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チームビルディング研修で扱うべき内容とは?効果的な実施方法を解説!

「チームワークが今ひとつで成果が上がらない」「メンバー間の連携がスムーズでない」と悩む企業は少なくありません。そんな組織の課題を解決する手段として注目されているのが「チームビルディング研修」です。

チームビルディング研修とは、メンバーが共通の目標に向かって協力し合い、一丸となって成果を生み出せる組織づくりを目指す研修プログラムです。単に人が集まった「グループ」を、互いの能力を最大限に発揮しながら協力する「チーム」へと変えていくための具体的な手法を学びます。

研修内容はゲームやアクティビティ、合宿、座学などさまざまな形式があり、企業の課題やニーズに合わせて選ぶことができます。

ゲーム形式ではペーパータワーのようなシンプルな課題に取り組むことで協力の重要性を体感し、アクティビティ形式では体を動かすことでより直感的にチームワークを理解できます。

重要なのは、チームビルディングは一過性のイベントではなく、継続的なプロセスだということです。効果的な研修を選び、その後の日常業務での実践までを見据えることで、真の組織力向上につながります。

本記事では、チームビルディング研修の内容と主要な形式、そして失敗しない選び方について詳しく解説します。組織の課題解決にぜひお役立てください。

▼チームビルディング研修についてはテーマに合わせて下記で解説しています。

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目次[非表示]

  1. 1.チームビルディング研修に必要な内容
    1. 1.1.① 目標や課題について理解を深める
    2. 1.2.② メンバーそれぞれの役割について理解を深める
    3. 1.3.③ チーム活動の進め方・手順について理解を深める
    4. 1.4.④ チームメンバーの対人関係の質を高める
  2. 2.チームビルディング研修内容①目標・課題
    1. 2.1.現状の目標について共通認識を持つ
    2. 2.2.現状の課題について共有する
    3. 2.3.課題の優先順位などをすり合わせる
  3. 3.チームビルディング研修内容②役割
    1. 3.1.制度的役割について共通認識を持つ
    2. 3.2.期待役割の交換を行う
  4. 4.チームビルディング研修内容③進め方
    1. 4.1.明示的・黙示的なルールを洗い出す
    2. 4.2.非効果的な進め方を整理する
    3. 4.3.効果的な進め方を検討する
  5. 5.チームビルディング研修内容④対人関係の質
    1. 5.1.自己理解を深める
    2. 5.2.他者理解を深める
    3. 5.3.相互理解を深める
    4. 5.4.コミュニケーション上のガイドラインを設定する
  6. 6.チームビルディング研修の内容を効果的にする実施形式
    1. 6.1.対面型ワークショップ
    2. 6.2.事前準備などはオンライン
    3. 6.3.合宿形式はより効果を高められる
  7. 7.チームビルディング研修の内容を充実させる工夫
    1. 7.1.ディスカッションだけでなく体を動かすワークを入れる
    2. 7.2.屋外でのアクティビティを入れる
    3. 7.3.レクリエーション的な要素を入れる
  8. 8.チームビルディング研修ならLIFO®がおすすめ!
    1. 8.1.自己診断ツールLIFOとは
    2. 8.2.LIFOを活用したコミュニケーション研修
    3. 8.3.LIFO®プログラムは社内トレーナーで展開可能
  9. 9.LIFOを活用して社内トレーナーが研修を展開している事例
  10. 10.まとめ:目的を明確にしたチームビルディング研修で組織力を高めよう

チームビルディング研修に必要な内容

チームビルディング 必要な内容

チームビルディング研修は、チームメンバーが同じ目標に向かって協力し合える組織にしていくための研修です。

単に人が集まっただけの「グループ」ではなく、メンバー同士が協力して高い成果を生み出せる「チーム」へと成長させるには、いくつかの重要な要素に取り組む必要があります。

ここでは、効果的なチームビルディング研修に必要な、4つの主要な内容についてご紹介します。

① 目標や課題について理解を深める

チームビルディング研修でまず重要なのは、チームの目標や課題について全員が共通の理解を持つことです。

多くの場合、チームの生産性が低い原因は、目指すべきゴールが明確になっていなかったり、メンバー間で認識にズレがあったりすることにあります。

研修では、現状の目標を再確認し、直面している課題を共有することで、チーム全体が同じ方向に向かうための土台をつくります。

これにより、「何のために」「何を解決すべきか」という基本的な問いに全員が同じ答えを持てるようになります。

② メンバーそれぞれの役割について理解を深める

効果的なチームでは、各メンバーが自分の役割を明確に理解し、責任を持って遂行しています。

研修では、公式な役職や担当業務といった「制度的役割」だけでなく、チーム内で互いに「期待する役割」についても話し合います

「あなたにはこういった面で貢献してほしい」という期待を明確にすることで、役割の曖昧さから生じる問題を未然に防ぎ、メンバー一人一人の強みを最大限に生かせる体制を整えることができます。

