研修講師に向いている人の特徴とは?向き不向きより「やる気」!ポイントを解説!

企業の成長と人材育成において、研修講師の存在は欠かせません。効果的な研修を実施できる講師は、組織全体のパフォーマンス向上に大きく貢献します。そして、多くの会社で社内の研修講師が活躍しています。そのような中、「どのような人が研修講師に向いているのだろうか」と悩む担当者の方多いのではないでしょうか。

実は、優れた研修講師には共通する特徴があります。それは単なる知識の豊富さだけではなく、受講者の心に響く伝え方や、率先して学ぶ続ける姿勢など、多面的な資質が求められるのです。

本記事では、研修講師に向いている人の7つの特徴と、成功するために必要な5つの必須スキルを詳しく解説します。論理的思考力や観察力といった業務の中で磨かれた資質から、効果的な研修設計やプレゼンテーションなど研修講師として身に付けられるスキルまで、幅広く網羅しています。

研修講師としてのキャリアを考えている方はもちろん、すでに講師として活動していてさらなるスキルアップを目指す方にとっても、具体的な成長の道筋が見えてくるでしょう。あなたの持つ強みを生かし、より効果的な研修を提供するための実践的なヒントをお伝えします。

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目次[非表示]

  1. 1.研修講師に向いている人は「やる気」のある人
    1. 1.1.向き不向きより「やる気」
    2. 1.2.営業職経験者は向いている
  2. 2.研修講師とは?役割とやりがい
    1. 2.1.企業内研修で研修講師が担う重要な役割
    2. 2.2.研修講師のキャリアがもたらす4つのメリット
    3. 2.3.効果的な研修講師に求められる責任と期待
  3. 3.研修講師に向いている人の7つの特徴
  4. 4.研修講師に向いている人が持っていたいスキル
    1. 4.1.自ら学び続けるマインド
    2. 4.2.効果的な研修デザインスキル
    3. 4.3.受講者の理解度に合わせた柔軟な進行スキル
    4. 4.4.プレゼンテーションスキル
    5. 4.5.フィードバックスキル
    6. 4.6.コーチングスキル
    7. 4.7.研修効果を可視化し改善する分析スキル
  5. 5.研修講師に向いている人のスキルアップ方法
    1. 5.1.研修講師向けの研修に参加して学ぶ
    2. 5.2.研修実施の場数を踏み、PDCAを回して学ぶ
    3. 5.3.受講者からのフィードバックを通じて学ぶ
    4. 5.4.研修講師同士での情報交換を通じて実践テクニックを学ぶ
  6. 6.研修講師が向いている人にはLDcubeのライセンス講座がおすすめ 
  7. 7.研修講師が向いている人が効果的に人材育成をしている支援事例
  8. 8.まとめ:あなたの強みを生かして効果的な研修講師になろう

研修講師に向いている人は「やる気」のある人

研修シーン

「研修講師に向いている人とはどのような人だろう」と考えたとき、さまざまな特徴やスキルが思い浮かぶかもしれませんが、最も重要な要素は「やる気」です。

研修講師として成功するためには、知識やスキル以上に、人材育成に対する情熱と向上心が必要不可欠なのです。

向き不向きより「やる気」

研修講師となる人の人選を検討するとき、「どのような人が向いているだろうか」と思う方も多いでしょう。しかし、実は「向き不向き」よりも大切なのは「やる気」なのです。

研修講師として必要なスキルや知識は、経験を積むことで徐々に身に付いていきます。最初から完璧である必要はありません。大切なのは、受講者の成長を支援したいという熱意と、自らも学び続ける姿勢です。

研修講師としての経験が浅くても、以下のような姿勢があれば、優れた講師に成長する可能性は十分にあります。

  • 成長意欲
    常に新しい知識や技術を吸収しようとする姿勢
  • 挑戦精神
    失敗を恐れず、新しい手法や内容に挑戦する勇気
  • 真摯さ
    受講者の反応や意見を真摯に受け止め、改善に生かす姿勢

「やる気」があれば、初めは不慣れでも、研修を重ねるごとに必要なスキルが磨かれていきます。最初から完璧を目指すのではなく、一歩踏み出す勇気を持つことが、研修講師としての第一歩なのです。

また、社内の研修講師は自分より職位が上の方に対する研修は実施しにくいため、研修講師も担当から管理職までカバーできるよう、階層が異なる複数の講師が存在することが好ましいです。

