社内の研修講師養成のやり方とは?インストラクター育成のステップ5選とおすすめ講座を紹介!

人材育成において、社内研修の重要性が高まる中、効果的な「研修講師」の存在は組織の成長に不可欠です。外部の専門講師に依頼するコストを削減しながら、自社の文化や課題に精通した社内講師を養成することで、より実践的で即効性のある研修が実現できます。

しかし、専門知識があるだけでは優れた研修講師にはなれません。効果的な指導法、プレゼンテーション技術、そして受講者の理解を促進するコミュニケーション能力など、多様なスキルが求められるのです。

本記事では、成功する社内講師を養成するための5つのステップを詳しく解説します。研修講師としての役割理解から始まり、研修設計の基礎、インストラクションスキル、コミュニケーション技術、そして研修効果を最大化するためのフォローアップまで、体系的に学ぶことができます。

これらのステップを踏むことで、単なる知識伝達者ではなく、受講者の行動変容を促す「変革の触媒」となる研修講師を育成できるでしょう。

組織内に優れた研修講師を養成することは、一時的なコスト削減以上の価値をもたらします。知識の社内循環、組織文化の強化、そして継続的な学習環境の構築につながるのです。ぜひこのガイドを活用して、貴社の人材育成を次のレベルへと導きましょう。

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目次[非表示]

  1. 1.優れた「研修講師」の養成は組織の成長に不可欠
  2. 2.研修講師養成ステップ1:研修講師の役割と重要性を知る
    1. 2.1.社内研修講師に求められる3つの必須要素
    2. 2.2.研修講師として外部講師と社内講師の違いを把握する
    3. 2.3.効果的な研修講師になるための基本姿勢
    4. 2.4.社内研修講師に適した人材の選び方
  3. 3.研修講師養成のステップ2:研修設計と構成スキルを磨く
    1. 3.1.設定すべき明確なゴールと最適な時間配分
    2. 3.2.理解度を高める演習と教材開発
    3. 3.3.効果測定とフィードバックの活用
  4. 4.研修講師養成ステップ3:インストラクションスキルを学ぶ
    1. 4.1.説得力あるプレゼンテーション
    2. 4.2.双方向コミュニケーションの実践
    3. 4.3.難しい内容の言い換え表現テクニック
    4. 4.4.視覚資料の効果的な活用
  5. 5.研修講師養成ステップ4:コミュニケーションスキルを身に付ける
    1. 5.1.優れた研修講師に求められる姿勢・態度・表情
    2. 5.2.声のトーンやスピードによる印象コントロール
    3. 5.3.効果的な質問とアクティブリスニング
    4. 5.4.オンライン研修に必要な特有のテクニック
  6. 6.研修講師養成ステップ5:研修効果の最大化を図る
    1. 6.1.フォローアップで効果を持続させる
    2. 6.2.成長を続けるための自己評価
    3. 6.3.組織内で研修講師のモチベーションを維持する支援体制
  7. 7.社内研修講師の養成には、外部講師が活用するプログラムを取り入れるのが最適
    1. 7.1.外部講師が活用しているプログラムとは
    2. 7.2.外部講師が活用しているプログラムを使えるようになる養成講座
  8. 8.研修講師のための研修ならLDcubeのライセンス講座がおすすめ
  9. 9.社内の研修講師が効果的に人材育成をしている支援事例
  10. 10.まとめ:効果的な研修講師養成で組織の学習文化を醸成しよう

優れた「研修講師」の養成は組織の成長に不可欠

組織の成長 イメージ

企業の持続的な成長と発展において、人材育成は欠かせない要素となっています。その人材育成を効果的に行うためのカギを握るのが「研修講師」の養成です。適切な知識とスキルを持った研修講師がいるかどうかで、社員の成長速度や組織全体の学習文化の醸成に大きな差が生まれます。

特に近年では、ビジネス環境の急速な変化に伴い、社員の継続的なスキルアップや新しい知識の習得が求められています。そのため、単に外部講師に依存するのではなく、自社内で効果的な研修を実施できる「社内研修講師」の養成が注目を集めています。

社内研修講師は、自社の文化や業務内容を熟知しているため、より実践的で即効性のある研修を提供できるという大きなメリットがあります。

また、社内研修講師の存在は、コスト面でも大きな効果をもたらします。外部講師への依頼は1回あたりの費用負担が大きいですが、社内に優れた講師を育成することで、長期的なコスト削減につながります。さらに、必要なタイミングで柔軟に研修を実施できる体制が整い、人材育成の機動性も高まります。

