初めての研修講師が感じる不安とは?社内研修を成功させるポイント・コツを解説!
人事・教育部門に配属されると、社内研修の講師を務めることがあります。初めて研修講師を務めることは、誰にとっても緊張する経験です。
多くの人が抱える課題は、研修の構成や進行方法、参加者のエンゲージメントを維持するスキルなど、未知の領域に対する不安です。特に、準備不足や適切なフィードバックを受ける機会が限定されると、初回の講師経験がうまくいかない場合があります。
では、初めての研修講師として成功するためには、どのようなステップを踏むべきでしょうか?
初めて研修講師を務める際の一般的な課題について考えてみましょう。初めての研修講師は、しばしば以下のような課題に直面します。
|
上記のような不安は初めての研修講師であれば、誰しもが経験します。
本記事では、初めての研修講師であれば誰しもが経験する不安や、成功するためポイント・コツ、テーマ設定、カリキュラム作成方法、研修用スライドの作成方法、研修を盛り上げるコツ、初めての社内研修を確実に成功させるための方法などの具体的な方法を紹介します。
以下のステップを実践することで、自信を持って研修を進行し、参加者にとって価値ある学びの場を提供できます。
|
上記のようなポイント・コツを踏まえて研修を行うことで、初めての研修講師として、一歩一歩確実に成長し、参加者全員が学びを深める有意義な時間を提供することができるでしょう。
▼ 社内トレーナーについては下記で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
⇒社内トレーナー導入における成功のコツとは?ポイントを解説
▼研修の費用については社内外の講師で行う場合のシミュレーションをしています。
⇒研修実施に伴う費用とは?外部講師活用から研修内製化の費用まで解説!
▼社内研修の企画と実施について下記にまとめています。
目次[非表示]
- 1.初めての研修講師が感じる不安
- 1.1.緊張からくる不安
- 1.2.内容構成についての不安
- 1.3.参加者のエンゲージメントが得られるかという不安
- 2.初めて講師が研修を成功させるポイント(心構え)
- 2.1.研修講師としての心構え
- 2.2.徹底的な準備とリハーサル
- 2.3.参加者のエンゲージメントを高める工夫
- 2.4.構成の工夫と時間管理
- 2.5.フィードバックとリフレクション
- 2.6.使用するツールの熟知
- 3.研修講師が初めての場合のテーマ設定
- 4.研修講師が初めての場合の準備の仕方
- 4.1.テーマに基づいたカリキュラム設計
- 4.2.研修用スライド(資料)の作り方について
- 5.研修講師が初めての場合の実施スタイル
- 6.初めての研修講師が場を盛り上げるには
- 7.初めての研修講師が「確実に」成功させるには
- 8.まとめ
初めての研修講師が感じる不安
初めての研修講師を務める際には主に下記のような不安を抱きます。
①緊張からくる不安、②内容構成についての不安、③参加者のエンゲージメントを得られるかという不安です。
1つずつ解説します。
緊張からくる不安
初めて人前で話す経験は、多くの人にとって非常に緊張するものです。
特に、研修講師として人前で話すときには、自分が中心となり、情報を伝える責任があるため、そのプレッシャーから緊張が高まることがあります。
この緊張が自然と不安につながるのです。人前での発表や講義に慣れていない場合、手が震える、声が震える、言葉が詰まるなどの身体的な反応が出ることがあります。
このような緊張からくる不安を和らげるためには、リハーサルを重ねることが効果的です。
内容構成についての不安
初めての研修を担当する際、講義内容の構成に自信が持てないことも大きな不安要素の1つです。
情報が多すぎて大事なポイントが埋もれてしまったり、逆に情報が少なすぎて理解が浅くなってしまったりすることを心配し、不安になることがあります。
この不安を軽減するためには、事前に受講者のニーズを調査し、それに基づいて内容を絞り込むことが重要です。
また、スライドや資料を効果的に使い、視覚的にも情報を整理することで、講義がスムーズに進行するように工夫すると良いでしょう。
参加者のエンゲージメントが得られるかという不安
研修は参加者が主体的に学びに参加することが重要です。
そのため、参加者が研修内容に興味を持ち、積極的に参加してくれるかという不安もあります。
