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チームビルディング研修とは?目的や学ぶ内容・研修の種類・実施方法

「チームの生産性を高めようと努力しているが、なかなかうまくいかない」
「メンバーのポテンシャルを最大限に引き出せず、悩んでいる」

こうした課題意識をお持ちの方は、多いのではないでしょうか。

近年、企業の生産性向上や業績アップの鍵を握るは、個人力ではなく「チーム力」だといわれています。

しかし、メンバーの多様性が増すなか、チームをまとめ、成果を出し続けるのは容易ではありません。

そこで注目されているのが、チームビルディング研修です。

この記事では、チームビルディング研修の意義・目的から内容や実施方法に至るまで、詳しく解説します。

チームビルディング研修の導入により、組織の一体感を醸成し、生産性の向上とパフォーマンスの最大化を実現していきましょう。

▼ 職場を活性化するポイントは下記で解説しています。

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目次[非表示]

  1. 1.チームビルディング研修とは?
    1. 1.1.チームビルディングの意味
    2. 1.2.チームビルディングの目的
    3. 1.3.チームビルディング研修とは?
    4. 1.4.なぜ今チームビルディング研修が注目されているのか
  2. 2.チームビルディング研修で学ぶ内容
    1. 2.1.チームワークの基本原則
    2. 2.2.リーダーシップとフォロワーシップ
    3. 2.3.コンフリクトマネジメント
    4. 2.4.目標設定とパフォーマンス管理
    5. 2.5.チーム文化の醸成
  3. 3.チームビルディング研修の種類
    1. 3.1.eラーニング形式:座学で理論的に学ぶ
    2. 3.2.アクティビティ形式:体験を通じて気づきを得る
    3. 3.3.合宿形式:非日常空間で学びを深める
  4. 4.チームビルディング研修の実施方法
    1. 4.1.自社の課題と目的に合った研修の選定
    2. 4.2.参加者の特性を考慮した研修内容の設計
    3. 4.3.研修の効果を最大化するための事前準備と当日の運営
    4. 4.4.研修後のフォローアップと効果測定
  5. 5.チームビルディング研修に関するQ&A
    1. 5.1.チームビルディング研修は何人くらいの規模で行うのが適切?
    2. 5.2.オンラインでもチームビルディング研修の効果はある?
    3. 5.3.チームビルディング研修の費用相場は?
    4. 5.4.チームビルディング研修を実施する際の心構えは?
  6. 6.チームビルディング研修で活用できるプログラム
  7. 7.まとめ

チームビルディング研修とは?

チームビルディング研修①

まずは、チームビルディングとは何か、基本事項から確認していきましょう。

チームビルディングの意味

チームビルディング(team building)とは、直訳すれば「組織づくり/チームづくり」です。

チームの成長と発展を目的とした、計画的かつ継続的な取り組みを、チームビルディングといいます。

チームビルディングは、メンバー個人の力を引き出し、相互の関係性を深めながら、チーム全体のパフォーマンス向上を図る一連のプロセスです。

チームビルディングを通じて、メンバーの個性や多様性を尊重しつつ、一体感のある強いチームを作ることを目指します。

チームビルディングの目的

チームビルディングの目的は、以下の5点に集約できます。

【チームビルディングの5つの目的】

  • チームパフォーマンスの向上
    チームビルディングの最終的な目的は、チーム全体のパフォーマンス向上です。メンバーの強みを生かし、弱点を補い合いながら、個人の力以上の成果を目指します。
  • メンバー間の信頼関係の構築
    信頼は、チームワークの土台となる重要な要素です。チームビルディングを通じて、メンバー同士の理解を深め、お互いを信頼できる関係性を築きます。
  • コミュニケーションの円滑化
    チームビルディングにより、メンバー間のコミュニケーションを活性化させます。活発な意見交換を通じて、アイデアの創出や問題解決が促進されます。
  • 一体感と帰属意識の醸成
    共通の目標に向かって努力する経験を通じて、メンバーの一体感を高めます。チームの一員としての自覚が生まれ、チームへの帰属意識が強化されます。
  • メンバーのエンゲージメントの向上
    チームビルディングを通じて、メンバーのモチベーションを高めます。チームの成功を自分事として捉え、主体的に貢献しようという意欲が生まれます。


チームビルディング研修とは?

