新入社員研修アンケートの作り方を項目例・テンプレ付きで分かりやすく解説!
新入社員研修は、企業の人材育成において最も重要な施策の一つです。しかし、その効果を正確に測定し、継続的な改善につなげるためには、適切なアンケート設計が不可欠です。
本記事では、人事担当者や研修企画者の方々に向けて、効果的な新入社員研修アンケートの作り方を詳しく解説します。
新入社員研修でのアンケートは、単なる満足度調査だけでなく、研修の質を向上させ、新入社員の成長をサポートすることに役立ちます。
今回は、アンケート設計のポイントや具体的なテンプレート例、回答率を上げるコツ、実施後の分析・活用方法まで、一連のプロセスを網羅的に解説しています。
そのため、特にこれから新入社員研修のアンケートを作成される方はもちろん、既存のアンケートの見直しをお考えの方にも役立つ情報が満載です。
また、よくある失敗事例とその対策についても詳しく触れていますので、効果的なアンケート作成の参考にしていただけます。それでは、新入社員研修アンケートの設計・実施における重要なポイントを、順を追って見ていきましょう。
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▼新入社員の育成については下記にまとめています。(4部作:企画編・実践編・カリキュラム編)
目次[非表示]
- 1.新入社員研修でアンケートを実施すべき3つの理由
- 2.新入社員研修でアンケートを実施する2つの目的
- 3.新入社員研修でアンケート(チェックリスト)を使って意識化を図るイメージ
- 4.新入社員研修アンケートの基本設計ガイド
- 5.新入社員研修アンケートのテンプレート例
- 5.1.基本的な5段階評価テンプレート
- 5.2.研修効果測定用テンプレート
- 5.3.総合満足度調査テンプレート
- 5.4.行動チェックリストとしてのテンプレート
- 6.新入社員研修アンケートのテンプレート活用法
- 7.新入社員研修アンケートを成功させるポイント4点
- 8.新入社員研修アンケートの分析と活用方法
- 9.新入社員研修アンケートでよくある失敗事例と対策
- 10.アンケートなどを活用し新入社員を1年通じてフォローする
- 11.新入社員教育プログラムならLDcubeにお任せ!
- 12.まとめ
新入社員研修でアンケートを実施すべき3つの理由
新入社員研修にアンケートは必要不可欠です。その理由を以下の3つの観点から詳しく解説します。
研修効果を正確に測定できる
研修の効果を客観的に測定することは、投資対効果を判断する上で非常に重要です。
アンケートを通じて以下の点を正確に把握できます。
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これらの指標を数値で定量的に把握することで、研修の成果を可視化し、経営層への報告や次回の予算計画にも活用できます。
次回の研修改善に生かせる
アンケート結果は、研修プログラムの改善に直接的に活用できます。
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このフィードバックを基に、より効果的な研修プログラムへと進化させることができます。
新入社員の成長をサポートできる
アンケートは単に研修の反応を知るためのものではなく、新入社員に定期的に行っていくことで、現場で意識してほしいことの意識づけを行うことができ、新入社員自身の成長にも重要な役割を果たします。
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アンケートに回答することで、研修で得た学びを定着させ、実務での活用意識を高めることができます。
新入社員研修でアンケートを実施する2つの目的
アンケートを実施する際は、明確な目的を持って取り組むことが重要です。ここでは、特に重要な2つの目的について解説します。
現状把握を行う
新入社員研修アンケートの1つ目の目的は、以下のような現状把握です。
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これらの要素を総合的に把握することで、研修全体の質を評価し、改善すべきポイントを特定できます。特に、数値評価と自由記述を組み合わせることで、より正確な現状把握が可能になります。
新入社員の意識化を図る
新入社員アンケートの2つ目の重要な目的は、新入社員自身の意識化(気づきと成長を促すこと)です。アンケートに回答する過程で、研修で学んだ内容を振り返り、自己の成長を確認する機会となります。
特に、研修内容の振り返りは非常に重要です。アンケートで具体的な質問に答えることで、学んだ知識やスキルを整理し、重要なポイントを再確認することができます。また、実践的な活用方法について考えることで、研修内容の定着度も高まります。
さらに、アンケートへの回答を通じて、自己の成長度合いを確認することも可能です。研修前と比較して何が変わったのか、どのような力が身についたのかを具体的に認識することで、今後の学習目標も明確になります。
このように、アンケートは単なる評価ツールではなく、新入社員の成長を支援する重要な機会として機能します。実務への応用意識を高め、具体的な行動計画を立てるきっかけとしても活用できるのです。
新入社員研修でアンケート(チェックリスト)を使って意識化を図るイメージ
