管理職研修とは?企画から実施までポイントを徹底解説!

管理職研修とは?企画から実施までポイントを徹底解説!

現代の急速に変化するビジネス環境で、効果的な管理職研修は単なるスキルアップにとどまりません。それは組織運営の中核を形成し、競争力を維持するために不可欠な、人材育成の重要なプロセスです。

昨今、人的資本経営への取り組みが加速し、人材育成にかけるリソースを増やす組織も増えています。実際に、2024年度の教育研修費用の実態調査(※)によると、従業員1人あたりの教育研修費用は34,606円で、昨年度より2,194円の増加が見られました。
※出典:2024年度 教育研修費用の実態調査|産労総合研究所

しかし、多くの組織において、管理職研修を効果的に実施できているでしょうか?

LDcubeが実施した調査によると、約6割の組織で「人財育成施策の効果を感じられていない」ということが分かっています。

管理職への昇格時研修において、基本的な労務管理やコンプライアンスに関する情報提供に終始し、一種の「儀式」のようになってしまっているケースもあるかもしれません。あるいは、十数年前から同じ内容の管理職研修を実施しており、現代の時代環境や人材マネジメントの潮流に合わないやり方で実施していることもあるでしょう。

本記事では、管理職研修の基盤となる基本概念から、最新のトレンド、そして結果につながる実施方法までを包括的に解説します。

新任から中堅、そして上級管理職に至るまで、階層に応じた研修アプローチの構築方法や、リーダーシップ、ダイバーシティ、エンゲージメント向上といったテーマ別研修がなぜ今重要なのかを具体的に紹介します。さらに、対面研修とオンライン研修のメリットを組み合わせたハイブリッド型研修の活用法についても詳しく探ります。

また、管理職研修の効果を継続的に向上させるために、研修のフォローアップや効果測定についても解説します。こうした手法により、より実践的で効果的な管理職研修を実現し、管理職の職場での実践を促し、意味のある管理職研修を実施することが可能になるでしょう。

管理職研修は、組織の未来を切り開く重要なカギです。戦略的かつ継続的な取り組みを通じて組織はさらに大きな成長を遂げることができます。最後までご覧いただくことで、より強い組織をつくり、効果的な人材マネジメントを通じた事業推進体制を構築することができるでしょう。ぜひ、最後までご覧ください。

▼ 管理職研修についてはテーマに合わせて詳しく解説しています。

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目次[非表示]

  1. 1.管理職研修とは?重要ポイントとトレンドを解説!
    1. 1.1.重要ポイント①:経営や事業へのインパクト
    2. 1.2.重要ポイント②:現代の管理職に求められる役割の変化
    3. 1.3.最新トレンド:ハイブリッドワーク時代に求められるマネジメントスキル
  2. 2.管理職研修の種類とは
    1. 2.1.階層別研修
    2. 2.2.テーマ別研修
    3. 2.3.手法別研修(人事評価・1on1コーチング・チームづくり)
  3. 3.管理職研修で身に付けるべきスキル8選
  4. 4.管理職研修のおすすめテーマ10選!
  5. 5.​​​​​​​管理職研修の形式は?対面とオンラインの比較
    1. 5.1.対面研修のメリット・デメリット
    2. 5.2.オンライン研修のメリット・デメリット
    3. 5.3.迷ったらハイブリッド型がおすすめ!
  6. 6.管理職研修の設計・実施のポイント
    1. 6.1.研修の目的を明確にする
    2. 6.2.対象者のレベルに応じた設計を行う
    3. 6.3.インタラクティブな学習方法を取り入れる
  7. 7.管理職研修がうまくいかないケース|コラム
    1. 7.1.①毎年実施している管理職研修
    2. 7.2.②受講者に意図が伝わっていない管理職研修
  8. 8.管理職研修のフォローアップと効果測定
    1. 8.1.フォローアップ研修やeラーニングの活用
    2. 8.2.学習定着度を高めるフィードバック手法
    3. 8.3.研修効果を図るKPIと評価指標
  9. 9.データ活用による管理職研修の最適化
    1. 9.1.LMSを活用した研修と学習の管理
    2. 9.2.パーソナライズ学習
    3. 9.3.学習データ分析によるスキル定着の可視化
  10. 10.管理職研修のアップデートならLDcubeにお任せ!
  11. 11.まとめ

管理職研修とは?重要ポイントとトレンドを解説!

管理職研修とは?重要ポイントとトレンドを解説!