「チームビルディング研修」は、上記のチームビルディングを効果的に推進する学習プログラムです。

講義やワークショップ、グループワークなどを通じて、チームビルディングに必要なスキルやマインドセットを身に付けていきます。

チームリーダー向けには、チームビルディングスキルの習得に重点を置いた研修があります。

一方、チームメンバー全員が参加し、研修のプロセスそのものでチーム力強化を図るプログラムもあります。

研修の目的や対象者に合わせて、さまざまな形式のチームビルディング研修が存在します。

なぜ今チームビルディング研修が注目されているのか

近年、チームビルディング研修が注目を集めている背景には、以下の動向があります。

【チームビルディング研修が注目される背景】

  • 組織のフラット化の進展
    ヒエラルキー(階層構造)の少ない組織では、メンバーの自律性とチームワークが重視されるため、チームの力を高める必要性が増しています。
  • ダイバーシティの進展
    多様なバックグラウンドを持つメンバーがチームで協働するなかで、コミュニケーションの行き違いやコンフリクト(対立)が生じやすくなっています。
  • パフォーマンスマネジメント(業績管理)の重要性の高まり
    激しい競争環境にあって、組織のパフォーマンスを最大化することが、企業の生き残りをかけた喫緊の課題となっています。
  • リモートワークの普及
    コミュニケーションの機会が減るリモートワークでは、意識的にチームの結束力を高める取り組みが不可欠です。

このような組織を取り巻く環境の変化を背景に、チーム力を高めるソリューションとして、チームビルディング研修への期待が高まっているのです。

具体的にチームビルディング研修で何を学ぶのかについては、以下で解説します。

チームビルディング研修で学ぶ内容

チームビルディング研修②

チームビルディング研修では、チームワークに必要なスキルを体系的に学びます。メンバーが研修で身に付ける主な内容は、以下のとおりです。

  1. チームワークの基本原則
  2. リーダーシップとフォロワーシップ
  3. コンフリクトマネジメント
  4. 目標設定とパフォーマンス管理
  5. チーム文化の醸成

以下で詳しく見ていきましょう。

チームワークの基本原則

1つめは「チームワークの基本原則」です。

チームワークを発揮するための土台となる考え方や、チームの発達段階に応じたアプローチ方法を学びます。メンバー間の信頼関係構築、円滑なコミュニケーション、建設的な議論の重要性を理解します。

【チームワークの基本原則の学習内容の例】

  • 信頼関係の構築
    メンバー間の信頼を築くためのコミュニケーション技術や、相手の立場に立って考える姿勢を身に付けます。ワークを通じて、信頼醸成の重要性を体感します。
  • 円滑なコミュニケーション
    効果的な情報共有の方法や、傾聴スキルを学びます。ロールプレイングで、円滑なコミュニケーションを実践します。
  • 建設的な議論
    意見の違いを尊重しつつ、建設的に議論を進める手法を習得します。ケーススタディを用いて、活発な議論を交わす経験を積みます。
  • 心理的安全性の確保
    心理的安全性の概念を理解し、チームの心理的安全性を高める方法を学びます。グループワークで、心理的安全性の重要性を実感します。
  • 多様性の活用
    メンバーの多様性を尊重し、異なる視点を生かす方法を学びます。ディスカッションを通じて、多様性がもたらすメリットを体験します。


リーダーシップとフォロワーシップ

2つめは「リーダーシップとフォロワーシップ」です。

チームをまとめるリーダーの役割と、メンバーとしての主体的な関わり方を学びます。

まずリーダーの立場では、ビジョンの共有、メンバーの強みを引き出すコーチング、適切な権限委譲などのスキルを身に付けます。

【リーダーシップの学習内容の例】

  • ビジョン構築力
    メンバーを動機づける魅力的なビジョンを描く方法を学びます。ビジョン構築のワークを通じて、その重要性を体感します。
  • コーチング技術
    メンバーの強みを引き出すコーチングの技術を身に付けます。ペアワークで、コーチングを実践します。
  • 権限委譲の手法
    適切に権限を委譲する方法を学びます。ケーススタディを用いて、権限委譲のポイントを理解します。