営業職経験者は向いている

研修講師に向いている人の典型例として、営業職の経験者が挙げられます。なぜ営業経験者が研修講師に適しているのでしょうか。

営業職では、お客さまのニーズを把握し、それに合わせた提案をする能力が求められます。この能力は、受講者の理解度や関心に合わせて研修内容を調整する研修講師のスキルと非常に似ています。

また、営業職では以下のような能力が培われます。

  • 説得力のある話し方
    相手を納得させるプレゼンテーション能力
  • 傾聴力
    相手の本当のニーズを引き出すヒアリング能力
  • 臨機応変さ
    状況に応じて柔軟に対応する能力

これらの能力は、研修講師にとっても非常に重要です。受講者の反応を見ながら話の内容や速度を調整したり、質問に的確に答えたりするために必要なスキルだからです。

もちろん、営業経験がなくても研修講師として成功することは可能です。大切なのは、人との関わりを楽しみ、相手の反応に敏感になれるコミュニケーション能力と、それを高めようとする「やる気」なのです。

研修講師とは?役割とやりがい

リーダーシップ研修とは?概要や効果から実施の流れまで網羅して解説

研修講師は企業の人材育成において中心的な役割を担う存在です。単に知識や技術を伝えるだけではなく、受講者の学びを促進し、実際の業務への応用を支援することで、組織全体の成長に貢献します。

研修講師としてのキャリアは、自身の成長にもつながる、やりがいのある仕事です。

企業内研修で研修講師が担う重要な役割

企業内研修における研修講師の役割は、単なる「教える人」にとどまりません。組織の目標達成に向けて人材を育成する重要な推進者なのです。

研修講師は、企業のビジョンや戦略に沿った形で、社員の能力開発を支援します。具体的には、以下のような役割を担っています。

  • 知識・スキルの伝達
    業務に必要な専門知識や技術を効果的に伝える
  • 学習環境の構築
    受講者が主体的に学べる場を設計し提供する
  • モチベーション喚起
    学びの意義を示し、受講者の意欲を引き出す
  • 成長の促進
    受講者一人一人の成長をサポートし、可能性を広げる

特に重要なのは、研修内容が実際の業務に生かされるよう橋渡しをすることです。研修で学んだことが現場で実践されてこそ、研修の価値が生まれます。

そのため、研修講師は理論と実践をつなぐ役割も担っているのです。

研修講師のキャリアがもたらす4つのメリット

研修講師としてのキャリアは、単に他者の成長を支援するだけでなく、自分自身にも多くのメリットをもたらします。

以下に主な4つのメリットを紹介します。

  1. 専門性の向上
    研修を行うためには、自らの専門知識を体系的に整理し、わかりやすく説明できるレベルまで理解を深める必要があります。それにより、自身の専門性がさらに高まります。

  2. コミュニケーション能力の向上
    さまざまなバックグラウンドを持つ受講者に対して効果的に伝えるためには、高度なコミュニケーション能力が必要です。研修講師の経験を積むことで、この能力は飛躍的に向上します。

  3. 人脈の拡大
    研修講師として活動することで、社内外の多くの人と接点を持つことになります。これにより、専門分野を超えた幅広い人脈が形成されます。

  4. 自己成長の加速
    他者に教えることは、自分自身の学びを深める最も効果的な方法の1つです。質問に答えたり、フィードバックを受けたりする過程で、自分では気づかなかった新たな視点や課題に気づくことができます。

これらのメリットは、研修講師としてのキャリアを通じて、自然と得られるものです。

人材育成に携わることで、自分自身も成長できる点が、研修講師の大きな魅力の1つと言えるでしょう。

効果的な研修講師に求められる責任と期待

効果的な研修講師として活躍するためには、いくつかの重要な責任を果たすことが期待されています。

第一に、研修の質を確保する責任があります。これには、最新の知識や情報を常にアップデートし、分かりやすく伝えるための工夫を怠らないことが含まれます。研修内容が古くなったり、伝え方が不適切だったりすると、受講者の時間を無駄にしてしまうことになります。

次に、受講者一人一人の学びに向き合う責任があります。受講者の理解度や学習スタイルは多様です。受講者が研修の目標を達成できるよう、個々の状況に応じてできる限りの支援を行うことが求められます。

