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会社内のコミュニケーション活性化の取り組みとは?重要性と効果的な取り組み13選を解説!

企業活動において社内コミュニケーションの活性化は、組織の生産性や従業員満足度に大きく影響する重要な要素です。特に近年はテレワークやハイブリッドワークの普及により、従来の対面でのコミュニケーションが減少し、多くの企業がコミュニケーション不足の課題に直面しています。

人と人とのつながりが希薄化する中、いかに効果的なコミュニケーションを促進するかが企業の競争力を左右する時代となりました。

社内コミュニケーションの不足は、情報共有の遅延、部署間の連携不足、チームワークの低下などさまざまな問題を引き起こします。実際、「人間関係」が退職理由の上位を占めるという調査結果もあり、良好なコミュニケーション環境の構築は離職防止の観点からも欠かせません。

しかし、「コミュニケーションを活性化させたい」と考えても、具体的に何から始めれば良いか悩む担当者も多いのではないでしょうか。オンラインツールの導入だけで解決できるものではなく、オフィス環境の整備や制度設計など、多角的なアプローチが必要です。

本記事では、会社のコミュニケーション活性化に効果的な12の取り組み事例と、それらがもたらすメリットを解説します。オンライン、オフィス内、イベント・制度の各カテゴリーから実践的な施策を紹介し、自社に最適な取り組みを選ぶための導入ステップも案内します。

これらの施策を参考に、貴社の組織力向上につながるコミュニケーション活性化施策を始めてみませんか。

▼コミュニケーションについては下記で詳しく解説しています。

▼コミュニケーションのベースは自己理解です。

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目次[非表示]

  1. 1.コミュニケーション活性化に向けた会社の取り組みがもたらす4つのメリット
    1. 1.1.業務上のミスが減り、生産性が向上する
    2. 1.2.社員のモチベーション向上と離職率低下
    3. 1.3.部署間連携が進み、イノベーションが生まれやすい
    4. 1.4.会社の業績向上につながる
  2. 2.社内イベントによる会社のコミュニケーション活性化の取り組み6選
    1. 2.1.コミュニケーション研修の実施(階層別・目的別)
    2. 2.2.コミュニケーション研修の実施(職場単位)
    3. 2.3.BBQなどの懇親イベント
    4. 2.4.部活動・サークル活動
    5. 2.5.社内運動会などのイベント
    6. 2.6.スポーツ観戦会などのイベント
  3. 3.会社・職場で行うコミュニケーション活性化の取り組み4選
    1. 3.1.1on1ミーティング
    2. 3.2.定例ミーティングの実施
    3. 3.3.カフェスペースの設置
    4. 3.4.雑談タイムの設置
  4. 4.オンラインで取り組む会社のコミュニケーション活性化施策3選
    1. 4.1.チャットツールとSNSの活用
    2. 4.2.読書・対話会の実施
    3. 4.3.オンライン懇親会の実施
  5. 5.会社のコミュニケーション活性化施策の効果を高めるコツ
    1. 5.1.コミュニケーション研修できっかけをつくる
    2. 5.2.研修後に社内イベントや施策を組み合わせて展開する
  6. 6.会社のコミュニケーション活性化の取り組みを成功させるポイント
    1. 6.1.自社の文化にフィットした施策を選ぶ
    2. 6.2.経営トップを巻き込み全社的に取り組む
    3. 6.3.社内に広く周知する
    4. 6.4.一過性にせず継続的に取り組む
  7. 7.コミュニケーション研修ならLIFO®がおすすめ!
    1. 7.1.自己診断ツールLIFOとは
    2. 7.2.LIFOを活用したコミュニケーション研修
    3. 7.3.LIFO®プログラムは社内トレーナーで展開可能
  8. 8.LIFOでコミュニケーション研修を展開した支援事例(日本新薬)
  9. 9.まとめ:会社のコミュニケーション活性化の取り組みで、組織力を高める

コミュニケーション活性化に向けた会社の取り組みがもたらす4つのメリット

メリット イメージ

会社内のコミュニケーションの重要性は年々高まっています。テレワークや時短勤務など多様な働き方が広がる現代では、意識的にコミュニケーションを活性化する取り組みが不可欠です。

では、社内コミュニケーションを活性化させることで、具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか。本章では主な4つのメリットについて解説します。

業務上のミスが減り、生産性が向上する

社内コミュニケーションが活発になると、業務に関する情報共有がスムーズに行われるようになります。報告・連絡・相談(報連相)がしやすい環境が整うことで、業務上の認識のズレやミスが減少します。また、問題が生じた際も速やかに対応できるため、トラブルの拡大を防ぎやすくなります。