管理職研修は、組織の中で管理職としての役割を担う人々が、その役割を効果的に果たすために必要なスキルや知識を習得するためのプログラムです。現代のビジネス環境は急速に変化しており、それに伴い管理職に求められるスキルや役割も進化しています。

以下より、管理職研修の重要なポイントと最新のトレンドを解説します。

重要ポイント①:経営や事業へのインパクト

管理職は組織の中核を担い、経営戦略の実行に直接的な影響を与える存在です。したがって、管理職研修においては、経営視点での意思決定や部門全体の戦略を理解し推進するスキルが求められます。

具体的には、予算管理やリスク管理、KPIの設定と分析などのスキルを重点的に強化する必要があります。これにより、管理職は自部門の目標達成にとどまらず、企業全体の成長に寄与することができます。

重要ポイント②:現代の管理職に求められる役割の変化

これまでの管理職にとって重要とされたスキルは、指示命令型のリーダーシップやタスク管理能力でした。しかし、現代の管理職にはそれに加えて、コーチングやメンタリングスキル、チームビルディング能力が求められています。

これは、働き方の多様化や働くメンバーの価値観の変化によって、組織における個々のパフォーマンスを最大限に引き出す能力が必要とされているためです。

管理職研修では、こうした新しい役割に対応できるよう、柔軟性のあるリーダーシップスタイルの開発が重要視されています。

最新トレンド:ハイブリッドワーク時代に求められるマネジメントスキル

昨今のパンデミックを契機に、ハイブリッドワークが多くの企業で常態化しています。この新しい働き方においては、遠隔地にいるチームメンバーとの円滑なコミュニケーションや成果の出るプロジェクト管理が不可欠です。

そのため、デジタルツールの活用だけでなく、オンラインとオフラインをシームレスに活用するスキルも求められています。これらのことから最新の管理職研修では、非対面での効果的な人材マネジメントやタスク管理能力の向上など、従来とは異なるトレーニングが求められています。

以上のように、管理職研修はただのスキルアップの場ではなく、企業の未来を形作るための重要なプロセスです。これらの重要ポイントと最新トレンドを押さえることで、管理職はより戦略的かつ柔軟に、そして効果的に役割を果たすことができるでしょう。

▼管理職研修でマネジメントスキルを向上させることについては、以下で詳しく解説しています。
管理職研修でマネジメントスキルを向上!おすすめの向上施策を紹介!

管理職研修の種類とは

管理職研修の種類とは

管理職向け社員研修を実施する際には、適切な研修を提供することが重要です。
ここでは、管理職研修の種類について詳しく解説します。
 

階層別研修

管理職研修は、受講者の階層や目的に合わせて実施することが重要です。
管理職は主に、新任・中級・上級の階層に分類することができます。

主な階層別の研修:

  • 新任管理職研修:
    新たに管理職となった新任管理職を対象に、基本的なマネジメントスキルや部下指導スキル、役割などについて学ぶ研修です。ここでは、目標設定、時間管理、基本的なリーダーシップ理論などを中心に教え、新たな役職に迅速に適応できるよう支援します。

  • 中級管理職研修:
    課長層などの中級管理職はチームを率いるだけでなく、戦略的な視点を持つ必要があります。この段階の研修では、より高度なリーダーシップスキル、問題解決能力、および戦略策定能力を養います。

  • 上級管理職研修:
    執行役員や部長層などの上級管理職には、組織全体のビジョンを描き、文化を形成し、企業の持続可能な成長を導く役割が求められます。この研修では、組織変革のマネジメント、ビジョン設定、イノベーション推進について深く掘り下げます。

テーマ別研修

管理職には、さまざまな役割や能力が求められます。その時々で必要な能力を発揮する必要があります。特に、現代の環境変化や人材マネジメントの考え方に合わせたテーマ設定が重要です。

主なテーマ別の研修:

  • リーダーシップ研修:
    リーダーシップのスキルは、チームを成功に導くための重要な要素であり、自分自身のリーダーシップスタイルをあらかじめ理解することから始まります。この研修では、個々のメンバーに対する動機付けの手法や信頼構築のテクニックについて深く学びます。
     
  • ハラスメント研修:
    職場環境の改善と法令遵守のために、ハラスメントに関する研修は重要です。管理職は、この研修を通じて、ハラスメントの予防策と対処法を学び、公平で安全な職場を確保します。
     
  • エンゲージメント研修:
    従業員のエンゲージメントを高めることは、組織の生産性を高める上で欠かせない要素の1つです。エンゲージメント研修では、効果的なコミュニケーション技法、メンバーの声を聴く文化の醸成方法、自己効力感の促進方法について学びます。
  • アセスメント研修:
    アセスメント研修は、管理職がさらに幹部職へと昇格する際に査定する目的と、現状を把握し啓発課題を明確にする育成を目的にする場合など、目的に応じて使い分けます。公開型の講座を活用することも効果的です。

手法別研修(人事評価・1on1コーチング・チームづくり)

管理職研修には、効果的にマネジメントしていくための手法・ノウハウも必要です。
ここでは特に、チームマネジメントや部下メンバーの育成に焦点を当てて紹介します。

主な手法別研修:

  • 人事評価研修:
    公平で透明性のある人事評価は、従業員のモチベーション維持に不可欠です。この研修では、フィードバックの与え方、評価基準の設定、キャリアパスの提案方法など、評価プロセスの最適化について学びます。