  • 研修設計の責任
    目標達成に効果的な研修構成を設計する
  • 学習環境の責任
    安心して学べる環境づくりを行う
  • 評価とフィードバックの責任
    適切な評価と建設的なフィードバックを提供する

また、研修講師には、企業の価値観や文化を体現する役割も期待されています。研修は単にスキルを伝える場ではなく、組織の価値観や行動規範を伝える重要な機会でもあるのです。

これらの責任を果たすことで、研修講師は受講者の信頼を獲得し、効果的な学びの場を提供することができます。その結果、受講者の成長を通じて組織全体の発展に貢献できるという、大きなやりがいが生まれるのです。

研修講師に向いている人の7つの特徴

チェックポイントのイメージ

研修講師として成功するためには、特定の資質や特徴が役立ちます。ここでは、研修講師に向いている人が持つ7つの特徴を紹介します。

これらの特徴を全て備えている必要はありませんが、いくつかの特徴が当てはまる方は、研修講師として活躍できる可能性が高いでしょう。


①人に何かを教えることが好き

研修講師の基本となるのは、人に知識やスキルを伝えることです。そのため、教えること自体に喜びを感じる人は研修講師に向いています。教えることが好きな人は、相手の「分かった!」という瞬間に大きな喜びを感じます。

そして、その喜びが次の研修への意欲につながります。教えることが苦痛に感じる人は、どんなに知識や技術があっても長続きしない可能性があります。

また、教えることは相手の成長に直接貢献できる喜びがあります。人の成長や変化を間近で見られることが、研修講師の大きなやりがいです。

教えることを通じて、他者の可能性を広げることに情熱を持てる人は、研修講師として大きな満足感を得られるでしょう。


②人前で話すのが苦にならない

研修講師の仕事は、大勢の前で話をすることが基本です。そのため、人前で話すことに抵抗感が少ない人は、研修講師に向いています。これは生まれつきの性格というよりも、経験や訓練によって身に付く面も大きいものです。初めは緊張しても、回数を重ねるうちに慣れていく人も多いでしょう。

重要なのは、自分の話を聞いてもらうことに喜びを感じられるかどうかです。聴衆の反応に敏感で、相手の理解度に合わせて話し方を調整できる人は、効果的な研修講師となる素質があります。

また、予期せぬ質問や状況変化にも柔軟に対応できる冷静さも、人前で話す際に役立つ特性です。

③人と関わることが好き

研修講師は常に人と関わる仕事です。多様な背景や性格を持つ受講者と接することになるため、基本的に人と関わることが好きな人に向いています。人と関わることが好きな人は、受講者との対話や質疑応答を苦に感じません。むしろ、そうしたコミュニケーションを通じて研修に活気をもたらします。

また、休憩時間や研修前後の雑談なども、受講者との信頼関係を築く貴重な機会と捉えることができます。

人との関わりを通じて、さまざまな視点や考え方に触れることができるのも研修講師の魅力です。そうした多様性を楽しめる人は、研修講師として充実感を得られるでしょう。

④論理的思考で研修内容を構造化できる

効果的な研修を行うためには、伝えたい内容を受講者が理解しやすいように整理し、構造化する能力が不可欠です。論理的思考力を持つ人は、この点で研修講師に向いています。

論理的思考力があると、以下のような点で研修の質が高まります。

  • 複雑な内容を段階的に説明できる
  • 要点を明確にし、優先順位をつけられる
  • 受講者の理解度に合わせて説明の深さを調整できる
  • 質問に対して筋道立てて回答できる

また、論理的思考は研修の設計段階でも重要です。限られた時間内で何をどのように伝えるか、効果的な演習は何かなど、研修全体の構成を考える際に大いに役立ちます。体系立てて考えることが得意な人は、研修講師として強みを発揮できるでしょう。

⑤受講者の反応を見抜く観察力を持っている

研修の質を高めるためには、受講者の理解度や関心度を常に把握することが重要です。鋭い観察力を持つ人は、受講者の微妙な表情や態度の変化から、内面の状態を読み取ることができます。

例えば、以下のような変化に気付ける人は観察力が高いと言えるでしょう。

  • 眉間にしわが寄る(内容が難しいと感じている)
  • 視線が泳ぐ(集中力が切れている)
  • メモを取る手が止まる(理解が追いついていない)
  • 身を乗り出す姿勢(興味を持っている)