③ チーム活動の進め方・手順について理解を深める

どんなに優秀なメンバーが集まっても、効率的な進め方が確立されていなければ、チームの潜在能力を十分に発揮することはできません。

研修では、現在のチーム活動の進め方を見直し、明示的・暗黙的なルールを洗い出します

非効率な進め方や阻害要因を特定し、より効果的な手順やプロセスを全員で考えることで、チームワークを阻害している要因を取り除き、協働の質を高めることができます。

④ チームメンバーの対人関係の質を高める

チームの成功には、メンバー間の良好な人間関係が不可欠です。

研修では、自己理解と他者理解を深め、相互信頼を構築するためのワークを行います。

お互いの価値観や強み、コミュニケーションスタイルを知ることで、チーム内の心理的安全性を高め、率直な意見交換ができる環境をつくります。

また、効果的なコミュニケーションのガイドラインを設定することで、メンバー間の摩擦を減らし、建設的な対話を促進します。

チームビルディング研修内容①目標・課題

チームビルディング 目標・課題

チームビルディング研修の最初のステップは、チームの目標と課題について全員が共通理解を持つことです。

多くの組織では、メンバーが異なる解釈や優先順位を持っていることが、チームの足並みを乱す原因となっています。このセクションでは、効果的な目標・課題の共有方法について詳しく見ていきましょう。

現状の目標について共通認識を持つ

チームビルディング研修では、まず組織やチームの目標について改めて確認し、全員が同じ理解を持つことが重要です。

ビジョンの共有を通じて、チームの存在意義や目指すべき方向性を可視化しましょう。

「私たちのチームは何のために存在するのか」「1年後にどんな状態を実現したいのか」といった問いかけを通じて、メンバー全員の考えを引き出します。

研修の冒頭では、リーダーやマネジャーがチームの目標を明確に説明し、質疑応答の時間を設けることも効果的です。単なる数値目標だけでなく、「なぜその目標が重要なのか」という背景や理由も共有することで、メンバーの当事者意識と理解が深まります。

また、メンバーに個別に目標を説明してもらう時間を設けることで、認識の違いを明らかにし、すり合わせのきっかけをつくることができます。

現状の課題について共有する

目標が明確になったら、次はチームが直面している課題について共有します。この際、心理的安全性を確保した環境づくりが不可欠です。

匿名でアンケートを実施し、「チームの強み・弱み」「業務を進める上での障害」などを洗い出すことで、通常は言いづらい本音や懸念点も収集できます。

KJ法などを活用して課題を「組織的な問題」「プロセスの問題」「コミュニケーションの問題」などのカテゴリーに分類することで、複雑な状況を整理できます。

課題を共有する際は、「問題提起」と「解決策の検討」を分けて行うことが重要です。まずは批判せずにさまざまな課題を出し合い、その後で解決策を考えるというステップを踏むことで、建設的な議論が促進されます。

課題の優先順位などをすり合わせる

課題が洗い出されたら、それらの優先順位をチームで決定します。

すべての課題に同時に取り組むことは困難なため、「重要度」と「緊急度」の観点から優先順位をつけることが必要です。

マトリクスを活用し、課題を4象限(「重要かつ緊急」「重要だが緊急ではない」「緊急だが重要ではない」「重要でも緊急でもない」)に分類することで、チームとして最初に取り組むべき課題が明確になります。

また、インパクトとリソース(時間・労力・コスト)の観点からも課題を評価し、「少ないリソースで大きなインパクトが期待できるもの」を優先することも効果的です。

優先順位のすり合わせでは、多様な視点からの議論を通じて、より質の高い意思決定を目指し、チーム全体のコミットメントを高めることが重要です。

チームビルディング研修内容②役割

チームビルディング 役割

チームが効果的に機能するためには、メンバー一人一人が自分の役割を理解し、責任を持って遂行することが不可欠です。

役割が曖昧だと、重要な業務が抜け落ちたり、重複した作業が発生したりして効率が低下します。

チームビルディング研修では、公式な「制度的役割」と互いに期待する「期待役割」の両面から、チーム内の役割を明確にしていきます

制度的役割について共通認識を持つ

制度的役割とは、組織図や職務記述書などに明示されている、公式な役割のことです。

チームビルディング研修では、まずこの制度的役割について改めて確認し、共通理解を深めます。

研修では、各メンバーの職位や担当業務などを可視化することが効果的です。この可視化を通じて、「誰が何に責任を持っているのか」「最終的な意思決定者は誰か」といった点が明確になります。

