
レジリエンスの心理学的な意味とは?ビジネスや研修について解説
現代社会において、ストレスや困難な状況に直面することは避けられません。その中で、どれだけ柔軟に対応し、逆境を乗り越える力を持つかが重要です。
これが「レジリエンス」と呼ばれる心理学の概念です。
しかし、多くの人がこのレジリエンスを効果的に発揮できず、精神的な疲労やストレスを感じ続けることに悩んでいます。
なぜ多くの人が現代のストレスフルな環境でレジリエンスを発揮できないのかを考えてみましょう。
仕事のプレッシャーや家庭の問題、予想外の出来事など、多くのストレス要因が重なると心のバランスが崩れがちです。さらに、レジリエンスのスキルや知識を持たないと、困難に直面したときに対処方法を見つけるのが困難です。
実は、レジリエンスは後天的に身に付けることのできるスキルですが、多くの人がその事実を知らないのです。
そこで解決策として、ポジティブ心理学に基づくレジリエンストレーニングや研修が有効です。
レジリエンスは、単なる「強さ」ではなく、自己認識や感情の調整、問題解決のスキルなどの複数の要素から成り立っています。
専門家が開発したプログラムを通じて、これらのスキルを学び、実践することで、困難な状況でもポジティブに対応できるようになります。
レジリエンスのスキルを積極的に強化すれば、個人だけでなく組織全体の健康とパフォーマンスが向上します。
現代のストレスに負けない心と体を作るために、今こそレジリエンスを学び、実践する価値があるのではないでしょうか。
この記事では、レジリエンスの心理学的な意味やビジネスへの影響や研修について解説します。
▼ レジリエンスについてはテーマに合わせて下記で詳しく解説しています。
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レジリエンスを高める方法とは?高い人・低い人の特徴と具体的な実践方法を紹介!
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レジリエンスの心理学的な意味とは
レジリエンス(resilience) は元々物理学の世界で用いられている言葉で、回復力・耐久力・弾力・再起力などを意味する言葉です。
心理学的な意味としては、『困難や逆境をしなやかに乗り越えて回復するための力』として注目されています。
レジリエンスの開発を考えていく上で、ポジティブ心理学を理解することはとても大切なことです。
レジリエンスは、1998年に米国のペンシルベニア大学心理学部教授のマーティン・セリグマンポジティブが提唱した『ポジティブ心理学』がベースになっています。
マーティン・セリグマンが全米心理学会会長就任時のスピーチにおいてこう述べました。
『今までの心理学は病気を特定し、いくつかの病気を治すことができるようになったという点で貢献度は高い。しかし、病気でないことと、幸せであることは同じではない。それは、今まで宗教や倫理、哲学、自己啓発の分野が担ってきた。しかし、これからの心理学は、幸福について科学していく必要がある。科学するとは、幸福を定義し、測定し、再現可能な方法を開発していくことだ。』
そのことをきっかけに、研究が進み、今日(こんにち)のポジティブ心理学が発展してきました。
また、幸福を定義する際に、今の幸福感にとどまらずWell-being(生きがいのある人生を送っているという良い状態)、つまり“持続的に幸福感を抱く”状態をポジティブ心理学で研究することに取り組んできました。
ポジティブ心理学は、「よりよく生きるために」というテーマの元、幸福感や満足感、心身の健康を手に入れるために「科学的なアプローチを重視して何ができるのか」を研究している学問です。
レジリエンスの啓発はポジティブ心理学をベースに心理学的に実証されているトレーニングを組み合わせて構成されているプログラムを通じて行うことができます。
そのようなプログラムを活用して、企業でレジリエンスを鍛えるための研修を実施した場合、従業員がストレスを受けたときの精神的な回復力を養うことができます。
また、レジリエンス研修を通じて、どのような状況でも柔軟に物事を考えられる人材を育成できるため、組織にとっても大きなプラスとなります。
レジリエンスと混合されがちな心理学用語
レジリエンスは、ストレス耐性・ストレスコーピング・ハーディネス・メンタルヘルスなどと混合されがちな用語です。