  • 1on1コーチング研修:
    1on1コーチングは、個々の従業員と向き合い、成長を促すための効果的な手法です。研修では、効果的な質問法、アクティブリスニング、夢や目標の具体化支援について実践的に学びます。

  • チームづくり研修:
    チームの一体感を強め、協力し合う文化を築くためには、チームビルディングの技術が求められます。この研修では、効果的なチームづくりのステップ、問題の早期発見と解決策、共同作業の促進技法を学びます。

これらの研修を組み合わせることで、管理職が多様なスキルと視点を得て、組織全体のリーダーシップを強化することができます。それぞれの研修は専門的な内容で、個別のニーズに対応しているため、企業の目的や文化に合ったものを選ぶことが望ましいです。

▼管理職研修の種類については、以下で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
管理職研修の種類とは?上級・中間・新任の3つテーマ・ポイントを解説!

管理職研修で身に付けるべきスキル8選

管理職研修で身に付けるべきスキル8選

管理職研修で身に付けるべきビジネススキルは、多岐にわたります。

では、多忙な職場で日々意思決定を迫られる管理職たちは、管理職研修で特にどのようなスキルを習得するべきなのでしょうか。

以下より、管理職が特に重視すべき8つのスキルについて詳しく解説します。

  • マネジメントスキル
    まず、管理職の基本であるマネジメントスキルについてです。
    このスキルは、組織の目標達成に向けた計画の策定、リソースの最適な配分、そして進捗状況のモニタリングといった複数の活動を含みます。
    管理職が高いマネジメントスキルを持つことで、チーム全体の生産性を格段に向上させることができ、さらにはプロジェクトがスムーズに進行します。
    このスキルを通じて、効果的にプロジェクトを進め、ビジネスゴールの達成に向けて確実な一歩を踏み出すことが可能になります。
     
  • リーダーシップスキル
    次に重要なのはリーダーシップスキルです。
    これは、リーダーとしての資質を高めるために必要不可欠なスキルであり、チームのメンバーを導き、影響力を発揮し、彼らのモチベーションを維持する能力を含んでいます。
    現代のリーダーは、単に指示を出すだけでなく、信頼関係を築き、組織のビジョンを共有し、メンバーのモチベーションを高めることが求められています。
    リーダーシップスキルの向上により、組織全体の結束力が高まります。
     
  • 部下育成スキル
    部下を育成する能力も、管理職にとっては欠かせません。
    このスキルを持つことで、チームの各メンバーの潜在能力をフルに引き出し、キャリアパスをしっかりとサポートすることが可能になります。
    長期間にわたる職場の成長を支えるためには、指導者としての役割を果たし、メンターやコーチとしても活躍することが重要です。
    このスキルを通して、次世代のリーダーを育て、継続的なチームの成長を実現します。
     
  • エンゲージメント向上スキル
    チームのエンゲージメントを高めることは、仕事の満足度だけでなく生産性にも直結します。
    必要なスキルには、効果的なコミュニケーション手法、ワークライフバランスの尊重、職場環境の改善努力などが含まれます。
    エンゲージメントが高まると、チーム全体の士気が向上し、組織全体の成果が向上します。
     
  • ダイバーシティマネジメントスキル
    グローバル化や価値観、働き方の多様化が進む現代社会では、多様な背景を持つメンバーが共存する職場が増えています。
    そこで求められるのがダイバーシティマネジメントスキルです。これは、異なる価値観や考え方を尊重し、そうした多様性を組織の強みとして活用する能力を指します。
    多様性を受け入れることで、働きやすい職場づくりや新しいアイデアの創出や革新が可能となり、チームの競争力を高めることができます。
     
  • コンプライアンススキル
    法令や規制を遵守するためのコンプライアンススキルは、組織の信頼性を向上させます。
    管理職は、最新の法令や業界基準を常に把握し、それを組織内でしっかりと浸透させる役割を担っています。
    コンプライアンスを確保することで、組織はリスクを回避し、事業の持続可能性を維持することができるのです。
     
  • データ活用スキル
    ビッグデータ時代におけるデータ活用スキルは、業務の効率化と正確な意思決定を可能にします。
    管理職は、データ分析から得られる事実や仮説を効果的に意思決定に反映させることが要求されます。
    このスキルを通じて、データに基づいた戦略の立案や効果測定を行い、より強固な経営基盤の構築をサポートします。
     
  • AI時代の意思決定力スキル
    最後に、急速に進化するAI技術を活用した意思決定力スキルです。
    これにより、従来よりも圧倒的なスピードと精度で情報を処理し、的確な意思決定が可能となります。AIツールを効果的に活用しながら人間の直感との融合を図ることで、これまでにない革新的なアプローチを採用する力が養われます。
    これらのスキルを体系的に習得することで、管理職はより高いレベルのリーダーシップを発揮し、組織全体の成功と発展に大きく貢献できるようになるでしょう。

▼マネジメントに必要なスキルと効果的な学習方法については以下で詳しく解説しています。
【一覧】マネジメントに必要なスキルとは?実用的な9つと学習方法を解説!

