
社員研修に役立つeラーニングとは?効果を最大化する方法を紹介
企業の社員研修で、学習プラットフォームのeラーニングが活用されています。
eラーニングはパソコンやスマートフォン、タブレットなどの通信端末でインターネットを利用して学ぶ学習形態であり、研修を受ける時間や場所は問いません。
従来の研修のように、学習者を一つの会場に集めたり決まった時間に研修を実施したりする必要がないため、さまざまなシーンで活用されています。
企業で教育・研修担当者をされている方のなかには、「社員研修でeラーニングを活用する方法が知りたい」「eラーニングのメリットについて知りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、企業向けeラーニングの概要と社員研修に効果的な理由、おすすめのオンライン学習管理システムについて詳しく解説します。
目次[非表示]
- 1.社員研修で大活躍する企業向けeラーニングとは
- 2.社内研修にeラーニングが効果的な理由
- 2.1.①全社研修
- 2.2.②部門・チームの研修
- 2.3.③階層別の研修
- 2.4.④専門性の高い研修
- 2.5.⑤語学スキルアップ研修
- 3.社員研修にはオンライン学習管理システム『CrossKnowledge』がおすすめ!
- 4.まとめ
社員研修で大活躍する企業向けeラーニングとは
企業向けeラーニングとは、企業で行われるさまざまな研修をインターネット上で実施・管理する学習形態のことです。
企業の研修は、学習者を決まった日時に指定の場所に集めて行う集合研修が一般的です。しかし、人数が増えたりカバーする分野が増えたりした場合、研修コンテンツの作成や進捗状況の管理、研修を行う人員の確保など、さまざまな課題が浮上します。
一方、eラーニングで行う研修は社内のパソコンをはじめ、学習者自身のスマートフォンやタブレットなどで受けることが可能です。仕事の隙間時間や通勤時間などを利用して任意のタイミングで学習できるため、より柔軟に研修を実施できます。
また、eラーニングでは最初から用意されている教材に加え、自社で既に行った研修コンテンツを登録して利用することも可能です。
新入社員研修やコンプライアンス研修など、1年に数回程度しか実施できなかった研修をeラーニングに置き換えることで、必要に応じて自由に研修を実施できるようになるため、学習者と企業の利便性向上が期待できます。
社内研修にeラーニングが効果的な理由
ここでは、社内研修にeラーニングが効果的な理由を5つ紹介します。
①全社研修
コンプライアンス研修や情報セキュリティー研修、ハラスメント研修などの社員全員が参加する必要がある研修は、準備に手間と時間がかかるものです。
社員が大勢いる場合は大規模な会場を手配する必要があり、企業によっては研修の実施は容易ではないケースもあります。
eラーニングであれば一つのコンテンツで数千人、数万人規模の研修コンテンツの提供にも対応可能です。また、研修と同時に確認テストの実施と結果の管理までできるため、全社的な知識定着につなげられます。
学習プラットフォームによっては世界規模の研修実施にも対応している場合もあるため、海外に事業を展開している企業でも活用できるはずです。
②部門・チームの研修
企業にはさまざまな部門があり、そのなかで細かくチーム分けされている場合があります。それぞれで必要になるスキルや知識が異なるため、業務内容に合った研修の実施が必要です。
企業の部門における教育は、OJTで行われるのが一般的です。
しかし、OJTは教育担当者の指導力に左右される側面があり、業務をしながらの指導は負担となるため、実施する時期によって学習者が習得するスキルや知識にばらつきが発生する可能性があります。
eラーニングでは、支社、部門、プロジェクトチームなどのグループに区切って研修を実施できます。各グループに適した研修コンテンツを学習プラットフォームに登録しておけば、いつでもそのコンテンツを活用して研修を実施できるため、部門に必要な固有スキルの習得に特化することが可能です。
OJT担当者が自ら指導する場面も最小限に抑えられるため、負担軽減にもつながります。