上記はカークパトリックの効果測定の4段階です。レベル1の反応やレベル2の理解度については、アンケートの実施や理解度クイズの実施で効果測定している組織も多いと思います。
その上で、レベル3の行動変容を測定するためには期待する行動をチェックリストにし、アンケート化して活用することが効果的です。
具体的には、新入社員研修の実施後しばらく期間を経たタイミングでのアンケート実施が必要です。レベル3の行動変容を効果的に測定するためには、研修直後のアンケート設計も同様に重要です。受講生の反応評価/研修内容への意見だけでなく、レベル3に結びつけるポイントが整理されたアンケートを、研修直後の段階で実施することも大切です。
アンケート項目例(ワークショップ直後:実践する視点から整理)
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アンケート項目例(ワークショップから3~6カ月後:アクションプランの実践度合いを「達成度」「具体事」の指標で効果測定する)
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新入社員研修アンケートの基本設計ガイド
効果的なアンケートを作成するには、適切な設計が不可欠です。以下で具体的な設計方法を解説します。
必須の設問項目と設問順序の設計方法を解説
基本的な設問の流れは以下の順序で設計します。
- 基本情報(所属部署、役職など)
- 研修全体の満足度評価
- 各研修プログラムの評価
- 理解度の自己評価
- 実務での活用意向
- 改善要望
- 自由記述
この順序には、回答者の心理的負担を考慮した重要な意図があります。簡単な設問から始めて徐々に詳細な設問に移行することで、回答のモチベーションを維持できます。
選択式・記述式・評価式の使い分け方
設問の種類は目的に応じて使い分けます。
形式 |
設問例 |
選択式 (単一回答/複数回答) |
↓ 例:「最も役立った研修プログラムは?」 |
評価式 (5段階評価など) |
↓ 例:「研修内容の分かりやすさ」 |
記述式 |
↓ 例:「改善してほしい点」 |
設問文と選択肢の具体的な作り方
効果的な設問文と選択肢の作り方は下記の通りです。
設問文のポイント
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選択肢のポイント
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設問数と回答時間の適切な設定方法
最適な設問数と回答時間の目安は下記の通りです。
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これらの基準を超えると回答率や回答品質が低下する傾向があります。
オンラインと紙面での設計の違い
今はオンラインでアンケートが簡単に実施できる時代であるためオンラインでの実施をおすすめしますが、オンライン環境が使えない場合もあるかもしれません。実施媒体による設計の違いを以下の表にまとめます。
観点 |
オンライン |
紙面 |
必須回答 |
システムで制御可能 |
任意となりがち |
データ収集 |
自動でデータベース化 |
手作業での集計が必要 |
回答の即時性 |
リアルタイムで確認可能 |
回収後の確認となる |
修正対応 |
容易に修正可能 |
再配布が必要 |
回答スペース |
自動で調整 |
余裕を持って設定必要 |
コスト |
システム費用が発生する場合がある |
印刷・配布コストが発生 |
匿名性 |
設定により管理可能 |
比較的担保しやすい |
回答環境 |
時間や場所を問わない |
その場での回答が基本 |
分析作業 |
自動集計・分析が可能 |
手作業での集計が必要 |
この特性を理解した上で、研修の規模や目的、参加者の特性に応じて適切な実施媒体を選択することが重要です。
新入社員研修アンケートのテンプレート例
実践で使える具体的なテンプレートを、目的別に紹介します。
基本的な5段階評価テンプレート
研修の基本的な項目を評価するためのテンプレートを紹介します。
以下の項目について、5段階評価(5: とてもそう思う ~ 1: 全くそう思わない)で回答:
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研修効果測定用テンプレート
研修の効果を測定するための具体的な項目例を紹介します。
【知識・スキル習得度】 |
総合満足度調査テンプレート
研修の総合的な評価を行うためのテンプレートを紹介します。
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行動チェックリストとしてのテンプレート
研修後の行動変容を促すチェックリスト形式のテンプレートを紹介します。
【今後の行動目標】
1. |
新入社員研修アンケートのテンプレート活用法
テンプレートを効果的に活用するためには、適切なカスタマイズと運用が重要です。以下で具体的な活用方法を解説します。
テンプレートのカスタマイズ方法
基本テンプレートは、そのまま使用してもよいですが、できれば自社の状況に合わせた調整が好ましいです。まずは研修内容や企業文化との適合を図ることが重要です。
カスタマイズの主なポイントは以下の通りです。