管理職研修のおすすめテーマ10選!

管理職研修のおすすめテーマ10選!

管理職研修のテーマ選定は、これまで解説してきたように、階層や目的に応じて行われるべきです。では、具体的にはどのようなテーマや内容で実施すればよいでしょうか。

ここでは、おすすめのテーマ10選を紹介します。
 

1on1ミーティングの効果的な進め方

1on1ミーティングは、部下とのコミュニケーションを深め、個々の進捗や課題を把握するための重要な手段です。

このテーマでは、相手の話を引き出す質問の仕方や、フィードバックを通じて信頼関係を築くテクニックなど、効果的な1on1ミーティングの進め方を学びます。

主な内容:

  • ミーティング設計:
    効果的な1on1ミーティングを計画するための考え方や姿勢
  • アクティブリスニング:
    相手の話をしっかりと聞く傾聴力
  • フォローアップ:
    ミーティング後のアクションアイテムの設定と進捗確認方法

 

部下のモチベーションを引き出すコミュニケーション術

部下のモチベーションを高め、組織の目標達成に向けて一丸となるためには効果的なコミュニケーションが欠かせません。

以下では、どのようにして部下の意欲を引き出すかを学びます。

主な内容:

  • 信頼関係の構築:
    心理的安全性を高めるためのアプローチ
  • ポジティブなフィードバック:
    部下のやる気を高めるフィードバックの方法
  • 共感と理解:
    効果的に部下の感情に寄り添うスキル

 

多様性を尊重するダイバーシティ&インクルージョン研修

多様な価値観や背景を持つメンバーが集まる職場では、ダイバーシティとインクルージョンの意識が重要です。

この研修を通じて、多様性を組織の強みに変え、包括的な職場環境を作り出すための具体的なアプローチを探ります。

主な内容:

  • 理解を深める
    多様性の意図とその重要性を学ぶ
  • 事例研究
    他社の成功事例に学ぶインクルージョンの実践
  • 包括的な職場環境の構築
    実践可能なアプローチや戦略を紹介

コーチング&フィードバックスキル

現代の管理職は指導者としての役割も担っています。部下の成長をサポートするコーチングの技術や、建設的なフィードバックを行うスキルを習得し、チーム全体のパフォーマンスを向上させます。

主な内容:

  • コーチング:
    質問や傾聴を通じたコーチング技術
  • 建設的なフィードバックの提供:
    ポジティブなインパクトを与えるフィードバック方法
  • 部下育成の計画:
    個別の成長目標に基づいたフィードバックの実施方法

人事評価・フィードバックの適切な運用方法

公正で透明性のある人事評価は、組織の信頼を築く基盤です。このテーマでは、評価制度の適切な運用方法やフィードバックの仕方について学びます。

特に、評価を基にどのように能力開発計画を立案するかに重点を置きます。

主な内容:

  • 評価基準の設定:
    公平で透明性のある評価システムの構築
  • フィードバックスキル:
    効果的にフィードバックを行い、改善を促す手法
  • キャリアディスカッション:
    長期的な成長を促すための話し合いの進め方

組織の生産性を高めるタイムマネジメント

限られた時間をいかに効率よく活用するかは、組織の生産性に直結します。効果的なタイムマネジメント技術を学び、会議やプロジェクトの計画立案、優先順位の設定など、実務に役立つスキルを習得します。

主な内容:

  • 優先順位の設定:
    最も重要なタスクにリソースを集中する方法
  • 集中力の維持:
    生産性を最大限に引き出す集中力の高め方
  • 時間浪費の削減:
    効率を阻む要因を特定し、それを減らす方法

AI・データドリブン経営の基本知識

テクノロジーが進化する中で、AIやデータを活用した経営が注目されています。

データドリブンでの意思決定のメリットを理解し、基本的なツールや手法を学ぶことで、最新のビジネストレンドに対応する準備を整えます。

主な内容:

  • データ分析の基本:
    経営判断に活用するためのデータ分析手法
  • AIの活用:
    ビジネスプロセスを最適化するためのAI技術の理解
  • 新たなビジネスモデル:
    データドリブンでの戦略的意思決定の実践事例

メンタルヘルス&ストレスマネジメント

職場のメンタルヘルスを維持することは、チームの健全な運営に欠かせません。この研修テーマでは、ストレスの原因を特定し、それに対する効果的な対処法を習得します。

また、メンタルヘルスを考慮した組織文化の構築方法についても学びます。

主な内容:

  • ストレス要因の特定:
    職場内外のストレス要因を見極める方法
  • リラクゼーションテクニック:
    リラクゼーションやストレス軽減のための方法
  • メンタルヘルスの改善:
    従業員の精神的健康を向上させるための方策

チームビルディングとファシリテーションスキル

チームの一体感を高めるためのチームビルディングは、職場の活性化に寄与します。

ファシリテーションスキルを駆使して、意見の多様性を引き出し、協力して目標達成に向かうプロセスを支援します。チームワークの強化は、組織全体の成功に直結します。

主な内容:

  • チームダイナミクスの理解:
    効果的なチームの特性とその構築法
  • ワークショップの設計:
    生産的な会話と成果を引き出すためのファシリテーション技術
  • チーム目標の設定:
    協力して目標設定を行う方法と進捗のモニタリング

コンフリクトマネジメント(対立の解決法)

組織内の対立や衝突は避けられないものですが、それをどのように解決するかが大切です。

コンフリクトを建設的に解決する技術を学び、組織全体の調和を保ちながらパフォーマンスを維持するためのスキルを養います。

主な内容:

  • 根本原因の解明:
    対立の原因を特定し、根本からの解決を図る方法
  • 対話のスキル:
    意見の異なる相手と建設的な対話を進めるテクニック
  • 中立的な解決策:
    ファシリテーターとして公正な解決策を見つける方法

これらのテーマは、管理職としての幅広い能力を育むために不可欠であり、それぞれが組織全体の成功に貢献します。各テーマを通じて、新たな視点を得て、さらなる成長と発展を遂げましょう。

▼管理職研修におすすめの内容については、以下でも解説しています。併せてご覧ください。
管理職研修におすすめの内容とは?|10選(カリキュラム・対象階層・効果)を紹介

​​​​​​​管理職研修の形式は?対面とオンラインの比較

管理職研修の形式は?対面とオンラインの比較

効果的な管理職研修を実施するためには、目的や状況に応じた、適切な実施形式の選択が重要です。

ここでは、対面研修とオンライン研修それぞれのメリット・デメリットを検討した上で、ハイブリッド型学習の効果も紹介します。
 

対面研修のメリット・デメリット

対面研修のメリット・デメリットを紹介します。特徴を理解した上で、適切な目的とタイミングで取り入れることが重要です。

  • メリット:
    1番のメリットは、参加者同士や講師との直接的なコミュニケーションが取りやすいことです。実際の場での交流により、意見交換が活発に行われ、信頼関係を築く機会が得られるため、研修への没頭感が高まります。また、実地での演習やロールプレイングは、現場に近い形での学習を可能にし、スキルの実践的理解が促進されます。

  • デメリット:
    デメリットの1つは、開催場所に参加者が集まらなければならないため、多忙な管理職の日程調整と長時間の拘束してしまうことです。また、移動時間や交通費がかさむ点もデメリットと言えるでしょう。

オンライン研修のメリット・デメリット

オンライン研修のメリット・デメリットを紹介します。特徴を理解した上で、適切な目的とタイミングで取り入れることが重要です。

  • メリット:
    1番のメリットは、その柔軟性です。インターネット接続があれば、場所や時間を問わずに参加できるため、遠隔地にいる受講者でも簡単にアクセスできます。出席者のスケジュールに合わせやすく、録画した動画セッションを視聴することで必要な時に復習も可能です。

  • デメリット:
    まず、通信環境に左右されやすく、接続トラブルが発生する可能性があります。また、画面越しのコミュニケーションは、対面ほどの雰囲気を感じにくく、参加者間のつながりが希薄になりがちです。集中力の維持が難しいと感じる参加者も多いでしょう。

迷ったらハイブリッド型がおすすめ!

どちらの形式にもメリット・デメリットがある中で、迷った場合はハイブリッド型研修を検討するのがおすすめです。

この形式では、オンラインと対面の良いとこ取りが可能です。例えば、講義形式の部分をオンラインで実施し、ディスカッションやワークショップを対面で行うことで、効率的に学びの効果を最大化できます。

ハイブリッド型は、個別のニーズや状況に応じてフレキシブルに対応できるため、参加者にとって最大限の学びを提供することができます。このように、管理職研修の形式選びは重要であり、目的や環境に合った最適な形を見つけることが大切です。

▼オンラインでの効果的な管理職研修については、以下で詳しく解説しています。
効果的にオンライン化したマネジメント(管理職)研修とは?ポイントを解説!

管理職研修の設計・実施のポイント

管理職研修の設計・実施のポイント

効果的な管理職研修を実施するためには、実施前の入念な設計が必要です。そして、実施に当たっては、受講者の学びを最大化させるための工夫が欠かせません。

ここでは、その重要なポイントをいくつかご紹介します。

研修の目的を明確にする

研修を成功させるためには、まずはっきりとした目的を設定することが重要です。この目的は研修の範囲や内容、評価基準に影響を与えます。

例えば、「チームの生産性向上」や「効果的なコミュニケーションスキルの習得」など、具体的かつ測定可能な目標を立てるべきです。

目的を明確にすることで、研修の成果を定量化し、参加者がどの程度目標に達したかを評価することができます。

対象者のレベルに応じた設計を行う

管理職の経験やスキルレベルはさまざまであり、それに応じた研修設計が求められます。

新任管理職には基礎的なマネジメントスキルを、経験豊富な管理職にはリーダーシップの強化や戦略的思考のスキルを強化する内容が望ましいでしょう。

さらに、個々のニーズに応じてカスタマイズしたプログラムを用意することで、参加者の学習効果を最大化することができます。

インタラクティブな学習方法を取り入れる

知識の単なるインプットだけではなく、参加者が積極的に関与できるインタラクティブな学習方法を取り入れることが効果的です。

ケーススタディー、グループディスカッション、ロールプレイング、フィードバックセッションなど、実践的なアプローチを活用することで、管理職が実際の職場で直面する問題に対して対応する力を養うことができます。