HR総研の調査によると、社内コミュニケーション不足は業務の障害になると9割以上の方が回答しています。逆に言えば、コミュニケーションが充実することで以下のような効果が期待できます。

  • 情報伝達の精度向上:
    重要な指示や情報が正確に伝わり、誤解によるミスが減少

  • 業務の効率化:
    必要な情報を素早く得られることで、意思決定や作業が迅速に

  • 問題解決力の向上:
    疑問点をすぐに質問・相談できる環境が整い、停滞が減少


社員のモチベーション向上と離職率低下

良好なコミュニケーションは、職場の人間関係を改善し、社員の心理的安全性を高めます。エン・ジャパン株式会社の調査によると、「会社に伝えなかった本当の退職理由」の第1位は「職場の人間関係が悪い」(46%)であり、人間関係の改善は離職防止に直結します。

社内コミュニケーションが活発な職場では、社員が自分の意見を積極的に話せる風土が育まれます。これにより、仕事に対するやりがいや満足度が向上し、以下のような好循環が生まれます。

  • 承認欲求の充足:
    意見や成果を認めてもらえる機会が増え、自己肯定感が高まる

  • 適正配置の実現:
    社員の希望や長所が把握しやすくなり、適材適所の人員配置が可能に

  • 心理的負担の軽減:
    困ったことを相談しやすく、一人で問題を抱え込むことが減少


部署間連携が進み、イノベーションが生まれやすい

活発なコミュニケーションは、部署間の壁を低くし、組織全体の連携を促進します。異なる専門知識やスキルを持つメンバー同士が交流することで、新しいアイデアやイノベーションが生まれる可能性が高まります。

企業の事例を見ると、リフレッシュルームでの何気ない会話から新製品のアイデアが生まれたり、部署を超えたプロジェクトから業務改善の提案が出たりするケースは少なくありません。

コミュニケーションの活性化によって期待できる効果は以下の通りです。

  • 知識・情報の共有:
    各部署の専門知識や経験が共有され、組織の知的資産が増える

  • 多様な視点の獲得:
    異なる立場からの意見やアイデアに触れることで視野が広がる

  • 創造的な問題解決:
    複数の視点から課題を検討することで、革新的な解決策が生まれる


会社の業績向上につながる

前述した3つのメリットが相乗的に働くことで、最終的には会社の業績向上という成果につながります。社内コミュニケーションの活性化は、単なる「働きやすさ」にとどまらない経営戦略としての側面を持っています。

具体的には、社内コミュニケーションの充実により、社員のエンゲージメント(組織への愛着や貢献意欲)が高まります。エンゲージメントの高い従業員は日々の業務にも積極的に取り組むため、企業の生産性や収益性の向上に寄与します。

また、以下のような効果も期待できます。

  • 顧客満足度の向上:
    社員間の連携がスムーズになり、顧客対応の質が向上する

  • 企業文化の強化:
    共通の価値観や目標が浸透し、組織としての一体感が高まる

  • 変化への適応力向上:
    情報共有が活発になることで、市場変化への対応が迅速になる


社内イベントによる会社のコミュニケーション活性化の取り組み6選

コミュニケーション活性化 イメージ

社内コミュニケーションを活性化させるためには、日常業務の枠を超えた交流の機会を設けることが効果的です。社内イベントは、部署や役職の垣根を越えて社員同士が交流できる絶好の機会となります。

ここでは、実際に多くの企業で成果を上げている6つの社内イベント施策を紹介します。それぞれの特徴や効果を理解し、自社の状況に合わせて取り入れてみましょう。

コミュニケーション研修の実施(階層別・目的別)

階層別・目的別のコミュニケーション研修は、体系的にコミュニケーションスキルを向上させる取り組みです。新入社員向け、中堅社員向け、管理職向けなど、それぞれの立場や役割に応じた研修内容を設計することで、効果的なスキル習得が可能になります。

例えば、新入社員には基本的なビジネスマナーやコミュニケーションの基礎を、中堅社員にはフィードバックスキルやチームビルディングの手法を、管理職には組織全体のコミュニケーション戦略などをテーマにした研修が有効です。

また、「傾聴力向上」「アサーティブコミュニケーション」など、特定の目的に絞った研修も効果的です。

【実施のメリット】

  • 研修効果の最大化:
    異なる部署からの参加者を混ぜることで、部門間交流も促進される

  • 継続的な成長:
    定期的な研修実施により、継続的なスキル向上とフォローアップが可能になる

  • 組織文化の形成:
    共通言語や価値観が浸透し、組織全体のコミュニケーション基盤が強化される


コミュニケーション研修の実施(職場単位)

職場単位でのコミュニケーション研修は、チームの結束力を高め、日常業務におけるコミュニケーションの質を向上させる効果があります。同じ職場のメンバーが一緒に学ぶことで、チーム特有の課題解決に直結した実践的な内容を展開できます。