こうした観察力があれば、受講者の状態に合わせて説明のペースを調整したり、補足説明を加えたりすることができます。また、全体の雰囲気を読み取って、適切なタイミングで休憩を入れたり、演習を実施したりという判断も的確に行えます。

受講者の反応に敏感な人は、常に最適な研修環境を作り出すことができる優れた研修講師になれるでしょう。

⑥受講者の立場で考えられる共感力

効果的な研修講師になるためには、受講者の立場に立って考える共感力が重要です。これは「この内容を初めて聞く人はどう感じるだろう」「どんな点が難しく感じられるだろう」と想像できる力です。

共感力が高い人は、以下のような点で優れた研修を提供できます。

  • 受講者が感じる疑問や不安を先回りして解消できる
  • 受講者の知識レベルに合わせた例え話やたとえを用いる
  • 受講者が実際に直面する課題に即した内容を提供できる
  • 受講者の価値観や文化的背景を尊重した伝え方ができる

また、共感力は研修中の質問対応でも重要です。質問の背景にある本当の疑問や懸念を理解し、それに応えることで、受講者の深い理解につながります。

受講者への共感力を持つ人は、「伝えたい内容」ではなく「受け取ってほしい内容」を中心に研修を組み立てることができます。

⑦複雑な知識をわかりやすく伝える説明力

研修講師に最も求められるスキルの1つが、複雑な知識や概念をわかりやすく伝える説明力です。専門知識をただ持っているだけでは、優れた研修講師にはなれません。その知識を受講者に理解しやすい形で伝える能力が必要です。

優れた説明力を持つ人には、以下のような特徴があります。

  • 抽象的な概念を具体例に置き換えて説明できる
  • 難しい用語を日常的な言葉で言い換えられる
  • 視覚的な資料や例え話を効果的に活用できる
  • 受講者の既存知識と新しい知識を結びつけられる

また、同じ内容でも受講者のレベルや背景に応じて、説明方法を変えられる柔軟性も重要です。初心者には基本的な内容を分かりやすく、経験者にはより専門的な内容を深く伝えるといった調整ができると、幅広い受講者に対応できます。

分かりやすく伝える力は、日々の練習で向上させることができます。自分の専門分野を異なる相手に説明する機会を積極的に持つことで、この能力を高めることができるでしょう。

研修講師に向いている人が持っていたいスキル

スキルのイメージ

研修講師に向いている人の特徴に加えて、効果的な研修を実施するために身に付けておきたいスキルがあります。これらのスキルは、経験や学習を通じて徐々に獲得していくものです。

研修講師としてのキャリアをスタートさせる際には、これらのスキルを意識的に磨いていくことが大切です。

自ら学び続けるマインド

優れた研修講師にとって最も重要なマインドの1つが、自ら学び続けるマインドです。どんな分野でも知識や情報は常に更新されていきます。最新の情報や理論を学び続けることで、研修内容の質を高く保つことができます。

学び続けるマインドを持つ研修講師は、以下のような習慣を持っています。

  • 専門分野の最新情報を定期的にチェックする
  • 関連書籍や論文に目を通し、知識を更新する
  • 他の講師の研修を観察し、良い点を取り入れる
  • 失敗や課題から積極的に学び、改善点を見つける

自ら学ぶことの大切さを体現している講師は、受講者に対しても説得力を持って学びの重要性を伝えることができます。

「教える専門家」であると同時に「学び続ける実践者」であることが、信頼される研修講師の姿なのです。

効果的な研修デザインスキル

受講者の学びを最大化するためには、研修全体の設計力が重要です。ただ知識を羅列するのではなく、受講者が効果的に学べるよう研修を構造化するスキルが求められます。

効果的な研修デザインには、以下のような要素が含まれます。

  • 明確な学習目標の設定
    研修終了時に何ができるようになるのかを具体化する
  • 適切な内容の選定
    目標達成に必要な内容を厳選する
  • 効果的な順序づけ
    基礎から応用へと理解が積み重ねられるよう配列する
  • 多様な学習活動の組み込み
    講義、ディスカッション、演習などさまざまな活動を織り交ぜる

研修デザインスキルが高い講師は、限られた時間内で最大の学習効果を生み出すことができます。また、受講者の特性やニーズに合わせて研修内容をカスタマイズする柔軟性も持ち合わせています。