一方、リーダーを支え、チームの成果創出に貢献するのがフォロワーシップです。フォロワーシップの要となるスキルも、チームビルディング研修で習得します。

【フォロワーシップの学習内容の例】

  • 主体的な行動力
    フォロワーとして主体的に行動するための思考法を学びます。グループワークで、能動的に課題解決に取り組む経験を積みます。
  • リーダーシップの支援
    リーダーをサポートし、ビジョンの実現に貢献する方法を身に付けます。リーダーシップを補佐するシミュレーションを通じて、支援力を高めます。
  • 積極的な提案力
    チームに価値をもたらすアイデアを積極的に提案する力を養います。実践的なワークを通じて、提案力を鍛錬します。


コンフリクトマネジメント

3つめは「コンフリクトマネジメント」です。

コンフリクトとは、チーム内で生じる意見の対立や衝突・不和を指します。

コンフリクトを建設的に変換していくために、相手の立場に立って考える姿勢、感情をコントロールする技術、Win-Winの解決策を導く交渉力を鍛えます。

【コンフリクトマネジメントの学習内容の例】

  • 対立の本質理解
    対立の背景にある本質的な問題を見極める技術を身に付けます。事例分析を通じて、対立の本質を理解します。
  • 感情コントロールの手法
    感情をコントロールする具体的な手法を学びます。ロールプレイングで、感情コントロールを実践します。
  • 建設的な対話力
    建設的な対話を促進する質問技術やファシリテーション(会議や議論の円滑な進行スキル)を習得します。ペアワークで、対話力をトレーニングします。
  • Win-Winの交渉術
    互いの利益を踏まえたWin-Winの解決策を導く交渉術を学びます。シミュレーションを通じて、交渉力を高めます。
  • 振り返りの習慣化
    コンフリクトから学ぶ姿勢を養います。ケーススタディを通じて、振り返りの重要性を理解します。


目標設定とパフォーマンス管理

4つめは「目標設定とパフォーマンス管理」です。

チームの目標を明確に設定し、進捗を管理する方法を学びます。メンバー全員で目標を共有して役割分担を明確にし、定期的なフィードバックを通じて改善を図ります。

【目標設定とパフォーマンス管理の学習内容の例】

  • SMARTな目標設定
    具体的で測定可能な目標の設定方法を身に付けます。ワークを通じて、SMARTな目標設定を練習します。
  • 役割と責任の明確化
    メンバーの役割と責任を明確化する方法を学びます。ケーススタディを用いて、役割分担の重要性を理解します。
  • 進捗管理の手法
    進捗状況を可視化し、管理する具体的な手法を習得します。進捗管理ツールを活用した演習を行います。
  • フィードバック技術
    効果的なフィードバックを行う技術を身に付けます。ロールプレイングで、フィードバック場面を想定して練習します。
  • PDCAの実践方法
    PDCAサイクルを回す具体的な方法を学びます。計画・実行・評価・改善の各プロセスにおける要点を押さえて、実践に役立てます。


チーム文化の醸成

5つめは「チーム文化の醸成」です。

チームの価値観や行動規範を明文化し、浸透させる方法を学びます。一人一人が、チームの一員としての誇りと責任を持って行動できる環境を作ります。

【チーム文化醸成の学習内容の例】

  • 核となる理念の形成
    チームの核となる理念を明確化し、それに基づく文化の骨組みを設計します。理念はチームの行動と意思決定の基盤となります。
  • 行動規範の設定
    理念に基づく行動指針を定め、それを日常の業務にどのように組み込むかを計画します。具体的な活動や習慣を通じて、理念が行動に反映されるよう働きかけます。
  • エンゲージメントの促進
    全メンバーが文化形成プロセスに積極的に参加するよう促します。エンゲージメント(積極的な参加や関与)を高めることで、文化はより深く根付きます。


チームビルディング研修の種類

チームビルディング研修③

チームビルディング研修には、さまざまな形式があります。

効果が高い代表例を3つ挙げると、以下のとおりです。

  1. eラーニング形式:座学で理論的に学ぶ
  2. アクティビティ形式:体験を通じて気づきを得る
  3. 合宿形式:非日常空間で学びを深める

多角的にチームビルディングのスキルを身に付けるためには、複数の形態を組み合わせながらカリキュラムを組むことを意識してみてください。

以下でそれぞれの詳細をご紹介します。

eラーニング形式:座学で理論的に学ぶ

1つめは「eラーニング形式」です。

チームビルディングのためにインプットすべき知識やノウハウは、非常に多岐にわたります。

そのため、基礎力を養う基盤として、高品質な教育コンテンツをeラーニング形式で利用することが、効果および効率性の観点から推奨されます。

例を挙げると、以下は世界中で1,200万人のユーザーを有するクロスナレッジ社(本社:フランス)が開発したeラーニングプログラム「CrossKnowledge」の一部です。