雑談や質問をうまく引き出せるか、グループワークを有効に活用できるかなど、参加者のエンゲージメントを高めるためのスキルが必要とされます。
この不安を和らげるためには、アイスブレイクや参加型のアクティビティを取り入れることが有効です。
また、フィードバックを通じて参加者の反応を知り、それに応じて柔軟に対応することも重要です。
不安を軽減するには、事前の準備と練習が鍵となります。
自信を持つためには、リハーサルを重ね、フィードバックを受けることで不安を少しずつ克服していくことが大切です。
また、初心者であることをあまり重く受け止めず、参加者とともに学ぶパートナーとして前向きに取り組むことが大切です。
初めて講師が研修を成功させるポイント(心構え)
研修講師としての心構え
研修講師として研修を成功させるためには、まず「研修講師も参加者と同じ人間であり、参加者の成長のために一緒に学ぶパートナーである」という心構えが重要です。講師=先生、参加者=生徒のような先生と生徒という上下の関係性で、講師として偉そうにするのではなく、パートナーとして共に学ぶスタンスと参加者の成長に貢献するという心構えがポイントです。
このような心構えは言葉にしなくても参加者に伝わるものです。
そのような心構えを持った上で、初めての研修講師を成功させるためポイントを紹介します。
徹底的な準備とリハーサル
研修の成功は、準備にかかっています。以下のステップを踏むことで、自信を持って研修を進行できます。
|
上記の研修の準備やリハーサルは研修時間の2倍程度の時間を見積もってしっかりと行いましょう。
参加者のエンゲージメントを高める工夫
参加者が興味を持ち、積極的に学べる環境を整えるための工夫が重要です。
|
構成の工夫と時間管理
研修全体の構成と時間管理も重要な要素です。
|
フィードバックとリフレクション
研修後のフィードバックとリフレクション(振り返り)は、今後の改善につながります。
|
使用するツールの熟知
使用するツールや技術について十分に理解し、スムーズに運用できるよう心掛けましょう。
|
これらのポイントに注意をし、徹底的に準備を行うことで、初めての研修講師としても成功を収めることができるでしょう。
研修講師が初めての場合のテーマ設定
課題が明確な場合
-
課題の具体化:
課題が明確である場合、まずはその課題を具体的かつ詳細に記述します。例えば、「新人社員の業務スキルが不足している」という課題であれば、そのスキルとは具体的にどのようなものか、どのような状況でその不足が顕著に表れるのかを明確にします。
-
目標設定:
具体的な課題がある場合、その課題を解決するための具体的な目標を設定します。例えば、「新人社員の基本的な業務スキルの習得」や「効率的な業務プロセスの理解と実践」など、達成したい結果を明確にします。
-
カリキュラム設計:
目標を達成するために必要なカリキュラムを設計します。この段階では、具体的な学習内容、講義の順序、実践練習の方法などを検討します。例えば、座学と実習を組み合わせたアプローチなどが有効です。
-
評価方法の設定:
研修の効果を測定するための評価方法を設定します。例えば、テストや実務研修の成果、フィードバックのアンケートなどを利用し、学習の進捗や達成度を確認します。
課題が不明確な場合
-
課題の特定:
まずは課題の特定から始めます。アンケート調査やヒアリング、業務の観察などを通じて、どのような課題が存在するのかを明らかにします。この段階では、積極的に社員や関係者から情報収集をします。
-
情報収集と分析:
収集した情報を基に、どのような問題が存在するのかを分析します。例えば、「特定の業務プロセスの理解不足」や「部門間連携の問題」など、具体的な課題が浮かび上がってきます。
-
仮説設定:
現時点で得られた情報を基に、いくつかの仮説を立てます。例えば、「業務の手順の理解にばらつきがあるのではないか」や「コミュニケーションスキルが不足しているのではないか」など、課題の原因を仮定します。
-
テーマ設定:
仮説に基づき、研修のテーマを設定します。このテーマは、柔軟に変更できるようにしておくと良いです。例えば、「基本的な業務スキルの強化」といった広範なテーマから始め、実際の研修を通じて具体的な問題に焦点を当てていきます。
-
研修の実施:
設定したテーマに基づいて、研修を実施します。研修はやって終わりではないので、研修後のフィードバックを得て内容を調整していきます。