受講者の理解度に合わせた柔軟な進行スキル

計画通りに研修を進めることも大切ですが、それ以上に重要なのは受講者の理解度に合わせて柔軟に対応するスキルです。事前に準備した通りに進めるだけでは、受講者の本当のニーズや理解状況に応えられないことがあります。

柔軟な進行スキルを持つ講師は、以下のような対応ができます。

  • 受講者の反応を見て、説明のペースや深さを調整する
  • 理解が不十分な箇所は立ち止まって補足説明を行う
  • 予想以上に理解が進んでいる場合は、応用的な内容に発展させる
  • 質問や議論が活発な場合は、そのトピックに時間を割くよう計画を修正する

また、突発的な状況(技術的トラブルや時間の制約など)にも冷静に対応し、限られた条件の中で最大限の効果を引き出す柔軟性も必要です。状況に応じて「何を優先し、何を省略するか」の判断を瞬時に行えることが、優れた研修講師の条件となります。

プレゼンテーションスキル

研修の内容がどれほど優れていても、それを効果的に伝えるプレゼンテーションスキルがなければ、受講者の心には響きません。魅力的かつ明確なプレゼンテーションは、受講者の集中力を高め、内容の理解と記憶を促進します。

効果的なプレゼンテーションスキルには、以下のような要素が含まれます。

  • 明瞭な話し方
    適切な速さ、声の大きさ、抑揚で話す能力
  • 効果的な非言語コミュニケーション
    アイコンタクト、ジェスチャー、表情
  • 視覚資料の活用
    スライドや教材を効果的に使いこなす能力
  • 時間管理
    重要ポイントに適切な時間を配分する能力

プレゼンテーションスキルは、練習と経験を通じて向上します。自分の研修を録画して振り返ったり、他の優れた講師から学んだりすることで、段階的に改善していくことができるでしょう。

フィードバックスキル

研修における学びを深めるためには、適切なフィードバックが不可欠です。受講者の行動や理解に対して建設的なフィードバックを提供するスキルは、優れた研修講師の必須条件と言えるでしょう。

効果的なフィードバックには、以下のような特徴があります。

  • 具体的
    抽象的な評価ではなく、具体的な行動や発言に言及する
  • 建設的
    批判ではなく、改善に向けた提案を含める
  • タイムリー
    行動から時間を置かずにフィードバックを提供する
  • バランスの取れた
    良い点と改善点の両方に触れる

また、フィードバックを一方的に与えるだけでなく、受講者自身の気付きを促すような質問を投げかけることも重要です。「あなたはこの演習からどんな気付きを得ましたか?」といった問いかけにより、受講者の自己認識と学びを深めることができます。

コーチングスキル

研修講師は単に知識を伝えるだけでなく、受講者の潜在能力を引き出し、成長を促すコーチの役割も担います。コーチングスキルを持つことで、受講者自身が答えを見つける手助けをし、主体的な学びを促進することができます。

効果的なコーチングには、以下のようなアプローチが含まれます。

  • 効果的な質問
    考えを深める質問を投げかける能力
  • 積極的な傾聴
    受講者の言葉に真摯に耳を傾ける姿勢
  • 気づきの促進
    受講者自身が答えに気付くよう導くスキル
  • 行動計画の支援
    学びを実践に移すための具体的な計画を立てる手助け

コーチングスキルを活用することで、研修内容の定着率が高まり、受講者は学んだ内容を実際の業務に生かしやすくなります。

「教える」から「引き出す」へとアプローチを変えることで、より深い学びと長期的な成果を生み出すことができるでしょう。

研修効果を可視化し改善する分析スキル

効果的な研修講師になるためには、自らの研修の効果を客観的に分析し、継続的に改善するスキルが必要です。「感覚」や「印象」だけでなく、データや具体的なフィードバックに基づいて研修の質を向上させる姿勢が重要です。

研修効果の分析と改善には、以下のようなアプローチが有効です。

  • アンケートや理解度テストの活用
    研修前後の変化を測定する
  • 観察とメモ
    受講者の反応や質問を体系的に記録する
  • フィードバックの収集
    受講者や関係者からの意見を積極的に求める
  • PDCAサイクルの実践
    分析結果に基づいて具体的な改善策を実行する

分析スキルを持つ研修講師は、何が効果的で何がそうでないかを客観的に把握することができます。そして、その洞察に基づいて研修内容や手法を絶えず進化させることができるのです。