この研修では、実際の業務で起こりうる事例を基にしたワークショップやガイドライン作りを取り入れることで、学びを即実践に生かせる環境をつくります。

また、普段はあまりコミュニケーションのあり方について話さないメンバー同士が協力して課題に取り組むことで、新たな関係性が構築される効果もあります。

【実施のメリット】

  • 現場の課題解決:
    チームのコミュニケーション課題に焦点を当てた実践的な内容で実施できる

  • 即実践が可能:
    学んだ内容をすぐに日常業務に生かせる

  • チームビルディング:
    協力して課題に取り組むプロセスを通じた結束力が高まる


BBQなどの懇親イベント

バーベキューなどの屋外懇親イベントは、リラックスした雰囲気の中で自然なコミュニケーションを促進します。

業務の場とは異なる開放的な環境で食事を共にすることで、普段は見られない一面を知る機会となり、相互理解が深まります。

【実施のメリット】

  • 心理的距離の短縮:
    リラックスした環境で役職や部署の壁を越えた交流が生まれる

  • 非公式情報の共有:
    業務では話しにくい情報や知識が自然と共有される

  • 社内ネットワークの拡大:
    普段接点のない部署のメンバーとの交流により人脈が広がる


部活動・サークル活動

社内部活動やサークル活動は、共通の興味や趣味を持つ社員同士が集まり、定期的に活動する取り組みです。業務とは異なる文脈での交流により、部署や役職の垣根を越えた人間関係の構築に効果的です。

【実施のメリット】

  • 持続的な交流:
    定期的な活動により継続的な関係性が構築される

  • 自発的な参加:
    興味関心に基づく自主的な参加により高いモチベーションが維持される

  • 多様な価値観の共有:
    業務では見えない個人の個性や能力が発揮される場となる


社内運動会などのイベント

社内運動会は、チームワークや一体感を高める大規模イベントとして効果的です。競技を通じて部署の垣根を越えた交流を促進し、普段は表に出ない社員の一面を発見する機会にもなります。

【実施のメリット】

  • 一体感の醸成:
    共通の目標に向かって協力することで組織としての結束力が高まる

  • リーダーシップの発揮:
    競技の企画や運営を通じて、普段とは異なる役割でのリーダーシップが育成される

  • 健康増進との両立:
    社員の健康促進と社内コミュニケーション活性化を同時に達成できる


スポーツ観戦会などのイベント

プロスポーツの試合観戦など、共通の関心事を一緒に楽しむイベントも効果的なコミュニケーション活性化施策です。応援する対象を共有することで一体感が生まれ、自然な会話のきっかけとなります。

単に観戦するだけでなく、観戦前のルールの学習や観戦後の感想シェアなど、イベントの前後にも交流の機会を設けることで効果を高められます。

【実施のメリット】

  • 興味関心の拡大:
    自分の経験がないスポーツ観戦などを通じて興味関心が広がる

  • 見識が広がる:
    プロスポーツがどのように行われているかを体験することで、見識が広がる


会社・職場で行うコミュニケーション活性化の取り組み4選

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イベント型の施策だけでなく、日常の業務に組み込める取り組みも社内コミュニケーション活性化に重要です。定期的かつ継続的に実施できる施策は、一時的なイベントよりも持続的な効果が期待できます。

ここでは、日常業務の中で無理なく取り入れられる4つのコミュニケーション施策を紹介します。これらの取り組みは、比較的低コストで始められるものばかりです。

1on1ミーティング

1on1ミーティングとは、上司と部下が一対一で定期的に行う面談です。業務の進捗確認だけでなく、キャリア開発や個人的な悩み相談など、幅広いテーマで対話する場として活用されます。

1on1ミーティングの特徴は、部下主導で進行することにあります。上司からの一方的な指示や評価ではなく、部下が自身の課題や目標について話し、上司はそれを支援する立場で関わります。

このプロセスを通じて、双方向のコミュニケーションが促進されます。

【実施のポイント】

  • 頻度と時間:
    2週間~1カ月に1回、30分程度を目安に定期的に開催する

  • 議題の設定:
    部下が主体的に議題を提案し、キャリア目標や業務上の悩みを共有する

  • 心理的安全性:
    評価目的ではなく、支援と成長を目的とした対話の場であることを明確にする


定例ミーティングの実施

定例ミーティングは、チーム全体の情報共有や進捗確認を目的とした基本的な取り組みです。しかし、単なる業務報告の場ではなく、コミュニケーション活性化の機会として意識的に設計することが重要です。

効果的な定例ミーティングのポイントは、一方通行の報告で終わらせないことです。例えば、各メンバーの「週間ハイライト」や「最近の発見」などの共有時間を設けることで、業務に関連した会話が自然に広がります。