また、他の参加者との意見交換を通じて、多角的な視点を得ることも可能です。

以上のポイントを踏まえることで、組織に適した管理職研修をデザインすることができます。

管理職研修がうまくいかないケース|コラム

管理職研修がうまくいかないケース|コラム

管理職研修を実施しても、うまくいかないケースがいくつかあります。筆者はこれまで、組織開発や人材開発をサービスとして提供するコンサルティング会社に所属し、さまざまな顧客支援を経験してきました。当時の顧客からの相談内容や希望実施要件を基に、うまくいかないケースをご紹介します。
 

①毎年実施している管理職研修

管理職研修は、毎年同じような時期に実施していることも多いかと思います。あるお客さま先では、以下のようなご相談がありました。

  • 毎年10月に、1日間で管理職研修を実施している
  • 受講者はほとんど同じなので、テーマは前年以前と被らないようにしたい
  • 何かトレンド的なテーマで研修を提案してほしい

最近では、部下のエンゲージメントを向上させる関わり方や、ハラスメント予防のためのアンガーマネジメント、評価の納得性を高める面談方法、など、さまざまな案が浮かんできます。

しかし、果たしてそれで本当に効果があるのでしょうか?

もしかしたら、研修終了直後のアンケートでは、「面白かった」「参考になった」「勉強になった」などと、「好評」で終えることができるかもしれません。しかし、研修の目的は、受講者の行動変容を促し、現場での実践を通して、成果につなげることです。

このように、管理職研修の目的が「実施すること」になっているケースでは、いつまで経っても「効果のある管理職研修」を実施することはできないでしょう。
 

②受講者に意図が伝わっていない管理職研修

管理職は、日々忙しく現場でマネジメントにあたり、自身もプレイヤーとして業務をこなしています。そのような中で、「〇月〇日に△△で管理職研修を実施します」という通知だけ受け取っても、「この忙しいのに面倒だな」となってしまいます。

実際に、筆者も「受講者が意図を理解せずに参加している管理職研修」を実際に見たことがあります。このような管理職研修では、受講者は以下のような態度を取ります。

  • 当日欠席者が多い、遅刻する、途中退席する
  • スマホばかり見て研修に集中していない
  • グループワークでまったく発言しない
  • 当たり障りのない感想やアクションプランを述べる

もちろん、研修講師にも原因があるかもしれませんが、研修前に意図を理解してもらう、期待を伝えるといったことが必要です。

重要なのは、受講者が「なぜ管理職研修を受ける必要があるのか」「研修受講にあたりどのような期待をされているのか」を理解して臨むことです。

筆者が以前に管理職研修を受けた際には、具体的に以下のような期待を上司からもらっていました。

  • 既存業務をきちんと遂行することはできるが、新しくやることを決め、引っ張る力を身に付けてほしい
  • 部下と円滑にコミュニケーションを取ることはできるが、もう一歩踏み込んだ指導をしてほしい
  • 上記のようなことがなぜできていないのか、他の管理職にも話を聞きながら、気付き・学びを得て研修から帰ってきてほしい

研修企画者は研修の目的を明確に決めて企画し、受講者に伝えることが重要です。

そして、受講者となる管理職の、上司となる方は、日ごろの関わりを踏まえて、個別具体的な期待を事前に伝えてあげることが重要です。
 

管理職研修のフォローアップと効果測定

管理職研修のフォローアップと効果測定

管理職研修は1度きりのイベントではなく、継続的なプロセスとして捉えることが重要です。

今回は、研修後のフォローアップや効果測定の重要性に焦点を当て、さまざまな手法やKPIを用いてどのように成果を最大化するか探っていきます。

フォローアップ研修やeラーニングの活用

研修後のフォローアップは、学習した内容を現場で実践に移すために不可欠です。

伝えられた知識やスキルを定着させるために、フォローアップ研修やeラーニングの活用が効果的です。これにより、参加者は定期的に情報を復習し、新たな状況下での応用力を高めることができます。

