コミュニケーションを効果的に学ぶ方法とは?組織的に展開する方法やトレーナー資格も紹介!

「最近、部下とうまくコミュニケーションが取れない…」 
「会議で自分の意見をうまく伝えられない…」 

そんな悩みを抱えているビジネスパーソンは少なくないのではないでしょうか。 

実は、コミュニケーション能力は生まれつきの才能ではありません。効果的な方法で学び、実践を重ねることで、誰でも着実に向上させることができるのです。 

特に近年は、リモートワークの普及やグローバル化の進展により、より高度なコミュニケーション能力が求められるようになっています。単に話すことが得意なだけでなく、状況に応じた適切なコミュニケーションが取れる人材が重宝されているのです。 

本記事では、コミュニケーションを効果的に学ぶための具体的な方法を、5つのステップで詳しく解説します。

また、すぐに実践できる演習法や、現場で使える具体的なテクニックもご紹介。どの章から読み始めても、明日から使える実践的なスキルが身に付くよう構成しています。

▼コミュニケーションについてはテーマに合わせて下記で解説しています。 

▼コミュニケーションのベースは自己理解です。下記にまとめています。 

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目次[非表示]

  1. 1.コミュニケーションを学ぶ方法は大きく4つ
    1. 1.1.書籍から学ぶ
    2. 1.2.eラーニングで学ぶ
    3. 1.3.研修や講座に参加して学ぶ
    4. 1.4.仲間から教えてもらって学ぶ
  2. 2.ビジネスパーソンがコミュニケーションを学ぶべき理由
  3. 3.コミュニケーションを学ぶ人が目指すべき状態
  4. 4.効果的なコミュニケーションを学ぶ方法5ステップ
    1. 4.1.ステップ1:相手の立場に立って考える習慣をつける
    2. 4.2.ステップ2:積極的な傾聴スキルを身に付ける
    3. 4.3.ステップ3:効果的な質問技法を使いこなす
    4. 4.4.ステップ4:非言語コミュニケーションを意識する
    5. 4.5.ステップ5:フィードバックを受け入れ改善する
  5. 5.コミュニケーションを学ぶための基本的な演習法
    1. 5.1.ミラーリング技法を活用する
    2. 5.2.パラフレーズを取り入れる
    3. 5.3.エレベーターピッチで伝える力を磨く
  6. 6.コミュニケーションを学んで上達するための実践ポイント
    1. 6.1.毎日の会話で新しく学んだスキルを意識的に使う
    2. 6.2.相手の反応を観察して話し方を工夫する
    3. 6.3.週1回は学んだスキルの実践結果を振り返る
  7. 7.コミュニケーションを学ぶ機会をつくるには社内トレーナーが最適
  8. 8.コミュニケーションを学ぶならLIFO研修がおすすめ! 
  9. 9.コミュニケーションを学ぶ施策を社内講師で展開した支援事例
  10. 10.まとめ:コミュニケーションを学んでスキルアップしよう

コミュニケーションを学ぶ方法は大きく4つ

コミュニケーションのイメージ画像

ビジネスの現場で求められるコミュニケーション能力を効果的に身に付けるには、体系的な学習アプローチが重要です。今日では、さまざまな学習方法が提供されており、自身の状況や目的に合わせて最適な方法を選択できます。

ここでは、代表的な4つの学習方法についてご紹介します。

書籍から学ぶ

書籍を通じた学習は、知識を深く理解するための古典的かつ効果的な方法です。時間をかけてじっくりと読み進めることにより、自分のペースで学ぶことができます。

書籍は、テーマにおいて他者が蓄積した知識や経験を一冊に凝縮しているため、広範な情報を手に入れることができるという点で非常に価値があります。 

特に、ビジネスコミュニケーション領域の書籍は、コミュニケーションの基礎理論から具体的な実践テクニックに至るまで、詳細に解説しているため、段階的にスキルを向上させたい人にとって理想的です。例えば、デール・カーネギーの「人を動かす」は、対人関係における心理的なアプローチを詳しく示しており、古典でありながら今なお多くのビジネスパーソンに影響を与え続けています。