また、議題に「雑談タイム」や「質問コーナー」を組み込むことで、フォーマルな報告だけでは生まれない関係性が構築されます。

【実施のポイント】

  • 参加者全員の発言機会:
    1人1つは必ず発言できる仕組みづくりで全員参加を促進する

  • フォーマットの工夫:
    単調な報告の繰り返しではなく、議論や意見交換を促す設計をする

  • ファシリテーション交代制:
    司会役を交代で担当し、リーダーシップの分散と多様な進行を実現する


カフェスペースの設置

オフィス内にカフェスペースを設けることは、リラックスした環境での自然なコミュニケーションを促進する効果があります。

カフェスペースは単なる休憩場所ではなく、部署を超えた偶発的な出会いや、リラックスした状態での創造的な対話を生み出す「サードプレイス」としての役割を果たします。

【実施のポイント】

  • デザインの工夫:
    開放的で居心地の良い空間づくりで自然と人が集まる環境を整備する

  • 利用ルールの設定:
    一人での利用を制限するなど、交流を促す仕掛けを組み込む

  • 設備の充実:
    コーヒーマシンや軽食、雑誌などを用意し、滞在理由を提供する


雑談タイムの設置

業務時間内に公式に「雑談タイム」を設けることで、コミュニケーションの機会を意図的に創出する取り組みです。

毎日の朝会や終礼の一部として15分程度の雑談時間を確保したり、週に一度「ティータイム」として30分程度の交流時間を設けたりする方法があります。

【実施のポイント】

  • 定期的に開催する:
    定期的に開催し、一過性の取り組みにしない

  • 管理者が積極的に参加:
    管理者が積極的に参加し、職場や組織の文化にしていく


オンラインで取り組む会社のコミュニケーション活性化施策3選

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テレワークやハイブリッドワークが一般化した現代では、オンラインでのコミュニケーション活性化施策が不可欠です。物理的な距離があっても心理的な距離を縮める工夫により、組織の一体感を維持することができます。

ここでは、オンライン環境でも効果的に社内コミュニケーションを促進する3つの施策を紹介します。これらの取り組みは、拠点が分散している企業や在宅勤務を導入している企業にとって特に有効です。

チャットツールとSNSの活用

ビジネスチャットツールや社内SNSは、リモートワーク環境での日常的なコミュニケーションを支える重要なインフラです。情報やノウハウの共有を目的として社内SNSを導入することで、従来のメールよりも気軽に情報交換ができるようになります。

効果的な活用のポイントは、チャンネルやグループを業務連絡専用と雑談用というように明確に分けることです。例えば「#インサイドセールスチーム」「#マーケチーム」といった業務チャンネルに加え、「#ゴルフ部」「#おいしいお店情報」などの趣味や日常に関するチャンネルを設けることで、多面的な交流が生まれます。

【活用のポイント】

  • ツール選定基準:
    セキュリティー対策が十分で、使いやすいインターフェースを持つツールを選ぶ

  • 運用ルールの策定:
    通知頻度や返信期待時間など、ストレスなく使えるルールを設ける

  • 活用推進役の配置:
    各部署にツール活用を促進する担当者を置き、活性化を図る


読書・対話会の実施

オンライン上で特定のテーマについて学び、対話する場を設けることも効果的なコミュニケーション施策です。例えば、ビジネス書や専門書を参加者全員が事前に読み、その内容について意見交換する「オンライン読書会」や、特定のテーマについて自由に対話する「テーマ対話会」などがあります。

この取り組みの特徴は、単なる雑談とは異なり、共通のテーマがあることで対話が深まり、新たな気付きや視点の広がりが生まれる点です。また、業務に直結しない話題でのコミュニケーションを通じて、互いの思考プロセスや価値観を知る機会にもなります。

【実施のポイント】

  • テーマ設定の工夫:
    業界知識、関連テーマ、話題の本など、幅広いテーマを選定する

  • 少人数グループの活用:
    全体会とブレークアウトセッションを組み合わせ、全員が発言できる場を確保する

  • 定期開催の継続:
    毎週月曜日開催など定期的に開催し、文化として定着させることを目指す


オンライン懇親会の実施

バーチャル空間での懇親会は、リモートワーク環境下でも社員同士の親睦を深める重要な機会です。オンライン懇親会を成功させるコツは、単に集まって話すだけでなく、参加者が自然と会話できる仕掛けを用意することです。

