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年間アクセス率100%!SCORM教材を活用したeラーニング学習環境の充実化!

昨今、eラーニング学習は多かれ少なかれ、多くの企業で導入されています。どの企業においても「アクセス率」の向上について、頭を悩ませています。

SCORM教材の導入によって、年間アクセス率100%という成果を実現できた理由は、「学習の位置付け」と「学びの設計」を根本から見直した点にあります。

まず、SCORMコネクターとはeラーニングコンテンツと学習管理システム(LMS)との間でデータをやり取りするための仕組みになります。eラーニングコンテンツをSCORMコネクターとして抽出することで、他社製のLMSにも搭載可能となります。そのため、他社のeラーニングコンテンツをSCORMコネクターとして導入することで、自社LMSのコンテンツラインナップを飛躍的に広げることが可能になります。

SCORM教材を活用することで学習ラインナップは大きく広がり、社員一人一人が必要なタイミングで学べる環境が整います。しかし、学習環境を用意するだけでは継続的な学びは生まれません。自ら学びたくなる仕掛けや、eラーニングを業務に直結する「必要不可欠な学習」として再定義することが重要です。

本記事では、社員の学習意欲を劇的に改善させる具体的な考え方や、全社員共通学習と個別学習の切り分け方、SCORM教材導入前に押さえるべき注意点を整理します。

さらに、インプットとアウトプットの最適なバランスや、LDcubeによるSCORM教材を活用した実、践的な学びのデザインを通して、継続的に学ばれるeラーニングサイトのあり方についても解説いたします。

▼LMSeラーニングについてテーマに合わせて以下で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。  

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目次[非表示]

  1. 1.SCORM教材の導入によって「年間アクセス率100%」を達成できた理由
    1. 1.1.SCORM教材の活用によってラインナップが広がる
    2. 1.2.「自ら学びたくなる学習環境」を整備する
    3. 1.3.放っておいても継続学習は生まれない
    4. 1.4.eラーニング学習に求められる本当の価値とは
  2. 2.社員の学習意欲を劇的に改善させるコツ
    1. 2.1.①eラーニングサイトを「必要不可欠な存在」にする
    2. 2.2.②いつでもどこでも学べる環境を整備する
    3. 2.3.③意識を「自己啓発学習」から「必要な学習」へシフトさせる
    4. 2.4.④全社員共通学習と個人学習を明確に分けることがコツ
    5. 2.5.⑤背中を見て学ぶ教育からノウハウの標準化へとシフトする
  3. 3.SCORM教材の注意点
    1. 3.1.テーマは抽象化して詰め込みすぎず、分かりやすく細分化する
    2. 3.2.インプットとアウトプットのバランスは3:7である
  4. 4.LDcubeによるSCORM教材を活用した学びのデザイン
  5. 5.パーソナライズ学習でeラーニング受講率100%を達成した事例 
  6. 6.まとめ:SCORM教材を効果的に活用しよう

SCORM教材の導入によって「年間アクセス率100%」を達成できた理由

SCORM教材の導入によってeラーニングの効果を劇的に変えることができます。なぜなら、SCORM教材の導入によってeラーニングの定着に重要な「アクセス率」を高めることができるからです。ここでは、SCORM教材の導入によって「年間アクセス率100%」を達成できた理由=自ら学びたくなる学習環境の整え方についてお伝えします。
 

SCORM教材の活用によってラインナップが広がる

eラーニングのラインナップを広げるには、すでに存在する教材を取り入れることが必要です。言い換えると、他社が作成したコンテンツを自社のラインナップに取り入れることが必要となります。

なぜなら、自社で一からコンテンツをあらゆるテーマで作成していくには、膨大な時間とコストがかかるためです。

また、eラーニング専任の従業員を置く会社は、弊社のようなeラーニングを提供する立場の会社を除けばほとんど存在しないでしょう。だからこそ、他社コンテンツを多く取り入れ、ラインナップを広げていく必要があります。

ここで「SCORMコネクター」の出番です。他社コンテンツをSCORMコネクターとして導入することで、契約期間内であれば自社のLMS上にラインナップの1つとして存在し続けることが可能となります。

また、昨今では動画コンテンツを「買い切り」の形態で提供している企業は少なく、SCORMコネクターを通じてeラーニングコンテンツを提供することが主流になってきています。
 

「自ら学びたくなる学習環境」を整備する

アクセス率を向上させるには「自ら学びたくなる学習環境」を整備することが重要です。決して、アクセス率を向上させるための手段は、担当者が粘り強く未アクセス者にアラートすることではありません。

「自ら学びたくなる学習環境」を整備するためには、誰にとっても必要な知識・ノウハウがeラーニングサイトに集約されていることが必要です。

<イメージ>

 
 
