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行き過ぎた学習の構造化は「学習疲労」を招く! その原因を解説!

本記事は、デジタルラーニングの実践に関して、CrossKnowledge社が文化背景の異なる4つの国で、調査した結果からまとめたものです。

この調査は、マーケティング調査や戦略を専門とするコンサルタント会社Spring Voice社によって実施されました。

目次[非表示]

  1. 1.企業内学習の必要性
    1. 1.1.企業内学習はさまざまな動機に対応
    2. 1.2.企業内学習は常に要求される専門分野に適応するための重要な手段
    3. 1.3.「人生や仕事は偶然に良くなるのではなく、変化によって良くなる」
  2. 2.学習を構造化し過ぎていないか?
  3. 3.学習疲労はなぜ起こるのか
  4. 4.まとめ

企業内学習の必要性

効果的でインパクトのあるトレーニングの必要性はますます高まっており、その利点も明らかになってきています。デジタルラーニングや教室での学びを通じて、スキルの習得と向上は、個人や仕事上での成長において、大きな機会として捉えられており、学習者が達成感を得るのに役立っています。

しかし、学習疲労のリスクは、実際のところ常に存在しています。

企業内学習はさまざまな動機に対応

  • スキルの向上を通じて、仕事のパフォーマンスを向上させ、競争力を維持することで、従業員の求人市場での価値を高めたい
  • 優秀な人材の獲得と維持に役立つようなキャリアアップとより良い機会を得たい
  • 好奇心と学習欲求を高め、自己実現につなげたい
  • 柔軟性や変化に対応する能力を養い、リスキリングやアップスキリングの機会を得たい

企業内学習は従業員の上記のような動機に対応して学習を提供している側面があります。

企業内学習は常に要求される専門分野に適応するための重要な手段

  • 学習を通じて、自己啓発・成長を怠らず、プロジェクトに貢献する能力を発揮し、役割を十分に果たせる
  • 世界が絶えず変化する中で、機敏性と適応性を発揮し、ビジョンを発展させ持続させるために継続性と安定性を維持できる

企業内学習は従業員にとって専門分野でパフォーマンスを発揮できるよう手段として活用できるというメリットを提供している側面があります。

「人生や仕事は偶然に良くなるのではなく、変化によって良くなる」

企業内での学習は社員と企業との結びつきを強化し、社会関係資本を育むことにつながっています。企業内の学習環境を活用して学習することで、社員は新たな変化を生み出し、その変化が仕事や人生をより良い方向につなげてくれているのです。

企業内学習は社員の人生や仕事に貢献しているのです。

学習を構造化し過ぎていないか?

それぞれの社員が目標達成に向かうさまざまな道筋や経験を調査すると、非常に複雑な現実が見えてきますが、常に新しいスキルを習得することは、個人をより成長させることができることが分かっています。

「学習を構造化し過ぎる」というのは、学習のプロセスが厳格で、柔軟性や個人のニーズに適応しない場合を指します。つまり、学習の対象者や内容、日程、回数などが細かく定義され、自分は自主的に既に学習したことがあるようなテーマであったとしても、ひとたび対象となればそれを機械的に受講しなければならいないような状況です。これにより、学習意欲が低下し、学習の効果が減少する可能性があります。

このように多くの人にとって、企業内学習を細かく定義し過ぎることは時に逆効果になり、モチベーションを低下させる場合があります。学習を構造化し過ぎることは、学習者にとって「学習疲労」と呼ばれる現象を引き起こします。

学習疲労はなぜ起こるのか

学習の疲労の原因はいくつか考えられます

  • 学習者のニーズのない学習を提供すること
    学習者は自分の役割と責任に関係のない内容の学習を迫られると不安とイライラを感じます。
  • 既知の内容が必須学習になっていること
    一部の学習者にとっては、既に学習済みで興味をもたない、あるいは単調で退屈な内容が必修コースになっているような場合、心的飽和状態(もういいよという感覚)を覚えます。
  • 学んだことを実践する場がない学習
    学んだ知識を実際に活用する機会がない場合、何のために学習したのかが分からなくなり、実践を通じて学びを深める機会を得られず、実際のスキル習得につながらず、結局学習に費やした労力が無駄になってしまいます。
  • 学習しているフリをするための学習
    学習者に学習ニーズがなく、ただ立場的に参加しておかなければ気まずい、上司にちゃんと参加しているという姿勢(ポーズ)を見せたいという観点からトレーニングに参加したり、学習したりしていると、その学習行動が疲弊へとつながります。
  • 個人的な成長につながらない学習
    一般的な学習過ぎて、個人的に身に付けたい専門的知識やスキルのような学習の要素がない場合の学習なども疲弊につながります。

企業内で学習環境を整える際には、この学習疲労の可能性を考慮することが重要です。学習者には自律的な学習やスキルの発展において一定の自由があるべきであり、学習者は受動的にトレーニングを受けているのではないと感じさせる必要があります。

また、トレーニングが彼らのキャリアにどのようなメリットをもたらすかを理解できるようにすることも重要です。

まとめ

行き過ぎた学習の構造化は「学習疲労」を招く! その原因を解説!について紹介してきました。株式会社LDcubeでは単に学習コンテンツを提供するだけではなく、個人サーベイを基にしながら、個人の強みや啓発点に合わせた学習コンテンツの提供ができる「CKコネクト」というサービスを展開しています。
自分のサーベイ結果と職場で共に働く上司や他のメンバーのサーベイ結果を踏まえ、職場の生産性をより高めていくため、それぞれの関係性をより良くしていくための学習コースの配信も可能です。

個々人の状況に合わせたアダプティブな学習環境を提供することで、「学習疲労」を招く原因を取り除き、個々人のパフォーマンス向上につなげるための学習環境づくりを支援しています。企業の人事部門向けに無料体験会なども実施しています。お気軽にお問い合せください。

  CrossKnowledge|LDcube(エルディーキューブ) LDcubeのCrossKnowledgeのご紹介ページです。組織変革・人材育成を50年以上支援するビジネスコンサルタントが持つ集合研修の豊富な知見と、最先端の学習ツールをかけ合わせ、個人と組織に最適な「学び」をデザインし、企業様の競争力強化に貢献します。 株式会社LDcube
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▼ CrossKnowledge社原文記事
https://www.crossknowledge.com/blog/beware-learning-fatigue/




LDcube編集部
LDcube編集部
株式会社ビジネスコンサルタント時代から約60年、人材開発・組織開発に携わってきた知見をもとに、現代求められる新たな学びについて、ノウハウや知見をお届けします。

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