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また、回答者への配慮も忘れてはいけません。新入社員にとって分かりやすい言葉遣いを心がけ、必要に応じて具体例を追加することで、より正確な回答を得ることができます。
研修内容別の質問項目の選び方
研修の内容によって、重点的に確認すべき項目は異なります。
研修タイプ別の重要な確認ポイントは以下の通りです。
ビジネスマナー研修の場合:
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業務スキル研修の場合は、基本的な理解度に加えて、実務での活用シーンを具体的にイメージできているかを確認することが大切です。研修で学んだ内容を実際の業務でどのように活用していくか、具体的な計画を立てられているかをチェックします。
回答形式の組み合わせ例
効果的なアンケートを作成するには、複数の回答形式を適切に組み合わせることが重要です。
基本的なアプローチとしては以下の流れが効果的です。
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このように段階的なアプローチを取ることで、回答者の負担を軽減しながら、必要な情報を漏れなく収集することが可能になります。
新入社員研修アンケートを成功させるポイント4点
新入社員研修アンケートを効果的に実施し、有益な結果を得るためには、以下の4つのポイントを押さえることが重要です。
研修直後のタイミングで実施する
研修内容が記憶に新しいうちにアンケートを実施することは、正確なフィードバックを得るために非常に重要です。研修終了直後は、参加者が以下の点を明確に記憶しています。
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そのため、研修最終日の終わりの30分程度を使って、その場でアンケートを実施することをおすすめします。後日回収というように時間を空けると、細かな改善点が記憶から薄れてしまう可能性があります。
一定期間後定期的に実施する
研修の反応をつかむには研修直後のアンケートで良いですが、新入社員に対して行動チェックリスト的にやってほしい行動を意識化するには、研修直後のアンケートだけでなく、1カ月後、3カ月後といった具合に定期的なフォローアップアンケートを実施することで、やるべき行動の意識化を図ることができます。
定期的なアンケートで確認できる点:
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回答のしやすさを重視する
アンケートの回答率と質を高めるためには、回答者の負担を最小限に抑えることが大切です。
回答時間は5〜10分を目安とし、質問の意図が明確に伝わる表現を心がけましょう。
特に注意すべき点は下記の通りです。
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集計と分析を見据えた設計にする
アンケート結果を効果的に活用するためには、集計・分析の方法を事前に想定した設計が必要です。そのためにも、以下のような工夫が重要です。
定量的な分析を可能にする設問設計:
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さらに、定性的な意見も重要な示唆を提供します。自由記述欄では具体的な改善提案や気づきを得られるよう、回答の視点を明確に示すことが大切です。
新入社員研修アンケートの分析と活用方法
アンケート結果を効果的に活用するためには、適切な分析と具体的な改善活動への連携が重要です。ここでは、具体的な分析方法から活用方法までを解説します。
データの可視化と分析
アンケートデータの分析では、まず全体的な傾向を把握することから始めます。
定量データについては、平均値や分布を確認するだけでなく、項目間の関係にも注目します。
例えば、研修の満足度と理解度の関係性を分析することで、より効果的な研修方法への示唆が得られます。
特に注目すべき分析ポイント:
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定性データについては、キーワード分析やカテゴリ分類を行い、傾向を可視化することが重要です。自由記述の内容から、改善要望の傾向や、特に印象に残った内容を体系的に整理していきます。
次回研修への改善ポイントの抽出
分析結果から、具体的な改善ポイントを抽出する作業は非常に重要です。アンケートから得られた情報を基に、以下の観点で改善案を検討していきます。
優先的に取り組むべき改善事項:
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ただし、すべての要望に対応するのではなく、研修の目的や企業の方針に照らし合わせて、優先順位を付けて対応することが大切です。
経営層への報告資料の作り方を紹介
アンケート結果を経営層に報告する際は、データを適切に要約し、重要なポイントを明確に伝えることが求められます。報告資料は以下の構成で作成すると効果的です。
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特に経営層への報告では、投資対効果の観点も重要です。研修の成果を可能な限り定量的に示し、改善案の実施により期待される効果も具体的に提示することを心がけましょう。