研修講師が初めての場合、どちらのケースでも準備が重要です。
課題が明確な場合はその具体化と目標設定、課題が不明確な場合は課題の特定から仮説設定のプロセスが求められます。
どちらの場合でも、継続的な評価とフィードバックを取り入れることで、効果的な研修を実現することができます。
▼ 社内研修の作り方については下記で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
⇒社内研修の作り方!効果的なプログラムとは?ポイントを解説
研修講師が初めての場合の準備の仕方
テーマに基づいたカリキュラム設計
研修のカリキュラムを作成する際は、研修の内容、目的、対象者、場所などを考慮して、効果的かつ効率的なカリキュラムを構築することが求められます。以下に、具体的な手順とポイントを紹介します。
★手順 |
|
★ポイント |
|
具体例(1日の研修タイムスケジュール例)
時間 |
内容 |
09:00 - 09:30 |
オリエンテーションとアイスブレイク |
09:30 - 10:30 |
セッション 1: 理論講義 |
10:30 - 10:45 |
休憩 |
10:45 - 12:00 |
セッション 2: 実践演習 |
12:00 - 13:00 |
昼食 |
13:00 - 14:30 |
セッション 3: グループワーク |
14:30 - 14:45 |
休憩 |
14:45 - 16:00 |
セッション 4: グループディスカッション |
16:00 - 16:15 |
休憩 |
16:15 - 17:00 |
まとめとフィードバック |
このようなタイムスケジュールの作成により、研修が効果的かつ効率的に進行し、受講者も満足のいく学びの場を提供できます。
研修用スライド(資料)の作り方について
初めて研修講師を務める場合、研修用スライドの作成には多くのポイントがあります。
以下に、具体的で丁寧な説明をまとめました。
特に初めての研修の場合には、緊張から「頭が真っ白になる」という方も少なくありません。
そのため、研修用のスライドに順を追って情報を載せ、進行手順を忘れてしまったとしても、スライドを進めていけば研修を進行できるように準備しておくと心強いです。
目的と受講者を明確にする
-
研修の目的を定義する:
まず、研修の主な目的(例えば、新しいスキルの習得、知識の向上など)を明確にし、目的に沿った内容をスライドに反映させます。 -
受講者を理解する:
受講者の職務、背景、知識レベルを事前に把握します。例えば、初心者向けの研修なら専門用語を避け、基本的な概念を丁寧に説明するよう心掛けます。逆に、専門家向けの場合は詳細なデータや高度な内容を含めると良いでしょう。
シンプルで分かりやすいデザイン
-
1スライド1メッセージ:
各スライドには1つの主要なポイントやメッセージを配置します。例えば、グラフを用いる場合、そのグラフが示す結論やポイントを明確に表示します。 -
視覚的要素の活用:
図表、イラスト、アイコン、写真などを効果的に使用して、視覚的に情報を伝えます。例えば、プロセスを説明する際にはフローチャートを使うと分かりやすいです。 -
適切なフォントと色彩:
文字のサイズは最低でも24ポイント以上にし、背景とコントラストがはっきりした配色を選びます。例えば、白背景に黒文字、または暗い背景に明るい文字などです。
論理的な構成
-
イントロダクション:
最初のスライドに研修の目的、アジェンダ、期待する成果などを簡潔に説明します。例えば、「本研修では3つの主要なトピックについて学びます」といった形で伝えます。 -
セクションごとに整理:
主要なトピックに分けてスライドを整理します。例えば、セクション1:基礎知識、セクション2:応用技術、セクション3:実務への応用、のように章立てすることで見やすくなります。 -
まとめと振り返り:
各セクションの終わりに、重要なポイントをハイライトするスライドを設けます。例えば、「このセクションの要点は、A、B、Cです」と明示します。
効果的なアニメーションとトランジション
-
適度なアニメーション:
重要なポイントやステップごとにアニメーションを使うことで受講者の注意を引きつけることができます。例えば、各ポイントをクリックするたびに1つずつ表示させる方法などです。ただし、アニメーションはシンプルにし、過剰な使用は避けます。 -
統一感のあるトランジション:
スライド間のトランジションは既定のシンプルなもの(フェードなど)を使い、利便性を重視します。複雑すぎるトランジションは逆に気を散らす可能性があります。
リハーサルとフィードバック
-
リハーサル:
実際にスライドを使ってプレゼンテーションのリハーサルを行います。時間配分や流れ、各スライドの効果を確認します。リハーサルを通じて自分がどの部分でつまずくかを把握し、修正します。 -
フィードバックの収集:
同僚や先輩にスライドを見てもらい、意見をもらいます。特に見やすさ、理解しやすさ、内容の妥当性に関してフィードバックをもらうと良いでしょう。そのフィードバックを基にスライドを修正します。
補完的な要素
-
補助資料の準備:
スライドにはあまり詳細な情報を載せられないため、補助資料(例:配布資料)を準備します。これには詳細な説明や追加の情報が含まれるように作成します。 -
質問タイムの設定:
講義の合間や最後に質問の時間を設けます。例えば、「今までの内容で質問がある方はここでどうぞ」といった形で、受講者が質問しやすい環境をつくります。
これらの具体的なポイントを押さえることで、初めての研修講師でも効果的なスライドを作成し、自信を持って講義し、研修を進めることが可能になります。
補足:研修テキスト
受講者に配布するテキストについても、研修用スライドが完成すれば、アニメーションなどを削除して、見やすく整理することで十分研修テキストとして印刷して活用することができます。
研修講師が初めての場合の実施スタイル
初めて研修講師を務める場合、研修のスタイルに応じた準備や実施方法は異なります。
以下では、「集合研修」、「オンライン研修」、「ハイブリッド研修」について、各スタイルの特徴と具体的な進め方について説明します。
集合研修
特徴
- 受講者が1つの場所に集まり、対面で実施する研修スタイル。
- 直接的なコミュニケーションとインタラクションが可能。
準備と進め方
-
場所の確保と準備:
研修会場を確保し、机や椅子の配置、音響設備、プロジェクターなどを事前に確認する。 -
研修資料の準備:
配布資料やスライド、実施する演習やワークショップの教材を用意する。 -
アイスブレイク:
研修の始めにアイスブレイクを行い、参加者の緊張を解き、場を温める。 -
講義とインタラクションのバランス:
長時間の講義にならないよう、ディスカッションやグループワークを取り入れ、受講者の参加意識を高める。 -
タイムマネジメント:
前もって作ったタイムスケジュールに従って進行し、適切な休憩時間を設ける。 -
フィードバックとまとめ:
研修の終わりにはフィードバックセッションを行い、受講者から意見や感想を集める。次回に向けた改善点を見つける。
オンライン研修
特徴
- 受講者がインターネットを通じて参加する研修スタイル。
- 地理的制約が少なく、柔軟に実施できる。
準備と進め方
-
ツールの選定:
Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどのオンライン会議ツールを選定し、事前にテストする。 -
技術的な準備:
カメラやマイク、インターネット接続の確認、プレゼンテーション用のソフトウエアの準備。 -
コンテンツの最適化:
オンラインでの視聴に適したスライドなどを作成し、インタラクティブな要素(クイズ、投票、アンケートなど)を取り入れる。 -
事前のコミュニケーション:
受講者に対し、事前に使用するツールの使い方や準備事項を連絡しておく。 -
進行管理:
集中力が持続しにくいため、短いセッションと適切な休憩を挟むタイムマネジメントを行う。 -
フィードバックの収集:
チャットやポーリング機能を活用してリアルタイムのフィードバックを収集し、研修の質を高める。
ハイブリッド研修
ハイブリッド研修は研修講師が初めての方にはハードルが高いため、避けるようにしましょう。
気にかけなければならないことが多く、失敗するリスクが高いです。研修実施に慣れてきた場合でも、研修実施の複雑性が高いのでできる限り避けましょう。
特徴
- 集合(対面)とオンラインの両方の参加者がいる研修スタイル。
- 高度なコーディネーションが求められる。
準備と進め方
-
デバイスとツールの準備:
高品質のカメラとマイクを用意し、対面とオンラインの両方で視認性と聴取しやすさを確保する。オンラインツールの選定とテストを行う。 -
会場の設営と技術支援:
プロジェクターやスクリーン、スピーカーを設置し、オンライン参加者が会場の様子をしっかりと確認できるようにする。 -