また、各業務の役割分担を明確にすることも有効です。このプロセスにより、チーム全体で役割に関する共通認識を持つことができます。

制度的役割を明確にする際は、「誰が何をするか」だけでなく、「なぜその役割が必要か」という目的や意義についても共有することが重要です。役割の背景を理解することで、メンバーのモチベーションとコミットメントが高まります。

期待役割の交換を行う

制度的役割が明確になったら、次は「期待役割」について話し合います。

期待役割とは、公式には定められていないものの、チームメンバーが互いに期待している役割や貢献のことです。

期待役割の交換ワークでは、メンバー同士で「あなたにはこんな面で貢献してほしい」「あなたのこういった強みを生かしてほしい」といった期待を伝え合います。

このプロセスは通常の業務ではなかなか話題にならないため、研修の場で意識的に時間を取ることが重要です。

具体的には、期待役割カード」を使ったワークショップが効果的です。

各メンバーが他のメンバーに対する期待を記入したカードを交換し、その内容について対話します。

このワークを通じて、「自分では気付いていなかった強み」や「周囲が期待している役割」が明らかになります

期待役割の交換では、ポジティブな内容だけでなく建設的なフィードバックも含めることで、より実効性の高いチームビルディングにつながります。

ただし、批判ではなく、チームの成果向上を目的とした前向きな期待として伝えることが重要です。

チームビルディング研修内容③進め方

チームビルディング 進め方

チームの目標や各メンバーの役割が明確でも、効率的な進め方が確立されていなければ、チームの潜在能力を発揮できません。

チームビルディング研修では、現在の進め方を見直し、より効果的なプロセスを構築することが重要です。

ここでは、チーム活動の進め方を改善するための3つのステップを解説します。

明示的・黙示的なルールを洗い出す

チーム活動には、公式に定められた「明示的なルール」と、暗黙の了解として機能している「黙示的なルール」が存在します。まずはこれらを可視化することから始めます。

明示的なルールとは、会議の開催頻度や報告の仕方、決裁プロセスなど、公式に定められたものです。これらは文書化されていることが多いですが、実際には形骸化していることもあります。

一方、黙示的なルール「上司の意見には反対しない」「問題は表面化させない」といった、明文化されていないものの、チームの行動パターンとして定着している暗黙の了解です。これらはチームの風土に大きな影響を与えています。

ルールの洗い出しには、「チームでは〇〇するときにどのような手順を踏みますか?」「暗黙のルールだと思うことは何ですか?」といった問いかけを通じ、メンバーの認識を引き出します。

非効果的な進め方を整理する

次に、非効果的な進め方を特定し整理します。これは時間やリソースの無駄を生み、メンバーのストレスの原因となるプロセスです。

例えば「不要な会議への全員参加」「報告書作成への過剰な時間浪費」「情報の重複共有」などが該当します。

また「本音での議論の欠如」「失敗を隠す文化」といった黙示的ルールも、チームの成長を阻害します。

特定には「最も時間を無駄にしているプロセスは何か」「意思決定で不満に感じる点は何か」といった質問を投げかけます。

このステップでは批判的意見が出やすいため、「個人の責任追及ではなく、プロセス改善が目的」と強調することが重要です。

効果的な進め方を検討する

最後に、非効果的な進め方を改善し、より効果的な進め方を検討します。チームのゴールや価値観に基づき、「理想のプロセス」を具体的にデザインします。

効果的な進め方を検討する際のポイントは以下の通りです。

  • 目的と成果の明確化:
    各プロセスの目的と期待される成果を明確にする

  • 役割と責任の定義:
    各ステップにおける役割分担と責任を明確にする

  • タイムラインの設定:
    適切なスケジュールと締め切りを設定する

  • フィードバックの仕組み:
    プロセスを継続的に評価・改善する仕組みを組み込む

具体的には「効率的な会議運営」「迅速に意思決定をするための基準明確化」「情報共有ツールの最適化」などが挙げられます。

また「失敗から学ぶ文化」「建設的な対立を奨励する風土」といった黙示的ルールの変革も重要です。

検討したプロセスは具体的なアクションプランとして文書化し、研修後の実践につなげましょう。新しいプロセスの試行と評価のサイクルを設定し、継続的な改善を図ることが効果的なチームビルディングにつながります。