 
 

上図の1枚目はコース一覧の画面、2枚目は「自動車製造マニュアル」をテーマとしたコースの画面となります。上図のように、必要な知識や業務マニュアルなどを載せておくことで、社員自ら必要なときにアクセスする習慣が身に付きます。

また、学習ページはテーマやカテゴリー別に分かりやすく分けて掲載することが重要です。
 

放っておいても継続学習は生まれない

SCORM教材を活用して、さまざまなeラーニングを取り入れたとしても、そこで終わりではありません。継続的学習を生むeラーニングサイトは、日々旬な学習テーマにアンテナを張っておくことが必要だからです。最近ではAIに関するコンテンツが幅広い業界で注目されています。

しかし、内容は年々アップデートされていきますので、最新のコンテンツにアップデートし続けていく必要があります。

また、社内独自の業務マニュアルや商品知識をeラーニングコースとして展開している場合も同様に、内容の見直しを定期的に実施することが重要です。

そのため、一通りラインナップを取りそろえても、日々ラインナップのアップデートは必要不可欠となります。
 

eラーニング学習に求められる本当の価値とは

eラーニング学習に求められる本当の価値とは、単に「オンラインで学べること」ではありません。「学習を“成果”に変え続けられる仕組み」にあります。SCORM教材は、この本当の価値を得られやすくするための1つの手段です。

人件費・会場費を削減できること、同じ内容を全員に配信できること、進捗管理ができることがメリットとして挙げられますが、これらは本当の価値とは言えません。なぜなら、本当の価値は学習を「行動」と「成果」に結びつけられることにあるからです。

対面研修を実施している企業とも多くお会いしていますが、課題として挙げられるのは、その場では分かった気になり達成感を得てしまうこと、いざ職場に戻っても使われない、定着しないといったことです。

一方で、eラーニングの本当の強みは、繰り返し学べる、必要なときに引き出せる、実務とセットで設計できることです。つまり、「学ぶ実践する振り返る学び直す」このサイクルを仕組みとして回せる点にあります。また、学習を「データ」で改善することも可能です。

また、eラーニングは学習の見える化ができます。例えば、どこで止まっているか、どの問題で間違えるか、修了しても成果が出ているかなどです。SCORM教材の導入はeラーニングの「やりっぱなし」を防ぐことにもつなげられます。

これらの「eラーニング学習に求められる本当の価値」を生かしながら、「効果のある学び」を実現することが重要です。
 

社員の学習意欲を劇的に改善させるコツ

学習意欲を高めるための最もシンプルな方法は、学習の重要性を伝えることではなく、必要な学習を与えることです。

eラーニングが「自己啓発のための任意学習」と捉えられていると、受講する人としない人の差が広がってしまいます。重要なのは、eラーニングを「業務を遂行するために必要な学習」として位置付けることです。業務ルールや手順、求められるスキルを明確にし、それを習得する手段としてeラーニングを活用することで、学習は義務ではなく仕事の一部として受け入れられるようになります。

ここでは、必要な学習を与えるために重要な点についてご案内いたします。
 

eラーニングサイトを「必要不可欠な存在」にする

eラーニングサイトは、用意しただけでは価値を発揮しません。社員が「時間があれば見るもの」「やらされるもの」と感じているうちは、学習は定着せず形骸化してしまいます。

本当に機能するeラーニングサイトとは、業務の中で困ったときに自然とアクセスされ、「ここを見れば解決できる」と認識されている存在です。

日々の業務と学習を切り離さず、仕事を進めるために欠かせないツールとして位置付けることが、eラーニングを成功させる第一歩となります。
 

②いつでもどこでも学べる環境を整備する

学習意欲があっても、「時間が取れない」「場所が限られる」といった理由で学べない環境では、eラーニングの強みは生かせません。PCだけでなくスマートフォンやタブレットからも利用でき、短時間でも学習できる設計にすることで、スキマ時間を有効に活用できるようになります。

また、一つ一つのコンテンツは短い時間で学習できるものが理想です。1つのコンテンツで40分~50分もかかる場合、離脱の恐れがあるため、章ごとに細かく分かれたコンテンツを導入することも重要です。

学びたいと思った瞬間にすぐ学べる環境を整えることが、継続的な利用と定着につながります。
 

③意識を「自己啓発学習」から「必要な学習」へシフトさせる

eラーニングが「自己啓発のための任意学習」と捉えられていると、受講する人としない人の差が広がってしまいます。多くの企業でeラーニングが十分に活用されない原因の1つは、「やる気のある人が自主的に取り組む自己啓発」という位置付けから抜け出せていない点にあります。