しかし、ただ単に社員を講師として立たせるだけでは、効果的な研修は実現できません。研修内容の設計から実施、効果測定に至るまで、体系的なスキルと知識を持った講師の養成が必要です。優れた研修講師は、受講者の理解度を高め、学びを実践に結びつけるためのさまざまなテクニックを駆使します。

本記事では、組織の成長に不可欠な「研修講師」を効果的に養成するための5つのステップを詳しく解説していきます。これらのステップを実践することで、自社の強みを生かした研修プログラムを展開できる講師陣の育成につながるでしょう。

研修講師養成ステップ1:研修講師の役割と重要性を知る

研修講師の役割と重要性 イメージ

優れた研修講師を養成するための第一歩は、研修講師の役割と重要性を正しく理解することです。研修講師は単に知識を伝える存在ではなく、組織の成長を支える重要な役割を担っています。

講師としての役割を認識することで、研修の意義や目的を明確に捉え、効果的な学びの場を創出することができます。講師養成においては、まずこの基本的な理解から始めましょう。

社内研修講師に求められる3つの必須要素

社内研修講師として成功するためには、3つの必須要素が求められます。

  • 専門知識:
    担当分野における確かな専門性と最新情報の把握
  • ファシリテーション力:
    学びを促進し、参加者の能動的な参加を引き出す力
  • 実践経験:
    理論だけでなく、実務での応用や課題解決の経験

特に社内講師の場合、自社の業務に即した実践的な知識が重要です。また、単に知識を伝えるだけでなく、参加者の気付きを促し、主体的な学びへと導くファシリテーション力も欠かせません。

これらの要素をバランスよく備えることで、受講者の実践的なスキル向上を効果的に支援できるようになります。

研修講師として外部講師と社内講師の違いを把握する

外部講師と社内講師には、それぞれ特徴と強みがあります。

外部講師は、専門的知識や豊富な事例、客観的視点を持ち、新鮮な学びを提供できる点が強みです。一方、社内講師は自社の文化や業務内容を熟知し、現場の具体的な課題に即した研修を提供できます。

社内講師を養成する際は、この違いを理解した上で、社内講師ならではの強みを生かすことが重要です。外部講師のような汎用的なアプローチではなく、自社の実情に合わせたカスタマイズされた内容を提供することで、研修効果を高めることができます。

また、研修後のフォローアップや実践支援も社内講師の大きな役割です。

効果的な研修講師になるための基本姿勢

効果的な研修講師となるためには、適切な基本姿勢を身に付けることが重要です。

まず、「教える」ではなく「学びを促進する」という考え方が基本になります。受講者は知識や経験を持った大人であり、その経験や知恵を引き出し、共有することで学びが深まります。

  • 学習者中心:
    受講者のニーズや理解度を常に意識し、柔軟に対応する
  • 謙虚さ:
    自分も常に学び続ける姿勢を持ち、受講者からも学ぶ
  • 共感力:
    受講者の視点に立って考え、心理的安全性のある環境をつくる
  • 実践志向:
    学んだことを実務で生かせるよう、具体的な活用方法を示す

これらの姿勢は一朝一夕で身に付くものではありませんが、常に意識して実践していくことで、受講者からの信頼を獲得し、効果的な学びの場を創出できるようになります。

社内研修講師に適した人材の選び方

社内研修講師の候補者を選定する際は、専門性や経験だけでなく、以下のような特性や資質も重要な判断基準となります。

  • コミュニケーション能力:
    複雑な内容をわかりやすく伝える力
  • 柔軟性:
    さまざまな学習者に対応できる柔軟な思考と対応力
  • 情熱:
    テーマに対する情熱や人材育成への意欲
  • 自己成長意欲:
    常に学び、スキルを磨く向上心

また、選定方法としては、公募制と指名制を組み合わせるのが効果的です。公募制では意欲のある人材を発掘でき、指名制では組織として育成したい人材を計画的に養成できます。

いずれの場合も、講師としての適性だけでなく、本人の意欲や成長機会としての側面も考慮することが大切です。実際の業務との両立が可能かどうかも重要なポイントになります。

