法人向けeラーニングの選定ポイント!種類や特徴、メリット、受講率向上策などを徹底解説!
企業の成長と競争力を維持するために、社員のスキル向上は不可欠です。
しかし、従来の研修方法では時間や労力がかかり、効果を最大限に発揮することが難しいという課題があります。
このような状況を打破するために注目されているのが「eラーニング」です。
多くの企業が直面する従来の研修方式の限界について見てみましょう。
一般的な対面型研修は時間の調整が難しく、同じ内容を何度も提供することが効率的でない場合があります。
また、個々の社員の進捗状況や理解度を把握するのが困難で、学びの質にもばらつきが生じます。
これが企業全体のスキル向上を妨げる要因になっています。
これに対する解決策として、「法人向けeラーニングプラットフォーム」が効果的です。
eラーニングは、時間と場所を選ばずに学習できるため、社員一人ひとりが自分のペースで研修を受けることができます。
さらに、インタラクティブなコンテンツや進捗管理機能を利用することで、学習効果を最大化することが可能です。
本記事では、以下の点について解説します:
- 法人向けeラーニングの種類や特徴
- 活用メリット
- 受講率向上のポイント
- 導入に失敗しないコツ
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世界中で活用されている高品質eラーニング「CrossKnowledge」
本記事を参考に、適切なeラーニングプラットフォームを選択すれば、研修の効果を飛躍的に向上させることができます。
時代に即した研修方法を導入し、組織全体の成長を促進するために、第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
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目次[非表示]
- 1.eラーニングの法人向けサービスとは
- 2.法人向けeラーニングの種類と特徴
- 2.1.①教材コンテンツ汎用型
- 2.2.②教材コンテンツ特化型
- 2.3.③既存コンテンツ運用型
- 2.4.④新規コンテンツ運用型
- 3.法人がeラーニングを活用するメリット
- 3.1.時間と場所の制約がない
- 3.2.コストを抑えた展開が可能
- 3.3.パーソナライズ学習が実現できる
- 3.4.効率的で一貫性のある学習が提供できる
- 3.5.学習データで進捗管理
- 3.6.環境に優しい
- 4.eラーニング受講率向上のポイント
- 4.1.関連性と実用性を伝える
- 4.2.マイクロラーニングにする
- 4.3.インタラクティブ要素を取り入れコミュニケーションを強化
- 4.4.自己学習の奨励と進捗のフィードバック
- 5.eラーニング選定で失敗しないポイント
- 6.法人向けeラーニングはCrossknowledgeがおすすめ
- 7.まとめ
eラーニングの法人向けサービスとは
インターネットを通じて学習や研修を行なうeラーニングは、個人向けと法人向けで提供される教材の内容が異なります。
法人向けeラーニングは、ビジネスで必要な知識やスキルなどを効率よく学べる教材を中心に作られています。
そのため、個人向けeラーニングよりも、事業展開や組織の成長に生かせる学習コンテンツが多く提供されているのが特徴です。
これから法人向けeラーニングを導入する企業では、一般企業で広く利用されている汎用(はんよう)型や、特定の業種に特化した特化型などの選択肢があります。
自社に最適なeラーニングを選ぶためにも、種類によって異なる教材の特徴をしっかり把握しておきましょう。
法人向けeラーニングの種類と特徴
ここからは、法人向けeラーニングを4種類に分けて、それぞれの特徴を解説します。
①教材コンテンツ汎用型
教材コンテンツ汎用型のeラーニングは、どのような業種でも共通する一般的なビジネスマナーやコンプライアンスなどを学べる教材をメインに搭載しています。
例えば、新人社員・中堅社員・管理職ごとに分けた階層別研修や、企画・営業・販売などの目的別研修の教育に適した学習を提供できます。
どのような企業でも親和性があるのがメリットですが、自社独自の専門的な知識やスキルの習得には適していません。
②教材コンテンツ特化型
教材コンテンツ特化型のeラーニングなら、汎用型でカバーできないようなより高度で専門的な知識・スキルを習得させられます。
専門資格の取得や特定のスキルの習熟に適した学習方法であり、情報キュリティやITスキル関連の教材が代表されます。
一部の部門・部署のみに採用されることが多いため、全社的な運用には適していません。
③既存コンテンツ運用型
既存コンテンツ運用型のeラーニングは、自社で保有している教材をデータベースにアップロードしてオリジナルコンテンツを利用できます。
企業理念の理解促進やコンプライアンスの強化、独自の事業に関する知識とスキルの習得などを目指す学習なら、既存コンテンツ運用型が適しています。
④新規コンテンツ運用型
新規コンテンツ運用型なら、データベース上に新たなオリジナルコンテンツを作成できます。