チームビルディング研修④

出典:CrossKnowledge eラーニング|標準コース

このようなeラーニングプログラムを活用する利点は、たとえノウハウを持たない中小企業であっても、世界的な大企業と同等の高レベルな教育、自社の従業員に提供できることです。

「CrossKnowledge」について詳しく知りたい方は、以下のページよりご確認ください。 

  LMS・eラーニング「CrossKnowledge」 LDcubeのCrossKnowledgeのご紹介ページです。組織変革・人材育成を50年以上支援するビジネスコンサルタントが持つ集合研修の豊富な知見と、最先端の学習ツールをかけ合わせ、個人と組織に最適な「学び」をデザインし、企業様の競争力強化に貢献します。 株式会社LDcube


アクティビティ形式:体験を通じて気づきを得る

2つめは「アクティビティ形式」です。

アクティビティ形式とは、参加者が主体的に活動に取り組み、その体験から学びや気づきを得るスタイルの研修を指します。

アクティビティ形式の研修では、参加者同士が協力して課題に取り組むワークショップやゲームを通じて、体験的に学びます。

「頭で理解する」だけでなく、「体感する、実践を通じて体得する」ことに重点を置いた研修スタイルです。

社内で、実際のチームメンバー同士でアクティビティ研修を実施した場合、以下の効果が期待できます。

【アクティビティ形式の研修の効果】

  • 体験から気づきを得る
    実際にチームで課題に取り組む経験を通じて、チームワークに関する気づきが得られます。体験から得た学びは、座学よりも記憶に残りやすく、実践につなげやすくなります。
  • コミュニケーションが活性化する
    アクティビティのなかで、参加者同士が活発にコミュニケーションを取ります。それが自然とチームの一体感を醸成します。普段の職場では話しづらい人とも交流が生まれます。
  • 相互理解が深まる
    共同作業を通じて、メンバーの多様な価値観や考え方に触れられます。異なる視点を知ると、相互理解が深まり、チームの結束力が高まります。

「1日研修で、チームの結束力を高めたい」
「新しいチームで、メンバー同士の相互理解を深めたい」

といったケースに、アクティビティ形式の研修がおすすめです。

合宿形式:非日常空間で学びを深める

3つめは「合宿形式」です。

合宿形式の研修は、数日間にわたって、職場を離れた環境で実施されるものです。

社内のチームメンバーだけで実施する「社内合宿型」と、さまざまな企業から人が集まる「オープン参加型」の2つのタイプがあります。

社内メンバーで実施する研修の特徴は、以下のとおりです。

【社内合宿型の研修の特徴】

  • 非日常空間で学べる
    普段の職場とは異なる環境で学ぶと、新鮮な気持ちで研修に臨めます。日常から離れると、「いつもと違う自分」を発見できるチャンスにもなります。
  • メンバー間の距離が縮まる
    寝食を共にすると、メンバー間の心理的な距離が縮まります。「仕事モード」ではない、リラックスした状態でのコミュニケーションから、信頼関係が深まります。
  • 集中的に学習できる:数日間、集中的に研修に取り組めるため、より深い学びが得られます。職場の業務に割り込まれることなく、チームビルディングに専念できます。

社内合宿型の研修は、「自社のチームの結束力を飛躍的に高めたい」「メンバー同士、本音でわかり合いたい」といった目的に適しています。職場環境から離れて心が解放され、深い相互理解と学びが生まれやすくなります。

一方、オープン参加型の研修には、また違った特徴があります。

【オープン参加型の研修の特徴】

  • 多様なメンバーから学べる
    他社のメンバーとチームを組むため、多様な視点や発想を学べます。異業種交流を通じて、新たな気づきや発見を得るチャンスになります。
  • 自社の常識を問い直せる
    他社のメンバーとの対話により、自社の常識や固定観念を問い直すきっかけになります。「当たり前」と思っていたことが、じつは特殊だと気づくかもしれません。
  • 他社の取り組みから学べる
    他社の優れた取り組み事例は、自社の組織変革のヒントになります。「うちではこうしている」といった情報交換を通じて、新しいアイデアが浮かぶでしょう。