チームビルディング研修内容④対人関係の質

チームビルディング 対人関係の質

チームの成功には、メンバー間の良好な人間関係が不可欠です。

いくら明確な目標や効率的なプロセスがあっても、信頼関係がなければ真の協働は生まれません。

チームビルディング研修では、自己理解、他者理解、相互理解を段階的に深め、効果的なコミュニケーションの基盤をつくりますここでは、対人関係の質を高めるための4つのステップを解説します。

自己理解を深める

対人関係の質を高める第一歩は、自分自身への理解を深めることです。

自己理解とは、自分の価値観、強み、弱み、コミュニケーションスタイル、ストレス反応などを客観的に認識することです。

チームビルディング研修では、行動特性診断ツール(LIFOなど)を活用して、自分の思考や行動パターンの傾向を把握します。

また、「強み・弱みリスト」を作成し、自分が力を発揮できる状況や苦手とする場面を整理することも効果的です。

さらに、ストレス時の振り返りで、物事がうまく進まないストレス状況に置かれたときに、どのような反応をしがちか把握することで、感情的な反応を制御し、建設的な対応ができるようになります。

他者理解を深める

次に、他のメンバーへの理解を深めます。

他者理解とは、チームメンバーそれぞれの個性、価値観、コミュニケーションスタイルを尊重し、受け入れることです。

「アクティブリスニング」のワークショップを通じて、相手の話を深く聴くスキルを磨きます。

また、「視点取得」のエクササイズで、他のメンバーの立場に立って考えることにより、多様な視点や価値観があることを実感できます。

各メンバーの「強みマップ」を作成し、チーム内の多様性を可視化することも有効です。これにより、互いの強みを生かした協働のきっかけが生まれます。

相互理解を深める

自己理解と他者理解を深めた上で、チームメンバー間の相互理解を促進します。

相互理解とは、共感と尊重に基づいた関係を構築することです。

「価値観共有」のワークショップでは、各メンバーが大切にしている価値観や仕事の信条について語り合います。「仕事で最も大切にしていることは何か」といったテーマでのディスカッションにより、表面的な情報交換を超えた深い理解が生まれます。

「フィードバックトレーニング」では、建設的なフィードバックを与え合う練習を通じて、成長を支援する関係性を築きます。具体的な行動に焦点を当て、I(アイ)メッセージを使ったフィードバックの伝え方を学びます。

コミュニケーション上のガイドラインを設定する

最後のステップは、チーム内のコミュニケーションに関するガイドラインの設定です。

これはメンバー間の建設的な対話を促進するための共通の約束事です。

「コミュニケーションガイドライン」の作成ワークショップでは、「どのようなコミュニケーションを大切にしたいか」をチームで話し合い、「批判ではなく建設的な提案をする」「意見の違いを尊重する」などの具体的なガイドラインを作成します。

また、「意見対立時の解決策」を設定し、意見の衝突が生じた際の建設的な対応方法を決めておくことも重要です。

さらに、定期的な「チームリフレクション」の時間を設け、コミュニケーションの質を継続的に評価・改善する仕組みをつくることで、ガイドラインを形骸化させず、生きたものとして機能させることができます。

チームビルディング研修の内容を効果的にする実施形式

チームビルディング 種類

チームビルディング研修の内容が充実していても、その実施形式によって効果に大きな差が生じます。

同じプログラムでも、短時間の会議室での実施と、1泊2日の合宿形式では得られる成果が異なるのです。

ここでは、チームビルディング研修の内容を最大限に生かすための効果的な実施形式について解説します。目的や予算、チームの状況に応じて最適な形式を選ぶことが、研修成功の鍵となります。

対面型ワークショップ

対面型ワークショップは、最も一般的なチームビルディング研修の形式です。メンバーが一堂に会し、直接コミュニケーションを取りながら研修を進めることで、リアルタイムの相互作用が生まれます。