さらに、最新の心理学や行動経済学を基にした現代のコミュニケーション理論を取り扱った書籍も増えており、これらによって時代に即した新しい視点を学ぶことができます。

eラーニングで学ぶ

eラーニングは、オンラインを活用した現代的な学習方法であり、その最大のメリットは利便性にあります。

インターネットに接続さえすれば、どこにいても自由に学習を進められるため、自分の生活リズムに合わせて効率的に学ぶことが可能です。これにより、忙しい社会人でもスキルアップを目指すことができます。 

eラーニングでは、動画コンテンツやインタラクティブな教材を用いることで、視覚、聴覚を駆使した多角的な学習が可能になります。例えば、リアルなケーススタディー動画を見たり、クイズ形式の問題に挑戦したりすることで、より実践的な知識を習得できるでしょう。

また、オンラインプラットフォームは個々人の進捗スピードに応じたカリキュラム管理が可能なため、自己ペースでの着実なスキル向上が期待できます。

さらに、モバイルアプリを利用すれば、通勤時間や隙間時間をうまく活用して学習できる点も現代人にとって魅力的です。

研修や講座に参加して学ぶ

研修や講座は、実践的スキルを短期間で効果的に習得するための極めて有効な方法です。特に、専門の講師による直接指導を受けることで、理論だけでなく実戦的なコツや生きたノウハウを学ぶことができます。

他の多様な参加者と共に学ぶ環境は、多角的な視点をもたらし、異なる意見やアプローチを理解する良い機会となります。 

実際の場面を想定したケーススタディーやグループワークを含む場合が多く、これによって、実際のビジネスシーンに即したコミュニケーション能力が培われます。さらに、その場で得られるフィードバックは非常に貴重であり、即時的に自分の弱点や改善点に気づくことができます。

これにより、自己修正が可能になるため、職場に戻ってからの実践にすぐに役立つスキルを得ることができます。

仲間から教えてもらって学ぶ

仲間、特に職場の先輩や同僚からの学びは、日常業務と密接に結びついているため、即効性があり非常に実用的です。職場環境に即したコミュニケーションスタイルや文化を、自然な会話や協働を通じて学ぶことができる点が大きな特徴です。

具体的な業務シーンにおける経験やアドバイスを直接得ることで、すぐに実践できる解決策や新しいアプローチを学べます。 

人間関係が既に築かれている環境では、仲間からのフィードバックを受け入れやすく、ストレスを感じずに学びのプロセスを進められるため、持続的な成長につながります。これは組織の風土や文化に即した方法であり、学んだスキルを日常業務においてすぐに生かすことができるため、非常に効果的です。

また、顕在化していない自分の癖や問題点を指摘してもらうことで、自分では気づきにくい側面についても意識できるようになります。これにより、より多面的な成長が可能になります。

ビジネスパーソンがコミュニケーションを学ぶべき理由

コミュニケーションシーン

近年のビジネス環境において、コミュニケーション能力の重要性は急速に高まっています。

単なる情報伝達だけでなく、チーム内の信頼関係構築や、多様な価値観を持つメンバーとの協働において、効果的なコミュニケーションスキルは不可欠な要素となっています。

変化するビジネス環境での重要性が増している

リモートワークの普及やグローバル化の進展により、ビジネスにおけるコミュニケーションの形は大きく変化しています。対面でのやり取りに加え、オンラインツールを活用したコミュニケーションが日常的となり、より高度なコミュニケーション能力が求められるようになりました。

特に、文化的背景や働き方の異なるメンバーとの協働が増える中、相手の状況を理解し、適切な方法で異文化コミュニケーションを図る能力は、ビジネスの成否を左右する重要なファクターとなっています。

コミュニケーション力が仕事の成果を左右する

優れたコミュニケーション能力は、単に人間関係を円滑にするだけでなく、具体的な業務成果にも直結します。

例えば、プロジェクトのゴールを明確に共有し、チームメンバーのモチベーションを高め、問題解決を効率的に進めるためには、効果的なコミュニケーションが不可欠です。

実際の業務における重要性は以下の点に表れています。

  • チーム内での情報共有と相互理解の促進 
     - アイデアや課題の効果的な共有 
     - 建設的なフィードバックの実現 

  • 顧客や取引先との良好な関係構築 
     - ニーズの正確な把握と提案 
     - 信頼関係の構築と維持

このように、コミュニケーション能力は現代のビジネスパーソンにとって、必須のスキルとして位置づけられています。 

コミュニケーションを学ぶ人が目指すべき状態

コミュニケーションのデフォルメ画像

コミュニケーション能力を向上させる際には、具体的な目標となる理想の状態を明確にすることが重要です。

コミュニケーションの達人になるためには、単に話し方や聞き方のテクニックを習得するだけでなく、総合的なスキルの向上を目指す必要があります。

相手の話を引き出すことができる

効果的なコミュニケーションの第一歩は、相手の話を上手に引き出すことです。この能力は、適切な質問技法と積極的な傾聴スキルを組み合わせることで実現できます。相手が話しやすい雰囲気をつくり、信頼関係を構築することで、より深い対話が可能となります。重要なのは以下のような要素です。

