
管理職研修が意味ない理由3選!効果的な管理職研修のポイントを解説!
「管理職研修を実施しているが効果が見えない…」
「現場から、管理職研修は意味がないから実施する必要がないのではないかと言われる…」
管理職研修を効果的に実施したいと思いながらも、実施してもあまり効果がなく意味がないのではないか、とお困りの人事ご担当者も多いのではないでしょうか?
最も重要なことは、管理職研修に「意味を持たせる」ことです。当然ですが、「意味を持たせていない」管理職研修には意味がありません。
よくある、管理職研修に意味を持たせていないケース:
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上記のようなケースの実施理由は、管理職研修そのものが目的となってしまっています。
大前提として、人材開発は以下のような考えの下、計画・実施・フォロー・改善をしていくべきです。
人材開発の機能として大切な考え方:
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このような考え方を踏まえれば、「管理職研修は、組織状況に合わせてその時々に必要な内容で実施する必要がある」ということが分かるでしょう。
本記事では、意味のない管理職研修の理由を解説し、意味のある管理職研修を構築するための具体的な方法を紹介します。さらに、人材やキャリアの多様化が進む中、個々人のスキル状況やキャリアビジョンに合わせた学習の効果性と、その学習で効果を上げた実際の事例も紹介します。
本記事をご覧になれば、きっと意味のない管理職研修から脱却し、効果的で意味のある管理職研修を実施できるようになります。ぜひ、最後までご覧ください。
▼ 管理職研修についてはテーマに合わせて詳しく解説しています。
- 管理職研修におすすめの内容とは?|10選(カリキュラム・対象階層・効果)を紹介
- 管理職研修のeラーニング活用法─選び方から導入後のフォローまでの完全ガイド
- 女性の管理職(リーダー)を育成する上で必要なことを一気に解説
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- マネジメント能力とは?5つの構成要素と体系的なスキル教育方法を解説!
- マネジメント能力向上の効果的な方法とは?|基本スキルから実践力を高めるポイントを解説!
- 部下のマネジメントの効果を高める方法とは?ポイントを解説!
▼管理職研修に効果的なeラーニングについては以下資料をダウンロードしてください。
目次[非表示]
- 1.管理職研修が意味ない理由3選
- 2.理由①:現状把握ができていないから
- 2.1.組織の現状把握ができていない
- 2.2.部門・チームの現状把握ができていない
- 2.3.個人の現状把握ができていない
- 3.理由②:組織や現場の戦略と連動していないから
- 4.理由③:課題解決につながっていないから
- 4.1.表面的な内容に終始している
- 4.2.個別ニーズへの対応が不足している
- 4.3.フォローアップが欠如している
- 5.意味のある管理職研修への6ステップ
- 5.1.STEP1:組織課題を明確にする
- 5.2.STEP2:求める管理職像を定める
- 5.3.STEP3:現状の管理職人材傾向とのGAPを把握する
- 5.4.STEP4:GAPを埋める管理職研修を企画する
- 5.5.STEP5:効果的な実施方法を決める
- 5.6.STEP6:学習効果を測定する
- 6.意味のある管理職研修の5つのポイント
- 6.1.組織サーベイを活用する
- 6.2.個人診断を活用する
- 6.3.職場課題解決型研修を取り入れる
- 6.4.ハイブリッド型学習を取り入れる
- 6.5.eラーニングを活用する
- 7.意味のある管理職研修にはパーソナライズ学習がおすすめ!
- 7.1.パーソナライズ学習とは何か?
- 7.2.パーソナライズ学習が求められる背景
- 7.3.パーソナライズ学習のメリット
- 8.パーソナライズ学習で受講率100%を達成した事例
- 9.管理職研修はLDcubeにおまかせ!
- 10.まとめ:意味のある管理職研修には適切なデザインをしよう!