対面型ワークショップの最大のメリットは、非言語コミュニケーションを含めた豊かな相互作用が可能な点です。

表情や身ぶり、声のトーンなど、オンラインでは伝わりにくい微妙なニュアンスを共有できるため、特に心理的安全性の構築や信頼関係の醸成に効果的です。

効果的な対面型ワークショップを実施するためのポイントとしては、まず適切な会場選びが挙げられます。

日常の業務環境から離れた、リラックスした雰囲気の場所を選ぶことで、メンバーの固定観念を解きほぐし、より自由な発想や意見交換を促進できます。

また、参加者の人数に対して十分な広さがあり、グループワークのためのスペースが確保できる会場を選ぶことも重要です。

机や椅子の配置も、講義形式の一方向コミュニケーションではなく、円形や島型の配置にすることで、対等なコミュニケーションを促進することができます。

対面型ワークショップでは、アイスブレイクなど参加者の緊張をほぐすためのアクティビティを取り入れることも効果的です。

これらの軽いゲームや体を動かすワークを通じて、メンバー間の心理的距離を縮め、その後の本格的なワークへの参加意欲を高めることができます。

事前準備などはオンライン

限られた対面研修の時間を最大限に有効活用するために、事前準備をオンラインで行う「ブレンデッド形式」も効果的なアプローチです。

特に多忙なメンバーが多いチームや、遠隔地にメンバーがいるチームにおいて有効な形式となります。

オンラインでの事前準備としては、まず個人ワークとしての「自己分析」や「期待の整理」などを実施します。

行動特性診断や強み分析、チームに対する期待や懸念などを各自が事前に考え、フォームやドキュメントにまとめておくことで、対面ワークショップでの議論をより深く、効率的に進めることができます。

また、研修の目的や全体像に関する「事前説明動画」を共有したり、「事前課題」を設定したりすることも効果的です。

研修のテーマに関連する記事や動画を事前に視聴してもらい、基本的な知識やコンセプトを共有しておくことで、対面セッションでは具体的な対話や実践に時間を割くことができます。

オンラインツールを活用した「事前アンケート」も有効です。チームの現状に関する認識や課題感を匿名で収集し、集計・分析しておくことで、対面ワークショップでの議論の土台とすることができます。

特に、チーム内で言いづらい本音や懸念点を事前に収集しておくことで、研修当日により建設的な議論が可能になります。

合宿形式はより効果を高められる

最も効果の高いチームビルディング研修の形式として、「合宿形式」が挙げられます。

1泊2日や2泊3日など、通常の業務環境から完全に離れて集中的に研修を行うことで、短期間で大きな変化を生み出すことが可能です。

合宿形式の最大のメリットは、公式・非公式の交流時間が豊富に確保できる点です。

研修プログラムだけでなく、食事や入浴、就寝前の雑談など、普段は見られないメンバーの一面に触れる機会が増えることで、より深い相互理解が促進されます。

特に、普段は接点の少ない部署間や階層間の交流が自然に生まれることが、組織の垣根を越えたチームビルディングには効果的です。

また、日常から離れた環境に身を置くことで、「非日常体験」としての記憶に残りやすいという特徴もあります。

通常の1日研修と比較して、合宿での体験は参加者の印象に強く残り、その後の行動変容につながりやすくなります。

合宿形式では、1日目の夜に「振り返りセッション」や「懇親会」を設け、その日の学びや気付きを共有する時間をつくることが効果的です。

また、2日目には1日目の内容を踏まえたより実践的なワークを行うなど、日程を生かした段階的なプログラム設計が可能です。

ただし、合宿形式はコストや時間的制約から実施のハードルが高いことも事実です。そのため、チーム形成の初期段階や大きな変革期など、特に重要なタイミングで戦略的に実施することが望ましいでしょう。

チームビルディング研修の内容を充実させる工夫

チームビルディング 充実させる工夫

チームビルディング研修の効果を高めるためには、講義やディスカッションだけでなく、参加者が楽しみながら積極的に参加できる工夫が重要です。

単調な内容では参加者の関心が持続せず、学びも定着しにくくなります。ここでは、研修内容を充実させ、参加者の記憶に残る体験とするための3つの工夫について解説します。

ディスカッションだけでなく体を動かすワークを入れる

チームビルディング研修では、座学やディスカッションだけでなく、体を動かすワークを取り入れることで、参加者の集中力を維持し、学びを深めることができます。

体を動かすワークには、「ペーパータワー」などがあります。ペーパータワーは、限られた材料(紙やテープなど)を使って、制限時間内にできるだけ高いタワーをつくるワークで、役割分担や効率的な進め方の重要性を学べます。

