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人的資本経営のおすすめ本7選|入門から実務・事例まで目的別に紹介

人的資本経営 本 イメージ

 

「人的資本経営について学びを深めるために本を読みたいけど、どの本が良いのか分からない」

人的資本経営の本を探してみると多くの書籍があり、

「どれを読めば理解が深まるのか?」

「どれが自分にとって最適な本なのか?」

判断するのは難しいでしょう。

そんな方に向けて、人的資本経営を学ぶのに最適な本を、人材育成のプロであるLDcubeが厳選して7冊ご紹介します。

※カテゴリ・書籍名をクリックすると詳細箇所に飛ぶことができます。
 

【入門書】人的資本経営の概要を掴みたい人向け

書籍名

こんな人におすすめ

値段

ページ数

図解 人的資本経営

思考を整理しながら学びたい人

2,640円(税込)

360ページ

人的資本経営 まるわかり

短時間で簡潔に学びたい人

935円(税込)

176ページ

【実務書】人的資本経営の実務に活かしたい人向け

書籍名

こんな人におすすめ

値段

ページ数

「人的資本経営」ストラテジー

これからの時代に求められる人材資本戦略を知りたい人

3,960円(税込

320ページ

戦略的人的資本の開示 運用の実務

必須知識の体系的整理と実戦的戦略策定ガイド

投資家目線を持って戦略的に人的資本開示を行い人

2,640円(税込))

288ページ

【経営・戦略書】経営視点・組織変革を考えたい人向け

書籍名

こんな人におすすめ

値段

ページ数

企業価値創造を実現する
人的資本経営

背景や意義を深く理解し、納得した上で進めたい人

1,540円(税込)

288ページ

実践!人的資本経営

・自社の現在地の把握から始めたい人

・人的資本経営を実践する上での要諦(キーポイント)をまずは押さえておきたい人

1,980円(税込)

108ページ

【事例書】人的資本経営を事例から学びたい人向け

書籍名

こんな人におすすめ

値段

ページ数

5000の事例から導き出した

「人的資本経営大全」日本企業最後の伸びしろ

数値化・データ分析の実例を知って、説得力のある施策を作りたい人

1,540円(税込)

288ページ

人的資本経営の本を選ぶときは、「誰が」「何のために」読むか明確にすることが大切です。

そうしないと読むべき本の選定を間違えて、理解が浅くなってしまったり、現場に落とし込むことができなかったりと、結果的に時間と労力が無駄になってしまいます。

そのため、本を選ぶときは以下2つの視点で選ぶようにしましょう。


【人的資本経営の本を選ぶ時の視点】

① 対象レベル

自分の立場・フェーズにあっているか?

② 実務性

「読んで明日使える」実務にフォーカスした本か?

この視点があれば、書籍のタイトルやレビューだけに惑わされず、「自社の目的」と「自分の役割」にあった本を間違えず選ぶことが出来ます。

しかし、ただ本を読むだけでは実践に移すことはできません。

そこで本記事では、人的資本経営のおすすめ本を以下4つのカテゴリに分けて紹介すると共に、人的資本経営の実践方法までご紹介します。

  • 【入門書】人的資本経営の概要を掴みたい人向け

  • 【実務書】人的資本経営の実務に活かしたい人向け

  • 【経営・戦略書】経営視点・組織変革を考えたい人向け

  • 【事例書】人的資本経営を事例から学びたい人向け

ここで紹介する本は、全て実務性の高い本をご紹介していますので、ご自身の立場やフェーズに合わせて読むべき本を選んでみてください。

本記事を最後まで読み進めると、よくわからない人的資本経営を理解することができ、スッキリした状態で運用に移せるようになるでしょう。

人的資本経営を本で学び、自社の方針をしっかり立てていきたいと考えている人は、最後までしっかり読み進めてください。

▼社内での「読書会(対話会)」のやり方については下記で詳しく解説しています。

▼人的資本経営についてはテーマに合わせて下記で詳しく解説しています。

▼関連資料はこちらからダウンロードできます。

人的資本経営バナー

【入門書】人的資本経営の概要を掴みたい人向けのおすすめ本

	人的資本経営の概要を掴みたい人向けのおすすめ本

「人的資本経営って結局なに?」

「人的資本経営を取り入れるってどういうこと?」

このように、人的資本経営の基本からまずは学びたいという人におすすめの本を2冊ご紹介します。

【入門書】人的資本経営の概要を掴みたい人向け

書籍名

おすすめの人

図解 人的資本経営

思考を整理しながら学びたい人

人的資本経営 まるわかり

短時間で簡潔に学びたい人

それぞれ本の概要やおすすめポイントを詳しくご紹介します。

ご自身にあった本を選ぶ参考にして下さい。
 

図解 人的資本経営

	図解 人的資本経営

人的資本経営の基礎から学びたいという人に、まずおすすめしたい本が「図解 人的資本経営」です。

人的資本経営の基本と実践方法を、50の問い・フレーム・事例を通じてわかりやすく解説しています。

出版社

ディスカヴァー・トゥエンティワン

筆者

岡田 幸士

値段

2,640円(税込)