新入社員研修アンケートでよくある失敗事例と対策
新入社員研修のアンケートを実施する際、いくつかの典型的な失敗パターンが存在します。これらを事前に理解し、適切な対策を講じることで、より効果的なアンケート実施が可能になります。
設問数が多すぎて回答率や回答の質が低下
アンケートの設問数が多すぎると、回答者の負担が増大し、回答の質が低下するだけでなく、回答自体を放棄されるリスクも高まります。下記のような対策を行いましょう。
効果的な対策:
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あいまいな選択肢で正確な測定ができない
選択肢の表現があいまいだと、回答者によって解釈が異なり、正確な測定ができません。例えば、「良かった」「普通」「悪かった」という選択肢では、「普通」の基準が回答者によって大きく異なってしまいます。
この問題を解決するためには、以下のような工夫が効果的です。
具体的な改善方法:
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特に新入社員の場合、業務経験が少ないため、より具体的な表現を心がけることが重要です。
結果の活用方法が不明確
アンケートを実施すること自体が目的化してしまい、結果の活用方法が不明確なまま実施されるケースが少なくありません。これでは、貴重な意見や改善のチャンスを逃してしまう可能性があります。
効果的に活用するためのステップ:
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また、アンケート結果の活用方法を回答者に事前に説明することで、より具体的で有益な回答を得られる可能性が高まります。
アンケートなどを活用し新入社員を1年通じてフォローする
新入社員の育成を考えた場合、春先の新入社員研修も重要ですが、それ以上にフォローアップが重要です。春先だけの研修に限らず1年間を通じてフォローアップしていくことが望ましいです。
今回解説してきたアンケートを活用して、新入社員に行ってほしい行動を意識化していくことを定期的・継続的に行っていくことが重要です。
フォローアップのあるべき姿は、単発のフォロー研修を企画しなくても年間を通じて常にフォローアップをする環境があり、新入社員の定着化と戦力化につなげることができていることです。
従来の集合研修スタイルのときにはどこかに「集まる」という行為が伴うため、フォローアップは単発の研修で企画するしかありませんでした。しかし現在では、オンラインを駆使した学びの場を設けることで、場所や形式にとらわれず、効果的・継続的に人が育つ環境を構築することが可能です。
以下は年間を通じたフォローアップのイメージ図です。
フォローアップ研修のように集合研修の機会を頻度高く設けることは非常に労力がかかります。
しかし、毎週定期的に動画や理解度クイズ、アンケートなどを配信することはそれほど労力がかかりません。
このように、意識付けを行ったり、新入社員が現場で困っていることなどを吸い上げたりできる環境があれば、新入社員の育成に大きく貢献することができます。
現代ではそのような学習環境づくりが、新入社員の育成において大きなカギを握っています。
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まとめ
新入社員研修アンケートの作り方を項目例・テンプレ付きで分かりやすく解説!について紹介してきました。
- 新入社員研修でアンケートを実施すべき3つの理由
- 新入社員研修でアンケートを実施する2つの目的
- 新入社員研修でアンケート(チェックリスト)を使って意識化を図るイメージ
- 新入社員研修アンケートの基本設計ガイド
- 新入社員研修アンケートのテンプレート例
- 新入社員研修アンケートのテンプレート活用法
- 新入社員研修アンケートを成功させるポイント4点
- 新入社員研修アンケートの分析と活用方法
- 新入社員研修アンケートでよくある失敗事例と対策
- アンケートなどを活用し新入社員を1年通じてフォローする
- 新入社員教育プログラムならLDcubeにお任せ!
新入社員研修におけるアンケートは、単なる満足度調査にとどまらず、研修の効果測定と改善、そして新入社員の成長支援という重要な役割を担っています。効果的なアンケートを実施することで、研修プログラムの質を継続的に向上させ、新入社員の成長をより確実なものにすることができます。
アンケートの設計においては、質問項目の選定から実施タイミング、分析方法まで、綿密な計画が必要です。特に、「回答のしやすさ」と「得られる情報の質」のバランスを考慮することが重要です。また、アンケート結果を実際の改善活動に結びつけることで、研修の効果を最大化することができます。
さらに、定期的なフォローアップアンケートを実施することで、研修内容の定着度や実務での活用状況を確認し、必要に応じて追加的なサポートを提供することも可能になります。このように、アンケートを戦略的に活用することで、新入社員の育成をより効果的に進めることができるのです。
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