テキスト・図形・画像・動画・スライドなどを組み合わせて、教材を自由にカスタマイズできるのがメリットです。
既存コンテンツと新規コンテンツの両方を運用できるハイブリッドなeラーニングシステムもあります。
法人がeラーニングを活用するメリット
時間と場所の制約がない
eラーニングはオンラインなので、パソコンやスマートフォン、タブレットなど、インターネットに接続できるデバイスがあれば、どこでも学ぶことが可能です。
これは、時間の制約がある社員が自身の都合やペースに合わせて学習することを可能にします。さらに、コンテンツは24時間いつでも利用可能なので、学びたいときに自由に進められます。
いつでも、どこでも、誰でも、何度でも、学習できるのがeラーニングのメリットです。
コストを抑えた展開が可能
伝統的な集合研修では交通費・宿泊費や講師に対する委託料、施設利用費など、多くの費用が必要となります。
しかし、eラーニングでは全てがデジタル化されるため、そのような費用が不要となります。また、一度作成したコンテンツは何度でも使用できるため、長期的に見ると非常にコスト効率が良いと言えます。
すべて社内で作成せずとも、汎用的なコンテンツに関しては、eラーニングベンダーが提供しているコンテンツを活用することで作成にかかる労力の削減につながります。
パーソナライズ学習が実現できる
eラーニングでは各社員が、自身に必要なスキルや知識に焦点を当てて学習することが可能です。また、自分の学習ペースで進めることができ、理解しにくい部分は何度でも復習することが出来ます。
効率的で一貫性のある学習が提供できる
eラーニングであれば、動画を見たり、クイズ形式で知識を確認したりすることによりスムーズに学習を進めることが可能です。
また、進歩や理解度をすぐに確認することも可能で、積極的に取り組んでいるかどうかも把握できます。
そして、eラーニングでは全ての社員が同じ質の教育を受けることが可能となり、一部の社員が必要な知識を得られない、といったことを防げます。
学習データで進捗管理
人事部門(HR)やマネジャーが学習進捗を追いかけ、必要に応じて学習者に対する支援やフィードバックを提供することが可能です。
また、各社員の学習行動のデータをもとに個々の学習プランを改善することもできます。データを活用したPDCAを回していくことにより、組織全体の学習効果を最大化することが可能となります。
環境に優しい
eラーニングは紙教材を使わないため、紙を節約できます。また、研修会場に移動する際のCO2排出量も減らすことができます。
eラーニング受講率向上のポイント
関連性と実用性を伝える
大人の学びが学生の学びと異なり、学習内容が仕事・現場で役立つ知識やスキルであることが重要です。
実用性があると受け取った受講者は、より深く理解し、習得しようとする意欲が高まります。また、実際の職務内容や現場の問題に対する解決策を提供することで受講率の向上につながります。
逆の観点から見ると、コンテンツと学習者を紐づけて関連性と実用性をしっかりと打ち出して伝えていく工夫が必要です。
マイクロラーニングにする
マイクロラーニングは、テーマを最小限まで絞り込み、1つのコンテンツを小さく構成し、1コンテンツ1トピックに集中することで情報を吸収しやすくします。
これは、学習を行う時間が限られており、一度に長時間集中できない受講者に特に有効です。そして、コンテンツは最新かつ正確でなければならず、社内の専門家などからの独自の洞察も提供されるべきです。
マイクロラーニングで構成することで、内容変更の必要が生じた際に必要なコンテンツのみ修正することができます。
インタラクティブ要素を取り入れコミュニケーションを強化
eラーニングでは、画面上で行うクイズやアクティビティを通じて、受講者の参加意欲を引き出し、学習内容を理解するのに役立つインタラクションを提供することが可能です。
これにより、受講者は自分自身で情報を探したり、理解したりするだけでなく、講師や他の受講者を交流しながら学習することができます。
また、社内での学習者の効果的な学習事例や成果につながった事例などを共有し、学習を継続することの重要性と有用性をメッセージし続けることが重要です。
自己学習の奨励と進捗のフィードバック
受講者自身がスキルや知識を向上させたいと感じるような学習環境を作ることが重要です。
それには、目標設定や自己評価、パーソナライズされた学習コースの提供などが求められます。また、パーソナライズした学習環境の提供のみならず、学習状況についても定期的にフィードバックしていくことも大切です。
実際に進歩していることを確認できれば、受講者の満足度とモチベーションを向上させ、継続的な学習を促すことができます。
以上のような取り組みを行うことで、eラーニングの受講率を向上させ、より高い学習効果を得ることが期待できます。
eラーニング選定で失敗しないポイント
法人向けeラーニングを導入するだけで終わりにならないように、失敗しない選定ポイントを詳しく紹介します。
①個人のレベルに最適化した学習ができる
個人のレベルや課題に応じて教材・学習コースを選択できるeラーニングなら、より高い学習効果に期待できます。
従業員の役職や能力に関わらず共通の学習をさせている企業の場合、従業員ごとに知識とスキルの差が生まれやすいです。