管理職研修が意味ない理由3選
管理職研修が意味のないものとなってしまうケースには、共通する特徴があります。以下3つの特徴のいずれかに該当する場合、「この管理職研修は意味がない」となる可能性が高いです。
意味がない管理職研修の3つの特徴:
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管理職とは、組織が目指す姿を実現するために、部門やチームのマネジメントを通して成果を最大化させることをミッションとしています。組織が目指す姿を実現するためには、現状を正確に把握し、何が課題なのかを特定し、解決へ導くことが求められます。
従って、管理職研修は組織・部門・チームの課題解決をサポートし、効果的にマネジメントするための場と道具を提供する機会である必要があります。
つまり、上記3つのような特徴がある場合には、管理職研修が「意味がない」ものとなってしまいます。これから、意味がない管理職研修の特徴を詳しく解説します。
理由①:現状把握ができていないから
意味がない管理職研修は、多くの場合、現状をしっかり把握できていない状態で企画されているという特徴があります。現状を把握できていないと、目指す姿からの逆算ができず、課題を特定することができません。
ここでは、現状を把握するときに注目すべき観点として、3つに分けて解説します。
組織の現状把握ができていない
1つ目の観点は、「組織」の現状把握です。組織とは、会社全体のことを指します。組織全体を見たときに、どこが強みでどこが課題となっているのか、定性・定量の両面で把握することが重要です。
以下に、組織全体を見る上での代表的なモデルを紹介します。
組織を5つの経営資本に分けて考える:
上図は、組織の資本を有形(目に見える)と無形(目に見えない)の2つの資本に分けたときに、財務的・経済的資本を作り上げるためには目に見えないさまざまな資本が重要となることを表します。
売上や利益等の数字だけを見るのではなく、その土台となる資本状況を把握・確認していないと、管理職研修の目的やねらいがずれ、「意味のない」ものとなってしまいます。
▼5つの経営資本については、こちらで詳しく解説されています。
⇒5つの経営資本(The Five Capitals)|株式会社ビジネスコンサルタント
部門・チームの現状把握ができていない
2つ目の観点は、各「部門・チーム」の現状把握です。各部門・チームの現状を把握することで、より実態に即した管理職研修を企画することが可能となります。
以下に、部門・チームのマネジメント状況を見る上で役に立つモデルを紹介します。
部門・チームの現状を組織の合致性モデルで把握する:
上記のモデルは一般的に組織全体を見るモデルとして活用されます。
組織「戦略」が期待するアウトプット、つまり「結果・成果」を生み出すためには、戦略を実行するために関わる4つの要素の整合性が取れていなければならないという考え方です。
これらを自部門・チームに当てはめながら、業務が適正か、遂行するための仕組み・制度・ルールは整っているか、人材は育成できているか、良好な文化が形成できているか、等を把握します。
上記のような観点で部門・チームの現状を把握することで、「意味のない」管理職研修から脱却することが可能となります。
▼組織の合致性モデルについては、以下で詳しく解説されています。
⇒組織診断:組織効果性サーベイ@|株式会社ビジネスコンサルタント
個人の現状把握ができていない
3つ目の観点は、「個人」の現状把握です。各個人の現状を把握することで、より意味のある管理職研修を企画することが可能となります。
管理職といっても、個々人により強みや啓発点が異なります。部門やチームの役割・状況によっても、期待する行動・成果が変わってきます。
共通して必要となる能力の啓発と併せて、各個人に合わせた管理職研修を実施することで、より意味のある管理職研修とすることが可能となります。
理由②:組織や現場の戦略と連動していないから
意味がない管理職研修の特徴の2つ目は、組織や現場の戦略と連動していないということが挙げられます。これは、管理職研修が組織全体のビジョンや目標と乖離している場合に起こり得ます。
具体的には以下のような状況が考えられます。
経営戦略を推進することにつながっていない