オンラインプラットフォームを使用することで、個々の進捗に応じた柔軟な学習が可能となり、管理職としてのスキルを向上させるための強力なツールとなります。

学習定着度を高めるフィードバック手法

フィードバックは、学習定着度を高める上で重要な役割を果たします。効果的なフィードバックは、具体的であり、タイムリーで、かつ建設的であるべきです。

例えば、管理職がリアルタイムの業務での対応をフィードバックとして受けることで、そのスキルの習熟度を迅速に確認し、必要な調整を加えることができます。

また、受講者同士の相互フィードバックや360度フィードバックの導入も、さまざまな視点からの意見を取り入れることで、より包括的な成長を促す手法として考えられます。

研修効果を図るKPIと評価指標

研修の効果を正確に把握するためには、適切なKPIと評価指標の設定が不可欠です。

管理職研修において考慮すべき代表的な指標には、リーダーシップの向上度合い、チームの生産性向上、従業員満足度の変化などがあります。

具体的なKPIには、例えば、チームの目標達成率の向上や従業員の離職率の減少、あるいは部下からのフィードバック評価の向上などがあります。

これらの指標を定期的に追跡し分析することで、研修の効果を数値で把握し、必要に応じてプログラムを調整することができます。

管理職研修のフォローアップと効果測定を適切に行うことで、管理職の能力向上に直結し、組織全体のパフォーマンス向上を促進します。研修効果を最大化するための工夫を凝らし、組織の成長をしっかりとサポートしていきましょう。

データ活用による管理職研修の最適化

データ活用による管理職研修の最適化

管理職研修を最適化し効果的なものにするためには、研修受講履歴や学習データなどを分析・活用することが近道です。

ここでは、LMS(学習管理システム)を活用した研修と学習の管理、パーソナライズ学習、そして学習データ分析によるスキル定着の可視化について解説します。

LMSを活用した研修と学習の管理

LMSは近年、企業研修や教育機関において欠かせないツールとなっています。LMSは、オンラインコースの管理、進捗状況の追跡、テストや評価の実施などの一元的管理を可能にします。

これにより、研修担当者は学習者一人一人の進捗をリアルタイムに把握し、必要に応じたサポートを迅速に提供できます。

また、LMSを利用することで学習者自身も自分の進捗を確認しやすく、主体的に学習に取り組む環境が整います。特に分散して働くリモートチームに対しては、統一した学習環境を提供できるため、チーム全体のスキルアップに効果的です。

パーソナライズ学習

従来の一斉研修に代わり、個々のニーズに応じたパーソナライズ学習が主流となりつつあります。

データを活用することで、学習者の過去の学習履歴やスキルセットに基づいたカスタマイズされた学習プランを提供できます。これにより、それぞれの学習ペースや理解度に応じた最適なコンテンツを提供することが可能になります。

例えば、AIや統計分析を活用したLMSでは、個々の学習データを基に次に学ぶべきコンテンツや適切な学習リソースを自動的に提案する仕組みを導入することができます。これにより、学習者は無駄な時間をかけることなく、必要なスキルを効率的に習得できます。

学習データ分析によるスキル定着の可視化

最後に、学習データ分析の重要性についてです。

LMSを通じて集められた膨大なデータは、単に管理されるだけでなく、分析によって大きな価値を生み出します。どのスキルが定着しているか、逆にどの領域で課題が残っているかをデータ分析によって可視化することができます。

具体的には、学習者のテスト結果やコース完了率、さらにはサーベイやフィードバックと結びつけて分析することで、各々の成長度合いやグループ全体の向上傾向を把握できます。

これにより、組織全体で必要な研修内容の改善や、効率的なリソースの割り当てが可能となります。

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LDcubeでは、ハイブリッド型の学習環境の提供により、適切なインプットから、職場での実践、継続的な学習支援まで効果的にデザインする支援をしています。
 

階層ごとの適切なインプット

~管理職のマネジメント知識インプットは​eラーニングが最適!~

管理職の知識インプットには、管理職のマネジメント能力向上に特化してパッケージ化されたeラーニングがおすすめです。LDcubeはCrossKnowledge社のパートナーであり、世界中で高い評価を得ている、マネジメントを学ぶための学習コンテンツを提供しています。​

eラーニングを活用することで、最新の高品質なマネジメント知識をインプットすることが可能です。さらに、時間や場所の制限なく学習することができるため、多忙な管理職の皆さまの効率的な学習に効果的です。

階層ごとの学習のポイント:

  • ベテラン管理職:
    ベテラン管理職は、これまでのマネジメントで成功体験を積んできています。しかし、昨今の組織マネジメントにおいては、ヒエラルキー型組織からの脱却、コンプライアンス遵守体制の厳格化、DE&Iへの対応等、従来のマネジメントからアップデートする必要があります。より視点の高いマネジメントへのレベルアップと、従来のマネジメントスタイルからの脱却がカギとなります。

  • 新任管理職:
    新任管理職は、プレーヤーから脱却し、効果的なマネジメントを通して仕事と人の管理をする必要があります。マネジメントの原理原則を理解することとともに、チームを変革する力や、心理的安全性を高めながらプロジェクトを成功へ導く力などが求められます。