出版年月日

2024年1月26日

ページ数

360ページ

詳細(出版社公式サイト)

https://d21.co.jp/book/detail/978-4-7993-3007-4

Kindle

あり

2023年からの情報開示義務化にも対応し、問いを活用しながら無理なく進められる実践型ガイドです。

特に、「何をすべきか」「自社はどこまでできているか」の整理がしたい人にとって、理想の組織像と実行プランを描くことができる内容となっています。
 

概要

今注目の人的資本経営に基本を理解し、

「何をすればよいのか」

「会社としてどこまで取り組めているのか」

など、読めば何をすればよいかがわかる経営者・人事担当・マネジャー必読の一冊です。

人的資本経営は、2023年3月期決算以降、上場企業に人的資本の情報開示が義務化され、ますます重要性が高まっています。

この本では、人的資本経営の全体像と実践方法を、50の問い・フレーム・具体事例をもとに解説されているため、自社の理想の組織像を考え、実行プランの整理ができます。

本書は、以下の3章で構成されています。

【目次】

プロローグ

第1章 人的資本経営の「なぜ?」と「なに?」

第2章 あらゆる人を惹きつける「人・組織のビジョン」と「人事戦略」を作成しよう

第3章 人的資本経営を進化させる「人的資本の開示」をしよう

エピローグ 50の問いの先にあるもの

人的資本経営の本質は「人と組織を健全にし、企業目的に最大貢献してもらうこと」であり、やるべきことは、「ありたい姿の設定」と「それを実現する取り組みの選択」です。

本書の「問い」と「答えの出し方」「事例」を活用することで、自社に最適なビジョンと戦略が導き出すことができるでしょう。

人的資本経営は難しく考えず、問いを使って整理・実践することがカギ。この本を通じて、誰でも最短で人的資本経営を自社に活かせる内容です。
 

おすすめのポイント

この本のおすすめポイントは、「難しそうな人的資本経営を問いに答えながら読み解き、自社で実践できる形に落とし込める」というところです。

具体的なおすすめポイントは、以下のとおりです。

人的資本経営の全体像がサクッとつかめる

難しそうに聞こえる「人的資本経営」を、50の問い+フレーム+事例で、誰でもわかる言葉で丁寧に解説しているので、初めての人も安心です。

「自社ではどうすればいいの?」が明確になる

理論だけではなく、自社の理想像と具体的な取り組みを整理できる構成となっているので、読み進めながら、自分の会社の状況と照らし合わせられます。

考えやすくなる“問い”の活用法が秀逸

「何から考えればいいかわからない…」という人でも、順序立てられた問いに答えていくだけで、自然と戦略が見えてきます。

経営者から現場マネジャーまで役立つ

どんな立場やフェーズの人でも活用できる内容のため、組織を動かす全ての人にとって必須の知識が詰まっています。

情報開示義務化に完全対応

2023年の法改正(人的資本情報の開示義務)にも対応しているので、最新の実務対応のヒントも得られます。

人的資本経営の基本的なところから情報開示まで学び、自社の人的資本経営を考えて、実行計画まで整理できる本と言えます。

こんな人におすすめ!

  • 自社の「理想の組織像」を整理し、具体的な取り組みを考えたい人

  • 部下育成・チームマネジメントの指針を考えたい

  • 2023年の情報開示義務化を受け、どこから手をつければいいか悩んでいる人

  • 「採用」「育成」「定着」「活躍促進」など、何から手をつければ良いか整理したい人


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人的資本経営 まるわかり

人的資本まるわかり 

この本は、話題の「人的資本経営」について、必要性と始め方を初心者にもわかりやすく解説した入門書です。

出版社

PHP研究所

筆者

岩本 隆

値段

935円(税込)

出版年月日

2023年12月16日

ページ数

176ページ

詳細(出版社公式サイト)

https://www.php.co.jp/books/detail.php

Kindle

あり

人的資本経営の基礎を学びたいけど、「時間がない」という人におすすめしたいのがこの本です。

176ページと少ないページ数でありながら、「なぜ、やるのか?」「何から始めるのか?」をしっかり理解することができる内容となっています。

概要

この本は、話題の「人的資本経営」について、

「なぜ必要なのか」

「何から始めるべきか」

を、入門者でも理解できるようまとめた一冊です。

難しい専門書に抵抗がある人でも、この一冊で全体像と実践方法をしっかり学べる内容になっています。

本書は、以下の5章で構成されています。

【目次】

第1章 人的資本経営とは何か

第2章 世界で進む「人的資本開示」の動き

第3章 人的資本経営の落とし穴――表面的な理解では、逆効果にもなる

第4章 人的資本経営の実践――結局、何をすればいい?

第5章 人的資本経営の現状――海外企業と日本企業

人的資本経営の第一人者が、実務で使える知識と視点をわかりやすく解説している点が特徴です。

「人的資本経営」の基本から実践方法、国内外の最新動向までを網羅した入門書です。

これ一冊で、なぜ今注目され、何を実践すべきかが明確になり、実務にもすぐに活かせる内容となっています。

おすすめのポイント

この本のおすすめポイントは、「人的資本経営の基本から実践、最新動向までを、やさしく・実務目線で学べる」というところです。

具体的なおすすめポイントは、以下のとおりです。

これ一冊で全体像がつかめる!