ビジネスシーンで使用する際には、下記の違いを十分に理解しておく必要があります。
概念 |
意味 |
レジリエンス |
困難な状況下での適応力、それを乗り越えるための精神的回復力 |
ストレス耐性 |
ストレスやプレッシャーに対する抵抗力や耐久力 |
ストレスコーピング |
自身のストレスへの理解力と対応力 |
ハーディネス |
ストレスフルな出来事に対する強固な防御力 |
メンタルヘルス |
心の健康状態 |
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レジリエンス:困難な状況下での適応力、それを乗り越えるための精神的回復力のことです。レジリエンスは、個人が逆境や挫折、ストレスを受けても素早く回復し、さらに成長する力を指します。これは、単なる耐久力ではなく、変化や挑戦に柔軟に対応し、ポジティブな結果を導く能力を含んでいます。例えば、仕事環境の急変や大きな失敗の際にも、学びを得て前進する力がレジリエンスと言えます。
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ストレス耐性:ストレスやプレッシャーに対する抵抗力や耐久力のことです。ストレス耐性が高い人は、厳しい状況や高い課題を与えられても、その圧力に耐えて冷静に行動することができます。これは心理的および生理的な特徴に大きく依存しており、ストレス反応を適切に管理することで影響を最小限に抑える能力です。適切な休息やリラクゼーション技術の利用も重要です。
- ストレスコーピング:自身のストレスへの理解力と対応力のことです。ストレスコーピングは、ストレスを受けた時に、どのように処理して負担を軽減するかを指します。認知的なリフレーミングや問題解決、感情の調整など、さまざまな方法を含みます。効果的なコーピング手法を持つことは、長期的な健康と幸福を維持する上で非常に重要です。
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ハーディネス:ストレスフルな出来事に対する強固な防御力のことです。ハーディネスとは、自己の信念に基づき困難を挑戦と捉え、変化に積極的に適応する性格特性を意味します。この性質を持つ人は、ストレスフルな状況に直面しても積極的に取り組みます。ハーディネスは、コミットメント(全力を尽くす意志)、コントロール(事態を管理できるという感覚)、そしてチャレンジ(挑戦を前向きに受け入れる姿勢)の3つのCで構成されています。
- メンタルヘルス:メンタルヘルスとは、心の健康状態を意味します。これは、感情的、心理的、社会的な安定性を維持することに関連しています。良好なメンタルヘルスは、人間関係や仕事、日常生活における課題に対して効果的に対応する能力を支えます。また、ストレスに対処し、ポジティブな状態を保ちながら、現実的な生活目標を追求することに重要です。メンタルヘルスは、全体的な幸福感に直結し、予防的なケアと支援が不可欠です。
レジリエンスが高い人低い人の特徴
ここからは、レジリエンスが高い人と低い人によくみられる特徴をそれぞれ解説します。
①レジリエンスが高い人
レジリエンスが高い人には、物事に対して柔軟かつ積極的な姿勢で取り組む特徴などがあります。
▼レジリエンスが高い人の特徴
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レジリエンスが高い人ほど、リスクを恐れずに挑戦する姿勢があり、問題を解決する能力や意欲も高く、向上心もみられるため、組織の生産性向上や活性化をもたらします。
▼以下の記事でレジリエンスについて詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
⇒レジリエンスが高い人は業績を上げられる!?その理由とは?特徴や方法を解説
②レジリエンスが低い人
レジリエンスが低い人は、物事をネガティブに考えがちであり、回復まで時間がかかる特徴などがあります。
▼レジリエンスが低い人の特徴
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これらの特徴をもった従業員がみられる場合、専門的な研修やトレーニングの実施でレジリエンスを高めることが望ましいです。
レジリエンスのビジネスへの影響