管理職研修が企業の経営戦略を推進することに直接結びついていない場合、その研修を通じて得た知識やスキルは、組織全体の目標達成に貢献することは少なくなります。
例えば、組織が新しい市場に進出することを経営戦略として掲げているにもかかわらず、管理職研修の内容が従来の市場での業務効率化にしか触れていない場合などが該当します。
このような場合、研修は現実の業務やビジネスの推進に直結していないため、学んだ内容が即座に実践で生かされることは少なくなります。その結果、参加者にとって価値ある学びとはなりにくいのです。
自社の組織文化・風土に合っていない
研修内容が自社の文化や職場の雰囲気に合わないと、その効果は限られます。
他社でうまくいった方法をそのまままねしても、自社の考え方や仕事の進め方に合わなければ、研修で得た知識やスキルは職場に根付きません。また、自社の文化や価値観を無視した研修は、参加者には実感が湧きにくく、意欲を損ねる可能性があります。
このように、組織の文化と研修内容にずれがあると、研修が形だけになり、本来の目的が失われます。そのため、研修を企画する際には、自社の組織文化・風土の特性を理解し、それに基づく内容にすることが重要です。
自社の評価制度に合わず、職場での実践につながっていない
管理職研修が自社の評価制度と整合していないと、学んだことを実際の職場で応用するインセンティブが働きません。
従業員が評価される基準が、研修の内容や目標と異なる場合、参加者は評価に直結する行動を優先せざるを得ないため、研修での学びが無視される可能性が高くなります。
結果として、研修で学んだことが現場で実践されない、という事態に陥ります。
理由③:課題解決につながっていないから
管理職研修が意味を持たない3つ目の特徴は、研修内容が組織や職場の課題解決に結びついていないことです。管理職が研修で得た知識やスキルが、実際の職場の問題解決や業務改善に役立たない状況を指します。
具体的には以下のような特徴が挙げられます。
表面的な内容に終始している
管理職研修の内容が表面的なものに終始している場合、それは意味のないものになります。具体的には、一般的なマネジメント理論やコミュニケーションスキルなどの表面的な内容に重点が置かれている場合です。
これらは確かに必要ではあるものの、具体的な業務内容や仕事内容、組織の現状に即していないため、参加者が学んだことを、職場の上司として実際の職場でどのように活用すればよいかが分かりにくくなっています。
その結果、研修で得た知識が実務に生かされず、課題解決に結びつかないことがあります。グループワークなどで実際の業務内容に生かすためのディスカッションをする時間を設けることもおすすめです。
個別ニーズへの対応が不足している
個別ニーズへの対応が不足している場合、管理職研修の意味が半減します。
管理職といっても、一人一人が現場で直面している課題やニーズは多様です。しかし、多くの研修プログラムは一律の内容で展開されており、参加者一人一人の特定のニーズや抱えている問題に対応できていません。
このような状況では、参加者は自分の業務に役立つ具体的な気付きやノウハウを手に入れることができず、結果として研修の効果が薄れてしまいます。
フォローアップが欠如している
研修終了後のフォローアップがないことも、管理職研修の意味がなくなる大きな特徴です。
学んだことを実際の業務に適用するためには、継続的なサポートや振り返りの機会が必要です。しかし、フォローアップが乏しいと、参加者は日常業務に追われて新たなスキルや知識の活用を忘れてしまい、元のマネジメントスタイルに戻ってしまうことが多いです。
このため、せっかくの研修の効果が短命に終わってしまうのです。
意味のある管理職研修への6ステップ
管理職研修を意味のあるものにするためには、適切なステップを踏むことが必要です。
以下より、意味のある管理職研修を実現するための6つのステップについて解説します。
STEP1:組織課題を明確にする
管理職研修を成功させるための最初のステップは、まず組織全体が抱える課題を緻密に分析し、これを明確にすることです。
組織が達成すべきビジョンや目標を洗い出し、それらを実現する上で障害となっている問題が何かを特定します。経営層によるトップダウンの方針や現場での声を拾い上げることで、多角的な視点から課題を整理することが重要です。
