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離職防止に役立つコミュニケーションの取り方!働きやすい組織づくりの秘訣


現在、あらゆる企業で若手社員の離職が課題になっています。

離職防止にはコミュニケーションの活性化が有効と考えられていますが、どのように実施すればよいか分からないという方もいるのではないでしょうか。

この記事では、離職防止に役立つコミュニケーションの定義や離職防止に寄与する理由、コミュニケーションの取り方などについて詳しく解説します。

▼離職防止につなげるためのエンゲージメント向上策についての資料ダウンロードはこちら。

エンゲージメント チーム

▼若手社員の離職防止についてはこちらで解説しています。合わせてご覧ください。

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目次[非表示]

  1. 1.離職防止に役立つコミュニケーションとは
  2. 2.離職防止にはコミュニケーションの活性化!
    1. 2.1.①組織内の人間関係の質が良好になる
    2. 2.2.②社員が明確な目標を持って成長できる
    3. 2.3.③エンゲージメントが向上する
  3. 3.離職防止に役立つコミュニケーション3つ
    1. 3.1.①会話型のコミュニケーション
    2. 3.2.②対話型のコミュニケーション
    3. 3.3.③討議型のコミュニケーション
  4. 4.コミュニケーション促進に役立つ研修
  5. 5.職場ワークショップの効果について
  6. 6.離職防止を学習管理の側面で支援するLIFO
  7. 7.ワークショップ実施事例
  8. 8.まとめ


離職防止に役立つコミュニケーションとは

社員の離職は一見唐突なものに思えますが、実際はその結論に至るまでに長い時間をかけて考えているケースも少なくありません。離職という結論に至るまでに社内で十分にコミュニケーションが取れていれば、早い段階で気づき、社員の離職を防止できる可能性があります。

言い換えれば、日頃からコミュニケーションが不足している企業では、社員が抱えている不安や悩みを拾いきれていない可能性があるともいえます

社員の離職を防止するためにはコミュニケーションの活性化が必要不可欠であり、上司と部下で信頼関係を築くことが重要です。

例えば、ルールや結論がない日常会話であればお互い構えずに気楽に会話ができ、自然と関係性を構築できます。

会話・対話をすることが大切であり、一見中身のない会話でも意識的に行うことで十分に離職防止の効果が得られます。


離職防止にはコミュニケーションの活性化!

ここでは、コミュニケーションの活性化が離職防止に寄与する理由を3つ紹介します。

①組織内の人間関係の質が良好になる

コミュニケーションを活性化させることで、組織全体、部門/部署内で社員の階層を問わず、人間関係の質をよくすることが可能です。

自然とコミュニケーションが発生し、社員同士が遠慮なく相談やフィードバックができる流れが生まれ、よりよい職場環境の構築につながります

また、日頃から何気ないコミュニケーションを重ねることで、社内の風通しもよくなります。コミュニケーションが不足していると感じた場合は、あいさつの習慣化や他の部署の社員と交流する機会、ランチ会など、コミュニケーションを活性化させる取り組みがおすすめです。

