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レジリエンスがリーダーに必要な理由!ポイントや研修など解説

組織の成功に必要な"レジリエンス"が、リーダーにとって重要なスキルである理由について深掘りします。

そして、そのレジリエンスを高める具体的な手法として、心理学のATCモデルの活用方法を解説しながら、リーダーが部下のネガティブな思考をポジティブに書き換えるプロセスを紹介します。

最近では、レジリエンス研修をリーダークラスを対象に実施し、リーダーが研修を通じて学んだことをメンバーとのキャリア面談の際に実践することも増えて来ています。

人的資本経営を背景に、レジリエンスの高いリーダーの存在が、今後の会社の発展において他社と差をつけるポイントになってくるでしょう。

▼レジリエンスを高めるための研修については本記事でも触れますが、下記で詳しく解説しています。
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▼ レジリエンスについてまとめた資料は下記よりダウンロードできます。

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目次[非表示]

  1. 1.レジリエンスがリーダーに必要な理由
  2. 2.レジリエンスを高めるには
    1. 2.1.思考の柔軟性の開発(ATCモデルの活用)
    2. 2.2.感情のコントロール
    3. 2.3.ストレスマネジメント
    4. 2.4.ポジティブな関係性の構築
  3. 3.部下のネガティブな思考を書き換える法
    1. 3.1.事柄の特定(Activating event)
    2. 3.2.思考の確認(Thoughts)
    3. 3.3.結果の認識(Consequences)
    4. 3.4.思考の再構築
  4. 4.そもそもレジリエンスとは
  5. 5.レジリエンスの特徴
  6. 6.レジリエンストレーニングにはSBRP!
  7. 7.まとめ

レジリエンスがリーダーに必要な理由

レジリエンスとは、困難やストレスに直面しても、自信を回復し、前進し続ける能力のことを指します。

リーダーは組織内の混乱や困難な状況を解決し、チームを成功に向けて動かす役割を果たすため、高いレジリエンスを持つことが求められます。

リーダー自身が高いレジリエンスを持つことにより、それが部下に伝わり、チームや職場全体のレジリエンスを向上させることができます。

リーダーが堅実に、そして前向きに困難と対峙する姿を見せることで、部下もリーダーの行動と姿勢を模倣しようとするでしょう。

高いレジリエンスはリーダーシップの1要素と言えます。

レジリエンスはまた、リーダーが自分自身の気持ちを制御し、ストレス下でも冷静さを保つためにも必要です。

これは、部下とのコミュニケーションを円滑に進め、部下の気持ちを理解し、適切に反応することを可能にします。

レジリエンスの一部は、部下のネガティブな思考をポジティブなものに書き換えるスキルでもあります。

例えば、部下が失敗を恐れて新しい挑戦を避ける場合、リーダーは部下の不安を和らげ、失敗を「学び」や「経験」の観点から見るよう導くことが重要です。

これにより、部下はネガティブな思考から脱却し、逆境を乗り越えるためのポジティブな行動をとるようになります。

レジリエンスはリーダーにとって重要なスキルであり、その保持と維持が、組織全体の成功に対して重要な要素となります。

リーダーがレジリエンスを身に付け、そのスキルを職場にうまく取り入れることができれば、元気でモラルの高い職場にしていくことができます。

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レジリエンスを高めるには

思考の柔軟性の開発(ATCモデルの活用)

レジリエンスに必要な思考の柔軟性は、新たな視点やアプローチを探る能力を強化することで啓発します。

一般的に、これはパターンや習慣から抜け出す訓練を通じて実現され、既存の信念や概念を見直すことで自己革新が可能となります。

このプロセスはATCモデル(Activating event, Thoughts, Consequences モデル)を活用することで、より具体的かつ効率的に行うことができます。


ATCモデル


ATCモデルは、起きた事象(Activating event)、その事象に対する自身の思考(Thoughts)およびそれによって引き起こされる結果・反応(Consequences)の関連性を理解する手法です。