例えば、簡単なゲームやクイズ、バーチャル背景コンテストなど、共通の体験を通じて打ち解けやすい環境をつくりましょう。

【実施のポイント】

  • 少人数で実施:
    一度に大人数ではなく、5-8人程度の少人数グループで実施する

  • アイスブレイク準備:
    自己紹介ゲームやテーマトークなど、会話のきっかけを用意する

  • 定期的な実施:
    一度きりでなく、四半期に1回など定期的に開催し関係性を継続的に構築する


会社のコミュニケーション活性化施策の効果を高めるコツ

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これまでさまざまなコミュニケーション活性化施策を紹介してきましたが、単に施策を実施するだけでは十分な効果が得られない場合があります。社内コミュニケーションの活性化は一朝一夕で実現するものではなく、戦略的かつ継続的な取り組みが必要です。

ここでは、これらの施策の効果を最大化するためのコツについて解説します。段階的なアプローチと複合的な施策展開が、持続的な効果を生み出すポイントです。

コミュニケーション研修できっかけをつくる

社内コミュニケーション活性化の第一歩として、コミュニケーション研修を実施することが効果的です。なぜなら、コミュニケーションスキルに対する理解や意識がないまま他の施策を導入しても、表面的な交流にとどまってしまう可能性があるからです。

研修を通じてコミュニケーションの基礎を学ぶことで、その後の施策の効果を高めることができます。

効果的なコミュニケーション研修を実施するポイントは、単なるスキルテクニックの伝達ではなく、「なぜコミュニケーションが重要なのか」という本質的な理解を促すことです。

例えば、コミュニケーション不足が原因で生じた実際の業務上の問題事例を分析したり、効果的なコミュニケーションによって成功した事例を共有したりすることで、参加者の意識変容を促します。

【実施のポイント】

  • 体験型ワークの導入:
    座学だけではなく、体験的に学べる要素を入れる

  • 現場課題との接続:
    現場で困っていることの解決につながる要素を入れる

  • 振り返りの徹底:
    振り返りの機会をあらかじめ設定し、行動変容を促す

研修の効果を高めるには、一度限りではなく、フォローアップ研修や定期的な振り返りの機会を設けることも重要です。

学んだことを実践する期間を挟み、その経験を基に再度学びを深めるサイクルを作ることで、コミュニケーションスキルの定着が促進されます。

研修後に社内イベントや施策を組み合わせて展開する

コミュニケーション研修で基盤ができたら、次のステップとしてさまざまな社内イベントや日常的な施策を組み合わせて展開することが重要です。単一の施策だけでは効果は限定的であり、複数のアプローチを組み合わせることで相乗効果が生まれます。

例えば、1on1ミーティングのような個別コミュニケーションの場、チーム内の定例ミーティング、部門を超えた社内イベント、オンラインツールによる日常的な交流など、異なる性質の施策を組み合わせることで、多角的なコミュニケーション環境を構築できます。

これにより、従業員一人一人の性格や好みに合わせた交流の機会が提供され、より多くの人が自然に参加できるようになります。

【実施のポイント】

  • 多様性の確保:
    公式/非公式、対面/オンラインなどバランスよく組み合わせる

  • 計画的な展開:
    年間カレンダーを作成し、施策が偏らないよう計画的に実施する

  • 継続と変化の両立:
    継続するべき施策と新鮮さを保つための新たな施策を使い分ける

  • 効果測定の実施:
    アンケートや1on1ミーティングでのヒアリングなどで効果を定期的に確認する

社内コミュニケーション活性化施策の効果は短期間では現れにくいものです。社内イベントを1回実施しただけでは、一時的に会話が盛り上がっても数週間後には元の状態に戻ってしまうことが少なくありません。

そのため、中長期的な視点で複数の施策を組み合わせ、継続的に実施することが成功の鍵となります。また、マンネリ化を防ぐために定期的に新しい施策を取り入れたり、既存の施策に工夫を加えたりすることも重要です。

会社のコミュニケーション活性化の取り組みを成功させるポイント

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社内コミュニケーション活性化の施策を導入しても、思うような効果が得られないケースは少なくありません。

ここでは、これまでに紹介した施策を実際に導入し、長期的な効果を得るための重要なポイント4つを解説します。

自社の文化にフィットした施策を選ぶ

社内コミュニケーション活性化の取り組みを成功させる一つ目のポイントは、自社の企業文化や組織の特性に合った施策を選ぶことです。どんなに優れた施策でも、企業風土と合わなければ定着は難しく、かえって反発を招く恐れもあります。

例えば、これまで個人プレーが重視されてきた組織で突然チーム協働型のアクティビティを導入しても、違和感を覚える社員が多いでしょう。あるいはフォーマルな企業文化を持つ会社でカジュアルすぎるイベントを実施すれば、参加のハードルが高くなってしまいます。