②社員が明確な目標を持って成長できる

組織内での自分の役割や目標を見失ってしまうと、企業で働く意義が見いだせなくなり、離職につながる可能性があります。

定期的に上司からの的確なフィードバックや評価が行われることで、自分が組織内で何をすればよいか、どう成長すればよいか明確になります

社員が明確な目標を持つことができれば、モチベーションや生産性の向上が期待でき、より業務がスムーズになるはずです。

③エンゲージメントが向上する

積極的にコミュニケーションを図って良好な人間関係や働きやすい環境の構築することで、心理的安全性が確保されます。

心理的安全性が確保された環境では、社員のエンゲージメントが向上しやすく、会社に対する愛着や仕事に対する熱意が生まれます

また、エンゲージメントが高い社員は自発的に行動するようになるため、自ら働くことの意義を見出し、満足感を高めることが可能です。

心理的安全性の必要性について以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

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離職防止に役立つコミュニケーション3つ

ここでは、離職防止に役立つコミュニケーションの取り方を3つ紹介します。

①会話型のコミュニケーション

会話型のコミュニケーションとは、ルールや結論がない日常会話のようなコミュニケーションを指します。

社交や関係性の構築が目的であり、職場に慣れていない新入社員や若手社員の順応を促す役割があります

これは上司に限らず、組織全体でルールを設けずに浅く広く展開することが望ましいです。その場の雰囲気を尊重することが大切であり、対立は避けなければなりません。

会話型のコミュニケーションは、定例のオンラインMTG、社内SNS/チャットツールなどで促進できます。

②対話型のコミュニケーション

対話型のコミュニケーションは、相互理解を促進するのに適しているコミュニケーション方法です。

業務内外問わず活用できるため、社員の状態や意向の把握に役立てることも可能です

1on1ミーティングや、LMS(学習管理ツール)/学習プラットフォーム内のフィードバック・評価機能などで促進できます。

③討議型のコミュニケーション

討議型のコミュニケーションは、ディスカッションを通じた信頼関係の構築を目的としたコミュニケーション方法です。

意見の一方的な押しつけにならないよう配慮することが大切であり、お互いの意見を尊重しながら、一つの結論を目指します

新入社員の業務の定着において重要な要素であり、社員を正しい解へと導き、業務上の支援につなげます。

オンライン会議、研修でのグループワークなどで促進することが可能です。

コミュニケーション促進に役立つ研修

コミュニケーションの促進にはLIFO(Life Orientations)研修が役に立ちます。

LIFO研修は、個々の行動スタイルを明らかにし、「生産的な行動」と「非生産的な行動」を明確に把握することで、その違いから自己理解を深め、柔軟な対応を学ぶことを目的としています。

これにより、他者とのコミュニケーションが円滑に進むためのスキルを身に付けます。

この研修では、4つの指向性からそれぞれの特性を理解し、

  1. 優れた行動パターン(強みの効果的な活用)
  2. 過剰になると問題を引き起こす行動パターン‘(強みの使い過ぎ)

以上の2つを学びます。これらを理解し、自己及び他者の行動スタイルを把握することで、人間関係やチーム内のコミュニケーションを最適化することに繋げます。結果として、生産性の向上に繋がります。

また、この研修には診断ツールやワークブックなど、必要なツールが一式揃っております。これらのツールを活用することで研修の内容を深く理解することができます。

その結果、各参加者は自身の行動改善を理解しやすく、具体的な行動指針を描きやすくなります。

これにより、コミュニケーションの際に生じる誤解や対人ストレスを軽減し、自身の行動改善やチームの生産性向上に大いに役立ちます。

職場ワークショップの効果について

職場ワークショップは、社員間の信頼関係を形成し、チームワークを向上させるという効果があります。具体的には、全員で共通の課題や目標に取り組むことで、一体感を醸成し、チームとしての連携を深めるのに役立ちます。

同時に、スムーズなコミュニケーションが可能となる環境を整えることで、新たなアイデアや見解が積極的に共有され、自由な意見交換が行われます。
 
ワークショップで共有される問題や課題の解決プロセスを通じて、個々の役割や強みを理解し、相互理解を促進します。また、ワークショップはメンバー間のフィードバックの機会ともなり、個々の成長を後押しします。
 
さらに、上司やリーダーとメンバーの距離を縮め、組織の風土や目標に対する理解を深める機会ともなります。

これらの活動を通じて、職場メンバーがより働きやすい環境と感じるようになり、組織への帰属意識をより強く抱くようになります。これが結果的に離職率の低下につながります。