研修講師養成のステップ2:研修設計と構成スキルを磨く

研修設計 イメージ

効果的な研修講師となるためには、研修を実施する「場」での振る舞いだけでなく、その前段階である「研修設計と構成」のスキルが不可欠です。

優れた研修は緻密な設計に基づいており、明確な目標設定、効果的な時間配分、適切な教材選定などが重要な要素となります。

研修講師養成の第2ステップでは、これらの設計・構成スキルを磨き、学習効果を最大化するための基盤を作ります。

設定すべき明確なゴールと最適な時間配分

効果的な研修の設計においては、まず明確なゴール設定が不可欠です。

ゴールは「〜について理解する」という曖昧な表現ではなく、「〜ができるようになる」という行動レベルで具体的に設定します。これにより、研修の方向性が明確になり、効果測定も容易になります。

  • 受講者視点:
    受講者が得られる具体的な成果を明示する
  • 段階的設定:
    全体目標と各セッションの小目標を設定する
  • 測定可能性:
    達成度を確認できる具体的な指標を設ける

時間配分においては、講義一辺倒ではなく、インプットとアウトプットのバランスを考慮します。

一般的に、成人学習者は20~30分の集中力サイクルがあるため、長時間の講義は避け、適度に演習や討議を挟むことで理解度と集中力を維持できます。

理解度を高める演習と教材開発

研修の効果を高めるためには、適切な演習と教材の開発が重要です。演習は単なる時間つぶしではなく、学習内容の定着と実践力向上を目的としたものであるべきです。

  • 目的適合性:
    学習目標の達成に直結する演習を設計する
  • 実践志向:
    実務での活用をイメージできる実践的な内容にする
  • 難易度調整:
    受講者のレベルに合わせた適切な難易度を設定する

教材開発においては、視覚的な要素を効果的に取り入れ、重要ポイントが一目でわかるよう工夫します。

また、研修後も参照できるよう、要点を整理したハンドアウトや参考資料の準備も大切です。テキストと視覚資料のバランスを考慮し、学習スタイルの異なる受講者にも対応できる教材を目指しましょう。

効果測定とフィードバックの活用

研修の効果を高めるためには、適切な効果測定とフィードバックの仕組みが不可欠です。効果測定は研修の直後だけでなく、一定期間後の行動変容や業務への影響も含めて多角的に行うことが重要です。

  • 4段階評価:
    反応(満足度)、学習(理解度)、行動(実践度)、成果(業績向上)の各レベルで測定
  • 測定ツール:
    アンケート、テスト、観察、インタビュー、業績データなど複数の手法を組み合わせる
  • 継続的改善:
    測定結果を次回の研修改善に生かすPDCAサイクルの確立

また、研修中のフィードバックも学習効果を高める重要な要素です。受講者の理解度や反応を常に観察し、必要に応じて内容や進め方を調整する柔軟性が講師には求められます。

受講者からのフィードバックを謙虚に受け止め、常に研修の質を向上させる姿勢が大切です。

研修講師養成ステップ3:インストラクションスキルを学ぶ

インストラクションスキル イメージ

研修の設計と構成をマスターしたら、次に重要なのはインストラクションスキルです。これは研修の「場」で実際に内容を伝え、学びを促進するための技術です。

優れたインストラクションスキルを持つ講師は、複雑な内容を分かりやすく伝え、受講者の関心を引きつけ、能動的な学習を促進することができます。研修講師養成の第3ステップでは、これらのスキルを体系的に学び、実践していきます。

説得力あるプレゼンテーション

効果的な研修講師になるためには、説得力のあるプレゼンテーションスキルが不可欠です。プレゼンテーションには構成と表現の両面があります。

  • 構成技術:
    PREP法(結論→理由→具体例→結論)などの論理的構成法を活用
  • ストーリーテリング:
    事例や体験談を効果的に組み込み、記憶に残る内容にする
  • メリハリ:
    重要ポイントを強調し、情報の軽重を明確にする

また、一方的な情報提供ではなく、受講者が「なぜ」「どのように」という問いを持ち、自ら考えるよう促すプレゼンテーションを心掛けましょう。

具体的な業務場面をイメージできる例示や、受講者の経験に結びつく内容を取り入れることで、理解と記憶の定着を促進できます。

双方向コミュニケーションの実践

研修は一方通行の講義ではなく、双方向のコミュニケーションを通じて学びを深める場です。効果的な双方向コミュニケーションのためには、以下のようなスキルを身に付けることが重要です。

