンド 人材育成や社員教育を目的とした学習の一つの手法として、eラーニングを導入する企業は多く存在します。eラーニングは以前からある学習形態ですが、これまでの研修にかわり、充実してきています。概要や導入メリット、最新トレンドについて詳しく解説します。 株式会社LDcube
  人材育成のフレームワーク7選!実践の重要ポイントや事例を解説! 人材育成のフレームワークを活用するこことで、組織が理想とする従業員の育成に向けた方向性や筋道を明確化し、より効果的人材育成施策を展開することができます。この記事では、フレームワーク7選と実践における重要ポイントや具体的な事例について解説します。 株式会社LDcube
  【キーワード】人材育成担当者が知っておくべき学びのトレンド 多くの企業がオンライン研修を取り入れていますが、集合研修をそのままオンラインに置き換えただけで終わっているケースも多く見受けられます。今回はそこから脱却し、学びの成果をあげるトレンドに関するキーワードを紹介します。 株式会社LDcube
  ビジネスリーダー人材を特定し、育成するポイントを解説! 企業にとって最も貴重なリソースは人材です。特に自社のビジネスをリードするビジネスリーダーとなり得る人材を特定し、その潜在能力を開発することは、組織の成長と持続可能性にとって不可欠です。今回はそのポイントをご案内していきます。 株式会社LDcube


LDcube編集部
LDcube編集部
株式会社ビジネスコンサルタント時代から約60年、人材開発・組織開発に携わってきた知見をもとに、現代求められる新たな学びについて、ノウハウや知見をお届けします。

テーマで探す

Webinar
近日開催ウェビナー

Download
おすすめ資料



Article
おすすめ記事