オープン参加型の研修は、「社外の人脈を広げたい」「自社の殻を破りたい」「新しい発想を取り入れたい」といったケースに有効です。

それぞれの特徴を理解したうえで、自社の課題や目的に合った研修タイプを選ぶことが大切です。

チームビルディング研修の実施方法

チームビルディング研修⑤


続いて、チームビルディング研修を成功させる実施方法について、見ていきましょう。

ここでは、以下4つのステップに分けて解説します。

  1. 自社の課題と目的に合った研修の選定
  2. 参加者の特性を考慮した研修内容の設計
  3. 研修の効果を最大化するための事前準備と当日の運営
  4. 研修後のフォローアップと効果測定


自社の課題と目的に合った研修の選定

1つめのステップは「自社の課題と目的に合った研修の選定」です。

自社の抱える課題や目的に合った研修を選ぶためには、以下のプロセスが有効です。

【研修選定に向けた現状分析と目標設定のプロセス】

  • チームの現状分析と課題の洗い出し
    チームの問題点や強みを分析し、伸ばすべき点と改善すべき点を明確にします。アンケートやインタビューでメンバーの本音を拾い上げ、定量・定性の両面から客観的な現状把握を行います。
  • 理想とするチームの姿の言語化
    目指すべきチームの姿を具体的に描き、言葉で表現します。チームのありたい姿をメンバー全員で議論・共有し、理想像を描き出すのもよいでしょう。
  • 研修の目的と達成指標の明確化
    研修の目標を明確に設定し、数値化します。目標達成度合いを測るKPIを事前に定めておくと有意義です。
  • 予算と時間の制約を考慮した研修プログラムの選択
    現状分析と目的設定を踏まえ、最も効果が期待できる研修プログラムを選びます。予算と時間の制約内での最善は何か、費用対効果を勘案しながら検討しましょう。



参加者の特性を考慮した研修内容の設計

2つめのステップは「参加者の特性を考慮した研修内容の設計」です。

参加者の特性に合わせた研修内容のカスタマイズは、欠かせないポイントです。

【参加者の特性に合わせた研修設計の視点】

  • 参加者の職種や役職に応じた内容設計
    職種や役職によって求められるチームワークは異なります。営業と開発では必要なスキルが違い、マネジャーと一般社員でも求められる役割は大きく異なります。立場に合った研修内容を用意することが重要です。
  • 特性やスキルレベルに配慮したプログラム設計
    メンバーの個性やスキルレベルを考慮した研修プログラムを組み立てます。チームの性格やスキルに合わせて、時間配分や課題、役割を工夫します。
  • チームの発達段階に合わせた研修内容の最適化
    チームの成熟度に応じて必要な研修内容は異なります。形成期にはお互いを知るアクティビティ、混乱期には役割の見直し、安定期にはさらなる高みを目指す挑戦的課題など、段階に合わせて最適化します。
  • 組織文化との親和性を考慮した研修デザイン
    自社の文化に合った研修設計にすると、研修の学びを業務に生かしやすくなります。失敗を許容する文化には、トライ&エラーを推奨する内容が、顧客第一主義の文化には顧客視点を重視した内容が効果的です。


研修の効果を最大化するための事前準備と当日の運営

3つめのステップは「研修の効果を最大化するための事前準備と当日の運営」です。

事前準備と当日の運営が、研修の効果を左右する重要点となります。

【研修効果を高める事前準備と当日運営のコツ】

  • 参加者の目的意識を高める事前コミュニケーションと課題感の把握
    研修の目的や狙いを事前に丁寧に伝え、目的意識を高めます。事前アンケートで参加者の意識や課題感をつかみ、研修内容に反映させます。
  • 綿密な当日準備とリスク管理
    会場手配・備品確認・タイムスケジュール作成など、準備を怠りなく行います。リスクを洗い出して対策を立て、確実なオペレーションを行います。
  • 参加者の安心感を高める工夫
    アイスブレイク(緊張をほぐす導入の工夫)で参加者の緊張をほぐし、心理的安全性(自分の意見を自由に言える環境)を高めます。
  • 参加者の集中力を維持する工夫
    適切な休憩・リフレッシュ体操・五感を刺激する仕掛けなどを織り交ぜ、参加者の集中力を高く保てるように配慮します。