このようなワークは「体験学習」として効果的です。理論を頭で理解するだけでなく、実際に体を動かして協力する体験を通じて、チームワークの要素を実感することができます

また、体験した後の「振り返り」を丁寧に行うことで、そこから得られた気付きを言語化し、日常の業務に生かせるようになります。

体を動かすワークのもう1つのメリットは、参加者のエネルギーレベルを高められる点です。

長時間の研修では集中力が低下しがちですが、適度に体を動かすことで脳への血流が増え、その後のディスカッションや思考ワークにも良い影響を与えます。

ただし、体を動かすワークを取り入れる際には、参加者の年齢や身体能力に配慮し、誰もが安心して参加できる内容にすることが重要です。無理な動きを強いることなく、必要に応じて役割を分担するなど、柔軟な対応が求められます。

屋外でのアクティビティを入れる

研修の一部を屋外で実施することも、チームビルディング研修の内容を充実させる効果的な方法です。

日常とは異なる開放的な環境に身を置くことで、参加者の発想力が高まり、新鮮な気持ちで研修に取り組むことができます。

【効果的な屋外アクティビティの例】

  • オリエンテーリング
  • シーカヤック
  • 自然環境を活用したチャレンジ(釣りなど)

例えば、オリエンテーリングでは、チームで地図を頼りに目的地を目指す過程で、リーダーシップや意思決定、コミュニケーションの重要性を実感することができます

自然環境を活用したアクティビティも効果的です。森や海、川などの自然の中で行うアクティビティは、普段のオフィス環境では得られない新たな気付きをもたらします。

例えば、急な天候変化への対応や予期せぬ障害物への対処など、実際のビジネス環境でも求められる柔軟性や問題解決能力を養うことができます。

また、屋外アクティビティでは、通常のオフィス環境では表面化しない、個々のメンバーの特性や強みが発揮されることがあります。

普段は目立たないメンバーが意外な才能を発揮したり、普段とは異なるリーダーシップが発揮されたりすることで、チーム内の相互理解がより深まることが期待できます。

ただし、屋外アクティビティを計画する際には、天候リスクへの対応や安全管理、移動時間の確保など、入念な準備が必要です。また、代替プランを用意しておくことも重要なポイントとなります。

レクリエーション的な要素を入れる

レクリエーション的な要素をチームビルディング研修に取り入れることは、チームの結束力を高めるための効果的な方法です。

参加者が共に楽しむことで、互いの距離が縮まり、信頼関係が築かれやすくなります。

楽しさは学習の大きな促進要因であり、ポジティブな感情を伴う体験は記憶に残りやすいという特徴があります。このような体験は、職場でのコミュニケーションや協力を強化し、業務の効率化にもつながる可能性があります。

レクリエーション的な要素を取り入れる方法としては、「BBQ(バーベキュー)」などが代表的です。

懇親会を通常の食事会ではなく、バーベキュー形式で行うことで、参加者がよりインタラクティブな体験を共有する機会が生まれます。

火の準備をする人や食材の準備をする人、実際に食材を焼く人、盛り付けや取り分けを行う人など、自然に役割分担がなされ、協力し合う状況が生まれます。これにより、研修参加者は体験を通じて役割分担やチームワークの重要性を実感することができます。

さらに、バーベキューは非公式な場であるため、普段は言えないこともリラックスした雰囲気の中で話しやすくなり、チーム内のコミュニケーションを深める一助となります。

このように、レクリエーション的な要素を取り入れることは、学びの場を豊かなものにし、持続可能なチームワークの基盤を築くことに貢献します。

チームビルディング研修ならLIFO®がおすすめ!

	LIFO

チームビルディング研修には自己診断ツールLIFO(Life Orientations)を活用した職場単位でのワークショップがおすすめです。

なぜなら、LIFOプログラムは心理学や行動科学をベースにして組み立てられた行動特性診断をベースに、職場単位でワークショップを行うためのワークブックなどのツールも体系的にそろえられているからです。

また、体系立てられたツールの使い方を社内トレーナーの方々にライセンス提供もされており、社内トレーナーの方々が職場単位でワークショップを展開していくことも可能です。下記に概要を紹介します。

自己診断ツールLIFOとは

LIFO(Life Orientations)は、個人の行動スタイルを診断する自己診断ツールです。このツールは、自分の強みや行動パターンを理解するために役立ちます