離職防止を学習管理の側面で支援するLIFO

社内のコミュニケーションを改善し、離職防止を図るのであれば『LDCube』の『MSS(LIFO)』がおすすめです。

LIFO(Life Orientations:ライフォ)は、自己の強みやスタイルを発見し、啓発するためのプログラムです。受講者は、行動科学に基づいて、個人の指向性や行動スタイルから個人の「強み」を理解し、コントロールすることで、対人関係の円滑化を図ることができます。

プログラムの汎用(はんよう)性が高く、コミュニケーション研修、タイムマネジメント研修、コーチング研修、セールス研修、OJT研修など、さまざまな研修で活用できます。

MSS(マネジメント・スキル・シリーズ)は、LIFOを活用したうえでマネジメントスキルの向上に焦点を当てたプログラムであり、研修の学びを一過性にすることなく、職場で実践する新しい研修コンセプトです

MSS(LIFO)では、以下のような職場内外の人における問題解決を支援します。

  • チームづくり
  • 目標設定・管理
  • OJT強化
  • セールススキル向上
  • 報・連・相レベルアップ
  • 期待役割交換 など

幅広いマネジメント実践スキルシリーズをラインナップしているため、自社の課題やニーズに合わせて最適なものを選べます。

▼チームを活性化させるための取り組みについて以下の記事で詳しく解説しています。
 合わせてご覧ください。

  職場の活性化につなげる方法とは?アイデアやポイントを紹介! 組織内における階層別研修は、受講者の能力開発を目的に実施しますが、職場の活性化やコミュニケーションの改善などにつながりにくい側面がありました。職場ぐるみで研修を実施することで、能力開発とともに職場の活性化につながります。具体的な理由とポイントを紹介します。 株式会社LDcube

ワークショップ実施事例

ある病院の看護部にて30名程度の職場の場合です。

夜勤などもあり勤務時間帯が違うことなどから、一度に30名集まるのが現実的に難しかったので、1回10名を3回に分けて職場ワークショップを実施しました。

事前にLIFOサーベイを受診し、サーベイ結果を持参してワークショップを行います。ワークショップの中でそれぞれの結果を共有することで、相互理解を深めるきっかけとなりました。

ワークショップの中で議論した内容については模造紙に整理して、ワークショップ実施期間中バックヤードに張り出しておくことで、情報に触れられるよう工夫しました。
 
1回ごとのワークショップでは課題を検討し解決策の案を出しますが、その場で結論を出すのではなく、2回目のワークショップにその解決策を引き継ぎ、継続して議論します。
そして3回目のワークショップが終わるタイミングで管理職中心にこれまで議論してきた解決策について結論を出し、それを今後の職場のガイドラインとして職場運営に活かしていきました。

これにより、実際に職場でのコミュニケーションが良くなり、離職率が低下したとの報告が挙げられています。

まとめ

この記事では、離職防止に役立つコミュニケーションについて以下の内容で解説しました。

  • 離職防止に役立つコミュニケーションとは
  • コミュニケーションの活性化が離職防止に寄与する理由
  • 離職防止に役立つコミュニケーションの取り方
  • 離職防止を学習管理の側面で支援するLIFO

離職防止には、社内のコミュニケーションの活性化が有用です。

コミュニケーションを活性化させることで人間関係の質やエンゲージメントの向上などにつながり、職場環境の改善が期待できます。

また、コミュニケーションを取る方法も重要であり、相手や状況に合わせて適切に選択することでよりよい関係性の構築につながる可能性があります。

LDcube』では、LIFOプログラムを活用した職場ワークショップ『MSS』を提供しています

職場で実践する新たな研修コンセプトであり、研修の学びを一過性にすることなく、職場内外の人にまつわる問題解決を支援します。詳しくは、お気軽にお問い合わせください。

▼関連資料はこちらからダウンロードできます。

エンゲージメント チーム

LIFO資料

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LDcube編集部
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株式会社ビジネスコンサルタント時代から約60年、人材開発・組織開発に携わってきた知見をもとに、現代求められる新たな学びについて、ノウハウや知見をお届けします。

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