従業員のレジリエンスを高めることで、組織にも個人にもプラスの効果があります。具体的にどのような効果をもたらすのか紹介します。
(レジリエンスのビジネスへの影響)
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①逆境に対しても前向きに取り組めるようになる
従業員のレジリエンス向上により、困難な状況や逆境に直面した際に前向きなアプローチが可能となります。
例えば、組織内の人間関係が良好ではない場合でも、レジリエンスの高い従業員は明るく協力的な態度を保って他のメンバーと接するため、組織全体のコミュニケーションが円滑に進むことが期待できます。
また、仕事でミスを犯してしまった場面では、問題解決に向けて何をすべきか柔軟に考えることができ、チームメンバーに意見を求めながら解決策を見つけることが可能です。
②メンタルヘルスが良好に保たれやすい
レジリエンスの高い従業員は、自身のストレスレベルに応じて適切な対処を検討できます。
そのため、メンタルヘルスが良好に保たれやすく、仕事のパフォーマンスが低下しにくい傾向にあります。
メンタルヘルス不調は、従業員の休職や離職につながる代表的な原因とされているため、未然予防や早期対応が不可欠です。
したがって、従業員にメンタルヘルス不調が発生する頻度が高い企業では、レジリエンス研修の実施が非常に効果的です。
③モチベーション維持・向上につながる
優れたレジリエンスを持っている従業員は自尊心が高いため、失敗しても自己嫌悪に陥らず、モチベーションを維持できます。
例えば、努力が実らず目標が達成できなかった場面でも、自身の行動を振り返って次の挑戦に生かそうとします。
モチベーションを自身のレジリエンスで維持できる能力は、組織の生産性向上につながり、業績アップにも貢献するものです。
▼レジリエンスがビジネスに与える影響については下記でも解説しています。
⇒レジリエンスがビジネスを成功させる!必要な背景や高めるポイントを解説!
レジリエンスの心理学的な特徴
- レジリエンスは「能力」であり、個人差がある
- レジリエンスは学習することができる(先天的資質ではなく、後天的に習得可能)
- 抑うつや不安に対する緩衝材となる
- 潜在能力を解き放つ
- レジリエンスは誰にとっても重要である(変化は常態)
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レジリエンスは『能力』であり、個人差がある:
能力ということは、物事を成し得る力として誰もが備え持っているものであるということです。しかし、個人差があります。すなわち、レジリエンス力が強い人と弱い人がいるということです。
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レジリエンスは学習できる(先天的資質ではなく、後天的に習得可能):
大事なことは、『学習可能』ということで、誰でも適切なトレーニングより習得できるということです。
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抑うつや不安に対する緩衝材となる:
『緩衝材』というのは『ショックを弱める』という意味です。ネガティブなことがあれば、傷つきます。しかし、時に楽観的な考え方をすることで、心理的にその傷を小さなものにしたり、傷を広げることなく、治りを早くするというものです。
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潜在力を解き放つ:
レジリエンスは、マイナスを弱めるだけでなく、ポテンシャルを開花させ、実現していくプラスのエネルギーでもあります。
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レジリエンスは誰にとっても重要である(変化は常態):
昨今のビジネス環境で、変化がないものはないといってもよいでしょう。予期しない出来事や自分にとって都合の悪いことは、誰にでも必ず訪れます。
つまり、レジリエンスは誰にとっても必要であり、トレーニングで身に付けることができます!
▼特にリーダーにはレジリエンスが必要です。下記で解説しています。合わせてご覧ください。
⇒レジリエンスがリーダーに必要な理由!部下とのかかわり方など具体的なポイントを解説!