  • 質問技術:
    思考を促す開かれた質問と、理解を確認する閉じた質問を使い分ける
  • グループワーク運営:
    目的に沿った適切な課題設定と進行管理
  • 意見引き出し:
    発言しやすい雰囲気作りと多様な意見の尊重

特に重要なのは、受講者からの質問や意見に対する対応力です。質問を歓迎する姿勢を示し、分からないことがあれば素直に認め、後で調べて回答するといった誠実な対応が受講者の信頼につながります。

また、受講者同士の対話や学び合いを促進することも、双方向コミュニケーションの重要な要素です。

難しい内容の言い換え表現テクニック

専門的で複雑な内容を、受講者が理解しやすいように説明するスキルは、優れた研修講師の必須条件です。このスキルを磨くためには、以下のようなテクニックが役立ちます。

  • 比喩:
    身近な事象に例えて説明する
  • 階層化:
    複雑な概念を段階的に分解して説明する
  • 具体化:
    抽象的な概念を具体的な事例で補足する
  • 視覚化:
    図やチャートを用いて概念を視覚的に表現する

また、専門用語を使う際には必ず平易な言葉で言い換えるか、明確な定義を示すことが重要です。受講者の反応を観察しながら、理解度に合わせて説明の深さや視点を調整する柔軟性も必要です。

理解を助けるための反復も効果的ですが、単なる繰り返しではなく、異なる視点からの説明を心がけましょう。

視覚資料の効果的な活用

研修効果を高めるためには、視覚資料の効果的な活用が不可欠です。視覚資料は単なる装飾ではなく、理解を促進し、記憶に定着させるための重要なツールです。

  • スライド設計:
    シンプルで見やすく、ポイントを強調したデザイン
  • 図表活用:
    複雑な関係性や流れを視覚的に表現
  • 動画・写真:
    具体的なイメージを提供し、理解を促進
  • ハンドアウト:
    研修後の復習や参照に役立つ資料の提供

視覚資料を使う際の重要なポイントは、資料に頼りすぎないことです。スライドの内容をただ読み上げるのではなく、補足説明や具体例を加えながら、受講者の理解を深める工夫が必要です。

また、視覚資料と口頭説明のバランスも重要で、視覚と聴覚の両方から情報を受け取ることで、学習効果が高まります。

研修講師養成ステップ4:コミュニケーションスキルを身に付ける

コミュニケーションスキル イメージ

インストラクションスキルと並んで研修講師に不可欠なのが、効果的なコミュニケーションスキルです。

研修の場では、言語的コミュニケーションだけでなく、非言語的なコミュニケーションも重要な役割を果たします。姿勢や表情、声のトーン、間の取り方など、さまざまな要素が受講者の理解度や集中力に影響します。

研修講師養成の第4ステップでは、これらのコミュニケーションスキルを多角的に磨いていきます。

優れた研修講師に求められる姿勢・態度・表情

研修講師の姿勢や態度、表情は、言葉以上に強いメッセージを受講者に伝えることがあります。非言語コミュニケーションは、講師の熱意や自信、誠実さを表現する重要な要素です。

  • 立ち姿勢:
    背筋を伸ばし、安定した姿勢で自信を表現する
  • アイコンタクト:
    全体に目を配りながら、適度に個々の受講者と目を合わせる
  • 表情:
    豊かな表情で内容に合わせた感情を表現し、親しみやすさを演出する
  • ジェスチャー:
    適度な手の動きで説明を補強し、メリハリをつける

特に重要なのは、研修内容に対する自身の興味や熱意を自然に表現することです。形式的なテクニックよりも、内容への共感や理解が伝わる自然な態度が、受講者の信頼と関心を高めます。

また、受講者一人ひとりを尊重する態度も、学びの場の安心感につながります。

声のトーンやスピードによる印象コントロール

声は研修講師の最も基本的なツールであり、その使い方によって研修の効果が大きく変わります。

声のトーン、スピード、強弱などをコントロールすることで、内容の重要性を強調したり、受講者の注意を引いたりすることができます。

  • 声の大きさ:
    会場の大きさに合わせた適切な声量を保つ
  • スピード:
    重要なポイントはゆっくり、補足説明は少し早めるなどメリハリをつける
  • 抑揚:
    単調にならないよう、内容に合わせた適切な抑揚をつける
  • 間(ま):
    重要なポイントの前後に間を置き、受講者の思考を促す