LIFOは4つの基本スタイルに基づいており、これらのスタイルはそれぞれ異なる行動特性や価値観を持っています。

自分がどのスタイルに属しているかを知ることで、より良いコミュニケーション方法やストレス時の行動傾向を把握することができます。

LIFOを活用したコミュニケーション研修

LIFOを活用したコミュニケーション研修では、まず参加者が自己診断を行い、自分の行動スタイルを理解します。

この診断結果をもとに、どのようにして他者と効果的にコミュニケーションを取るかを学びます。
研修では以下のような内容が含まれます。

自己理解の深化

診断結果をもとに、自分のコミュニケーションスタイルの特徴を深掘りします。どのような場面でどのように行動するのかを具体的に把握します。

他者理解の促進

他のスタイルを持つ人との違いを理解することで、より効果的な関わり方を学びます。これにより、誤解や摩擦を減らすことが可能になります。

実践的スキルの習得:ワークショップやロールプレイを通じて、実際のコミュニケーション場面でどのようにLIFOの知見を活用するかを練習します。

フィードバックと改善

実践後にフィードバックを受け、自分のコミュニケーションスタイルの改善点を明確にします。

LIFOを取り入れた研修に参加することで、個人のコミュニケーションスタイルを理解し、それをベースに他者との関係を改善するスキルを獲得できます。

これにより、職場や日常生活でのコミュニケーションがよりスムーズで効果的になることが期待できます。

LIFO®プログラムは社内トレーナーで展開可能

LIFO®プログラムは、これまでの活用実績と実用性から、企業内でのトレーニングにおいて自信を持っておすすめできるプログラムです。

社内展開にあたっては、特定の準備と手続きを経ることで、コストを抑えながら、外部講師に委託したかのように、社内トレーナーによる効果的なプログラムを展開することが可能です。以下に、その流れを詳しく説明します。

ライセンスの取得

社内トレーナーによりLIFO®プログラムを実施するには、トレーナーがLIFO®プログラムの公式ライセンスを取得することが必要です。

ライセンスを取得するために、LIFO®プラグラムライセンス取得講座を受講します。

LIFO®プログラムの考え方や実施方法を正しく理解し、それを他者に伝えるためのスキルを学びます。

講座の最後にある試験に合格すると、ライセンスを取得することができます。

教材の購入

ライセンス取得と並行して、プログラムを社内で展開するためには、必要な教材やツールを購入する必要があります。

教材は、LIFO®プログラムのさまざまなテーマに応用できる構成になっており、研修実施の目的に合わせて教材を選択し、購入できます。

教材には、診断ツール、フィードバック用の資料、ワークブックなどが含まれており、これらを用いることで、社内トレーナーは一貫して高品質なトレーニングを提供することができます。

社内トレーナー
による展開

ライセンスと教材がそろったら、社内トレーナーはプログラムを社内で展開する準備が整います。

組織の文化やニーズに精通しているため、社内トレーナーは、LIFO®プログラムを適切にアレンジして展開することができます。

これにより、参加者はより実践的な、日常業務につながる研修を受けることが可能です。

LIFOを活用して社内トレーナーが研修を展開している事例

リコージャパン株式会社 人事・コーポレート本部 人財開発センター 人財開発部 部長 武田 佳祐 様  リコーグループは、日本、米国、欧州、アジア・パシフィックに拠点を置き、全世界約200の国と地域で事業を展開しているグローバルカンパニーです。2036年に創業100周年を迎えるリコーグループは、「”はたらく”に歓びを」という価値観を基に持続可能な未来をつくる活動をしています。 「人のこころとからだに携わり、現場に寄り添った教育施策を実現したい」という個人の想いを持ち、活動しています。

背景・課題

リコージャパン株式会社では、2010年の販売会社統合以降、各支社の固有の課題に対応できず、教育施策が本部主導で一方的になるなどの課題がありました。

また、コロナ禍以降、会食などの機会が減ったことにより、コミュニケーションの希薄化を招いていました。これらの課題を解決するために、社員自らが強みや弱みを理解し合い、横のつながりを強化する取り組みが求められていました。