これを利用することで、思考の柔軟性を養いつつ、自分の感情や行動にどのように影響を及ぼすかを認識し改善することが可能となります。

さらに、事実をさまざまな視点から観察し、挑戦や困難を新たな学習や成長の機会として捉えられるようになります。

この思考の柔軟性を養うことは、逆境に対抗するレジリエンスを強化する根本的なステップとなります。

感情のコントロール

感情のコントロールは、自己認識と自己管理が大きく関わっています。

自分が何を感じ、どのように反応しているかを理解することで、感情のコントロールが可能となります。

この能力は、困難な状況と向き合うときに自分自身を落ち着かせ、冷静な状態を保つことを助け、適切な決断を下すための冷静さを保つ役割を果たします。

ストレスマネジメント

ストレス管理はレジリエンスを強化するクリティカルな要素です。

心地よい呼吸法やリラクセーション技術、マインドフルネスや自然療法など、さまざまなストレス軽減テクニックを学ぶことで、ストレスや圧力を乗り越えるのに役立ちます。

これらのテクニックにより、心身のバランスを取り戻し、挑戦や困難に対処するためのエネルギーや集中力を高めることができます。

ポジティブな関係性の構築

ポジティブな人間関係やコミュニケーション能力もまた、困難な状況を乗り越える上で重要な要素です。

これは、必要な時に必要な人からのサポートを求める能力を育てることにもつながります。

社会的なつながりは、困難な状況に対処する際の情報源や支援となるだけでなく、ストレスの緩和や新たな視野を提供するなど、レジリエンスを高めるのに役立ちます。

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部下のネガティブな思考を書き換える法

ATCモデルを活用することで、部下のネガティブな思考をポジティブな思考に書き換えることができます。それにより強いチームづくりにつながります。

ATCモデルでは、Activating event(起こった事柄)、Thoughts(それに対する考え方)、Consequences(結果としての感情や行動)の3つの要素に焦点を当てます。

事柄の特定(Activating event)

まず、部下が体験した具体的な出来事や状況を特定します。

これは何らかの指示、フィードバック、言動、または事象など、部下がネガティブに反応した特定の"事柄"を指します。

ここでは、その状況を客観的に理解するために、部下との開かれたコミュニケーションが必要となります。

思考の確認(Thoughts)

その具体的な出来事に対する、部下の思考や感じ方を深掘りします。

「その状況で何を思ったのか」「どのように解釈したのか」といった部分を部下自らに話をさせることで、部下の思考パターンや解釈を可視化します。

多くの場合無意識に行っている自己判断のため、訓練なしに自分で気付くことは難しいです。

そこを上司が対話しながら思考を可視化していくことで、部下がなぜネガティブな感情を抱くのか、その根源的な理由を探ることができます。

結果の認識(Consequences)

具体的な出来事と部下の思考から結果としてどのような感情や行動が起こったのかを確認します。

この結果が部下のパフォーマンスや行動、他者との関係などにどのような影響を与えているかを理解することで、そのネガティブな思考が組織全体にもたらす影響を把握できます。

思考の再構築

上記のステップを通してネガティブな思考とその結果を理解した上で、部下の思考を再構築しようとします。

ネガティブな思考をポジティブなものへと変える新たな解釈や視点を提供し、その思考が部下の行動や感情にどのように影響を及ぼすかを話し合います。

全体を通じて、部下との対話が重要となります。

部下の気持ちに共感し、部下の視点を理解することで、ネガティブな思考を有効にポジティブなものに書き換えていくことができます。

そして、このプロセスを経ることで、部下自身が自分の思考パターンを認識し、その改善に向けた自己効力感を高めることが期待できます。

イメージとして、上司とメンバー(部下)の今後に向けたキャリア面談での会話例を紹介します。

人物    会話例
上司    今度、プロジェクトリーダーに推薦しようと思うのだけど、どうかな?
部下    いえ、私なんて…。自信がありません。
上司    自信がないんだね…。何に対して自信がないの?
部下    私、これまでにリーダー経験が無いですし、うまくできないとみんなに迷惑を掛けてしまうから・・・。
上司    なるほど、迷惑を掛けてしまうのではと考えて、不安になっているってことかな?
部下    はい、そうですね…。
上司    じゃあさ、どんな風に考えたら「がんばろう!」っていう気持ちになると思う?
部下    どんな風に、ですか…?う~ん、「私ならできる!」ですかね。
上司    いいね!そんな風に考えてみたらどう?
部下    はい…確かに、そんな風に考えてみたら、なんだか前向きな気持ちになってきました。
上司    そうそう!考えを変えると感情も変わってくるよね。私もサポートするからがんばってみよう!