また、長時間の研修では声の疲労も課題になります。水分補給や適切な呼吸法を意識することで、声の質を維持することも大切です。

声のバリエーションを意識的に使い分けることで、受講者の集中力を維持し、重要なメッセージを効果的に伝えることができます。

効果的な質問とアクティブリスニング

研修の場でのコミュニケーションを活性化させるためには、効果的な質問技術とアクティブリスニングのスキルが不可欠です。

質問は単に理解度を確認するだけでなく、受講者の思考を促し、主体的な学びを引き出す重要なツールです。

  • オープンクエスチョン:
    「どのように」「なぜ」など、思考を促す質問
  • クローズドクエスチョン:
    「はい/いいえ」で答えられる、理解確認のための質問
  • 誘導質問:
    特定の方向に思考を導くための質問

同時に重要なのがアクティブリスニングです。受講者の発言に対して、うなずきや相づち、言い換えなどを通じて積極的に聴く姿勢を示します。

これにより受講者は自分の意見が尊重されていると感じ、より積極的に参加するようになります。質問と傾聴のバランスを取りながら、双方向の学びの場を創出しましょう。

オンライン研修に必要な特有のテクニック

近年急速に普及したオンライン研修では、対面研修とは異なるコミュニケーションスキルが求められます。画面越しのコミュニケーションでは、非言語情報が限られるため、より意識的な工夫が必要です。

  • 視覚的明確さ:
    カメラ位置や照明を適切に設定し、表情が見えるようにする
  • 声の調整:
    マイクの位置や音量を確認し、クリアな音声を確保する
  • インタラクション(相互作用):
    チャット機能やアンケート、ブレークアウトルームなどを活用した参加促進
  • 画面共有:
    資料の見せ方、切り替えのタイミングなど、視覚情報の効果的な提示

また、オンライン特有の注意点として、受講者の集中力の持続時間が対面より短い傾向があります。そのため、より頻繁に活動を切り替えたり、インタラクションを取り入れたりすることが重要です。

技術的なトラブルに備えた事前準備と代替策の用意も、オンライン研修講師の重要なスキルです。

研修講師養成ステップ5:研修効果の最大化を図る

効果最大化

ここまでの4つのステップを実践することで、基本的な研修講師としてのスキルを身に付けることができます。しかし、真に優れた研修講師となるためには、研修実施後の効果を最大化するための取り組みも重要です。

研修はゴールではなく、業務改善や行動変容のスタートラインであるという認識のもと、研修効果を持続させ、実践への転換を促進するための手法を学びます。

研修講師養成の最終ステップでは、これらの効果最大化の手法を身に付けます。

フォローアップで効果を持続させる

研修の真の効果は、研修直後ではなく、受講者が学んだ内容を業務で実践し、定着させた時に発揮されます。そのためには、研修後のフォローアップが不可欠です。

効果的なフォローアップには以下のような手法があります。

  • アクションプラン:
    研修終了時に具体的な実践計画を立てさせる
  • フォローアップセッション:
    研修から1~3カ月後に実践状況を確認する機会を設ける
  • 受講者コミュニティー:
    受講者同士が経験や課題を共有できる場を提供する
  • 上司との連携:
    直属上司に研修内容を共有し、実践をサポートしてもらう

特に重要なのは、研修内容と日常業務をいかに結びつけるかという視点です。

研修で学んだことを実践する最初の一歩を小さく設定し、成功体験を積み重ねることで、より大きな行動変容につなげる工夫が必要です。講師はこのプロセス全体をサポートする伴走者としての役割も担います。

成長を続けるための自己評価

優れた研修講師は、自らの研修を客観的に評価し、常に改善を図る姿勢を持っています。

自己評価と継続的な成長のためには、以下のようなアプローチが効果的です。

  • 研修記録:
    各研修の内容、受講者の反応、成功点と改善点を記録する
  • ビデオ撮影:
    自分の研修を録画して、客観的に振り返る
  • フィードバック収集:
    受講者や同僚からの率直なフィードバックを求める
  • リフレクション:
    「何がうまくいったか」「なぜうまくいったのか」を深く内省する