重要なのは、現在の組織文化を理解した上で、その延長線上にある施策から始めることです。

自社に合った施策を選ぶためには、事前に社員の意識調査やヒアリングを行うことが効果的です。「どのようなコミュニケーションの機会があれば参加したいか」「業務上のコミュニケーションにおける課題は何か」などを尋ね、その結果を基に施策を検討しましょう。

【ポイント】

  • 組織分析の実施:
    社員の年齢層、働き方、価値観などを踏まえた現状分析を行う

  • 段階的導入の設計:
    小規模・低負荷の施策から始め、徐々に拡大する計画を立てる

  • 先行事例の参照:
    自社と似た特性を持つ他社の成功事例を研究し、アレンジする

  • PDCAを回す:
    試験的実施と改善を繰り返し、自社に最適化していく


経営トップを巻き込み全社的に取り組む

社内コミュニケーション活性化施策を成功させるための二つ目のポイントは、経営トップの関与と全社的な取り組みです。特に、コミュニケーション活性化のような組織文化に関わる変革は、経営層のコミットメントがなければ長続きしません。

経営トップ自らが率先して施策に参加することで、「この取り組みは重要である」というメッセージが組織全体に伝わります。

トップダウンとボトムアップの両方からのアプローチが効果的です。経営層は方針を示し、予算や時間といったリソースを確保する役割を担います。一方、現場からは具体的な施策のアイデアや改善提案を募ることで、より実効性の高い取り組みが実現します。

全社的な取り組みとするには、各部門からキーパーソンを選出し、プロジェクトチームを編成するのも一つの方法です。部門ごとの特性を考慮しながら、組織全体として一貫性のある施策を展開することが可能になります。

【ポイント】

  • 経営者の参加:
    トップ自らがイベントに参加したり、メッセージを発信したりする機会を設ける

  • 推進体制の構築:
    部門横断のプロジェクトチームを組成し、責任と権限を与える

  • 評価制度への反映:
    コミュニケーション活動への参加や貢献を評価項目に加える

  • 成功事例の共有:
    社内での好事例を積極的に発信し、横展開を促進する


社内に広く周知する

社内コミュニケーション活性化施策を成功させる三つ目のポイントは、施策の目的や内容を社内に広く周知することです。どんなに良い取り組みでも、社員に理解されなければ効果は限られます。

施策の導入前には、「なぜこの取り組みを始めるのか」「どのようなメリットがあるのか」を明確に伝えることが重要です。

周知の際には、企業側のメリットだけでなく、社員一人一人にとってのメリットも強調しましょう。例えば、「業務効率が向上する」といった組織全体のメリットに加え、「仕事の悩みを相談しやすくなる」「他部署の業務を理解できる」といった個人レベルのメリットも伝えることで、参加意欲を高められます。

また、施策の周知は一度だけでなく、継続的に行うことが大切です。導入時の説明会やメールだけでなく、社内報や掲示板、朝礼など複数のチャネルを活用し、定期的にリマインドしましょう。

【ポイント】

  • 多様な周知方法:
    メール、イントラネット、社内報、掲示板など複数のメディアを活用する

  • ストーリー性の工夫:
    単なる告知ではなく、目的やビジョンを含めたストーリーで伝える

  • ビジュアルの活用:
    ポスターやバナーなど視覚的に訴えるツールも併用する

  • 双方向性の確保:
    質問や意見を受け付ける窓口を設け、対話の機会を提供する


一過性にせず継続的に取り組む

社内コミュニケーション活性化施策を成功させるための四つ目のポイントは、継続的に取り組むことです。社内コミュニケーションの活性化は短期間で成果が出るものではなく、中長期的な視点で取り組む必要があります。一度のイベントで盛り上がったとしても、その効果はやがて薄れていきます。

持続的な効果を得るには、単発のイベントだけでなく、日常業務に組み込める施策を中心に据えることが重要です。例えば、定例ミーティングの運営方法を工夫したり、オンラインツールを活用した、日常的なコミュニケーションの場を整備したりするなど、継続的に実施できる取り組みを基盤とします。

また、継続のためには効果測定と改善のサイクルを確立することも欠かせません。定期的にアンケートやヒアリングを実施し、施策の効果を検証します。そのうえで、課題や改善点を特定し、次のアクションにつなげていきます。

コミュニケーション研修ならLIFO®がおすすめ!