人的資本経営の基本から実践までを網羅している本です。

「分厚い専門書を読むのは大変」という方でも、新書サイズで手軽に学べるので、初心者でも安心して読み進められます。

実務に直結する内容

人的資本経営の第一人者が「現場で実際にどう活かすか」という視点で解説しています。

「結局、何をすればいいの?」が明確になるので、経営者・人事担当者・リーダー層に特におすすめです。

最新の国内外動向もカバー

人的資本の開示が進む海外事例と、日本企業の現状を比較しながら解説しています。

自社の取り組みを考えるヒントが得られる上に、開示義務化の流れもよく理解できます。

落とし穴も丁寧に解説

ただの流行りや数値目標だけでは逆効果になるリスクを指摘しています。

よくある誤解や形だけの取り組みの問題点も紹介されているので、正しい方向性で実践したい人には心強い内容です。

難しい用語もかみ砕いて解説

専門書にありがちな難解な表現ではなく、誰でも理解できる言葉でやさしく解説しています。

人的資本経営に触れるのが初めての方でも、スムーズに読めるのが魅力です。

難しい専門用語もかみ砕いて解説されているので、簡潔に人的資本経営の全体像を掴むことができ、さらに実務に直結できる内容となっています。

こんな人におすすめ!

  • 短時間で簡潔に学びたい人

  • 実務目線での具体的な考え方・取り組み方を知りたい人

  • 人的資本の情報開示義務に対応するための基礎知識と、国内外の最新動向を把握したい人


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【実務書】人的資本経営の実務に活かしたい人向けのおすすめ本

【実務書】人的資本経営の実務に活かしたい人向けのおすすめ本 

「人的資本経営の理論は理解できても、実際の組織運営にどう活かすかが分からない」

「具体的な戦略や施策の導入方法ってどうすればよいのか分からない」

このように、人的資本の実務に活かすために活用できる本を探している人におすすめしたい本は、以下の2冊です。

【実務書】人的資本経営の実務に活かしたい人向け

書籍名

おすすめの人

「人的資本経営」ストラテジー

これからの時代に求められる人材資本戦略を知りたい人

戦略的人的資本の開示 運用の実務

必須知識の体系的整理と実戦的戦略策定ガイド

投資家目線を持って戦略的に人的資本開示を行いたい人

それぞれ本の概要やおすすめポイントを詳しくご紹介します。

ご自身にあった本を選ぶ参考にして下さい。
 

「人的資本経営」ストラテジー

「人的資本経営」ストラテジー 

この本は、人的資本を企業成長の中心に据え、持続的成長を実現するための実践ガイドです。

出版社

株式会社労務行政

筆者

デロイトトーマツグループ人的資本経営サービスグループ

値段

3,960円(税込)

出版年月日

2023年4月12日

ページ数

320ページ

詳細(出版社公式サイト)

https://www.rosei.jp/store/book/10444

Kindle

あり

時代の変化とともに、会社が取るべき人事戦略も変わってきています。

人的資本経営は、経営戦略と人材戦略が密接に関わってくるため、従来の人事の役割だけでは不十分と言えるでしょう。

この本では、未来型CHRO(人事最高責任者)の役割とは何かを学び、実際に成果につなげるための道筋が具体的に理解できる一冊です。
 

概要

企業が人的資本を戦略的に活用し、持続的な成長を実現するための指針を提供しています。

「未来型CHRO(人事最高責任者)」の役割や、経営戦略と連動した人的資本戦略の構築方法、必要な人事機能やテクノロジー基盤の整備など、実務に直結する内容が盛り込まれています。

本書は、以下の4部構成10章で構成されています。

【目次】

序章  なぜ、今、人的資本開示なのか

第1部 人的資本経営に求められるリーダーシップ

第1章  「人的資本経営」とは

第2章  人的資本経営をリードする未来型CHROとは

第3章  人的資本経営と役員報酬制度

第2部 人的資本戦略の実務

第4章  経営戦略に基づく人的資本戦略とは

第5章  人的資本経営におけるこれからの人材ポートフォリオとは

第6章  人的資本経営において大事にすべき企業文化とは

第7章  人的資本経営の推進において従業員エンゲージメントにどう向き合うか

第3部 人的資本戦略推進のために必要な機能とプラットフォームの整備

第8章  人的資本経営を推進するために 整えるべき人事機能の在り方とは

第9章  人的資本経営推進のための テクノロジー・データ基盤とは

第4部 人的資本経営のその先にあるもの。得たいもの。 進めたいもの。

第10章 人的資本を中心に据えた、これからの経営改革

この本は、人的資本を企業の成長戦略の中心に据えるための実践的なガイドブックです。

人的資本経営を理論だけでなく、実務に落とし込むための具体的な方法論を提供しており、企業の経営層や人事担当者にとって有益な内容となっています。

人的資本経営を推進したい企業にとって、必読の一冊と言えるでしょう。

おすすめのポイント

この本のおすすめポイントは、「人的資本経営を理論から実務まで一気通貫で学べる」というところです。

具体的なおすすめポイントは、以下のとおりです。

「人的資本経営」を超実務的に解説

単なる理論書じゃなく、実際に企業でどう人的資本経営を進めていくか、具体的な方法やプロセスが豊富に盛り込まれています。

経営戦略と人材戦略をどう結びつけるかがわかるので、すぐに社内で活かせる内容です。

未来型CHRO像を明確に提示

今後求められるCHRO(最高人事責任者)の役割やマインドセット、経営層としてどう振る舞うべきかが具体例付きで描かれているので、人事部門の方にもかなり刺さる内容です。