  • 効果的な対話を生み出す基本姿勢 
    - オープンな質問の活用 
    - 相手の感情に寄り添う共感的理解 
    - 適切なタイミングでの相槌と反応 


状況に応じて柔軟に対応できる

コミュニケーションの場面は日常生活からビジネスシーンまで多岐にわたりますが、その一つ一つが異なる状況や背景を持っています。例えば、相手が急いでいる場合と、時間に余裕がある場合では、求められるコミュニケーションのスタイルが大きく変わることがあります。

また、文化的背景や組織の階層によっても、対話の進め方は変化します。柔軟な対応ができる人は、相手の性格、現在の感情、さらにはその場の雰囲気に適応し、的確な言葉遣いや態度を瞬時に選択することができるのです。 

例えば、ミーティングの場では、ある時は自分自身の意見を明確に表現しなければならず、ある時は他人の意見を傾聴し、場をスムーズに進行させるための差配が求められるかもしれません。

このような場面では、相手の反応を読み取りながら、その都度、最適なコミュニケーションの方法を選択し、適応していく能力が非常に重要です。良好な対人関係を築き、ビジネスの成果を向上させるためには、こうした柔軟性が欠かせません。 

自分の考えを明確に伝えられる

コミュニケーション能力が高い人は、自分の考えや意図を整理し、分かりやすく整理して伝えることができます。これは単に言葉を選んで話すだけでなく、聞き手の視点に立ち、相手がどのくらい理解しているのかを考慮に入れて説明する能力です。

効果的なコミュニケーションは、論理的に話を構成し、ポイントを明確に示し、相手が興味を持てるような情報の提供が伴います。 

具体的には、プレゼンテーションでは、話の流れを段階的に明確にし、各ポイントの重要性を強調しながら説明します。これにより、聞き手は話の意図を把握しやすくなり、結果としてメッセージがより効果的に伝わります。

さらに、相手からのフィードバックや質問に対しても柔軟に対応し、理解を深めるための補足説明を行うことで、聞き手の共感や納得を得ることができるでしょう。

このようなスキルは、ビジネス環境における決定的な場面で大きな違いを生むことができます。 

効果的なコミュニケーションを学ぶ方法5ステップ

ステップのイメージ画像

コミュニケーション能力を体系的に学ぶためには、段階的なアプローチが効果的です。以下の5つのステップに従って学習することで、着実にスキルを向上させることができます。

それぞれのステップは独立しているわけではなく、相互に関連し合いながら総合的な成長を促します。 

ステップ1:相手の立場に立って考える習慣をつける

効果的なコミュニケーションの出発点は、相手の視点から物事を考える力を養うことです。

これは、単なる想像力に頼るのではなく、意識的な努力と訓練が必要です。相手のバックグラウンド、価値観、現在の状況を理解し、それに応じて自分の言葉や伝え方を調整することが不可欠です。

例えば、職場での会話において、同僚が抱えるプレッシャーや業務の優先度といった背景を考慮した上で対話を進めることで、より効果的なコミュニケーションが実現できるでしょう。

これは、相手への思いやりを示すだけでなく、信頼関係を築くための重要なステップでもあります。

ステップ2:積極的な傾聴スキルを身に付ける

積極的な傾聴とは、単に相手の話を聞くのではなく、相手が伝えようとする意図や感情に対して深い理解を示すことです。

これには高い集中力と相手に対する敬意が求められます。

具体的な実践ポイントとしては、以下の3つがあります。 

  • 相手の話を遮らず最後まで聴く:
    相手が何を伝えたいかを完全に理解するために、話が終わるまで口を挟まず、最後までしっかりと聞き続けることが大切です。 

  • 適切なタイミングで相槌を打つ:
    相手に自分が話を理解していることを示すために、うなずきや短い相槌を打つことで、話し手の意欲を促進します。 

  • 表情や姿勢で関心を示す:
    アイコンタクトや前のめりの姿勢を意識することで、相手に対して関心を持っていることを伝えることができます。 

ステップ3:効果的な質問技法を使いこなす

質問技法は、コミュニケーションをより深いレベルで行うための強力なツールです。

質問には大きく分けてオープンクエスチョンとクローズドクエスチョンがあります。 

  • オープンクエスチョン:
    相手に自由に考えを表現してもらうための質問で、通常「どのように」「なぜ」といった形で始まります。これにより、相手の意見や感情を深く掘り起こすことができます。