③階層別の研修
企業では、内定者研修、新入社員研修、4-5年目研修、新任管理職研修、中間管理職研修など、従業員の熟練度に合わせて階層別に研修が実施されています。
階層別研修を従来の集合研修で実施するのは容易ではありませんが、eラーニングであれば学習者自身がそれぞれのタイミングと場所で研修を受けられるため、会場や講師を用意する必要がありません。
eラーニングでは、基礎学習や、予習・復習、テスト、講義、グループワークなどに対応できます。基礎的な知識の習得をeラーニングで行うことで研修期間の短縮やコストの削減ができる可能性があります。
④専門性の高い研修
企業では、ときとして独自の技術やノウハウを従業員に学習させるために研修を実施する場合があります。従業員が大勢いる場合、自社固有の情報を全員に正確に伝えることは簡単ではありません。
学習者一人ひとりに適したコンテンツを提供できるeラーニングであれば、専門的な知識や技術の伝達、マニュアルの共有などがしやすくなり、スキルや知識の理解と定着率を向上させられる可能性があります。
機械のオペレーションや熟練スタッフの技術(目線や手先の動き)などは文字だけでは伝わりづらいですが、eラーニングの動画機能を活用すれば日本語が分からない外国人労働者にも正しく情報を伝えることが可能です。
eラーニングは社内資格教育とも相性がよく、従業員のスキルアップを後押しできます。
⑤語学スキルアップ研修
eラーニングは企業で必要な基礎的なスキルや知識だけではなく、語学力のスキルアップにも役立てられます。
文法や単語の学習、センテンスの習得、ヒアリング、確認テストなど、実践会話以外の部分を学習することが可能です。学習者はそれぞれのレベルに合わせて適切な研修を受けられるため、スキルのばらつきを防止できます。
オンライン会話とeラーニングを組み合わせれば、より効果的な学習が期待できます。
社員研修にはオンライン学習管理システム『CrossKnowledge』がおすすめ!
『CrossKnowledge』は、ビジネスにおける基礎知識から専門性を磨く内容まで幅広くカバーするオンライン学習管理システムです。
幅広いビジネスジャンルはもちろん、日本語や英語、中国語などの多言語にも対応しています。世界で1,200万人以上のユーザーに利用されている企業向けeラーニングであり、質の高さに定評があります。
CrossKnowledgeのなかには『Blendedx』と呼ばれる機能が搭載されており、各学習・研修コースを企業のニーズに合わせて自由に作成することが可能です。
研修の申し込みからコンテンツ配信、課題の投稿や回収まで一元管理でき、担当者の負担を減らしつつ、効果的な学習を提供できるようになります。
まとめ
この記事では、社内研修におけるeラーニングについて以下の内容で解説しました。
- 社内研修で大活躍する企業向けeラーニングとは
- 社内研修にeラーニングが効果的な理由
- 社員研修にはオンライン学習管理システム『CrossKnowledge』がおすすめ!
社員研修を実施するに当たり、時間や手間、社内リソース確保などが課題になりがちです。
従来の集合研修や講師による指導は学習者全員に情報が伝わらない可能性があり、結果的にスキルや知識のばらつきにつながることが懸念されます。
社内全体のスキルアップや研修効率を向上させるのであれば、eラーニングが役立ちます。eラーニングはオンラインで研修を実施できるため、会場を手配する必要がなく、教育・研修担当者の負担軽減にも有用です。
eラーニングのなかにはビジネスにおける基礎だけではなく、専門的な知識の習得に活用できるものがあります。研修内容も企業のニーズに沿って登録・編集できるため、幅広い分野で活用できるはずです。
『LDcube』は、フランスに本社を置くCrossKnowledge社と提携しており、28ヶ国語に対応するLMS(学習管理システム)をはじめ、著名なMBA教授が監修した高クオリティな教育コンテンツを提供しています。
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