データ基盤・テクノロジーの視点も網羅

人的資本経営に不可欠なデータ基盤やテクノロジーの整備についても詳しく解説しています。

「人的資本経営=ふんわりした考え方」にならず、数字やデータで語れる経営につなげられる点が魅力です。

エンゲージメント・企業文化の重要性にも言及

単なる人材育成や人事制度の話ではなく、企業文化や従業員エンゲージメントをどう高めるか、そのためにリーダーシップがどうあるべきかも踏み込んでいます。

開示・報告の実務に強い

話題の「人的資本開示」についても実際の開示指標や運用事例があり、経営層・IR担当者にも有用的です。

国際的な基準(ISO30414)との整合性も整理されていて安心して活用できます。

経営層も人事も、実務担当も、どんな立場の人であっても、

「人を中心にした経営で組織を変えたい」

「人材戦略を経営の武器にしたい」

と思っている人には、最適な一冊と言えます。

こんな人におすすめ!

  • これからの時代に求められる人材資本戦略を知りたい人

  • 経営と連動した人的資本戦略を作りたい人

   
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戦略的人的資本の開示 運用の実務 必須知識の体系的整理と実戦的戦略策定ガイド

戦略的人的資本の開示 運用の実務

この本は、人的資本の「開示」と「運用」に関する最新の実務知識と事例をまとめた実務者向けガイドです。

出版社

日本能率協会マネジメントセンター

筆者

一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム

値段

2,640円(税込)

出版年月日

2022年10月30日

ページ数

288ページ

詳細(出版社公式サイト)

https://hr-technology.or.jp/publications/book2/

Kindle

あり

実務に活かせる本を探している人の中でも、人的資本開示と運用に関する実際の戦略策定を進めたいという人におすすめの一冊となっています。
 

概要

この本は、人的資本の「開示」と「運用」に関する最新の実務知識を体系的に整理し、実際の戦略策定や運用に役立つ具体的な手法と事例を提供する実務者向けガイドです。

本書は、以下の2部構成7章で構成されています。

【目次】

第1部 企業価値向上のための人的資本の開示

 第1章 日本版人的資本開示を進める背景

 第2章 投資に活用されるためのESG情報開示

 第3章 投資家が注目する人的資本開示のポイント

第2部 人的資本開示の実務

 第4章 国際標準ISO 30414への対応

 第5章 開示する情報と開示上のポイント

 第6章 開示に向けた実践的アプローチ

 第7章 人的資本開示情報の分析

事例編

 アリアンツ/ドイツ銀行/ベライゾン/小林製薬

人的資本開示と運用の「何を・どうするか」が分かる、理論と実務をつなぐ一冊と言えます。

実務担当者や経営企画、人事部門が戦略的に人的資本を活用するための必携ガイドとなるでしょう。
 

おすすめのポイント

この本のおすすめポイントは、「人的資本を開示するだけから経営に活かすまで一気通貫で学べる実務ガイド」であるというところです。

具体的なおすすめポイントは、以下のとおりです。

人的資本経営の「今」がわかる

人的資本開示の制度動向や求められる背景など、最新の情報を体系立てて整理しています。

そのうえで、人的資本に関する国内外の流れをしっかり把握できます。

実務でそのまま使えるフレームワーク・指標が豊富

開示項目例や指標の具体例、人材戦略と結びつける方法まで、実務担当者がすぐに活用できる内容が揃っています。「こう書けばいい」「こう示せば伝わる」がわかるので安心。

開示だけでなく「運用」の視点も充実

多くの資料や本は開示の仕方が中心ですが、この本は実際の人事・経営戦略とどうリンクさせるか、どう改善するかまで具体的に解説しています。

人的資本を経営の武器にするための「実戦型」の指南書です。

事例・成功要因も丁寧に紹介

実際に人的資本経営を導入・開示している企業の事例も豊富に揃っています。

なぜうまくいったのか、どんな指標を使ったのかを知ることで、自社の方針策定にも活かせます。

理論と実務のバランスが絶妙

単なる理論の解説ではなく、実務で直面する悩みや課題に対する具体的な解決策がセットになっているのが魅力です。

読み終わったらすぐに行動に移せる実用性があります。

この本を読むことで、最新の人的資本経営の流れと実務にすぐ使えるフレームワーク・事例を学ぶことができるため、開示から運用まで一気通貫で実践できる実務者必須のガイド本と言えます。

こんな人におすすめ!