  • クローズドクエスチョン:
    具体的な事実確認や簡単なイエス・ノー回答を求める際に使用される質問です。必要な情報を迅速に得る際に便利です。 

これらを状況に応じて組み合わせて使用することで、より豊かで意味のある対話を促進します。 

ステップ4:非言語コミュニケーションを意識する

メラビアンの法則によれば、コミュニケーションにおけるメッセージの伝達は、言葉そのものよりむしろ非言語的要素によって強く影響されます。

具体的には、次の点を意識することが重要です: 

  • 表情:
    感情や意図を表すため、笑顔やアイコンタクトは相手に好感を与えるなど、ポジティブな影響を及ぼします。

  • 姿勢:
    自信や敬意を示すための役割を果たします。例えば、前のめりになることで相手に対する興味や関心を示すことができます。 

  • 声のトーン:
    メッセージをどう伝えたいかをサポートします。落ち着いた声色や明るいトーンなど、状況に応じて適切に使い分けましょう。 

  • ジェスチャー:
    指を使った指摘や手を広げる動作は、話のポイントを強調するのに有効です。 

ステップ5:フィードバックを受け入れ改善する

コミュニケーション能力は、一度身に付けて終わりではなく、常に向上させ続けるべきものです。他者からのフィードバックを積極的に求め、それを建設的に活用することが成長の土台となります。

フィードバックを受ける際には、防衛的にならず、改善すべき点を素直に受け止め、次の実践に生かせるよう意識しましょう。

定期的に振り返りの時間を設けることで、自分のコミュニケーションスタイルがどのように進化しているかを確認し、継続的な成長を促すことが期待できます。 

コミュニケーションを学ぶための基本的な演習法

コミュニケーション研修の講師イメージ

コミュニケーション能力を効果的に向上させるためには、理論的な理解だけでなく、実践的な演習を通じた学習が重要です。

ここでは、実際のビジネスシーンですぐに活用できる基本的な演習法をご紹介します。 

ミラーリング技法を活用する

ミラーリングとは、面談や対話の場において、相手の話し方、身ぶり手ぶり、姿勢などを自然に真似ることで、相手に親近感を持たせ、信頼関係を築くための技法です。

このテクニックは、無意識のうちにコミュニケーションを円滑にし、相手に安心感を与える効果があります。

しかし、重要なのはそれが自然に見えることであり、無理に模倣すると逆効果になる可能性があるため、注意が必要です。 


ミラーリングの基本要素

  • 相手の姿勢や表情を緩やかに反映:
    相手がリラックスしている場合は、少し姿勢を緩める、相手がほほ笑んでいるときには自分もほほ笑むなど、さりげない反応が効果的です。 

  • 話すスピードやトーンの調整:
    相手が穏やかでゆったりと話している場合は、それに合わせて話し方を調節します。逆に、相手がテンポよく情熱的に話している場合には、ややスピードを上げてテンションを合わせます。 

  • 自然な範囲での同調:
    動作やジェスチャーを完全に真似るのではなく、無理のない範囲で相手の動きを感知し、できるところだけを緩やかに合わせることが重要です。 

パラフレーズを取り入れる

パラフレーズとは、相手の言ったことを自分の言葉で言い換え、相手の意図を確認するコミュニケーション技法です。

この方法は、対話の中での誤解を防ぐために非常に有効です。これにより、相手にしっかりと理解していることを示し、不明点を事前にクリアにすることができます。

この技法を使うことで、自分自身の理解を深め、相手からより深い情報を引き出せる可能性も高まります。 

パラフレーズの練習は、日常生活の中でも行えます。

例えば、会議や友人との会話において、相手の重要なポイントを確認する際に「つまり、○○ということですか?」などの形で使用することで、自然な形でスキルを向上させることができます。

エレベーターピッチで伝える力を磨く

エレベーターピッチは、自分のアイデアや考えを極めて短い時間内に要点を絞って伝える練習です。

この技法の名前は、実際のエレベーターに一緒に乗っている数十秒程度の間に、効果的に自分の考えを伝える状況を想定したものです。短い時間でも相手にインパクトを与え、意欲を引き出す力を養うために役立ちます。 