実践的なアウトプットスキル

~管理職のマネジメント実践のカギは​シミュレーション学習と人材育成力強化!~

管理職のマネジメント実践スキル啓発には、シミュレーション学習によるアウトプットトレーニングが効果的です。インプットした知識を組み合わせ、実際に組織を動かす訓練をすることにより、実践に活用できる知識として定着します。​

また、管理職の役割としては、「人の管理」が重要です。メンバーを効果的にコーチングし、成長を促すことが必要です。そのためには、自身の自己理解と、メンバーへの他者理解を深めることが近道です。

階層ごとの実践のポイント:

  • ベテラン管理職:
    より高い視点で広範囲なマネジメントが求められるベテラン管理職には、経営視点の啓発や予算管理などが求められます。シミュレーション学習を通して実践スキルを啓発することが効果的です。
     
  • 新任管理職:
    新任管理職がぶつかる最初の壁は、「人の管理」です。メンバーの成長を促し、生き生きと、生産性を高く仕事に打ち込んでもらえるような関わり方を啓発することが必要です。​

個別最適な継続学習

~管理職のマネジメントに正解はない。​個別最適な継続学習で成果を出し続ける管理職へ!~

管理職のマネジメントは、結果が全てです。やるべきことを決め、決めたことを効果的に成果に結びつけるために仕事と人の管理をします。​

しかし、全てがうまくいくことはあり得ません。挑戦と失敗を繰り返しながら、管理職としてさらなるレベルアップをしていきます。​

そこで重要となるのは、一人一人に合わせた個別最適な継続学習です。​

日々のマネジメントのさまざまなシーンに応じて、必要な知識学習は異なります。その時々に合ったコンテンツを学習し、マネジメントを日々アップデートしていくことが、現代の管理職には求められています。​

▼個別最適化されたパーソナライズ学習については、以下で詳しく解説しています。
パーソナライズ学習とは?進化する人材育成手法について解説!

 

まとめ

本記事では、「管理職研修とは?重要ポイントとトレンドを解説!」と題して、管理職研修のポイントから種類、管理職研修で身に付けるべきスキル、おすすめテーマやフォロー、効果測定まで広く解説してきました。

  • 管理職研修とは?重要ポイントとトレンドを解説!
  • 管理職研修の種類とは
  • 管理職研修で身に付けるべきスキル8選
  • 管理職研修のおすすめテーマ10選!
  • 管理職研修の形式は?オンラインと対面研修の比較
  • 管理職研修の設計・実施のポイント
  • 管理職研修のフォローアップと効果測定
  • データ活用による管理職研修の最適化
  • 管理職研修のアップデートならLDcubeにおまかせ!

最初に、管理職研修とは単なる研修イベントではなく、管理職の行動変容を促し、経営や現場にインパクトを与えるために実施するべき重要な取り組みだということを確認しました。その上で、従来の管理職以上に、現代の管理職に求められるハイブリッドワーク型のマネジメントについても解説しました。

ポイントは、管理職研修の意義や目的を見失うことなく、現代のビジネス環境に合わせた研修を実施するよう心掛けることです。

そして、管理職研修の種類・身に付けるべきスキル・おすすめテーマなどを紹介してきました。

管理職研修の種類と主な内容:

種類
階層別研修
テーマ別研修
手法別研修
内容
  • 新任管理職研修
  • 中級管理職研修
  • 上級管理職研修
  • リーダーシップ研修
  • ハラスメント研修
  • エンゲージメント研修
  • 人事評価研修
  • 1on1コーチング研修
  • チームづくり研修

管理職研修の実施方法においては、対面研修とオンライン研修のメリット・デメリットを理解した上で、効果的に組み合わせたハイブリッド型研修がおすすめです。

さらに、管理職研修を効果的なものにするポイントとして、設計~実施、そしてフォローアップと効果測定についても解説してきました。

管理職研修の一連の流れとポイント:

フェーズ
設計~実施
フォローアップと効果測定

ポイント


  • 研修の目的を明確にする
  • 対象者のレベルに応じた設計を行う
  • インタラクティブな学習方法を取り入れる

  • フォローアップ研修やeラーニングを活用する
  • 学習定着度を高めるフィードバック手法を取り入れる
  • 研修効果を図るKPIと評価指標を設定する

上記のような管理職研修の意義や目的、重要なポイントを踏まえた上で、効果的な管理職研修の設計・実施・改善のサイクルを回すことが重要です。

本記事が貴社にとって、管理職研修の実施の役に立つ有益な情報となれば幸いです。

LDcubeでは管理職研修のお手伝いをしております。講師派遣による研修会の企画はもちろんのこと、eラーニングによるプログラム提供や、eラーニングとオンライン研修を組み合わせたコホート型学習による展開など、幅広くご支援しています。無料デモ体験会やセミナーも実施可能です。管理職研修についてお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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LDcube編集部
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株式会社ビジネスコンサルタント時代から約60年、人材開発・組織開発に携わってきた知見をもとに、現代求められる新たな学びについて、ノウハウや知見をお届けします。

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