catch-img

エンゲージメントを高める研修とは?カリキュラムと成功させる秘訣を解説!


社員の定着率向上や企業の成長につながるとして、エンゲージメントの重要性が認識されはじめています。エンゲージメントが低下すると、社員の早期離職やコミュニケーションの非効率化などが引き起こされる可能性があります。

エンゲージメントを向上させるためには、エンゲージメントを高めるための研修実施がおすすめです。

この記事では、エンゲージメントを高めるための研修の概要と実施すべき企業の特徴、おすすめのカリキュラムなどについて詳しく解説します。

▼エンゲージメントを高めることについての資料はこちらからダウンロードできます。アプローチの違いから2種類用意しています。

エンゲージメント 自己成長環境

エンゲージメント チーム活性化


目次[非表示]

  1. 1.エンゲージメントを研修で高めるためには
  2. 2.エンゲージメント研修を実施すべき企業の特徴
  3. 3.エンゲージメント研修におすすめのカリキュラム
    1. 3.1.①理念浸透
    2. 3.2.②キャリアデザイン
    3. 3.3.③人間関係構築(ヒューマンスキル研修)
    4. 3.4.④レジリエンス
  4. 4.エンゲージメント研修を成功させる秘訣
    1. 4.1.①研修に双方向性をもたせる
    2. 4.2.②エンゲージメントを可視化する
  5. 5.エンゲージメント向上にはレジリエンス
  6. 6.まとめ


エンゲージメントを研修で高めるためには

エンゲージメントとは、社員の会社に対する愛着心や会社に貢献したいという意欲のことをいいます。エンゲージメントが向上することで社員の離職防止に加え、企業全体のレベルアップや業績アップが期待できます。

エンゲージメントを高めるための研修(以下、エンゲージメント研修)は、組織が持つビジョンの浸透と目的への理解、従業員が持つ将来ビジョンやキャリア目標、組織内の人間関係の質などをテーマにして行う研修です。

研修を実施することで、社員の仕事に対するやりがいや幸福感などが向上し、会社に対する愛着や貢献の意思が深まると考えられています

エンゲージメントの向上を目指している企業であれば、エンゲージメント研修は有用な手段の一つです。


エンゲージメント研修を実施すべき企業の特徴

エンゲージメント研修を実施すべき企業には以下のような特徴があります。

  • 離職率が高い(離職を抑制したい)
  • 組織と個人の生産性を向上したい
  • 経営方針、理念がなかなか浸透しない
  • 社員が明確な目標を持てていない
  • 上司と部下、組織と社員の人関係性を良好にしたい
  • 社員同士のコミュニケーションがうまく取れていない など

人材の流動が活発な現代では、社員の早期離職(特に若手)に悩む企業は少なくありません。採用が難しくなってきている中、定着率を高めることは大きな課題の一つです。

離職を決意する社員の大半は「仕事にやりがいを感じない」「企業理念に共感できない」「孤独感を覚える」など、何らかの不満が積み重なったことが原因と考えられます

こういった不満は社内コミュニケーションや職場環境などを改善することで解決する可能性があり、エンゲージメント研修が施策として役に立ちます。


エンゲージメント研修におすすめのカリキュラム

ここでは、エンゲージメント研修におすすめのカリキュラムを4つ紹介します。

①理念浸透

理念浸透とは、社員が組織で働く目的を明確化し、帰属意識を育むための研修です。 企業が大切にしている理念と自分が大切にしている理念を明確にし、その接点を見つけることで会社への帰属意識と理念浸透を促します

研修を実施することで、社員は自分が求められていることや期待されていること、役割などを認識して自分の未来像が描けるようになります。

理念浸透研修には社長はじめ経営幹部が参画してもらい、自社の経営理念について語ってもらうことが重要です。また組織内で経営理念を体現した事例や実践している人物などを取り上げて、具体的にイメージが湧くような工夫がポイントです。

【カリキュラム例】
理念浸透研修のねらい

  • 理念の位置づけや重要性について理解する
  • 自社の理念の具体的な実践例について知り、自社理念への理解を深める
  • 理念を実践していく具体的な行動のイメージを掴む