組織課題を整理する際には、先述した「5つの経営資本」や「組織の合致性モデル」などのモデル・フレームワークを活用することがおすすめです。
この段階での精緻な分析が、後のステップの成功を左右します。
STEP2:求める管理職像を定める
次に、組織のビジョンや課題を基に、求める管理職の姿を具体化します。
これには、管理職に求められるスキルや知識、コンピテンシーや行動特性のほか、組織文化にどのように適合するかなど、多くの要素が含まれます。
求める管理職像が具体的に定まることで、どのような能力を持った人材が必要なのかが明確になり、その後の人材育成計画や採用計画にも役立ちます。
STEP3:現状の管理職人材傾向とのGAPを把握する
現在の管理職層が持つスキルや特性と、求める管理職像との間にどのような差があるのかを理解することが、次のステップです。
このGAP分析を行うことで、現在の組織能力の不足や強化すべきポイントが見えてきます。
例えば、次のような具体例です。現在の管理職層が意思決定力やチームマネジメント力には強みを持っています。しかし、求める人材像と比較した際に、変化に対する適応力やイノベーション思考が不足している場合、注力すべきポイントはチームマネジメント力の強化ではなく、イノベーティブ思考の啓発です。
こうしたギャップを埋めるための明確な道筋を立てることができれば、管理職研修の内容の設計がスムーズに進められます。
STEP4:GAPを埋める管理職研修を企画する
GAP分析の結果を基に、具体的な研修プログラムを開発します。
このプログラムは、スキルアップを目的とするもの、リーダーシップ能力を高めるもの、問題解決能力を鍛えるものなど、多様な内容を含むことが求められます。個々の管理職の抱える課題や成長のステージに応じたカスタマイズも不可欠です。
研修が効果を発揮するためには、組織の目標と個人の成長が重なるような設計が求められます。
STEP5:効果的な実施方法を決める
研修が効果を上げるためには、その実施方法も慎重に選定する必要があります。
対面研修、オンライン研修、ワークショップ、eラーニングなど、適切な実施方法や手段の種類を選び、実施期間や頻度を決めます。また、参加者のエンゲージメントを高めるためのインタラクティブな要素や、研修後のフォローアップ体制も整備します。
これにより、学んだことがより実践的に活用される環境を提供します。
STEP6:学習効果を測定する
最後に、研修の成果を客観的に評価するための指標を定め、学習効果を測定します。
評価は、定量的なデータだけでなく、参加者のフィードバックや行動変容を観察することで包括的に行われます。この評価結果を基に、研修内容や方法を改善し続ける仕組みを構築します。
研修後には、フォローアップセッションや追加トレーニングを組み込むことで、参加者が学んだ内容を実際の職務で効果的に活用できるようサポートします。これにより、継続的な成長を促進し、組織全体の競争力向上につなげます。
意味のある管理職研修の5つのポイント
意味のある管理職研修を実施するための5つのポイントについて紹介します。
それぞれのアプローチは、管理職のスキル向上を目指し、組織全体のパフォーマンスを引き上げるために重要です。
組織サーベイを活用する
組織全体の現状や課題を把握するには、まず従業員向けの定期的なアンケートサーベイを実施することが重要です。
具体例として、職場のコミュニケーションやリーダーシップに関連する質問を含めたサーベイを活用すると、組織文化、従業員の満足度、チームワークなどの面での改善点を明確にできます。
例えば、サーベイ結果からリーダーシップ不足が見えた場合、その結果を基にリーダーシップ向上のための研修を設けることで、組織のスムーズな運営につなげることができます。
個人診断を活用する
管理職それぞれの強みと弱みをより深く理解するためには、行動特性診断やコンピテンシー診断、360度フィードバックなどが効果的です。
例えば、これらの診断を活用し、管理職の対人関係のスタイルや意思決定のパターンを洗い出します。その結果を経営や人事へ共有することで、個々の管理職に適した研修内容を設計することが可能となります。
このように個人診断を活用することで、特に強化が必要なスキルに焦点を当てた学習プランを提供することができ、各自の成長を促進することが期待できます。