この認識のままでは、受講率や理解度に個人差が生まれ、結果として組織全体のスキル水準を引き上げることはできません。eラーニングを本当に機能させるためには、学習を「任意」ではなく「業務遂行に必要不可欠なもの」として再定義する必要があります。

業務手順の理解、品質向上、トラブル防止、法令遵守など、学習の先にある具体的な業務成果を明確に示すことで、eラーニングは「やったほうがいいもの」から「やらなければ仕事ができないもの」へと意識が変わっていきます。そのためには、SCORM教材を活用し、さまざまなコンテンツを取りそろえる必要があります。ビジネススキル、ヒューマンスキル、資格試験を含む専門知識など、さまざまなコンテンツをそろえるだけでなく、迷わずアクセスできる導線づくりも重要です。
 

④全社員共通学習と個人学習を明確に分けることがコツ

全ての社員に同じ内容を一律に学ばせるだけでは、学習の効率は高まりません。

全社員が共通して身に付けるべき基礎知識(コンプライアンス・サステナビリティ・情報セキュリティー等)や職種・役割・レベルに応じて必要となる個別学習を明確に分けることが重要です。

共通学習で最低限の土台を整えた上で、個人に合った学習を提供することで、無駄のない効果的な学習環境を構築できます。
 

⑤背中を見て学ぶ教育からノウハウの標準化へとシフトする

社員の学習意欲を改善するには、「背中を見て学ぶ」教育から「ノウハウの標準化」へとシフトすることが重要です。これまで多くの職場では、「先輩の背中を見て覚える」ことが当たり前とされてきました。

しかし、その方法では学びの質やスピードにばらつきが生じ、属人化も避けられません。業務は経験だけに頼るのではなく、体系化された知識として学べる仕組みが必要です。eラーニングを活用して業務ノウハウを可視化・標準化することで、誰もが同じ水準で学び、安定した成果を出せる環境を実現できます。
 

SCORM教材の注意点

SCORM教材は、LMSと連携して学習履歴や進捗を管理できる点が大きな強みですが、正しく設計しなければ「最後まで見られない教材」になってしまいます。特に重要なのは、学習者の集中力と実務への定着を前提にした構成です。ここでは、SCORM教材を効果的に機能させるために押さえておくべき2つの注意点について解説します。
 

テーマは抽象化して詰め込みすぎず、分かりやすく細分化する

SCORM教材を作成する際にありがちな失敗が、1つの教材に多くのテーマを詰め込みすぎてしまうことです。内容が広く長くなるほど、学習者の集中力は途切れやすくなり、途中離脱や理解不足を招いてしまいます。SCORM教材では、「1つの教材=1つのテーマ」を基本とし、業務単位や課題単位でテーマを細分化することが重要です。

テーマを細かく分けることで、学習者は必要な内容だけを短時間で学ぶことができ、業務中の確認にも活用しやすくなります。

また、理解が不十分な部分だけを繰り返し受講できるため、学習の定着度も高まります。

細分化された教材は、管理側にとっても更新や差し替えがしやすく、業務変更時のメンテナンス性向上にもつながります。
 

インプットとアウトプットのバランスは3:7である

eラーニングは、知識を一方的に伝える「インプット」だけでは学習効果は高まりません。重要なのは、学んだ内容を使って考え、判断し、行動する「アウトプット」を十分に組み込むことです。効果的な教材設計の目安として、インプットを3割、アウトプットを7割程度にすることが推奨されます。

アウトプットには、理解度チェックのテストだけでなく、業務シーンを想定したケーススタディーや小テストを取り入れることが有効です。これにより、学習者は「知っている」状態から「使える」状態へとステップアップできます。

SCORMの特性を生かして学習履歴や回答結果を蓄積すれば、つまずきやすいポイントを分析し、教材改善につなげることも可能です。

インプットとアウトプットのバランスを意識した設計こそが、SCORM教材の効果を最大化する鍵となります。
 

LDcubeによるSCORM教材を活用した学びのデザイン

これまで「SCORM教材を活用したeラーニング学習環境の充実化」をテーマに、受講者が自ら学びたくなる学習環境についてご紹介してきました。ここでは、LDcubeが実際にどのような学習環境を提供しているのかをご紹介します。

LDcubeは、もともとビジネススキルやヒューマンスキルに関するeラーニングコンテンツの提供を中心に事業を展開してきました。現在では、1,000を超える豊富なコンテンツを保有しており、主に日本語・英語・中国語に対応しています。そのため、外国籍社員を含む全社員が共通の学習環境で受講できる点が特長です。