これらの自己評価を通じて、自分の強みと弱みを認識し、計画的にスキルアップを図ることが重要です。

また、他の優れた講師の研修を観察したり、最新の教育理論や手法を学んだりすることも、成長を続けるために欠かせません。学ぶことをやめない姿勢こそが、優れた研修講師の条件と言えるでしょう。

組織内で研修講師のモチベーションを維持する支援体制

社内研修講師を長期にわたって効果的に機能させるためには、組織としての支援体制が不可欠です。講師のモチベーションを維持し、継続的な成長を促すための体制づくりが重要です。

  • 認知と評価:
    講師活動を正当に評価し、キャリアパスに組み込む
  • 負荷調整:
    本業との両立を可能にする業務調整
  • 学習・成長機会:
    最新知識や手法を学ぶための外部研修参加機会の提供
  • 講師コミュニティー:
    社内講師同士が情報交換や相互支援できる場の設定
  • リソース提供:
    教材開発や研修準備のためのリソース(時間・予算・ツール)確保

特に重要なのは、研修講師の活動が組織内で正当に評価され、キャリア形成の一部として認識されることです。単なる「追加業務」ではなく、重要な組織貢献として位置付けることで、講師のモチベーションと質の高い研修提供が持続的に可能になります。

また、講師同士の学び合いを促進する仕組みも、個々の講師の成長と組織全体の研修品質向上に効果的です。

社内研修講師の養成には、外部講師が活用するプログラムを取り入れるのが最適

外部講師 イメージ

社内研修講師を効果的に養成するアプローチとして、実績のある外部講師が活用しているプログラムを取り入れる方法があります。

プロフェッショナルな外部講師が長年の経験と理論に基づいて開発・洗練させてきたプログラムは、効果検証済みであり、短期間で講師の質を高めることが可能です。

社内の実情に合わせてカスタマイズしつつ、基本的な枠組みとして活用することで、効率と効果の両立が図れます。

外部講師が活用しているプログラムとは

外部の専門講師が活用している研修プログラムには、以下のような特徴があります。

  • 構造化:
    明確な学習目標と体系的なステップが設計されている
  • エビデンスベース:
    心理学や行動科学に基づいた方法論
  • 汎用性と応用性:
    業種や職種を超えて活用できる基本原則がある
  • テンプレート化:
    効果的な研修の「型」が確立されている
  • 効果測定:
    学習効果を可視化する仕組みが組み込まれている

これらのプログラムは単なる教材ではなく、研修の設計から実施、評価までの一連のプロセスを含む包括的なシステムとなっています。

例えば、ADDIEモデル(分析・設計・開発・実施・評価)に基づいた研修設計フレームワークや、インストラクショナルデザインの原則を取り入れたプログラムなどが代表的です。

こうした体系的なプログラムを導入することで、社内講師もプロフェッショナルな研修設計・実施が可能になります。

外部講師が活用しているプログラムを使えるようになる養成講座

外部講師のプログラムを社内に導入するための最も効果的な方法は、専門の養成講座を活用することです。

これらの講座は、単に研修のノウハウを学ぶだけでなく、実際にプログラムを社内で展開するための権限や教材が提供されるのが特徴です。

  • トレイン・ザ・トレーナー:
    外部プログラムの正式認定講師を社内に育成する講座
  • プログラムライセンス:
    検証済みプログラムの社内利用権の取得 ・教材
  • ツールキット:
    すぐに活用できる教材一式の提供
  • 継続的サポート:
    導入後も専門家のサポートを受けられる体制

株式会社LDcubeでは、外部講師が活用する効果実証済みのプログラムを社内講師が活用できるようにするための養成講座を提供しています。

この講座では、研修設計の基本から実践的なファシリテーション技術まで、体系的に学ぶことができます。社内講師養成に最適なプログラムについては、企業の課題や目的に応じてカスタマイズすることも可能です。

専門家による伴走型のサポートで、社内講師の継続的な成長をバックアップします。

研修講師のための研修ならLDcubeのライセンス講座がおすすめ

LDcube

研修講師が向いている人には、効果的で信頼できるプログラムやツールを活用しながら、研修講師を養成するLDcubeの「ライセンス講座」がおすすめです。

LDcubeのライセンスプログラムの特徴

  • 体系的なカリキュラム設計:
    LDcubeのライセンスプログラムは、研修の目的や受講者のレベルに応じた体系的なカリキュラムを納得のいく形で設計しやすく、初めての講師でも迷わず段取りを進めることができます。