  • 投資家目線を持って戦略的に人的資本開示を行いたい人

  • どんな指標を設定し、どう運用に結びつけるべきか悩んでいる人

  • 数字だけでなく、人材戦略を中長期の企業価値向上に活かしたいと考える人

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【経営・戦略書】経営視点・組織変革を考えたい方向けのおすすめ本

経営視点・組織変革を考えたい方向けのおすすめ本

「人的資本経営の視点からは、エンゲージメントを向上させる具体的な方法を知りたい」

「企業の長期的な戦略やビジョンと、人材育成や組織運営をどのように一致させるか考えをまとめたい」

このように、人的資本経営の本を経営視点・組織変革を具体的に考えたいという人におすすめしたい本は、次の2冊です。

【経営・戦略書】経営視点・組織変革を考えたい人向け

書籍名

おすすめの人

企業価値創造を実現する 人的資本経営

背景や意義を深く理解し、納得した上で進めたい人

実践!人的資本経営

・自社の現在地の把握から始めたい人

・人的資本経営を実践する上での要諦(キーポイント)をまずは押さえておきたい人

それぞれ本の概要やおすすめポイントを詳しくご紹介します。

ご自身にあった本を選ぶ参考にして下さい。
 

企業価値創造を実現する 人的資本経営

企業価値創造を実現する 人的資本経営

企業価値の源泉を「人材」と捉え、人的資本経営の理論と実践をわかりやすく解説した一冊です。

出版社

日経BP 日本経済新聞出版

筆者

吉田 寿・岩本 隆

値段

1,540円(税込)

出版年月日

2022年11月10日

ページ数

288ページ

詳細(出版社公式サイト)

https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/22/10/04/00413/

Kindle

あり

経営視点・組織変革を考えたい人の中でも、人的資本経営の基本的な概要と最新の動向を捉えた上で、先進企業の事例から自社にどう取り入れるべきか検討したい人におすすめしたい一冊です。
 

概要

この本は、企業価値創造の鍵を「人材」に置き、人的資本経営の理論と実践を解説しています。

​ISO 30414や人材版伊藤レポートなどの国際的なガイドラインに基づき、味の素、エーザイ、オムロン、花王、ソニー、SOMPO HDなどの先進企業の取り組みを紹介しながら、人的資本経営の基本を実践的に解説しています。

​経営層や人事担当者にとって、人的資本経営の全体像と実践方法を理解するための必読書です。

本書は、以下の6章で構成されています。

【目次】

はじめに 加速する人的資本経営

第1章 いまなぜ「人的資本経営」か?

第2章 人的資本開示の潮流

第3章 人的資本経営におけるデータ活用

第4章 人的資本経営にHRテクノロジーを実装する

第5章 先進企業にみる人的資本経営の現在

第6章 人的資本経営の実践に向けて

おわりに 人材が競争力の源泉であり続けるために

この本を読めば、人的資本経営の理論と実践を体系的に学ぶことが可能です。

​国際的なガイドラインや先進企業の事例を通じて、人的資本経営の全体像と具体的な実践方法を理解することができます。

​経営層や人事担当者にとって、人的資本経営を導入・推進するための実践的なガイドブックとして活用できるでしょう。
 

おすすめのポイント

この本のおすすめポイントは、「人的資本経営の理論と実務、そして未来がこの一冊でわかる」というところです。

具体的なおすすめポイントは、以下のとおりです。

人的資本経営の「今」と「実務」がわかる

人的資本経営の基本概念から最新動向、実務での活用法まで一冊で網羅されています。

特に、ISO 30414 や人材版伊藤レポートなど、国内外の基準を踏まえた具体的な解説があるので、現場でどう動けばいいかがイメージしやすい内容です。

先進企業のリアルな事例が豊富

味の素・エーザイ・オムロン・花王・ソニー・SOMPO HDなど、国内のトップ企業の実際の取り組み事例が詳しく紹介されています。

理論だけでなく「じゃあ実際どうしてるの?」がわかるので、導入イメージが湧きやすいのが魅力です。

データ活用・HRテクノロジーの具体例が学べる

「人的資本経営って、結局どうやって数値化・評価・改善するの?」という疑問にも答えてくれる内容です。

データ活用の方法やHRテクノロジー導入のステップも具体的に解説されているので、実務担当者や経営層もすぐ実践に役立てられます。

未来志向で、これからの経営のヒントになる

著者が「これからの企業価値の源泉は人である」と強調し、人的資本経営を通じてどんな未来を創るべきかまで提言してくれているのもポイントです。

単なるテクニック論ではなく、経営哲学・パーパス経営にもつながる考え方を学べます。

人的資本経営の基本的な理論から、先進企業のリアルな事例をもとに実務での活用方法までを学ぶことができる本です。

特に「これから人的資本経営を学びたい」「実務で活かしたい」という方に刺さる内容と言えるでしょう。

こんな人におすすめ!