コンテンツは、新入社員向け・中堅社員向け・管理職向け・経営層向けといった階層別にコースをパッケージ化し、それぞれをSCORM教材として提供しています。すでにLMSを導入されているお客さまには、必要なSCORM教材のみを提供し、既存環境にそのまま組み込んでご利用いただくことが可能です。

一方で、LMSを導入していないお客さまには、LDcubeLMSそのものを提供し、自社が保有するコンテンツを搭載した形で学習環境を構築しています。また、不足している分野については、お客さまが他社のSCORM教材を購入し、LDcubeLMSに搭載することで、コンテンツラインナップを拡充しながら運用しているケースもあります。

LDcubeでは、各教材に付随する理解度テストだけでなく、受講者同士が意見を共有し合うフェーズも設けています。単なる知識のインプットにとどまらず、アウトプットを交えながら学習を進めることで、理解と定着を促進する学習設計を実現しています。
 

パーソナライズ学習でeラーニング受講率100%を達成した事例

受講率100%を達成する要因 学習データの追跡 パーソナライズ学習 柔軟な学習環境 自己主導の学習

支援事例:専門商社(400名) 

【これまでの課題】 

  •  eラーニングを「必修」にしなければ学習しない 

  • 流し見で「完了」することが目的になってしまっている 

  • 業務が忙しくて受講することを忘れてしまう  ・・・など

 

⇒【CK-Connectによるパーソナライズ学習を導入】 
 

【受講率100%を実現】 

  • 「必修」「受講期限」の設定がない中で、受講率100%を実現 

  • 診断結果を基に自動でリコメンドされるコースを自主的に受講 

  • 1人平均5.7コースの受講(多い人は16コースの受講) 
     

今回のポイント 

  • パーソナライズ学習:パーソナル診断結果を基にした個々人に合わせた学習コンテンツ自動配信 

  • いつでも学べる環境:学習者が必要なときに必要な学習にアクセスできる環境 

  • 学習データの蓄積:学習者の学習状況をトラッキングするために学習行動のデータを取得​​​​​ 
     

お客さまの声 

  • 社内ではeラーニングを導入しても、結局やってくれないのではないかという声が出ていました。
    なぜなら、eラーニングを「必修」にしないと学習者が積極的に取り組まないといったことがあったからです。同じことを繰り返していても効果は上がらないと思っていましたが、パーソナライズ学習を取り入れたところ、受講率が100%になったので正直驚きました。
     
  • また、これまではコンテンツ数にも限りがあり、自社のオリジナルコンテンツの搭載ができなかったのですが、自社オリジナルコンテンツの搭載もできるようになったことで、学習してもらう幅が広がりました。

  • また、診断結果のレポートには、自身の強みや課題の啓発だけではなく、職場メンバーとの関係性の中で起こりうることや周囲が必要なことについてもアドバイスがあり、そのレポートを基に、他メンバーと対話することで、職場の中でのコミュニケーションが取りやすくなり、仕事がスムーズに進むようになりました。
     

まとめ:SCORM教材を効果的に活用しよう

年間アクセス率100%!SCORM教材を活用したeラーニング学習環境の充実化!について紹介してきました。

  • SCORM教材の導入によって「年間アクセス率100%」を達成できた理由
  • 社員の学習意欲を劇的に改善させるコツ
  •  SCORM教材の注意点
  •  LDcubeによるSCORM教材を活用した学びのデザイン
  • パーソナライズ学習でeラーニング受講率100%を達成した事例

eラーニングを定着させる鍵は、アクセス率を高めることにあります。SCORM教材を活用すれば、他社コンテンツを取り入れてラインナップを効率的に拡充でき、従業員にとって「仕事に必要な学習」を集約した環境を構築できます。

重要なのは、eラーニングを自己啓発ではなく、業務に欠かせない学習として位置付けることです。必要な知識を必要なときに学べる環境を整えることで、学習は自然と習慣化します。

また、SCORM教材はテーマを細分化し、インプットとアウトプットをバランスよく設計することで、学習を成果につなげることができます。

LDcubeはこのような考え方に基づき、学び続けるeラーニング環境を提供して参ります。

LDcubeCrossKnowledge社のパートナーであり、世界中で高い評価を得ているビジネススキルを学ぶための学習コンテンツを提供しています。 

また、CrossKnowledgeの提供するCK-Connectを活用することで、パーソナライズ学習を実現することも可能です。パーソナライズ学習は、未来の学習のあり方を変える可能性を秘めています。無料のデモ体験会なども行っていますので、お気軽にご相談ください。  

  

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LDcube編集部
LDcube編集部
株式会社ビジネスコンサルタント時代から約60年、人材開発・組織開発に携わってきた知見をもとに、現代求められる新たな学びについて、ノウハウや知見をお届けします。

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