理念浸透研修 カリキュラム


②キャリアデザイン

キャリアデザインとは、自己理解を深め、将来のキャリア設計をより明確にするための研修です。

自分の強みや課題を明確にし、求められていること、できること、やりたいことのフレームワークで将来の具体的なイメージ・プランが描けるようにします

キャリアは与えられるものではなく、自ら築いていくものという意識が持てるようになり、指示を待つだけの社員から自律的に動ける社員への成長を促すことが可能です。

研修は主に、若手~管理職の手前層向けに行うことが多いです。伸び盛りの成長段階にある社員にキャリアデザインを考える機会を提供することに何より意味があります。

【カリキュラム例】

キャリアデザイン研修のねらい

  • 今後の成長や次のステップを見据えた際の、現在の自分自身についての理解を深める。
  • 今後パフォーマンスを上げて行くために必要な啓発課題を明確にする。
  • 上記を通して意識・マインド育成を図りながら、職場での課題実践計画・能力啓発計画を作成し、職場での活動につなげる。

キャリアデザイン研修カリキュラム



③人間関係構築(ヒューマンスキル研修)

人間関係構築とは、組織内のコミュニケーションを活性化し、良好な人間関係を構築するための研修です。

コミュニケーションは社会の発展や個人の成長、共同作業など、良好な関係づくりに欠かせない要素であり、研修を通して情報の伝え方や受け取り方を学びます。

特に新入社員や若手社員は世代が離れた社員とうまくコミュニケーションが図れないケースがあるため、人間関係構築研修は効果があります。

【カリキュラム例】

ヒューマンスキル研修のねらい

  • 自己の強みを理解する
  • 他者の成熟度や強み・弱みを理解する
  • 他者に対する効果的なかかわりを学ぶ

ヒューマンスキル研修カリキュラム

④レジリエンス

レジリエンス研修とは、困難な状況に立ち向かう強さや柔軟に受け止める考え方、自分のメンタルを整える方法を身につけるための研修です。

ストレスは悪いことばかりではなく、自分を成長させるための要素であると前向きに捉えてうまく付き合っていくことの重要性を学びます

研修を実施することで思考の柔軟性が高まり、逆境をチャンスと捉える感情のコントロールができるようになります。

【カリキュラム例】

レジリエンス研修のねらい

  • 思考と感情を分けることで思考の柔軟性を啓発する。
  • 自分の本来持っている強み・徳性を確認し、うまく活用することで、目標に向かうエネルギーを高める。
  • 上記を通じてレジリエンスの基礎を身につける。

レジリエンス研修カリキュラム


エンゲージメント研修を成功させる秘訣

ここでは、エンゲージメント研修を成功させるための秘訣を2つ紹介します。

①研修に双方向性をもたせる

インプットだけではなく、アウトプットも重視した双方向性のある学習を提供することでエンゲージメント研修が成功しやすくなります。

講師と社員、上司と部下、同僚同士でコミュニケーションを図れる要素を組み込み、年齢や立場に関係なく交流できるようにすることが重要です。

グループワークやディスカッション、フィードバックなどを実施することで、研修に双方向性を持たせやすくなります。

②エンゲージメントを可視化する

質問・アンケートツール、エンゲージメントサーベイなどを活用して、部門や部署、社員ごとにエンゲージメントを可視化して現状を把握し、課題を的確につかむことでエンゲージメント研修が成功しやすくなります。

アンケートやサーベイの結果を用いて研修のプランニングを行ったり、結果の詳細データについて踏み込んだディスカッションを行ったりすることで、具体的にエンゲージメントの高い組織の実現につながります。

エンゲージメント向上には継続的な取り組みが重要であり、研修実施後も定期的にアンケートやエンゲージメントサーベイで、エンゲージメントを可視化することが重要です。可視化して定点観測していくことで、研修などの施策を適切に評価し、PDCAを回していくことができます。


エンゲージメント向上にはレジリエンス

エンゲージメントを向上させるためには、レジリエンスを取り入れることが大切です。

LDcube』が提供するレジリエンスに特化したプログラム『SBRP』であれば、いかなる状況でも最善・最良の考え方と成果につながる行動を選択する力が身に付けられます

個人が逆境に立たされた時、それを乗り越える力(レジリエンス)がビジネスや人生において重要な要素になります。

レジリエンスは復元力や回復力とも呼ばれており、厳しい状況を乗り越えて力強く成長するためのスキルです。

レジリエンスを高めることは、業績を高めることにもつながります。ビジネスパーソンの多くにとってレジリエンス研修の受講はメリットがあります。

▼レジリエンスが高い人が業績を上げられることについては下記で詳しく解説しています。
 合わせてご覧ください。

  レジリエンスが高い人は業績を上げられる!?その理由とは? 特徴や方法を解説! 「レジリエンス」とは、逆境に打ち勝つ力、回復力です。「レジリエンス」が高い人は業績を上げることができます。現代社会で注目されているポイント、高い人の特徴や行動特性、企業内での育成方法、そしてビジネスへの影響について詳しく解説いたします。 株式会社LDcube