この技法を磨くためには、話す内容を事前にしっかりと考え、伝えたいメッセージを明確にすることが重要です。

練習においては、自分の考えを30秒から1分以内でまとめ、話す内容が一貫しているか、要点がしっかり伝わるかを意識しながら磨きをかけます。

特に会議やプレゼンテーションで限られた時間内に自分の意見を述べる際に役立つこの技法を習得することで、どんな状況でも的確にメッセージを伝えられるようになり、ビジネスコミュニケーションでの自信が高まります。 

▼営業シーンなどでも活用される心理学テクニックについては下記で解説しています。 
⇒営業の心理学テクニック14選|商談の成功率が上がるすぐに使えるアプローチを解説!

  営業の心理学テクニック14選|商談の成功率が上がるすぐに使えるアプローチを解説! 使える営業テクニックを解説します!明日から使える14の実践的アプローチ法です。心理学を活用した商談術で成約率アップを実現できます。本記事では、初回面談から価格交渉まで、状況別の営業テクニックと実践ステップを紹介します。 株式会社LDcube


コミュニケーションを学んで上達するための実践ポイント

ポイントのイメージ画像

コミュニケーション能力の向上には、学んだ内容を実践に移すことが不可欠です。

理論を知識として得るだけでなく、日々の仕事や生活の中で意識的に活用し、継続的な改善を図ることが重要です。

ここでは、実践のための効果的なポイントをご紹介します。

毎日の会話で新しく学んだスキルを意識的に使う

新しく学んだコミュニケーションスキルを実際に使って習得するためには、日常のあらゆる場面で意識的に実践することが重要です。

人間の脳は新しいことを学ぶとき、実際に繰り返し使うことによって定着します。したがって、理論を理解しただけでは不十分で、実際の会話の中で試すことが求められます。

以下のような具体的な機会を利用して、得たスキルを磨いていきましょう。

実践機会の例

  • 朝礼での発言:
    朝礼は職場での貴重な発言の場です。ここでは新しいプレゼンテーションスキルや、明確で簡潔な話し方を練習する良い機会となります。緊張する場面だからこそ、反復練習によって力がつくでしょう。 

  • 同僚との雑談時の傾聴:
    日々のカジュアルな会話の中で、積極的傾聴のスキルを生かせます。雑談でも相槌や質問を交えながら、相手の話に深く耳を傾けることで、スキルの定着が促進されます。 

  • 顧客とのメールのやり取り:
    メールは書く練習も話す練習も併せ持つメディアです。明確な構造で丁寧に書くことで、相手に伝わる内容が整理されます。この過程で、適切な言葉遣いや要点をまとめる力を高めることができます。 

相手の反応を観察して話し方を工夫する

効果的なコミュニケーションには、単に情報を発信するだけでなく、相手の反応を敏感に察知して、それに基づく調整を行う能力が不可欠です。

これは相手の表情や、声のトーン、瞬間的な態度の変化を観察することで得られます。

  • 表情や態度:
    相手の顔つきや身体の動きが示す感情の変化を読み取ります。眉をひそめたり、腕を組んだりするしぐさは、興味がないか、抵抗を感じているサインかもしれません。 

  • 返答の様子:
    相手の応答が短くなったり、話題が変わったりすることは、関心が薄れている可能性を示します。この場合、別のアプローチを試したり、別の例を挙げたりするのが有効です。 

このように観察し、反応に応じて話し方や説明を工夫・調整することで、より多くの情報が伝わり、相手との関係性も深まります。

この観察と調整のサイクルを意識することが、スムーズで意味のあるコミュニケーションに直結します。 

週1回は学んだスキルの実践結果を振り返る

新たに学んだスキルを効果的に身に付けるためには、定期的にその実践結果を振り返る時間を設けることが必要です。

週に一度、自分の行動を整理し、どんな場面で学んだスキルを活用できたか、またどんな場面ではまだ課題があるのかを分析します。

振り返りには、次の点に注目することが役立ちます: 