研修の効果を可視化し、継続的に改善していく姿勢は、研修講師としての専門性を高め、長期的に価値ある研修を提供するための基盤となります。

研修講師に向いている人のスキルアップ方法

スキルアップのイメージ

研修講師として活躍するためには、適性を生かしながら継続的にスキルを磨いていくことが大切です。ここでは、研修講師としての能力を効果的に高めるための具体的な方法を紹介します。自分に合った方法を選び、着実にスキルアップを図りましょう。

研修講師向けの研修に参加して学ぶ

研修講師としてのスキルを体系的に学ぶ最も効率的な方法は、研修講師向けの研修プログラムに参加することです。これらのプログラムでは、効果的な研修設計や、受講者の参加を促す手法、質問対応のテクニックなど、必要な知識とスキルを包括的に学べます。

研修講師向けの研修には、以下のようなメリットがあります。

  • 専門的な知識やスキルを体系的に学べる
  • 経験豊富な講師から直接指導を受けられる
  • 他の受講者との交流を通じて多様な視点や手法に触れられる

特に、プレゼンテーションスキル、ファシリテーションスキル、インストラクショナルデザインなどのテーマに特化した研修を受けることで、自分の弱みを効果的に強化できるでしょう。

研修実施の場数を踏み、PDCAを回して学ぶ

研修講師として成長するための最も確実な方法は、実際に研修を実施し、その経験から学ぶことです。理論だけでは身に付かないスキルや感覚があります。特に初心者の段階では、積極的に「場数」を踏むことが重要です。

PDCAサイクルを意識して研修を改善していくアプローチが効果的です。

  • Plan(計画)
    研修の目標、内容、進行方法を計画する
  • Do(実行)
    計画に基づいて研修を実施する
  • Check(評価)
    研修の効果や受講者の反応を評価する
  • Action(改善)
    評価結果に基づいて次回の研修を改善する

このサイクルを意識的に回すことで、回を重ねるごとに研修の質が向上します。

特に「Check」の段階では、自分自身の振り返りだけでなく、研修を録画して観察したり、同僚からのフィードバックを受けたりすることも効果的です。

受講者からのフィードバックを通じて学ぶ

研修講師としての成長に欠かせないのが、受講者からのフィードバックです。受講者は研修の「お客さま」であり、その声を真摯に受け止めることで、研修の質を大きく向上させられます。

効果的なフィードバック収集と活用の方法としては、以下のようなアプローチがあります。

  • アンケートの実施
    研修終了後に満足度や改善点について尋ねる
  • 直接の対話
    休憩時間や研修後に受講者と会話し、感想を聞く
  • 観察
    研修中の受講者の表情や態度から理解度を把握する

重要なのは、フィードバックを「批判」ではなく「贈り物」として受け止める姿勢です。

否定的なフィードバックであっても、そこから学び、次回の改善につなげることで、研修講師としての成長が加速します。

研修講師同士での情報交換を通じて実践テクニックを学ぶ

研修講師としてのスキルアップには、同じ立場の仲間との情報交換や相互学習が非常に効果的です。

研修講師同士のネットワークを構築し、定期的に情報や経験を共有することで、自分一人では気付けない視点や手法を学べます。

研修講師同士の情報交換には、以下のような方法があります。

  • 研修講師のコミュニティーやフォーラムへの参加
  • 勉強会や事例共有会の開催
  • ペアやグループで、研修の相互オブザーブと振り返り

特に効果的なのは、異なる分野や背景を持つ研修講師との交流です。また、他の講師の研修をオブザーブさせてもらうことも、大きな学びになります。

優れた講師の進行方法や受講者への接し方、困難な状況への対応など、実践的なテクニックを直接観察することで、自分の研修スタイルを豊かにできるでしょう。

研修講師が向いている人にはLDcubeのライセンス講座がおすすめ 

研修講師が向いている人には、効果的で信頼できるプログラムやツールを活用しながら、研修講師を養成するLDcubeの「ライセンス講座」がおすすめです。 

LDcubeのライセンスプログラムの特徴 

  • 体系的なカリキュラム設計: 
    LDcubeのライセンスプログラムは、研修の目的や受講者のレベルに応じた体系的なカリキュラムを納得のいく形で設計しやすく、初めての講師でも迷わず段取りを進めることができます。 