  • 高品質な教材とツール:
    LDcubeのライセンスプログラムには、高品質な教材やツールが含まれており、研修内容の理解を深めるためのテキストやスライド、ワークシートが提供されます。これにより、初めての研修講師でもプロフェッショナルな研修が実現可能です。

  • インタラクティブな学習方法の導入:
    ディスカッションやグループワーク、クイズなどのインタラクティブな学習方法がプログラムに組み込まれているため、受講者の参加を促進し、学習効果が高まります。

  • フレキシブルな研修形式:
    LDcubeのライセンスプログラムは、集合研修とオンライン研修どちらにも適用できます。そのため、さまざまなシチュエーションに合わせて研修を実施できます。

  • 実績と信頼性:
    LDcubeのライセンスプログラムは、プロの研修講師をはじめ、多くの企業や組織で利用されており、その効果と信頼性は実績によって証明されています。初めての講師でも安心して利用できるプログラムです。

  • コーチングサポート:
    LDcubeのライセンスプログラムには、経験豊富なコーチやメンターからのサポートが含まれており、疑問や課題に対して迅速に対応できる環境が整っています。

初めての研修講師が研修を確実に成功させるためには、自身だけで全てを用意する必要はありません。

LDcubeのライセンスプログラムを活用することで、体系的なカリキュラムと高品質な教材、インタラクティブな学習方法、フレキシブルな研修形式、実績に裏打ちされた信頼性、そして手厚いコーチングサポートを得ることができます。 
 
研修講師が初めての人でも自信を持って研修を進めることができ、受講者にとっても充実した学びの時間を提供できることでしょう。 

▼ライセンス講座についての詳細は下記をご覧ください。 
社内トレーナー養成支援|LDcube

  社内トレーナー養成支援|LDcube(エルディーキューブ) LDcubeの社内トレーナー養成支援のご紹介ページです。研修効果は高めたいがコスト(費用・時間)はかけられない、集合研修のノウハウはあるが、オンライン研修のノウハウはない、そのような課題をお持ちの研修プランナー必見。プロのコンサルタントが活用するプログラムを提供することで、企業の研修内製化・社内トレーナー養成を支援します。 株式会社LDcube


社内の研修講師が効果的に人材育成をしている支援事例

リコージャパン株式会社
社員数:18,000名以上

リコージャパン株式会社 人事・コーポレート本部 人財開発センター 人財開発部 部長 武田 佳祐 様  リコーグループは、日本、米国、欧州、アジア・パシフィックに拠点を置き、全世界約200の国と地域で事業を展開しているグローバルカンパニーです。2036年に創業100周年を迎えるリコーグループは、「”はたらく”に歓びを」という価値観を基に持続可能な未来をつくる活動をしています。 「人のこころとからだに携わり、現場に寄り添った教育施策を実現したい」という個人の想いを持ち、活動しています。
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背景・課題

リコージャパン株式会社では、2010年の販売会社統合以降、各支社の固有の課題に対応できず、教育施策が本部主導で一方的になるなどの課題がありました。

また、縦割り組織文化がコミュニケーションの希薄化を招いていました。これらの課題を解決するために、社員自らが強みや弱みを理解し合い、横のつながりを強化する取り組みが求められていました。

LIFOプログラム(社内トレーナーライセンス)の導入

その中で、LIFOを導入しました。LIFOの活用を通じて、社員一人一人の個性を診断し、自己理解と他者理解を促進しました。これにより、飲み会などでの非公式なコミュニケーションが減少する中でも、社員同士の人間関係を深めるための新たな手段を提供することができるようになりました。

また、LIFOライセンスを取得することで、社内トレーナーが自主的に研修を行えるようになり、組織風土改革を進めました。LDcubeとの協力により、多様なワークショップを展開し、各支社が抱える具体的な課題に対応できるようになりました。

社内展開

プログラムの展開においては、事前のLIFO診断、ワークショップの実施、職場での実践、効果検証のサイクルを組み込みました。参加者は、研修後の職場実践を通じて得られたスキルを評価し合い、PDCAサイクルを回すことで、持続的なスキルアップを図っています。ラーニングプラットフォーム「UMU」を活用し、受講者同士が学び合う環境を整備しました。