  • 成功体験:
    どのような場面で自分が目指した通りにスキルを使えたかを記録し、それに至ったプロセスや要因を分析します。 

  • 課題:
    うまくいかなかった場面を取り上げ、なぜそのような結果になったのかを考察します。課題を明確にすることで次回以降の対策が立てやすくなります。 

振り返りは、コミュニケーションスキルを次のレベルに引き上げるための重要なステップであり、継続的な成長を促します。

成功体験の記録は自信の源となり、次なる課題の発見は成長の糧となりますので、定期的にこれを実践することをおすすめします。 

コミュニケーションを学ぶ機会をつくるには社内トレーナーが最適

コミュニケーションのイメージ画像

企業内でコミュニケーション能力の向上を図る場合、外部研修も有効ですが、社内トレーナーを活用した継続的な学習機会の創出が最も効果的です。

社内の実情に即した実践的なトレーニングを提供できる点で、社内トレーナーは大きな優位性を持っています。 

コミュニケーションは誰もが必要

現代のビジネス環境において、コミュニケーション能力はもはや特定の職種や役職に特化されたスキルではなく、全ての社員にとって必須の基礎スキルと言えるでしょう。

新入社員にとっては、チーム内での効果的な情報共有やフィードバックの受け取り方など、基本的なコミュニケーションスキルが重要です。

一方、管理職にはチームをリードするための説得力ある表現方法や、メンバー間の調和を図るための高次のコミュニケーションスキルが求められます。 

さらに、リモートワークの普及により、フェースtoフェースでのコミュニケーションが減少し、メールやオンライン会議を通じた情報伝達が増えて来ています。これにより、明確で効果的な書面によるコミュニケーション、および非対面でのコミュニケーションスキルが以前にも増して重要になっています。

全社的にコミュニケーション能力を向上させるためには、組織としての戦略的な取り組みが必要です。

社員への継続的な学習機会を提供し、部門間でのオープンな対話を促進する文化を醸成することが不可欠です。

コミュニケーション研修のトレーナーを養成する

社内でのコミュニケーション研修を効果的に進めるためには、トレーナー自身の質を高めることが重要です。

最初に、社員の中からコミュニケーション能力が高く、教育に対する熱意を持つ適任者を選定します。この選定は、彼らの社内外での評価や、過去の業務における実績などを基に総合的に行います。 

選ばれたトレーナー候補者には、コミュニケーションの理論的背景を理解すると同時に、それを実践でどのように指導するかというスキルを身に付けるため、外部の専門機関での研修参加や認定資格取得を推奨します。これにより、トレーナーは社内で教える際に、一貫性のある質の高い指導を提供できるようになります。

さらに、トレーナー同士が定期的に集まり、指導方法や教材の改善について意見交換する場を設けることも重要です。これにより、トレーナー自身の成長を促進し、コミュニケーション能力向上のベストプラクティスを組織内に導入することができます。

社内で多くの人にコミュニケーション研修を実施する

社内トレーナーによるコミュニケーション研修は、その会社独自の文化やニーズに即したカスタマイズが可能であり、これが大きなメリットです。

社員のレベルや役職に応じてコースを細分化し、個々のニーズに最適なプログラムを提供することができます。 

例えば、新入社員向けには基礎的なビジネスコミュニケーションや効果的なメールの書き方、管理職向けにはリーダーシップを発揮するためのコミュニケーションや問題解決に必要な交渉スキルを含めると良いでしょう。

また、実践的な演習として、ロールプレイングやケーススタディーを多く取り入れ、受講者が研修内容を深く体感できる機会を提供します。こうした演習を通じて得られる即時のフィードバックは、学習効果の定着を大いに助けます。 

さらに、研修後もフォローアップのプロセスを整備することが重要です。研修後に受講者の職場での実践状況を定期的にチェックし、必要に応じて個別指導や追加研修を行います。

これにより、研修の成果が職場で生かされるようにし、コミュニケーション能力の向上が組織全体に広がることを目指します。 

▼はじめての社内トレーナーの方向けの資料を用意しています。 

はじめての社内トレーナーの研修実施ガイドバナー

コミュニケーションを学ぶならLIFO研修がおすすめ! 

LIFOロゴ+各スタイルロゴ

コミュニケーション能力を高めることは、多くの職場や社会的な場面で重要です。

その練習で役立つのがコミュニケーション研修です。研修を通じて、自分の強みと改善点を具体的に把握し、実践的なスキルを身に付けることができます。

そこで1つの有力なツールとして「LIFO(ライフォ)」があります。このLIFOプログラムはトレーナー資格を取得することで社内トレーナーが社内で展開することが可能です。

自己診断ツールLIFOとは

LIFO(Life Orientations)は、個人の行動スタイルを診断する自己診断ツールです。このツールは、自分の強みや行動パターンを理解するために役立ちます。 