LIFO

会社内コミュニケーションの活性化には自己診断ツールLIFO(Life Orientations)を活用した職場単位でのワークショップがおすすめです。

なぜなら、LIFOプログラムは心理学や行動科学をベースにして組み立てられた行動特性診断をベースに、職場単位でワークショップを行うためのワークブックなどのツールも体系的にそろえられているからです。

また、体系立てられたツールの使い方を社内トレーナーの方々にライセンス提供もされており、社内トレーナーの方々が職場単位でワークショップを展開していくことも可能です。下記に概要を紹介します。

自己診断ツールLIFOとは

LIFO(Life Orientations)は、個人の行動スタイルを診断する自己診断ツールです。このツールは、自分の強みや行動パターンを理解するために役立ちます。

LIFOは4つの基本スタイルに基づいており、これらのスタイルはそれぞれ異なる行動特性や価値観を持っています。

自分がどのスタイルに属しているかを知ることで、より良いコミュニケーション方法やストレス時の行動傾向を把握することができます。

LIFOを活用したコミュニケーション研修

LIFOを活用したコミュニケーション研修では、まず参加者が自己診断を行い、自分の行動スタイルを理解します。

この診断結果を基に、どのようにして他者と効果的にコミュニケーションを取るかを学びます。
研修では以下のような内容が含まれます。

  • 自己理解の深化:
    診断結果を基に、自分のコミュニケーションスタイルの特徴を深掘りします。どのような場面でどのように行動するのかを具体的に把握します。

  • 他者理解の促進:
    他のスタイルを持つ人との違いを理解することで、より効果的な関わり方を学びます。これにより、誤解や摩擦を減らすことが可能になります。

  • 実践的スキルの習得:
    ワークショップやロールプレーイングを通じて、実際のコミュニケーション場面でどのようにLIFOの知見を活用するかを練習します。

  • フィードバックと改善:
    実践後にフィードバックを受け、自分のコミュニケーションスタイルの改善点を明確にします。LIFOを取り入れた研修に参加することで、個人のコミュニケーションスタイルを理解し、それをベースに他者との関係を改善するスキルを獲得できます。
    これにより、職場や日常生活でのコミュニケーションがよりスムーズで効果的になることが期待できます。


LIFO®プログラムは社内トレーナーで展開可能

LIFO®プログラムは、これまでの活用実績と実用性から、企業内でのトレーニングにおいて自信を持っておすすめできるプログラムです。

社内展開にあたっては、特定の準備と手続きを経ることで、コストを抑えながら、外部講師に委託したかのように、社内トレーナーによる効果的なプログラムを展開することが可能です。

以下に、その流れを詳しく説明します。

  • ライセンスの取得:
    社内トレーナーによりLIFO®プログラムを実施するには、トレーナーがLIFO®プログラムの公式ライセンスを取得することが必要です。ライセンスを取得するために、LIFO®プラグラムライセンス取得講座を受講します。
    LIFO®プログラムの考え方や実施方法を正しく理解し、それを他者に伝えるためのスキルを学びます。講座の最後にある試験に合格すると、ライセンスを取得することができます。

  • 教材の購入:
    ライセンス取得と並行して、プログラムを社内で展開するためには、必要な教材やツールを購入する必要があります。教材は、LIFO®プログラムのさまざまなテーマに応用できる構成になっており、研修実施の目的に合わせて教材を選択し、購入できます。
    教材には、診断ツール、フィードバック用の資料、ワークブックなどが含まれており、これらを用いることで、社内トレーナーは一貫して高品質なトレーニングを提供することができます。

  • 社内トレーナーによる展開:
    ライセンスと教材がそろったら、社内トレーナーはプログラムを社内で展開する準備が整います。組織の文化やニーズに精通しているため、社内トレーナーは、LIFO®プログラムを適切にアレンジして展開することができます。これにより、参加者はより実践的な、日常業務につながる研修を受けることが可能です。


LIFOでコミュニケーション研修を展開した支援事例(日本新薬)

コミュニケーション 事例 イメージ

日本新薬株式会社/医薬品・機能食品事業

導入前の課題

私たちの会社は、コミュニケーションの向上と変化対応力の強化を目指し、社内でいくつかの課題に直面していました。

表面的には社員同士のコミュニケーションは取れているように見えましたが、実際には意思疎通が不十分な場面も多く見受けられました。特に、マネジャーとメンバー間や異なる部署間でのコミュニケーションの円滑化が求められていたのです。

また、中途採用が増える中で、オンボーディングを円滑に進めるために、効果的なコミュニケーションツールの導入が必要でした。これに加えて、業界環境の変化に対応し、社員の変化適応力を強化する必要もありました。

出会いと導入

営業チームのコミュニケーションを円滑にするツールを模索している中で、「LIFO」と出会いました。「LIFO」の魅力は、そのプログラムの分かりやすさと社内への展開が容易な点にありました。他のツールとは異なり、内製研修で効果的に活用できるプログラムであったため、導入が決まりました。

LIFOスコア取得後に得られる詳細な個別レポートは、社員一人ひとりの特性を理解する「取扱説明書」として機能し、自己理解を深める助けとなりました。役員からの強力な支持を得て、全社展開が迅速に進みました。