  • 高品質な教材とツール: 
    LDcubeのライセンスプログラムには、高品質な教材やツールが含まれており、研修内容の理解を深めるためのテキストやスライド、ワークシートが提供されます。これにより、初めての研修講師でもプロフェッショナルな研修が実現可能です。 

  • インタラクティブな学習方法の導入: 
    ディスカッションやグループワーク、クイズなどのインタラクティブな学習方法がプログラムに組み込まれているため、受講者の参加を促進し、学習効果が高まります。 

  • フレキシブルな研修形式: 
    LDcubeのライセンスプログラムは、集合研修とオンライン研修どちらにも適用できます。そのため、さまざまなシチュエーションに合わせて研修を実施できます。 

  • 実績と信頼性: 
    LDcubeのライセンスプログラムは、プロの研修講師をはじめ、多くの企業や組織で利用されており、その効果と信頼性は実績によって証明されています。初めての講師でも安心して利用できるプログラムです。 

  • コーチングサポート: 
    LDcubeのライセンスプログラムには、経験豊富なコーチやメンターからのサポートが含まれており、疑問や課題に対して迅速に対応できる環境が整っています。 

初めての研修講師が研修を確実に成功させるためには、自身だけで全てを用意する必要はありません。LDcubeのライセンスプログラムを活用することで、体系的なカリキュラムと高品質な教材、インタラクティブな学習方法、フレキシブルな研修形式、実績に裏打ちされた信頼性、そして手厚いコーチングサポートを得ることができます。 

研修講師が初めての人でも自信を持って研修を進めることができ、受講者にとっても充実した学びの時間を提供できることでしょう。 

▼ライセンス講座についての詳細は下記をご覧ください。 

  社内トレーナー養成支援|LDcube(エルディーキューブ) LDcubeの社内トレーナー養成支援のご紹介ページです。研修効果は高めたいがコスト(費用・時間)はかけられない、集合研修のノウハウはあるが、オンライン研修のノウハウはない、そのような課題をお持ちの研修プランナー必見。プロのコンサルタントが活用するプログラムを提供することで、企業の研修内製化・社内トレーナー養成を支援します。 株式会社LDcube


研修講師が向いている人が効果的に人材育成をしている支援事例

リコージャパン株式会社
社員数:18,000名以上

リコージャパン株式会社 人事・コーポレート本部 人財開発センター 人財開発部 部長 武田 佳祐 様  リコーグループは、日本、米国、欧州、アジア・パシフィックに拠点を置き、全世界約200の国と地域で事業を展開しているグローバルカンパニーです。2036年に創業100周年を迎えるリコーグループは、「”はたらく”に歓びを」という価値観を基に持続可能な未来をつくる活動をしています。 「人のこころとからだに携わり、現場に寄り添った教育施策を実現したい」という個人の想いを持ち、活動しています。

背景・課題:

リコージャパン株式会社では、2010年の販売会社統合以降、各支社の固有の課題に対応できず、教育施策が本部主導で一方的になるなどの課題がありました。また、縦割り組織文化がコミュニケーションの希薄化を招いていました。これらの課題を解決するために、社員自らが強みや弱みを理解し合い、横のつながりを強化する取り組みが求められていました。

LIFOプログラム(社内トレーナーライセンス)の導入:

その中で、LIFOを導入しました。LIFOの活用を通じて、社員一人一人の個性を診断し、自己理解と他者理解を促進しました。これにより、飲み会などでの非公式なコミュニケーションが減少する中でも、社員同士の人間関係を深めるための新たな手段を提供することができるようになりました。

また、LIFOライセンスを取得することで、社内トレーナーが自主的に研修を行えるようになり、組織風土改革を進めました。LDcubeとの協力により、多様なワークショップを展開し、各支社が抱える具体的な課題に対応できるようになりました。

社内展開:

プログラムの展開においては、事前のLIFO診断、ワークショップの実施、職場での実践、効果検証のサイクルを組み込みました。参加者は、研修後の職場実践を通じて得られたスキルを評価し合い、PDCAサイクルを回すことで、持続的なスキルアップを図っています。ラーニングプラットフォーム「UMU」を活用し、受講者同士が学び合う環境を整備しました。

社内トレーナーによる研修実施後の反応:

導入後、プログラム受講者の満足度は高く、多くの支社で「対人関係」や「マネジメント能力」などにおいて数値的な改善が見られました。LIFOを活用したレクチャーは「人」の問題の解決に寄与し、特にアウトプット重視の体験学習が効果的だったとされています。UMUの活用と一連の学習サイクルの設計により、事務局の負担軽減と学習効果の向上が実現しました。