職場課題解決型研修を取り入れる
実務に即した課題を題材にした研修は非常に効果的です。
例えば、現在進行中のプロジェクトに関連する課題をケーススタディーとして使用し、それを解決するためのディスカッションやロールプレイを取り入れた研修を実施します。
参加者が自ら解決策を考え出すプロセスを経験することで、実際の職場で直面する可能性のある問題を乗り越えるスキルを実践的に身に付けることができます。
この実践を通じて培ったスキルは、即座に職場適用可能なものとなるでしょう。
ハイブリッド型学習を取り入れる
対面研修とオンライン研修の組み合わせは、柔軟な学習体験を提供します。
例えば、基礎的な理論はオンラインで事前に学び、対面研修では複雑な問題のシミュレーションやグループディスカッションを行う構成とします。
このようなハイブリッド型学習は、参加者が自分のペースで基礎知識を習得し、対面で実践的なスキルを磨く場を持つことで最大限の効果を引き出します。
また、オンラインツールを通じて参加者同士が継続的に情報交換することも可能です。
▼管理職研修をオンラインで実施する際の効果的な方法については以下をご覧ください。
⇒効果的にオンライン化したマネジメント(管理職)研修とは?ポイントを解説!
eラーニングを活用する
eラーニングは、管理職が時間や場所にとらわれずに学習を進められるため、必要な知識や理論の習得に非常に効果的です。
例えば、マイクロラーニングを活用して、短い時間で特定のスキルに特化したモジュールを提供することで、忙しい業務の合間にも学習が可能となります。これにより、興味のあるテーマや直近の課題に沿ったコンテンツを選択的に学ぶことができ、常に最新の知識やトレンドを追跡することができます。
こうした柔軟な学習環境の提供により、持続的で自発的な学習を促進し、管理者としての成長を後押しします。
▼管理職研修でeラーニングを活用する際の選び方については以下で詳しく解説しています。
⇒管理職研修のeラーニング活用法─選び方~導入後まで完全ガイド
▼階層別・目的別に最適化された効果的なeラーニングについては以下をご覧ください。
⇒階層別・目的別スタンダードパッケージ|CrossKnowledge eラーニング
意味のある管理職研修にはパーソナライズ学習がおすすめ!
管理職研修を意味のあるものにするためには、パーソナライズ学習がおすすめです。パーソナライズ学習は、一人一人の状況や学習ニーズに合わせた知識やスキル習得に役立ちます。
以下より、パーソナライズ学習の概要や背景、メリットについて解説します。
パーソナライズ学習とは何か?
パーソナライズ学習とは、一人一人の学習者のニーズや啓発ポイント、関心、スキルレベルに合わせてカスタマイズされた教育プロセスを指します。
このアプローチにより、学習者が自分のペースで学び、特定の目標達成に向けて進むことができるように支援されます。
AIなどのテクノロジーの進化により、個別化された教材や学習プランの作成をより容易にし、学習者一人一人に合わせたトレーニングを可能にしています。
パーソナライズ学習が求められる背景
現代のビジネス環境は急速に変化しており、従来の一律的な研修プログラムでは、個々の管理職が直面する具体的な課題やニーズに十分対応できないことが多々あります。
そのため、組織はより効果的かつ効率的に管理職のスキルを向上させる方法を求めています。
パーソナライズ学習が求められる主な背景:
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パーソナライズ学習は、このような多様なニーズに応えるための解決策として注目されています。
パーソナライズ学習のメリット
パーソナライズ学習には、さまざまなメリットがあります。以下より、いくつかの重要なメリットを紹介します。
パーソナライズ学習の主なメリット:
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▼パーソナライズ学習については以下で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
⇒パーソナライズ学習とは?進化する人材育成手法について解説!