ポジティブ心理学をベースにしたレジリエンスを育む研修
レジリエンス研修では、メンタルヘルス、ストレス、レジリエンスの理解促進、逆境に直面したときの感情コントロール、そしてコミュニケーションスキルの向上などがその主要な要素となります。
上記の要素を踏まえ、2つのフェーズからプログラムが構成されています。
- 思考の柔軟性。困難な状況に直面した時にその状況を過度にネガティブに捉えるのではなく、柔軟に捉え、ポジティブに捉えようとする思考法について学びます。
- 困難な状況から前を向いて活動していくため、自分の徳性について理解し、自分の徳性を活用して行動のエネルギーを生み出す能力について開発します。
特に、ネガティブに物事を捉えがちな人は、子どものころからの日常生活や友人との関係、教育などさまざまな体験や経験を通じて、無意識的に何事に対してもネガティブに捉えてしまう傾向があります。
研修ではそのような無意識的に行っている判断を可視化して、意識してポジティブなものに書き換える訓練を行います。
研修を通じて、社員それぞれが困難な状況に直面してもひるむことなく、自身の力で対処し立ち直る強さ、すなわちレジリエンスを身につけることが目指されています。
さらに、強いレジリエンスを持つ社員が増えることで、組織全体も逆境に強い企業へと変わることができ、その結果、生産性や業績へのポジティブな影響を期待できます。
▼レジリエンス研修については下記で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。
⇒レジリエンス研修とは?実施で得られる効果と代表的な5つの要素
ポジティブ心理学ベースのレジリエンス研修なら「SBRP」
LDcubeでは、困難な状況から立ち上がる能力の啓発や、目標達成に向けて柔軟な思考を持って課題解決に取り組む姿勢を学べる『SBRP (ストレングス・ベースド・レジリエンス・プログラム)』を提供しています。
『SBRP』では、ATCモデルを基に困難な状況を打破できる思考の柔軟性を身に付けさせ、 ポジティブ心理学におけるVIAの理論で自身の徳性を理解し、それを仕事に生かす方法を学ぶことでポジティブな感情を育みます。
階層別研修・目的別研修・部門管理者向け研修などのさまざまなシーンで活用できるレジリエンスプログラムであり、SBRPライセンスの取得で研修を内製化することも可能です。
『SBRP』は従業員のストレスへの耐久力と回復力を効果的・効率的に養い、組織の持続的成長に貢献します。
▼SBRPは社内トレーナーが社内で展開することが可能です。下記をご覧ください。
⇒レジリエンストレーナー資格!SBRPライセンス取得講座
ポジティブ心理学ベースのレジリエンス研修支援事例
社員数:1,500名以上
事業:自動車の設計、開発
導入前の課題
変化・変革への対応力を高めるための土台として、エンジニアのレジリエンス強化
現在の自動車業界は変革期の真っただ中です。業務内容は変化し、ステークホルダーに求められる成果は高度化、そして対応スピードも高速化しています。
業界の変化に対応し、持続的に成長するためには、これまで以上に豊かな発想とチャレンジ精神を持つエンジニアを数多く育てる必要があります。
テクニカルスキルやビジネススキル、ヒューマンスキル、マネジメントスキルなどさまざまなスキルアップが必要ですが、スキルを身につけるだけでは不十分だと感じていました。
そこで、これらのスキルを身につける土台として、「失敗を恐れずに挑戦できる」「柔軟で合理的な思考を持つ」「変革の過程を楽しめる強さを持つ」の3つの能力(レジリエンス能力)をテーマにした教育を導入することにしました。
また、休職者・退職者が増加傾向にあったこともあり、個人としての能力啓発だけでなく、研修を通したチームの活性化もねらいの一つとしました。
開発力を高めるためには、チーム内の他者理解と相互サポートが必要不可欠だと考えたからです。
事務局でレジリエンスプログラムのトライアル研修を実施後、本導入を決定しました。
取り組みの詳細
社内講師を養成して展開
リラックスした雰囲気で同じ会社ならではの「共感」できる事例を織り交ぜた研修
レジリエンス能力はどの従業員にとっても必要な能力だと考えていました。そのため、管理職から新入社員まで全社員を対象に実施することにしました。
全社員を対象に研修を実施し、かつレジリエンスを組織内の共通言語として広めていくためには、外部コンサルタントに実施してもらうのではなく、社内講師による自社内研修が効果的だと考え、開発部門内で4名の社内講師を養成しました。