研修後のフォローアップと効果測定

4つめのステップは「研修後のフォローアップと効果測定」です。

研修の効果を定着させ、さらなる成長につなげるために大切なプロセスとなります。

【研修後のフォローアップ】

  • 研修の学びを振り返るアクションプランの策定
    研修の学びを振り返り、行動に移すためのアクションプランを策定します。具体的な行動目標と実行スケジュールを明確にし、チームで共有して行動変容を促します。
  • 日常業務での実践を支援するツール提供
    研修で学んだことを日常業務で実践するためのチェックリストやヒントが詰まったツールを用意し、実践の習慣化をサポートします。
  • eラーニングなどを活用した継続的学習機会の提供
    eラーニングなどで継続的に学べる機会を提供します。隙間時間で繰り返し学習できるコンテンツを用意し、学び続ける仕組みを作ります。
  • 研修直後と一定期間後の参加者アンケート
    研修直後と一定期間後に参加者アンケートを行い、意識や行動の変化を数値化する指標と自由記述で多角的に把握します。

このように、研修後のフォローアップを丁寧に行い、研修の効果を高め、定着を図りましょう。

なお、「初めてチームビルディング研修を検討している」という状況なら、経験豊富な専門家に相談するのがおすすめです。

弊社LDcubeではプロの研修トレーナーが活用する理論・モデル・ツールをご提供しており、卓逸した高レベルなチームビルディング研修を社内トレーナーでも実施可能です。

お問い合わせはこちらのページより承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

サービス資料を確認されたい方は、以下のページよりダウンロードできます。
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チームビルディング研修に関するQ&A

チームビルディング研修⑥

最後に、チームビルディング研修に関するよくある質問にお答えします。

  1. チームビルディング研修は何人くらいの規模で行うのが適切?
  2. オンラインでもチームビルディング研修の効果はある?
  3. チームビルディング研修の費用相場は?
  4. チームビルディングを実施する際の心構えは?


チームビルディング研修は何人くらいの規模で行うのが適切?

研修の規模は、内容や目的に応じて適切な人数を設定することが重要です。

目安としては、以下のとおりです。

  • アクティビティ型研修に必要な最小催行人数:10名程度以上
    アクティビティ型の研修では、一定の人数が必要になります。グループダイナミクス(集団の相互作用)を生むには、最低でも10名程度の参加者が望ましいでしょう。少人数だと、多様な意見が出にくく、議論が深まりにくい場合があります。
  • ディスカッション中心の研修の最大人数の目安:30名程度まで
    これ以上の人数だと、全員が発言する機会を確保しにくくなります。意見交換が表面的になりがちで、深い学びが得られにくい傾向があります。
  • 体験型プログラムを含む研修の最大人数の目安:50名程度まで
    アクティビティなど、体験型のプログラムを含む研修の場合、50名程度が限界でしょう。これ以上の人数になると、進行が難しくなり、体験の質が落ちる恐れがあります。安全面の配慮も難しくなります。

ただし、研修の規模は、画一的に決められるものではありません。研修の狙いや参加者の特性を踏まえて、適切な判断を下すことが求められます。

さまざまなパターンで実施し、試行錯誤しながら完成度を高めていくのもよいでしょう。

オンラインでもチームビルディング研修の効果はある?

オンライン研修は、対面や合宿形式と比べれば、一長一短があります。しかし、工夫次第で対面と遜色ない効果を得られる可能性があります。

オンライン研修は物理的な制約を超えて、多様なバックグラウンドを持つメンバーつなげられるメリットを持ちます。

とくに、グローバル展開や多拠点展開している企業は、オンラインでの研修方式のノウハウを積み重ねる価値があるでしょう。

たとえば、チャットでは、全員が同時に発言でき、アイデアを即座に共有できます。オンラインのホワイトボードを使えば、アイデアを可視化しながら議論を深められます。

オンライン研修について詳しくは、以下の記事も参考にしてみてください。

  オンライン研修のメリットとは?成功の秘訣や背景にある人材育成の流れまで解説! オンライン研修には多くのメリットがある反面、注意しないと効果を下げてしまうデメリットもあります。オンライン研修を効果的に実施する上でのコツやポイント、ツールについて解説します。なぜそのような方法が効果的なのか企業内人材育成の状況などの背景も含めて紹介します。 株式会社LDcube


チームビルディング研修の費用相場は?