  • 背景や意義を深く理解し、納得した上で進めたい人

  • 実際の企業事例から学びたい人

  • HRテクノロジーやデータ活用に興味がある人

 

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実践!人的資本経営

実践!人的資本経営

この本は、企業が人的資本を戦略的に活用し、持続的な成長を実現するための実践的なガイドブックです。​

出版社

日経BP 日本経済新聞出版

筆者

みずほフィナンシャルグループ/みずほリサーチ&テクノロジーズ

値段

1,980円(税込)

出版年月日

2024年3月28日

ページ数

108ページ

詳細(出版社公式サイト)

https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/24/02/15/01270/

Kindle

あり

 
概要

この本は、人的資本経営の基本から実践方法までを体系的に解説し、企業が自社の現在地を把握し、先進企業の事例を参考にしながら、人的資本経営を実践するための指針を提供します。

本書は以下の4部構成で、人的資本経営の全体像と具体的な実践方法を解説しています。​

【目次】

PART1 実践:人的資本経営の要諦

PART2 企業課題からみる人的資本経営

PART3 社会課題からみる人的資本経営

PART4 人的資本経営パイオニア企業のケーススタディ

「実践!人的資本経営」は、人的資本経営の理論と実践を体系的に学びたい経営者や人事担当者にとって、実務に直結する具体的な手法と事例を提供する必読の一冊です。​

自社の人的資本経営を推進するための実践的なガイドとして活用できるでしょう。
 

おすすめのポイント

この本のおすすめポイントは、「人的資本経営の理論と現場の橋渡しができる、超実務型ガイド」であるというところです。

具体的におすすめなポイントは、以下のとおりです。

「人的資本経営」を実務レベルで分かりやすく整理

理論だけでなく、どう動けばいいのか、現場でどう落とし込むかまで具体例とフレームで解説しています。

最新のトピック・課題を網羅

リスキリング、ジョブ型雇用、DE&I、健康経営、ビジネスと人権、資産形成支援など、今企業が向き合うべきテーマを実践目線で取り上げています。

先進企業のリアル事例が豊富

日立、旭化成、荏原製作所、丸井グループなどの具体事例で、実際に人的資本経営をどう進めているかがよくわかります。

「今、自社で何をするべきか」が整理できる

自社の現在地を確認し、次に取り組むべき優先課題を特定できる構成しています。とにかく実践しやすい内容となっています。

この本を読むと、人的資本経営を「理論」から「実務」へつなぐプロセスを学ぶことができます。

人的資本経営を自社でしっかりと進めていきたい人におすすめの一冊と言えます。

こんな人におすすめ!

  • 自社の現在地の把握から始めたい人

  • 人的資本経営を実践する上での要諦(キーポイント)をまずは押さえておきたい

  • リスキリング・DE&I・健康経営など今の人事課題に興味がある人

 

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【事例書】人的資本経営を事例から学びたい方向けのおすすめ本

【事例書】人的資本経営を事例から学びたい方向けのおすすめ本

「理論的な内容は理解できるが、それを実際の経営にどう適用するかの具体的な方法が知りたい」

「理論だけでなく、実際の企業や組織でどのように人的資本経営が実践されているかを知りたい」

このように、人的資本経営を事例から学びたいという人には以下の本がおすすめです。

【事例書】人的資本経営を事例から学びたい人向け

書籍名

おすすめの人

5000の事例から導き出した

「人的資本経営大全」日本企業最後の伸びしろ

数値化・データ分析の実例を知って、説得力のある施策を作りたい人

この本の概要やおすすめポイントを詳しくご紹介します。
 

5000の事例から導き出した「人的資本経営大全」日本企業最後の伸びしろ

	5000の事例から導き出した「人的資本経営大全」

この本は、「人」が企業の成長を左右する時代に、5000社の人的資本開示事例を見て導き出した人的資本経営の成功パターンがまとまっています。

この本は、「人」が企業の成長を左右する時代に、5000社の人的資本開示事例を見て導き出した人的資本経営の成功パターンがまとまっています。

人を活かして会社をもっと強くしたい人にとって、役立つ本です。

出版社

東洋経済新報社

筆者

田中 弦

値段

2,420円(税込)

出版年月日

2025年2月11日

ページ数

314ページ

詳細(出版社公式サイト)

https://str.toyokeizai.net/books/9784492534816/

Kindle

あり

人的資本経営の実践法と成功事例を学べる、日本企業の未来を切り拓く1冊と言えます。
 

概要

この本は、5000社の事例をもとに「人的資本経営」の実践方法と成果をまとめた一冊です。

著者である、Unipos株式会社代表取締役社長CEOの田中弦氏が、5000社の人的資本経営開示レポート読み込み、厳選した15の事例が掲載されています。

日本企業がこれからさらに成長するための「最後の伸びしろ」は「人」にあるとし、データと実例を通して、人的資本経営の本質と具体的なアクションを示しています。

本書は以下の8章で構成されています。

【目次】

第1章 勘違いされがちな「人的資本経営」をいちから学び直す

第2章 なぜ、いま「人的資本経営」なのか

第3章 日本企業が直面している「4つの課題」

第4章 5000の事例から見えた人的資本開示の現在地

第5章 人的資本経営の軸となる「集団の力」と「カルチャー」

第6章 人的資本経営を叶える5つのステップ

第7章「選りすぐりの先進事例」から学ぶ人的資本経営

第8章 人的資本経営の最前線を知る!