そして、集合研修後に風化しない「シカケ」作りのために、管理監督職層からプログラムを展開しました。
管理監督職が内容を理解していれば、現場でサポートできると考えたからです。研修冒頭では、受講者に自分事として捉えてもらうためにレジリエンス強化の必要性と目的を重点的に説明し、受動的な研修にならないよう個人ワーク・グループワークを多く取り入れました。
また、振り返りの時間を長めに確保し、研修の最後には「今後自分はどのような行動をとる」という宣言をする時間を設けました。思考・議論の活性化のために、対面研修、リラックスできる雰囲気作り、講師自身の事例提供を大切にしました。
対面研修にすることで同じ階層同士のやり取りを増やし、他部署とのつながりの強化を図りました。そして、今回の研修は自己の内面に関わる内容であったため、本音を引き出すために、テキストの内容だけでなく、より共感を得られるよう講師の実体験を伝えながら進行しました。
個人ワークが進まない受講者に対して「人と同じ考え方でなくても良い」ということを認識してもらうため、こまめに声掛けもしました。
また、学んだことを風化させないために、研修内で活用した自分に不足している要素を把握してもらうためのセルフチェック表を研修から3カ月後に記入してもらうことで、学んだ内容を思い出す機会を設けました。
導入後の成果
レジリエンスを社内共通言語に
受講生から「レジリエンス=抑うつや不安への耐性のみに効果を発揮する先天的なものという認識だったが、その他にも特徴があり後天的に習得・強化が可能な能力だということを知った」「思考の柔軟性を高めることができた」「ネガティブ=悪いこと、ポジティブ=良いことではなく、状況や置かれている立場・役割によって使い分けることが大切だということを学んだ」などの感想をいただき、社内講師がメッセージしたかったことが伝わっていることを実感しました。
その他、「研修が自己理解のきっかけになり、自分の考え方の癖・強み・弱みを理解できたことで仕事に限らず日々の生活の中で気を付けられるようになった」という声もあり、仕事以外の場面でも研修の効果を感じていただきました。
そして、講師4名でテーマごとに役割分担をしたことにより、各講師が一つのテーマに集中して講義を進めることができました。
研修を組み立てる際も、1人で考えるのではなく、4名で話し合いを重ねながら組み立てたことによって、より会社の目指す方向性と受講生の心理に寄り添う研修になったと考えています。
「レジリエンス」という言葉が現場で使われるようになり、社内共通言語として浸透させるための第一歩を踏み出しました。
日常的なフォローアップに力を入れてレジリエンス強化を加速し、成長し続ける組織を目指していきます。
まとめ
この記事では、レジリエンスの心理学的な意味について以下の内容で詳しく解説しました。
- レジリエンスの心理学的な意味とは
- レジリエンスと混合されがちな心理学用語
- レジリエンスが高い人低い人の特徴
- レジリエンスのビジネスへの影響
- レジリエンスの心理学的な特徴
- ポジティブ心理学をベースにしたレジリエンスを育む研修
- ポジティブ心理学ベースのレジリエンス研修なら「SBRP」
- ポジティブ心理学ベースのレジリエンス研修支援事例
レジリエンスは直訳すると回復力・耐久力・弾力・再起力などの意味を持ち、心理学では精神的回復力という意味合いで使われています。
レジリエンスの高い人は、困難な状況や逆境に立たされた場合でも、柔軟な思考を持って打開していける能力があるため、ビジネスで重宝される人材となります。
環境変化の激しい現代においては、多くの方がレジリエンスを高め、自信を持って活動していくことが重要になります。また、そのような人材が多い組織は組織としてのレジリエンスも高まっていきます。
レジリエンスの基礎から応用まで効率的に学べるプログラムを求めている場合、LDcubeが提供する『SBRP (ストレングス・ベースド・レジリエンス・プログラム)』にお任せください。
『SBRP』なら、認知行動療法とポジティブ心理学の理論に応用したプログラムで、従業員のレジリエンスを効果的に向上し、成果につながる行動を選択するための力を習得させられます。
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