チームビルディング研修の費用は、研修の形式や規模、期間によって大きく異なります。

【研修形態別の費用相場の目安】

  • e-ラーニング:1人あたり数千円〜数万円以上
    e-ラーニングの料金体系には、受講者数に応じた従量課金制と、利用人数に応じた価格帯設定による定額制の2種類があります。従量課金制は、各受講者の利用に応じて課金されるため、利用人数が少ない場合に適しています。一方、定額制は、一定の利用人数を超えると、1人あたりの単価が下がるため、大人数での利用に適しているといえます。
  • アクティビティ研修(単体):1人あたり1~10万円程度
    アクティビティなど、体験型のプログラムを単体で実施する場合、半日~1日で、1人あたり1~10万円程度が相場です。ツールや備品の調達コストが加わることもあります。プログラムのオリジナリティや、運営スタッフの人数などによって、費用は変動します。
  • 宿泊型合宿研修:参加者1人あたり5~15万円程度
    1泊2日の合宿型の研修では、参加者1人あたり5~15万円程度が目安となります。宿泊施設の種類や、食事の内容によって金額は変わります。アクティビティの種類や講師の人数など、プログラム内容の充実度が費用に反映されます。移動交通費も必要になります。

注意点として、チームビルディング研修は、コストの安さよりもその品質に留意する必要があります。

自社の課題や目的に合った研修内容であるかどうかを、よく吟味しましょう。必要な投資は行い、質の高い研修を実施することが、長期的なリターンにつながります。

チームビルディング研修を実施する際の心構えは?

チームビルディング研修を実施する際の心構えとして重要なのは、「研修は、チームの成長の起点であり、ゴールではない」ということです。

研修で得た学びを、日々の業務の中で実践し続けることが大切です。一人一人が、チームの一員としての自覚を持ち、主体的に行動することが求められます。

組織のリーダーは、研修で学んだ内容を実践に移す環境づくりに尽力しなければなりません。研修後のフォローアップを丁寧に行い、継続的な学習と実践の機会を設けましょう。

チームビルディング研修をきっかけとして、メンバー同士の相互理解を深め、強固な信頼関係で結ばれたチームを目指しましょう。

チームビルディング研修で活用できるプログラム

チームビルディング研修を行う際には、効果的なプログラムやツールを活用することが多いです。ここではよく使われるプログラムについて紹介します。

LIFOプログラム

LIFO(Life Orientations)プログラムは、チームメンバーの行動スタイルや価値観を理解し、個々の強みを最大限に引き出すためのツールです。LIFOは、メンバーがどのような状況で最も効果的に行動するかを分析し、それぞれのスタイルに合わせたコミュニケーションや業務配分を行うことを目指します。このプログラムを通じて、以下の成果が期待できます。

  • チーム内の相互理解の向上
  • 各メンバーの強みを活かした業務の分担
  • ストレスや対立状況での柔軟な対応方法の習得

⇒詳しくはこちらをご覧ください。

  LIFO|LDcube(エルディーキューブ) LDcubeのLIFO(MSS)のご紹介ページです。行動科学に基づき、自己理解を土台として、個人やチームの成功促進・職場内の問題解決を目的に開発されたプログラムです。コミュニケーションの改善や組織の生産性向上が期待できます。 株式会社LDcube


行動の柔軟性プログラム

行動の柔軟性プログラムは、対人関係における人間行動を理解し、行動の柔軟性を高めるためのプログラムです。チームビルディングにおいて、このプログラムは特に重要です。なぜなら、チームメンバーが柔軟に対応できるようになることで、問題解決能力や創造的な発想が高まるからです。具体的には、以下のトピックをカバーします。

  • リーダーやマネジャーとしての効果性を向上する
  • チームの生産性の妨げになっている障害を特定する
  • エグゼクティブコーチングのツールとして活用する

⇒詳しくはこちらをご覧ください。

  行動の柔軟性開発プログラム|LDcube(エルディーキューブ) LDcubeの行動の柔軟性開発プログラムのご紹介ページです。、「エレメントB」という診断ツールを用いて自己への気付きを深め、固定化してしまっている自分自身の行動パターンに気付くことにより、対人関係における行動の柔軟性を高めることを目指した研修が社内で実施できます。 株式会社LDcube


ITS(Innovative Thinking System)プログラム

ITSプログラムは、チームメンバーの創造性を引き出し、革新的な考え方を育てるためのワークショップ形式のプログラムです。このプログラムを通じて、メンバーは新たなアイデアを生み出し、業務に活かすための具体的なスキルを習得できます。また、その過程を通じてチームビルディングにもつなげます。