特別対談

「人的資本経営大全」は、5000の事例から成功の法則を導き出し、日本企業の未来の成長戦略として「人」にフォーカスした経営のあり方を提案する本です。

理論と実例がバランスよくまとまっており、実務担当者にも経営層にも役立つ、人的資本経営の実践バイブルと言える内容になっています。
 

おすすめのポイント

この本のおすすめポイントは、「5000社の事例から導き出したリアルな成功事例から、すぐ実践できる人的資本経営の成功法則が学べる」というところです。

具体的なおすすめポイントは、以下のとおりです。

①5000社の事例から導き出したリアルな成功事例が満載

理論だけじゃなく、実際に企業が取り組んだ成功・失敗の事例が豊富であり、自社の状況に合わせて参考にしやすいところがポイントです。

人的資本の「見える化」と活用法が学べる

スキル・働きがい・ダイバーシティなど、目に見えにくい「人の価値」を数値化・可視化する方法が具体的にわかります。

日本企業ならではの課題にも対応

年功序列、終身雇用、男女格差など、日本独特の労働文化に合わせた人的資本経営の実践方法が解説されています。

すぐ実務に活かせる実践ガイド

KPIの立て方、取り組みの手順、現場での進め方など、現場担当者も経営層も使える具体策が豊富です。

人的資本経営の最新トレンドも押さえられる

5000社の最新事例をもとに、今後のトレンドや成長企業の共通点もわかり、これからの人事戦略のヒントになります。

この本を読めば、5000社の事例から、人を活かして企業価値を高める具体的な方法と実践ノウハウが得られ、人的資本経営を自社でどう進めるべきか、リアルなヒントが手に入ります。

こんな人におすすめ!

  • 自社の人材施策を改善したい、他社の成功例・失敗例を知りたい人

  • 数値化・データ分析の実例を知って、説得力のある施策提案をしたい人

 

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書籍で学んだ「知識」を「自社の方針」に変えるためにやるべきこと

	タスク 課題 イメージ

ここまで人的資本経営に関するおすすめの本を、立場やフェーズに合わせて紹介をしてきました。

人的資本経営に関する書籍は、理論や考え方、他社の事例、KPI設計のヒントなど、さまざまな知見を得ることができます。

しかし、ただ本を読むだけでは、その学びを自社の方針として実行に移すことは難しいでしょう。

特に、上場企業の人事・経営企画担当者にとっては、経営戦略との連動性や、社内の理解促進、現場への浸透までを視野に入れた方針設計が求められます。

そこで、以下の5STEPを踏むことをおすすめします。

【自社の方針に変えるためにやるべきSTEP】

STEP1|自社の現状を「可視化」する

STEP2|経営と人事の「すり合わせ」を行う

STEP3|方針策定の「たたき台」を作る

STEP4|社内での共通認識と理解を深める

STEP5|定点観測と改善サイクルを回す

本で学んだ知識を自社戦略に昇華して、人的資本経営を実践していきましょう。
 

STEP1|自社の現状を「可視化」する

まずは、書籍から得た知識や理想像と、自社の現在の状況とのギャップを把握することが重要です。

そのためには、人的資本に関連する各種データを集め棚卸しを行い、定量・定性の両面から現状を整理していきましょう。

集めるべきデータ

・人員構成データの整理(年齢、性別、勤続年数、雇用形態など)

・スキル・資格・研修受講状況の棚卸し

・エンゲージメント・満足度・離職率などの把握

・過去数年の推移データも整理

・業界平均や他社事例と比較

これらのデータを集めることで、自社の人的資本の状態がわかり、自社の強みと弱みを明らかにすることができます。

そうすることで、経営の目指す方向とのギャップを明確にすることができるのです。

さらに、現状のデータをみることで、

「どこを重点的に育成すべきか」

「離職防止の対策が必要な部署はあるか」

「エンゲージメント向上が急務な部署はあるか」

など、次に取り組むべきテーマが具体的に見えてきます。

これらによって、自社独自の人的資本経営の方針づくりの土台を作っていきましょう。
 

STEP2|経営と人事の「すり合わせ」を行う

現状の可視化ができたら、次に行うべきは経営層との対話です。

人的資本経営は単なる人事施策の延長線上ではなく、企業価値向上に直結するテーマであるため、経営の意志決定と一体化させる必要があります。

本で得た知識を要約し、

「人的資本経営とは何か」

「なぜ今必要なのか」

「他社はどう取り組んでいるのか」

「STEP1のデータ」

を資料にまとめ、経営層に説明を行っていきましょう。

すり合わせの際は、単なるデータ報告ではなく、「経営目標達成のために人的資本をどう活用するか」という視点で議論するのが効果的です。

単なるデータ報告

経営目標達成のための議論

30代社員の離職率は15%です。

今後3年で管理職層の強化が必要ですが、30代の離職率が高いままだと将来のリーダーが不足します。改善施策を講じるべきです。

女性管理職比率は10%です。

ダイバーシティ推進を掲げるのであれば、女性管理職比率の向上が重要です。現状10%ですが、何%を目指し、どう育成・登用していくかを決めましょう。

スキル研修の受講率は50%です。

新規事業拡大のためにデジタル人材が必要ですが、現状50%しか研修を受けていません。このままだとデジタル化に遅れます。対象層の拡大や必須化も検討すべきです。

このような視点で対話をすることで、「だからこの施策が必要なのだ」と納得感のある意思決定がしやすくなっていきます。

ポイント

経営陣と具体的な人的資本経営戦略のすり合わせに入る前に、必ず経営陣と「今後目指す会社像」のすり合わせをしておきましょう。

そうすることで、企業として達成したい経営課題と人的資本の関係性を整理することができるようになり、より効果的な人的資本経営戦略を練ることができるでしょう。

 