LIFOプログラム(社内トレーナーライセンス)の導入

その中で、LIFO(Life Orientations)を導入しました。LIFOの活用を通じて、社員一人一人の個性を診断し、自己理解と他者理解を促進しました。

これにより、非公式なコミュニケーションが減少する中でも、社員同士の相互理解を深めるための新たな手段を提供することができるようになりました。

また、LIFOプログラムライセンスを取得することで、社内トレーナーが自主的に研修を行えるようになり、組織風土改革を進めました。

LDcubeとの協力により、多様なワークショップを展開し、各支社・部門が抱える具体的な課題に対応できるようになりました。

社内展開

プログラムの展開においては、事前のLIFO診断、ワークショップの実施、職場での実践、効果検証のサイクルを組み込みました。

参加者は、研修後の職場実践を通じて得られたスキルを評価し合い、PDCAサイクルを回すことで、持続的なスキルアップを図っています。

ラーニングプラットフォーム「UMU」を活用し、受講者同士が学び合う環境も整備しました。

社内トレーナーによる研修実施後の反応

導入後、プログラム受講者の満足度は高く、多くの支社で「対人関係」や「マネジメント能力」などにおいて数値的な改善が見られました。

LIFOを活用したレクチャーは「人」の問題の解決に寄与し、特にアウトプット重視の体験学習が効果的でした。

UMUの活用と一連の学習サイクルの設計により、事務局の負担軽減と学習効果の向上が実現しました。

今後に向けて

今後は、各支社や部門の課題に寄り添い、人材育成を継続的にサポートすることで、社員個々の自己成長と組織全体の活性化をさらに推進する予定です。

また、LIFO以外のライセンスプログラムも組み合わせ、人材育成のプログラムラインナップを増やしていきます。

これにより、組織内のさまざまな課題を解決し、全体の一体感をさらに高められることを期待しています。

▼本事例はインタビュー記事の一部です。インタビュー記事全文はこちらからご覧ください。
リコージャパン株式会社様 ライセンスプログラム導入事例

  リコージャパン株式会社 各支社・部門の現状と課題に合わせたプログラム展開で組織風土改革を推進 「本部主導の教育施策だけでなく、現場に寄り添った教育施策を展開したい」 「研修後の学びの定着を支援し、職場での実践と成果向上まで促進したい」 このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。 リコージャパン様では、LIFO・HEP・ITS・SBRP・行動の柔軟性開発プログラムを活用した体験学習型ワークショップにより、現場の課題解決と社員一人一人の能力開発を目的とした組織風土改革の取り組みをされています。 本記事では、人事・コーポレート本部 人財開発センター 人財開発部長の武田 佳祐 様にインタビューした内容をレポートします。 株式会社LDcube


まとめ:目的を明確にしたチームビルディング研修で組織力を高めよう

チームビルディング研修で扱うべき内容とは?効果的な実施方法を解説!について紹介してきました。

本記事では、効果的なチームビルディング研修に必要な4つの要素として、①目標や課題の共有、②役割の明確化、③進め方の改善、④対人関係の質の向上について解説しました。

また、研修効果を高める実施形式として対面型ワークショップ、オンラインでの事前準備、合宿形式の特徴を、さらに内容を充実させる工夫として体を動かすワーク、屋外アクティビティ、レクリエーション的要素の導入についてご紹介しました。

チームビルディング研修は組織の生産性と創造性を高めるための重要な投資です。研修を計画する際は、自社の課題や目的を明確にし、それに合った内容と形式を選ぶことが成功の鍵となります。

形だけの研修ではなく、研修後の実践につながるフォローアップも含めた設計を心がけ、メンバーの潜在能力を引き出す強い組織づくりを実現しましょう。

株式会社LDcubeでは、LIFO®プログラムを活用した研修会、eラーニング、LIFO®プログラムの社内インストラクター養成など幅広くご支援をしています。

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企画・作成・編集:代表取締役 新井澄人
企画・作成・編集:代表取締役 新井澄人
株式会社ビジネスコンサルタントで、講師派遣型の人材育成支援から始まり、社内トレーナーの養成による人材育成支援、デジタルツールを活用した人材育成のDX化の支援まで、中小企業から大企業まで20年にわたり幅広いコンサルティングに従事。 新入社員研修からOJTリーダー研修、若手社員研修、管理職研修、幹部研修、営業研修、デジタル学習環境づくりのコンサルテーションなどに自らもコンサルタントとして登壇しながらも、人材育成・組織活性化・営業強化において講師派遣型の枠を超えた支援を実現するため、ビジネスコンサルタントの子会社である株式会社LDcubeの設立と同時に代表取締役に就任。 資格: ・全日本能率連盟認定マスター・マネジメント・コンサルタント(J-MCMC2023002) ・LIFOプログラムライセンス(LIFO-MSSプログラム開発者)

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