コンテンツの調整:
集合研修とオンライン研修の両方に適したコンテンツを作成し、インタラクティブな要素を含める。 -
二重管理:
集合での参加者とオンライン参加者の両方に気を配り、それぞれの進捗や理解度を確認する。 -
インタラクションの促進:
ディスカッションやQ&Aセッションで集合での対面参加者とオンライン参加者の交流を促す。 -
トラブルシューティング:
技術的なトラブルが発生する可能性を考慮し、サポートスタッフを配置したり、予備の機材を準備したりする。 -
終わりの総括とフィードバック:
集合とオンラインの両方の受講者からフィードバックを集め、次回の改善に生かす。
初めての研修講師としては、集合研修かオンラインスタイルのどちらかの研修スタイルでの実施準備を徹底することが成功の鍵です。
それぞれの研修スタイルに適した進行方法を熟知し、受講者にとって有益な学びの場を提供するよう心掛けましょう。
また、集合研修とオンライン研修はその特徴が異なることから、集合研修に慣れてきたからといってオンライン研修が同様にうまくやれるわけではありません。それぞれの特徴を踏まえて準備し実施することが重要です。
集合研修の実施に慣れた方がオンライン研修を実施する場合は、オンライン研修が初めてであるという認識を持ち、「初心を忘れずに」初めての研修として準備しましょう。
初めての研修講師が場を盛り上げるには
初めての研修講師として研修を盛り上げるためには、以下の工夫を取り入れることを検討しましょう。
|
これらのポイントを意識して研修を進めることで、初めての研修でも参加者が興味を持ち、積極的に参加する盛り上がった雰囲気を作り出すことができます。
初めての研修講師が「確実に」成功させるには
初めての研修講師が研修を確実に成功させるためには、効果的で信頼できるプログラムやツールを活用することが重要です。
その中で、株式会社LDcubeのライセンスプログラムは特に有効です。
LDcubeのライセンスプログラムの特徴 |
|
初めての研修講師が研修を確実に成功させるためには、自身だけで全てを用意する必要はありません。
LDcubeのライセンスプログラムを活用することで、体系的なカリキュラムと高品質な教材、インタラクティブな学習方法、フレキシブルな研修形式、実績に裏打ちされた信頼性、そして手厚いコーチングサポートを得ることができます。
研修講師が初めての人でも自信を持って研修を進めることができ、受講者にとっても充実した学びの時間を提供できることでしょう。
まとめ
初めての研修講師が感じる不安とは?社内研修を成功させるポイント・コツを解説!について紹介してきました。ポイントをまとめておきましょう。
初めて研修講師を務める際には、誰しも、緊張からくる不安、内容構成についての不安、参加者のエンゲージメントが得られるかという不安などを感じます。
不安を取り除くためには、「研修講師も参加者と同じ人間であり、参加者の成長のために一緒に学ぶパートナーである」という心構えを持ち、徹底的な準備とリハーサル、参加者のエンゲージメントを高める工夫、構成の工夫と時間管理、フィードバックとリフレクション、使用するツールの熟知について取り組んでいくことがポイントです。
そして、テーマに基づいて無理のないカリキュラムを構成し、研修用スライドもシンプルで分かりやすいもので、かつ頭が真っ白になっても大丈夫なように、スライドをおくっていけば順を追って研修が進められるようにしっかりと作成しましょう。
スタイルが異なると進め方や準備も異なるため、研修スタイルは集合研修かオンライン研修のどちらかに焦点を絞って準備していくことが重要です。
そして、研修を確実に成功させるためには、効果的で信頼できるプログラムやツールを活用することが重要です。
株式会社LDcubeでは、プロの外部講師が活用している研修プログラムを社内トレーナーの方々にも提供しています。これらの研修プログラムを活用いただくことで、プロさながらの研修を社内でも展開することができます。
また、研修の充実化をはかるためのeラーニングやLMS、経営シミュレーションアプリなどの提供も行っています。これらを使いこなすことで、社内講師でもかなり充実した研修を展開することが可能となります。
無料でのプログラム体験会なども行っています。お気軽にご相談ください。
▼関連資料はこちらからダウンロードできます。
▼関連記事はこちらから。