まとめ

この記事では、エンゲージメント研修について以下の内容で解説しました。

  • エンゲージメント研修とは
  • エンゲージメント研修を実施すべき企業の特徴
  • エンゲージメント研修におすすめのカリキュラム
  • エンゲージメント研修を成功させる秘訣
  • レジリエンスを向上させるSBRP

従業員のエンゲージメントを向上させるための研修は、社員の定着率アップや企業の業績アップにつながる可能性があり、有用な取り組みの一つです。

しかし、研修は単に実施すればよいというわけではなく、企業の方針や自社の社員に合った内容でなければなりません。その中でも理念教育やキャリアデザイン、ヒューマンスキル、レジリエンスなどをテーマに研修を行うことがおすすめです。レジリエンスを取り入れることで、いかなる状況でも安定した動きができる人材を育成できます。

LDcube』では、レジリエンス啓発プログラム『SBRP』を提供しています

現代に求められている、困難な職場状況でも柔軟で合理的な思考を持って変革の過程を楽しめる強さのある人材の育成をサポートします。

無料でのプログラム体験会なども行っています。お気軽にお問い合わせください。

▼関連資料はこちらからダウンロードできます。

エンゲージメント チーム活性化

エンゲージメント 自己成長

レジリエンス資料

▼関連記事はこちらから。

  【人事担当者向け】エンゲージメント向上を推進する施策や事例を紹介! 社員のエンゲージメント向上は企業全体のレベルや業績などに影響する可能性があることから、エンゲージメント向上施策を検討している企業もいるのではないでしょうか。この記事では、エンゲージメントの定義や企業にもたらすメリット、高める課題や推進するための施策や成功事例について解説します。 株式会社LDcube
  若手社員の離職防止に効果的な取り組み5選!人材の定着を支援するツールも紹介 近年では、若手社員の離職が企業で問題になっています。若手社員の離職が頻繁に発生すると、未来を担う人材の育成が進まず、将来的に企業が行き詰ってしまう可能性があります。若手社員の離職を防止するためには、離職する理由の把握と改善するための取り組みが必要です。この記事では、若手社員離職の実態や理由、離職を防止するための効果的な取り組みなどについて詳しく解説します。 株式会社LDcube
  離職防止に役立つコミュニケーションの取り方!働きやすい組織づくりの秘訣 現在、あらゆる企業で若手社員の離職が課題になっています。離職防止にはコミュニケーションの活性化が有効と考えられていますが、どのように実施すればよいか分からないという方もいるのではないでしょうか。この記事では、離職防止に役立つコミュニケーションの定義や離職防止に寄与する理由、コミュニケーションの取り方などについて詳しく解説します。 株式会社LDcube
  レジリエンス研修とは?実施で得られる効果と代表的な5つの要素 さまざまなストレスや逆境に直面しやすい現代のビジネスシーンでは、困難な状況でも立ち向かって前に進む力、つまり、高いレジリエンスを持った人材が必要です。そんな人材育成のためにはレジリエンス研修が有用です。研修の概要や得られる効果、代表的な要素について詳しく解説します。 株式会社LDcube
  階層別研修とは?達成すべき目標や習得させたい知識・スキルを徹底解説 階層別研修は等級や役職、年次等で社員をグループ分けし、それぞれのグループ・階層に合った研修を実施します。この記事では、階層別研修の概要や達成すべき目標、組み立て方、習得させたい知識・スキル例、効果的な展開方法について解説します。 株式会社LDcube
  研修用動画コンテンツの作り方!効果的に作成するポイントやコツなどを解説! 研修用の動画コンテンツをどのように作成したらよいか?という悩みをよく耳にします。本記事ではコストをかけずに、既にある研修の機会などを活用し、教育しながら動画コンテンツの作成を進めていくポイントを解説し、得られるメリットも紹介します。 株式会社LDcube


LDcube編集部
LDcube編集部
株式会社ビジネスコンサルタント時代から約60年、人材開発・組織開発に携わってきた知見をもとに、現代求められる新たな学びについて、ノウハウや知見をお届けします。

テーマで探す

Webinar
近日開催ウェビナー

Download
おすすめ資料

Article
おすすめ記事