個人にパーソナライズした学習コンテンツを提供するeラーニングシステムなら、知識とスキルの標準化を図れます。
②マイクロラーニングに対応している
マイクロラーニングとは、1分〜5分程度の短い時間で行なう学習のことです。
マイクロラーニングに対応しているeラーニングなら、従業員が隙間時間を使って学習しやすいため、自主的な成長を手厚くサポートできます。
出張先や移動中、在宅など場所を問わずに学習機会を創出するためにも、マルチデバイスに対応したeラーニングシステムの導入が望ましいです。
スマートフォンひとつあれば、1セッション3分〜5分の動画をいつでも視聴できるため、従業員の自発的な学習を促進することができます。
また、動画を視聴して終わりではなく、質問と回答を記載したワークシートを作成し、学習効果をさらに高めます。
③LMSで効率よく学習の進捗・成果を管理する
eラーニングを提供・管理するためのプラットフォームLMS(学習管理システム)を利用すれば、学習の進捗状況や成果の確認が容易になります。
教材や学習コースのカスタマイズに対応しており、学習進捗状況の可視化および評価ができるLMSなら、組織に必要な能力を持った人材を効率よく育成できます。
各研修の受講状況や学習コンテンツへの取り組みなどを包括的に管理することで、これまで見えなかった従業員個々の学習課題を見える化します。
研修コースの作成や管理、アンケート調査、フィードバックなどの機能も搭載しているため、LMSの導入により人事担当者様の負担が大幅に軽減されます。
法人向けeラーニングはCrossknowledgeがおすすめ
CrossKnowledge(クロスナレッジ)は、多くの企業が従業員のスキルと知識を高めるために選択する優れたeラーニングプラットフォームです。その理由を以下の3つの特徴からご説明します。
世界のLMSランキングで1位を獲得
eLearning業界の専門家であるCraig Weiss氏が発表する世界のLMS(ラーニングマネジメントシステム)ランキングにおいて、CrossKnowledgeは2020年度に第1位に輝きました。
ランキングは、プラットフォームの使いやすさ、教育コンテンツの質、独自性、技術サポートなど多岐にわたる基準に基づいて決定されます。
これは、CrossKnowledgeが企業の人材開発を効果的にサポートする優れたプラットフォームであることを世界的に認められた証です。
世界レベルのMBA教授陣によるマイクロラーニング
CrossKnowledgeプラットフォームは、世界的に認められたマネジメントスクールの教授陣が作成した豊富な教育コンテンツを提供しています。
これらの講座は、短い時間で経験豊富な教授陣からの具体的なアドバイスや知識を得ることができる「マイクロラーニング」形式で提供されています。
従業員は日々の業務の合間に学習することができ、自分のペースでスキルを向上させることが可能になります。
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⇒"心理的安全性"がビジネスに必要な理由?エドモンドソン博士の視点を解説
CK-Connectによるパーソナライズ学習
CK-Connectは、CrossKnowledgeプラットフォーム内で提供されるパーソナライズ学習機能です。
これは、ユーザーの個人診断結果に基づいて、個々の学習コンテンツをカスタマイズしてリコメンドします。CK-Connectは、ユーザーが自分自身の学習過程を管理し、自分に最適なコースを選択し、学習結果を評価できるようサポートします。
以上の特徴により、CrossKnowledgeは社員教育に革新的なアプローチを提供し、個々のニーズに対応しながらも一貫した学習体験を提供します。企業が人材開発の成功を目指す上で、CrossKnowledgeは強力なパートナーとなるでしょう。
まとめ
この記事では、法人向けeラーニングについて以下の内容で詳しく解説しました。
- eラーニングの法人向けサービスとは
- 法人向けeラーニングの種類と特徴
- 法人がeラーニングを活用するメリット
- eラーニング受講率向上のポイント
- 失敗しない法人向けeラーニングの選定ポイント
- 法人向けeラーニングはCKがおすすめ
インターネットを通じた学習や研修を提供するeラーニングには、現場で必要な知識やスキルの習得に適した法人向けサービスがあります。
法人向けeラーニングは、一般企業で広く利用されている汎用的なタイプから、専門的な業種・業務に特化したタイプまで存在します。
そのため、組織の課題と目標に応じて親和性の高いサービスを選定しましょう。
『LDcube』では、LMSとeラーニングを掛け合わせたハイブリッドな学習プラットフォーム『CrossKnowledge』の提供を通じて、eラーニングの全社展開を手厚くサポートしています。
eラーニングでは、全46コース・254セッション・3言語という圧倒的なラインナップを揃えており、各研修と全社員の学習状況の可視化および管理も容易に実現します。
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