社内トレーナーによる研修実施後の反応

 導入後、プログラム受講者の満足度は高く、多くの支社で「対人関係」や「マネジメント能力」などにおいて数値的な改善が見られました。LIFOを活用したレクチャーは「人」の問題の解決に寄与し、特にアウトプット重視の体験学習が効果的だったとされています。UMUの活用と一連の学習サイクルの設計により、事務局の負担軽減と学習効果の向上が実現しました。

今後に向けて

今後は、各支社や部門の課題に寄り添い、人材育成を継続的にサポートすることで、社員個々の自己成長と組織全体の活性化をさらに推進する予定です。また、導入されたプログラムは、社員の特性に基づく行動変容を促すとともに、他部門にも勧められる内容として評価されています。

これにより、組織内のさまざまな課題を解決し、全体の一体感を更に高められることが期待されています。

▼本事例はインタビュー記事の一部です。インタビュー記事全文はこちらからご覧ください。
リコージャパン株式会社様 ライセンスプログラム導入事例

  リコージャパン株式会社 各支社・部門の現状と課題に合わせたプログラム展開で組織風土改革を推進 「本部主導の教育施策だけでなく、現場に寄り添った教育施策を展開したい」 「研修後の学びの定着を支援し、職場での実践と成果向上まで促進したい」 このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。 リコージャパン様では、LIFO・HEP・ITS・SBRP・行動の柔軟性開発プログラムを活用した体験学習型ワークショップにより、現場の課題解決と社員一人一人の能力開発を目的とした組織風土改革の取り組みをされています。 本記事では、人事・コーポレート本部 人財開発センター 人財開発部長の武田 佳祐 様にインタビューした内容をレポートします。 株式会社LDcube


まとめ:効果的な研修講師養成で組織の学習文化を醸成しよう

本記事では、効果的な社内研修講師を養成するための5つのステップを詳しく解説してきました。

研修講師の役割と重要性の理解から始まり、研修設計スキル、インストラクションスキル、コミュニケーションスキル、そして研修効果の最大化に至るまで、体系的なアプローチを提示しています。

優れた研修講師を育成することは、単に研修の質を高めるだけでなく、組織全体の学習文化を醸成することにつながります。社内講師が中心となって知識やスキルの伝承が活発に行われる組織では、継続的な成長と革新が促進されます。

また、研修講師の役割を通じて、社員自身のキャリア発達や成長も促されるという副次的な効果も期待できます。

効果的な研修講師養成は一朝一夕に実現するものではありませんが、本記事で紹介した5つのステップを着実に実践することで、確実に成果を上げることができるでしょう。

また、外部講師が活用している実証済みのプログラムを取り入れることで、より効率的かつ効果的に社内講師を養成することも可能です。

組織の持続的な成長と発展のためには、人材育成が不可欠です。そして、その中核を担うのが優れた研修講師の存在です。ぜひ本記事の内容を参考に、貴社の研修講師養成に取り組み、組織全体の学習文化を醸成していただければ幸いです。

株式会社LDcubeでは、プロの外部講師が活用している研修プログラムを社内トレーナーの方々にも提供しています。これらの研修プログラムを活用いただくことで、プロさながらの研修を社内でも展開することができます。

また、研修の充実化を図るためのeラーニングやLMS、経営シミュレーションアプリなどの提供も行っています。これらを使いこなすことで、社内講師でもかなり充実した研修を展開することが可能となります。 

無料でのプログラム体験会なども行っています。お気軽にご相談ください。

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社内研修内製化 資料ダウンロード

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企画・作成・編集:代表取締役 新井澄人
企画・作成・編集:代表取締役 新井澄人
株式会社ビジネスコンサルタントで、講師派遣型の人材育成支援から始まり、社内トレーナーの養成による人材育成支援、デジタルツールを活用した人材育成のDX化の支援まで、中小企業から大企業まで20年にわたり幅広いコンサルティングに従事。 新入社員研修からOJTリーダー研修、若手社員研修、管理職研修、幹部研修、営業研修、デジタル学習環境づくりのコンサルテーションなどに自らもコンサルタントとして登壇しながらも、人材育成・組織活性化・営業強化において講師派遣型の枠を超えた支援を実現するため、ビジネスコンサルタントの子会社である株式会社LDcubeの設立と同時に代表取締役に就任。 資格: ・全日本能率連盟認定マスター・マネジメント・コンサルタント(J-MCMC2023002) ・LIFOプログラムライセンス(LIFO-MSSプログラム開発者)

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