  • 意見を活発に出し合うチームの雰囲気づくり
  • 問題解決につながるアイデアを数多く出す
  • チームの創造性を育む 

⇒詳しくはこちらをご覧ください。

  ITS|LDcube(エルディーキューブ) LDcubeのITSのご紹介ページです。組織としてイノベーションを起こしていくために、発想力(創造性)と実践力を開発できる研修プログラムです。体系化されたツールをベースに、イノベーションを起こす鍵を社内に展開することが可能です。 株式会社LDcube


マイクロラーニング「心理的安全性コース」

心理的安全性コースは、エイミー・C・エドモンドソン博士が提唱した「心理的安全性(Psychological Safety)」の概念を基にしたマイクロラーニングプログラムです。このコースは、エドモンドソン博士自らが登壇しており、短時間で重点的な学びを得られるため、忙しいチームメンバーにも適しています。心理的安全性が高いと、メンバーが自由に意見を出し合い、失敗を恐れずに行動できる環境が整います。具体的には、以下の内容を含みます。

  • 心理的安全性の基本概念
  • 実践的なアプローチとテクニック
  • 安全で開かれたコミュニケーション環境の作り方

⇒詳しくはこちらをご覧ください。

  心理的安全性がつくる恐れのない職場コース①(マイクロラーニング) マイクロラーニングコンテンツのご紹介です。組織やチームにとって重要な内容であるにもかかわらず、自分の考えを言わず、質問を控え、黙っていたことが何度ありますか? 従業員が安心して発言できるようにするには、心理的に安全な環境を整える必要があります。 本コースでは、対人関係の不安がいかに組織をむしばむか、そして、その乗り越え方を様々な事例を通じて学習します。 講師:エイミー・エドモンドソン 株式会社LDcube


上記のプログラムは、プロのチームビルディングを行うコンサルタントが使用するプログラムです。コンサルタントによるプログラム提供も可能ですし、上記プログラムのトレーナーライセンスを取得し、社内で展開することもできます。社内の状況やニーズに合わせて柔軟に活用いただけます。

トレーナー資格については下記で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

  人材育成のトレーナー認定資格とは?養成講座や養成研修などを紹介 人材育成のトレーナーに認定資格などはあるのでしょうか。本記事では講師をしている方が研修を実施する際に活用できるライセンスについて紹介します。研修内で活用できるプログラムについても紹介します。 株式会社LDcube


まとめ

本記事では「チームビルディング研修」をテーマに解説しました。要点をまとめておきましょう。

チームビルディング研修で学ぶ内容として、以下があります。

  1. チームワークの基本原則
  2. リーダーシップとフォロワーシップ
  3. コンフリクトマネジメント
  4. 目標設定とパフォーマンス管理
  5. チーム文化の醸成

チームビルディング研修の種類として、以下をご紹介しました。

  1. eラーニング形式:座学で理論的に学ぶ
  2. アクティビティ形式:体験を通じて気づきを得る
  3. 合宿形式:非日常空間で学びを深める

チームビルディング研修の実施方法を4つのステップで解説しました。

  1. 自社の課題と目的に合った研修の選定
  2. 参加者の特性を考慮した研修内容の設計
  3. 研修の効果を最大化するための事前準備と当日の運営
  4. 研修後のフォローアップと効果測定

組織の成功は、チームの力に大きく依存しています。強い絆で結ばれた、高いパフォーマンスを発揮するチームを育てることが、必要不可欠です。

株式会社LDcubeではチームビルディング研修で活用できる下記プログラムを提供しています。

  1. LIFOプログラム
  2. 行動の柔軟性プログラム
  3. ITSプログラム
  4. マイクロラーニング「心理的安全性コース」

ぜひ、自社の状況に合ったチームビルディング研修を企画し、実践してみてください。チームの力を最大限に引き出し、組織の発展につなげていきましょう。

無料でのプログラム体験会なども行っています。お気軽にご相談ください。

▼ 関連資料はこちらからダウンロードできます。

LIFO資料

行動の柔軟性資料

ITS資料

マイクロラーニング

社内研修

▼ 参考記事はこちらから。

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LDcube編集部
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株式会社ビジネスコンサルタント時代から約60年、人材開発・組織開発に携わってきた知見をもとに、現代求められる新たな学びについて、ノウハウや知見をお届けします。

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