STEP3|方針策定の「たたき台」を作る

経営層との方向性のすり合わせができたら、次は自社の状況と照らし合わせた人的資本経営方針のたたき台を作成します。

書籍で紹介されていた他社事例の方針やKPI、施策を分析し、自社のリソース・風土・事業戦略に照らし合わせて実現可能性を検討していきましょう。

そのうえで、実行可能性の高い方針案、経営インパクトを重視した挑戦的な案、バランス型の案など複数案を作成し、再度経営層と協議を行います。

これにより、机上の理想論ではなく、実行可能かつ企業価値向上につながる現実的な方針の設計が可能になっていきます。

 

STEP4|社内での共通認識と理解を深める

方針が固まっても、それを社内で共有・浸透させなければ、人的資本経営の実現は困難です。

そこで、書籍で学んだ内容や自社方針の意図を社内で説明する勉強会などを開催し、人的資本経営の重要性と自社の方向性について社内での共通認識を形成していきましょう。

また、人事部門内やマネジメント層に向けたガイドラインや、共通用語集、KPIの定義書などを作成し、組織内で「人的資本」に関する言葉の解釈や運用を統一することも重要です。

これにより、一部の人事担当者だけでなく、全社的に人的資本経営の取り組みを推進する体制が整っていきます。

 

STEP5|定点観測と改善サイクルを回す

最後に、人的資本経営は一度方針を作って終わりではなく、PDCAサイクルを回し続けることが重要です。

設定したKPIの進捗状況をダッシュボードなどで可視化し、四半期ごとに振り返りを行っていきましょう。

また、経営層を含む定期的な人的資本レビュー会議を設置し、課題の抽出と改善策の検討を行います。

このとき、書籍で得た成功事例や最新トレンドを再度参照し、自社の取り組みに取り入れることで、人的資本経営の質を継続的に高めることができます。
 

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まとめ

この記事では、人的資本経営が学べるおすすめの本を紹介してきました。最後に内容をまとめていきましょう。

人的資本経営が学べるおすすめの本は、以下の7冊です。

【入門書】人的資本経営の概要を掴みたい人向け

書籍名

こんな人におすすめ

値段

ページ数

図解 人的資本経営

思考を整理しながら学びたい人

2,640円(税込)

360ページ

人的資本経営 まるわかり

短時間で簡潔に学びたい人

935円(税込)

176ページ

【実務書】人的資本経営の実務に活かしたい人向け

書籍名

こんな人におすすめ

値段

ページ数

「人的資本経営」ストラテジー

これからの時代に求められる人材資本戦略を知りたい人

3,960円(税込)

320ページ

戦略的人的資本の開示 運用の実務

必須知識の体系的整理と実戦的戦略策定ガイド

投資家目線を持って戦略的に人的資本開示を行い人

2,640円(税込)

288ページ

【経営・戦略書】経営視点・組織変革を考えたい人向け

書籍名

こんな人におすすめ

値段

ページ数

企業価値創造を実現する 人的資本経営

背景や意義を深く理解し、納得した上で進めたい人

1,540円(税込)

288ページ

実践!人的資本経営

・自社の現在地の把握から始めたい人

・人的資本経営を実践する上での要諦(キーポイント)をまずは押さえておきたい人

1,980円(税込)

108ページ

【事例書】人的資本経営を事例から学びたい人向け

書籍名

こんな人におすすめ

値段

ページ数

5000の事例から導き出した

「人的資本経営大全」日本企業最後の伸びしろ

数値化・データ分析の実例を知って、説得力のある施策を作りたい人

1,540円(税込)

288ページ

本を選ぶときは、以下の視点を持つことが大切です。

【人的資本経営の本を選ぶ時の視点】

対象レベル

自分の立場・フェーズにあっているか?

実務性

「読んで明日使える」実務にフォーカスした本か?

この視点があれば、書籍のタイトルやレビューだけに惑わされず、「自社の目的」と「自分の役割」にあった本を間違えず選ぶことが出来ます。

ただ、本を読むだけでは、その学びを自社の方針として実行に移すことはできません。

そのため、以下の5STEPを踏むことをおすすめします。

【自社の方針に変えるためにやるべきSTEP】

STEP1|自社の現状を「可視化」する

STEP2|経営と人事の「すり合わせ」を行う

STEP3|方針策定の「たたき台」を作る

STEP4|社内での共通認識と理解を深める

STEP5|定点観測と改善サイクルを回す

本記事が、人的資本経営について本で学びを深め、自社の方針に変えていくお力になれることを願っています。

株式会社LDcubeでは、人的資本経営を進化させるための独自の教育プログラムづくりや階層別育成カリキュラムの充実化にむけ、高品質な学習コンテンツや学習プラットフォーム、社内トレーナー養成支援などを行っています。お気軽にご相談ください。

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LDcube編集部
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株式会社ビジネスコンサルタント時代から約60年、人材開発・組織開発に携わってきた知見をもとに、現代求められる新たな学びについて、ノウハウや知見をお届けします。

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