LIFOは4つの基本スタイルに基づいており、これらのスタイルはそれぞれ異なる行動特性や価値観を持っています。 

自分がどのスタイルに属しているかを知ることで、より良いコミュニケーション方法やストレス時の行動傾向を把握することができます。

LIFOを活用したコミュニケーション研修

LIFOを活用したコミュニケーション研修では、まず参加者が自己診断を行い、自分の行動スタイルを理解します。この診断結果を基に、どのようにして他者と効果的にコミュニケーションを取るかを学びます。 

研修では以下のような内容が含まれます。

  • 自己理解の深化:
    診断結果を基に、自分のコミュニケーションスタイルの特徴を深掘りします。どのような場面でどのように行動するのかを具体的に把握します。 

  • 他者理解の促進:
    他のスタイルを持つ人との違いを理解することで、より効果的な関わり方を学びます。これにより、誤解や摩擦を減らすことが可能になります。 

  • 実践的スキルの習得:
    ワークショップやロールプレイを通じて、実際のコミュニケーション場面でどのようにLIFOの知見を活用するかを練習します。 

  • フィードバックと改善:
    実践後にフィードバックを受け、自分のコミュニケーションスタイルの改善点を明確にします。 

LIFOを取り入れた研修に参加することで、個人のコミュニケーションスタイルを理解し、それをベースに他者との関係を改善するスキルを獲得できます。 
 
これにより、職場や日常生活でのコミュニケーションがよりスムーズで効果的になることが期待できます。 
 
▼LIFOを活用してコミュニケーションの活性化につなげた事例は下記をご覧ください。
⇒株式会社山梨放送 1on1ミーティングで自分と向き合い、コミュニケーション活性化につなげる 

  株式会社山梨放送 1on1ミーティングで自分と向き合い、コミュニケーション活性化につなげる 「上司と部下のコミュニケーションがうまくいっていない」「チームとしてさらに成長してほしい」 このような意見をお持ちの方は多いのではないでしょうか。 また、社員のスキルアップについてのお悩みもよくお伺いします。 山梨放送様では、LIFOを活用した1on1ミーティングで自分を見つめなおし、 自身の成長とコミュニケーション活性化を促進するお取り組みをされています。 本記事では、審議室長 井上 進治様、メディアプロデュース局次長兼クロスメディア戦略部長兼ライブラリー室長 山田 歩様、 審議室副部長 三澤 真理様の3名にインタビューした内容をレポートします。 株式会社LDcube


コミュニケーションを学ぶ施策を社内講師で展開した支援事例

事例のイメージ画像

社員数: 2,000名以上  
事業:医薬品、機能食品の製造・販売 

導入前の課題 

コロナ禍による営業スタイルの変化と職場のコミュニケーション減少~打開のカギを握るのは営業所長~ 

製薬業界の取り巻く環境変化の一つとして、withコロナ時代においてテレワークが推進され、営業所内での「対面でのコミュニケーション」は圧倒的に減少していました。  

特にコロナ前まではできていた横や斜め(同僚間や別部門)の関わりが少なくなり、業務上の全ての判断や相談がラインの上長に集中するようになりました。出社することで自然と社内情報が入ってきていた環境が、コロナ禍によりなくなってしまいました。  

また、MR(医薬情報担当者)の情報提供活動においてもオンラインでの対応が求められるようになり、新しい方法を模索しないといけない状況になりました。  

営業所内の目標達成や職場内のコミュニケーション向上のカギは営業所長が握っていることから、営業所長がリーダーシップを発揮し、問題解決をしていくための方法を探していました。 

取り組みの詳細 

営業所長による職場ワークショップを完全オンラインで実施 ~半年間で7割以上の営業所に展開~  

MRを取り巻く環境変化に合わせて、マインドやスキル強化の一つとしてLIFOプログラムの導入を決めました。  

3年でLIFOを社内の共通言語にすることを目指して、まずは2020年5月に営業部門の教育担当4名がLIFOプログラムライセンスを取得しました。  

次に営業所長がリーダーシップを発揮し、自職場の問題解決を行うスキルを習得するために、営業所長対象にマネジメント実践スキル講座(MSS認定講座)を実施しました。  

講座を通じて、職場の問題解決のための道具とスキルを身に付けた営業所長は各職場にてチームづくりワークショップを実施しました。  

4名のプログラムライセンス取得者(ライセンシー)は営業所長への個別指導や相談会など、職場展開に向けてのサポートを積極的に行いました。  

コロナ禍ということもあり、プログラムライセンス取得から、MSS認定、ワークショップ実施まで全てオンラインで実施し、半年間で7割以上の営業所に展開していきました。  

2021年度以降、新任営業所長はMSS認定講座を受講し、LIFOという道具とスキルを身に付ける機会を作っています。  

2023年度現在では全ての営業所でチームづくりワークショップの実施が完了し、2巡目以降は各職場の課題に合わせてタイムマネジメントや期待役割などのテーマで実施しています。  