展開ステップと取り組み

導入当初、LIFOは営業所長研修の一環として活用されました。研修を終えた所長がサブトレーナーとなり、現場での実施を推進しました。

その結果、営業所長はLIFOを用いてチームの構築やコミュニケーションの質を向上させることができました。導入後3年目には、LIFOが全社で共通言語となり、コミュニケーションが大幅に改善しました。

現在はチーム単位でのワークショップを実施し、2024年度には新入社員を含む多くの社員が参加する予定です。この取り組みの成果は、社内だけでなく、外部からも高く評価されています。

導入後の感想・成果

LIFOプログラムの導入により、コミュニケーションの質が向上し、研修を超えて職場活用や人事戦略へのデータ活用の幅が広がりました。

結果として、3年以内の離職率が低い水準で推移しています。職場での活用可能性に関するアンケートでも高い評価を得ており、LIFOが共通言語となることで、活発なコミュニケーションと効果的な施策の運用が進んでいます。

今後の課題と取り組み

今後は、全社員を対象にLIFOを定期的に活用し、コミュニケーションの強化を継続することが重要です。特にオンボーディング施策に重点を置き、新入社員が早期に職場に馴染めるようサポートしていきます。

また、データを基にした効果的な人事戦略を構築し、社員特性に応じた配属や異動を実現することで、組織全体の最適化を目指します。最終的にはグループ企業全体での展開を見据えています。このような取り組みを通じて、社員同士の相互理解を深化させ、組織力をさらに強化していきます。

▼事例の全文は下記をご覧ください。
日本新薬株式会社様 LIFO・ITS導入事例

  日本新薬株式会社 行動特性診断の活用で実現する、他者に合わせたコミュニケーションの活性化 「職場のコミュニケーションを改善し、生産性を向上させたい」 「現場主導でチームづくりを推進し、業務に生かしてもらいたい」 このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。 日本新薬様では、LIFOを活用した3カ年の営業所長研修をはじめとして、全社員の行動特性を明らかにし、社内コミュニケーション向上と組織力強化の取り組みをされています。本記事では、人事部HR戦略課長 重野 大介 様、同HR戦略課の岸田 祐樹 様、土田 良平 様、真山 結衣 様の4名にインタビューした内容をレポートします。 株式会社LDcube


まとめ:会社のコミュニケーション活性化の取り組みで、組織力を高める

本記事では、社内コミュニケーションを活性化させるためのさまざまな取り組みについて解説してきました。コミュニケーションの充実は、単なる職場の雰囲気改善にとどまらず、生産性向上、離職率低下、イノベーション促進、そして業績向上といった具体的な経営成果につながります。

多様な働き方が広がる現代において、意識的にコミュニケーションを活性化させる取り組みはますます重要性を増しています。

社内コミュニケーションの活性化は一朝一夕で実現するものではありません。中長期的な視点で計画的に取り組み、効果測定と改善を繰り返していくことが成功への道です。最初から完璧を目指すのではなく、小さな取り組みから始め、徐々に拡大していくスタンスが現実的です。

最後に、社内コミュニケーションの活性化は目的ではなく手段であることを忘れないでください。最終的に目指すべきは、社員一人一人が生き生きと働ける環境をつくり、組織としての力を最大限に発揮することです。

コミュニケーションが活発な組織は変化への対応力も高く、不確実性の高い現代のビジネス環境において大きな競争優位性になります。

今日からできる小さな取り組みを一つ選び、自社のコミュニケーション活性化への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。組織の潜在力を解き放ち、新たな成長のステージへと進む契機になるはずです。

株式会社LDcubeでは、LIFO®プログラムを活用した研修会、eラーニング、LIFO®プログラムの社内インストラクター養成など幅広くご支援をしています。無料体験会なども行っています。お気軽にご相談ください。 

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企画・作成・編集:代表取締役 新井澄人
企画・作成・編集:代表取締役 新井澄人
株式会社ビジネスコンサルタントで、講師派遣型の人材育成支援から始まり、社内トレーナーの養成による人材育成支援、デジタルツールを活用した人材育成のDX化の支援まで、中小企業から大企業まで20年にわたり幅広いコンサルティングに従事。 新入社員研修からOJTリーダー研修、若手社員研修、管理職研修、幹部研修、営業研修、デジタル学習環境づくりのコンサルテーションなどに自らもコンサルタントとして登壇しながらも、人材育成・組織活性化・営業強化において講師派遣型の枠を超えた支援を実現するため、ビジネスコンサルタントの子会社である株式会社LDcubeの設立と同時に代表取締役に就任。 資格: ・全日本能率連盟認定マスター・マネジメント・コンサルタント(J-MCMC2023002) ・LIFOプログラムライセンス(LIFO-MSSプログラム開発者)

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