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そもそもレジリエンスとは

レジリエンスとは、元々は物理学の用語で、ある物質が外部からの圧力や変化に耐え、元の形状に戻る能力を指しています。

これを心理学に適用した場合、レジリエンスは、人間が困難やストレスに直面した時に、その状況から回復し、適応して前に進む能力を指します。

また、時にはその経験を生かして、より強くなる力も含んでいます。

つまり、レジリエンスは「弾力性」や「回復力」を心理的な側面で表した概念となります。

現代の経営環境はその変化が激しいこともあり、これまで安泰と思われていたビジネスが窮地に立たされるようなことも出てきます。

そのため、時代の変化とともに、経営に携わるリーダー、現場の社員がレジリエンスを高め、そのような変化に対応できるようにしていくことが組織の持続可能性において重要な課題になってきています。

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レジリエンスの特徴

レジリエンスは、自然と身に付く先天的な特性ではなく、学びや経験を通じて培うことができる後天的な能力であると考えられています。

レジリエンスが高まるプロセスは、一般的には何らかの困難や試練を経験し、それを処理し経過していく中で形成されます。

失敗に直面した時、良好なレジリエンスを持つ人々は、それを「学び」の機会と捉え、自己の成長や進歩の一部として捉えることができます。

これは、挫折をただのつまずきとして視覚化し、それを乗り越えるための解決策を模索しようとすることなどで育まれます。

このプロセスは容易なものではありませんが、逆境にどのように対応するか、どのように自己を健康的に維持管理するか、経験を通じて学ぶことで、レジリエンスは確実に鍛えられます。

困難な状況を乗り越える経験は頻繁に遭遇するものではありません。そのため、ATCモデルについての理解を深め、思考の柔軟性を高めるレジリエンストレーニングを受けることでレジリエンスを高めることができます。

レジリエンスの特長は先天的なものではなく、経験や学びを通じて後天的に培うことができる能力であり、その開発は可能なのです。

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レジリエンストレーニングにはSBRP!

レジリエンストレーニングにおいては、SBRP(Strength-Based Resilience Program)が最適なアプローチと言えます。

SBRPは、思考の柔軟性を高め、個人が自分自身の強みを認識し、それを活用することで困難な状況に対処するための心の弾力性を養うプログラムです。

SBRPでは大きく2つのアプローチでレジリエンスを開発します。1つ目は思考の柔軟性の開発であり、2つ目はエネルギーの活用です。

ATCモデルでの思考の柔軟性を高める訓練を行い、自身の無意識的な思考パターンやクセなどに気付き、自身で思考を意識的に変えられるようにトレーニングします。

思考の柔軟性を発揮して、心が沈んでいく状態が底を打った後には、目標達成に向けてエネルギーを発揮して活動していくことが求められます。

その際に活用するのが自分の強みです。自分の強みや徳性を理解し、それを仕事の中に生かす工夫を行い、自身のエネルギーを解放する方法を学びます。

SBRPはレジリエンスを育むのに最適です。このプログラムを通じて、困難な状況に適応し、回復し、成長するためのレジリエンスを養うことが可能となります。

▼ SBRPについての資料は下記よりダウンロードできます。

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まとめ

レジリエンスがリーダーに必要な理由!ポイントを解説!について紹介してきました。

【アジェンダ一覧】

  • レジリエンスがリーダーに必要な理由とは
  • レジリエンスを高めるには
  • 部下のネガティブな思考をポジティブな思考に書き換える方法
  • そもそもレジリエンスとは
  • レジリエンスの特徴
  • レジリエンストレーニングにはSBRPが最適

組織を率いるリーダーには高いレジリエンスが求められます。

それは自身がレジリエンスを発揮して、困難な状況を乗り越えていくという側面はもちろんのことながら、部下のレジリエンスを引き上げるという側面もあります。

リーダーが高いレジリエンスを有していることで、部下が困難な状況に遭遇した際に、思考の柔軟性を高め、ネガティブに捉えがちな思考をポジティブな思考に書き換える支援をすることができます。

そのようにして組織内に高いレジリエンスを持つ社員が増えることにより、組織としてのレジリエンスを高めていくことにもつながります。

レジリエンスは先天的な能力ではなく、後天的にトレーニングで身に付けることができます。

環境変化の激しい現代において、レジリエンスを高める研修をまずはリーダーから始めてみてはいかがでしょうか。

環境変化はますます複雑化し、スピードも増しています。次世代のリーダーがそれに対応できるレジリエンスを身に付いておくことは重要な要素になるでしょう。

株式会社LDcubeではレジリエンスを高めるためのSBRP(Strength-Based Resilience Program)の提供を行っています。

また、研修プログラムの提供のみならず、社内でSBRPを展開するための社内トレーナー養成のサービスも展開しています。

無料でのプログラム体験会なども行っています。お気軽にお問い合わせください。

▼ 関連資料はこちらからダウンロードできます。

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LDcube編集部
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株式会社ビジネスコンサルタント時代から約60年、人材開発・組織開発に携わってきた知見をもとに、現代求められる新たな学びについて、ノウハウや知見をお届けします。

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