今後に向けて:

今後は、各支社や部門の課題に寄り添い、人材育成を継続的にサポートすることで、社員個々の自己成長と組織全体の活性化をさらに推進する予定です。また、導入されたプログラムは、社員の特性に基づく行動変容を促すとともに、他部門にも勧められる内容として評価されています。

これにより、組織内のさまざまな課題を解決し、全体の一体感を更に高められることが期待されています。

▼本事例はインタビュー記事の一部です。インタビュー記事全文はこちらからご覧ください。

  リコージャパン株式会社 各支社・部門の現状と課題に合わせたプログラム展開で組織風土改革を推進 「本部主導の教育施策だけでなく、現場に寄り添った教育施策を展開したい」 「研修後の学びの定着を支援し、職場での実践と成果向上まで促進したい」 このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。 リコージャパン様では、LIFO・HEP・ITS・SBRP・行動の柔軟性開発プログラムを活用した体験学習型ワークショップにより、現場の課題解決と社員一人一人の能力開発を目的とした組織風土改革の取り組みをされています。 本記事では、人事・コーポレート本部 人財開発センター 人財開発部長の武田 佳祐 様にインタビューした内容をレポートします。 株式会社LDcube


まとめ:あなたの強みを生かして効果的な研修講師になろう

研修講師に向いている人の特徴とは?向き不向きより「やる気」!ポイントを解説!について紹介してきました。

  • 研修講師に向いている人は「やる気」のある人
  • 研修講師とは?役割とやりがい
  • 研修講師に向いている人の7つの特徴
  • 研修講師に向いている人が持っていたいスキル
  • 研修講師に向いている人のスキルアップ方法
  • 研修講師が向いている人にはLDcubeのライセンス講座がおすすめ
  • 研修講師が向いている人が効果的に人材育成をしている支援事例

研修講師は単に知識を伝えるだけでなく、受講者の成長を支援し、組織の発展に貢献する重要な役割を担っています。

研修講師に最も重要なのは「やる気」と「情熱」です。人に教えることが好き、人前で話すのが苦にならない、論理的思考ができる、観察力や共感力が高いといった特徴があれば、研修講師として活躍できる可能性が高いでしょう。

また、効果的な研修を実施するためには、研修デザインスキルやプレゼンテーションスキル、フィードバックスキルなど、さまざまなスキルを身に付け、継続的に向上させることが大切です。これらは研修に参加したり、実践を重ねたり、フィードバックを活用したりすることで徐々に磨かれていきます。

完璧な研修講師はいません。大切なのは、常に学び続ける姿勢と、受講者の成長に真摯に向き合う気持ちです。あなたの強みを生かし、足りない部分は意識的に補いながら、効果的な研修講師を目指してください。

株式会社LDcubeでは、プロの外部講師が活用している研修プログラムを社内トレーナーの方々にも提供しています。これらの研修プログラムを活用いただくことで、プロさながらの研修を社内でも展開することができます。 
また、研修の充実化をはかるためのeラーニングやLMS、経営シミュレーションアプリなどの提供も行っています。これらを使いこなすことで、社内講師でもかなり充実した研修を展開することが可能となります。 

無料でのプログラム体験会なども行っています。お気軽にご相談ください。 

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企画・作成・編集:代表取締役 新井澄人
企画・作成・編集:代表取締役 新井澄人
株式会社ビジネスコンサルタントで、講師派遣型の人材育成支援から始まり、社内トレーナーの養成による人材育成支援、デジタルツールを活用した人材育成のDX化の支援まで、中小企業から大企業まで20年にわたり幅広いコンサルティングに従事。 新入社員研修からOJTリーダー研修、若手社員研修、管理職研修、幹部研修、営業研修、デジタル学習環境づくりのコンサルテーションなどに自らもコンサルタントとして登壇しながらも、人材育成・組織活性化・営業強化において講師派遣型の枠を超えた支援を実現するため、ビジネスコンサルタントの子会社である株式会社LDcubeの設立と同時に代表取締役に就任。 資格: ・全日本能率連盟認定マスター・マネジメント・コンサルタント(J-MCMC2023002) ・LIFOプログラムライセンス(LIFO-MSSプログラム開発者)

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