パーソナライズ学習で受講率100%を達成した事例
支援事例:専門商社(400名)
これまでの課題 |
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受講率100%を実現 |
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今回のポイント
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<お客さまの声>
- 社内ではeラーニングを導入しても、結局やってくれないのではないかという声が出ていました。なぜなら、eラーニングを「必修」にしないと学習者が積極的に取り組まないといったことがあったからです。同じことを繰り返していても効果は上がらないと思っていましたが、パーソナライズ学習を取り入れたところ、受講率が100%になったので正直驚きました。
- また、これまではコンテンツ数に限りがあり、自社のオリジナルコンテンツの搭載ができなかったのですが、それができるようになったことで、学習してもらう幅が広がりました。
- さらに、診断結果のレポートには、自身の強みや課題の啓発だけではなく、職場メンバーとの関係性の中で起こりうることや周囲が必要なことについてもアドバイスがあり、そのレポートを基に、他メンバーと対話することで、職場の中でのコミュニケーションが取りやすくなり、仕事がスムーズに進むようになりました。
管理職研修はLDcubeにおまかせ!
管理職研修で活用できるパーソナライズ学習なら、LDcubeにおまかせください。
株式会社LDcube(以下、LDcube)は、企業や教育機関に向けたパーソナライズ学習のソリューションを提供しています。LDcubeはCrossKnowledge社の公式パートナーとして、日本市場における学習ソリューションの最適化を支援しています。
CrossKnowledge社は、デジタル学習ソリューションを提供するグローバルリーダーであり、そのプラットフォームであるCK-Connectを通じて高度なパーソナライズ学習を実現します。
CK-Connectは、学習者のニーズや進捗に基づいてカスタマイズされた学習体験を提供し、教育の効果を最大化することができます。
CK-Connectは、管理職研修を意味のあるものにするための以下のポイントに貢献できます。
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LDcubeは、このCK-Connectを用いて、学習者に最適な学習パスを設計することができ、多様なコンテンツを効果的に活用して、学習の成果を高めることが可能です。また、学習者のデータ分析に基づいたフィードバックを提供し、学習内容の改善やパフォーマンスの向上を実現します。
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まとめ:意味のある管理職研修には適切なデザインをしよう!
本記事では、「意味のない管理職研修はすぐに辞めるべき!」と題して、意味のない管理職研修の特徴とともに、意味のある効果的な管理職研修のポイントを解説してきました。
- 管理職研修が意味ない理由3選
- 理由①:現状把握ができていないから
- 理由②:組織や現場の戦略と連動していないから
- 理由③:課題解決につながっていないから
- 意味のある管理職研修への6ステップ
- 意味のある管理職研修の5つのポイント
- 意味のある管理職研修にはパーソナライズ学習がおすすめ!
- パーソナライズ学習で受講率100%を達成した事例
- 管理職研修はLDcubeにおまかせ!
意味がない管理職研修の特徴として、現状把握ができていない、組織や現場の戦略と連動していない、課題解決につながっていない、という3つの特徴について解説しました。
現状を把握できていないと、目指す姿からの逆算ができず、効果的に課題を特定することができません。また、組織や現場が戦略と連動していない場合には、管理職研修の内容が職場で実践されないか、もしくは実践されたとしても思ったような成果に結びつきづらくなってしまいます。
さらに、課題解決につながらない管理職研修では、研修内容が現場の状況と乖離していたり、管理職一人一人の行動変容が設計されていなかったりする可能性があります。
このような管理職研修から脱却し、研修を意味のあるものにするために、6つのステップと5つのポイントについて紹介しました。それぞれ以下の通りです。
管理職研修を意味のあるものにする6ステップ:
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管理職研修を意味のあるものにする5つのポイント:
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また、管理職研修をより個別化し、意味のあるものにするためにはパーソナライズ学習が効果的です。
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