導入の成果 

「コミュニケーションの改善が期待できる!」「他部署へもLIFOを推薦したい!」の声多数 

ワークショップ実施後に行ったアンケートでは、7割以上の方が「LIFO診断を受けて、自己理解ができた」、「部署内のグループワークの実施により他者理解ができた」、「LIFOの実施によりコミュニケーションの改善が期待できる」と回答をいただいています。  

また、営業所長の9割近くの方が「LIFOの導入を他部署へも推薦したい」と回答いただきました。 

タイムマネジメントのワークショップを実施した営業所においては、チーム活動を効果的に進めるためのガイドラインを決めることで、チームの結束力が高まったといった声もありました。  

営業部門での評判を聞き、人事部門でもLIFOプログラムライセンスを取得し、経営幹部を巻き込むと同時に、本社の各部門においてもワークショップを順次進めています。 

導入から3年が経過し、LIFOが社内の共通言語になりつつあります。 


▼その他、コミュニケーション関連テーマについては下記で詳しく解説しています。

まとめ:コミュニケーションを学んでスキルアップしよう

コミュニケーションを効果的に学ぶ方法とは?組織的に展開する方法やトレーナー資格も紹介!について解説してきました。 

  • コミュニケーションを学ぶ方法は大きく4つ 
  • ビジネスパーソンがコミュニケーションを学ぶべき理由 
  • コミュニケーションを学ぶ人が目指すべき状態 
  • 効果的なコミュニケーションを学ぶ方法5ステップ 
  • コミュニケーションを学ぶための基本的な演習法 
  • コミュニケーションを学んで上達するための実践ポイント 
  • コミュニケーションを学ぶ機会をつくるには社内トレーナーが最適 
  • コミュニケーションを学ぶならLIFO研修がおすすめ! 
  • コミュニケーションを学ぶ施策を社内講師で展開した支援事例 

コミュニケーション能力の向上は、現代のビジネスパーソンにとって不可欠な要素です。効果的なコミュニケーションを身に付けることで、チームワークの向上、業務効率の改善、そしてキャリアの発展につながります。本記事で紹介したさまざまな学習方法や実践ポイントを活用し、段階的にスキルを磨いていくことで、確実な成長を実現することができます。 

特に重要なのは、学んだことを実践に移し、継続的な改善を図ることです。理論的な理解だけでなく、日々の業務の中で意識的にスキルを活用し、その結果を振り返ることで、着実なスキルアップを達成することができます。コミュニケーション能力の向上は、決して一朝一夕には実現しませんが、地道な努力を重ねることで、必ず成果につながります。 

これからのビジネス環境において、効果的なコミュニケーション能力はますます重要性を増していくでしょう。この機会に、自身のコミュニケーション能力向上に向けて、具体的な一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。 

株式会社LDcubeでは、LIFO®プログラムを活用した研修会、eラーニング、LIFO®プログラムの社内インストラクター養成など幅広くご支援をしています。無料体験会なども行っています。お気軽にご相談ください。 

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企画・作成・編集:代表取締役 新井澄人
企画・作成・編集:代表取締役 新井澄人
株式会社ビジネスコンサルタントで、講師派遣型の人材育成支援から始まり、社内トレーナーの養成による人材育成支援、デジタルツールを活用した人材育成のDX化の支援まで、中小企業から大企業まで20年にわたり幅広いコンサルティングに従事。 新入社員研修からOJTリーダー研修、若手社員研修、管理職研修、幹部研修、営業研修、デジタル学習環境づくりのコンサルテーションなどに自らもコンサルタントとして登壇しながらも、人材育成・組織活性化・営業強化において講師派遣型の枠を超えた支援を実現するため、ビジネスコンサルタントの子会社である株式会社LDcubeの設立と同時に代表取締役に就任。 資格: ・全日本能率連盟認定マスター・マネジメント・コンサルタント(J-MCMC2023002) ・LIFOプログラムライセンス(LIFO-MSSプログラム開発者)

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