
【個別無料セミナー有】レジリエンス研修の導入検討はまず無料体験から!
現代のビジネス環境で求められる「レジリエンス」は、社員のストレスを軽減し、変化への対応力を高め、組織全体のパフォーマンス向上に貢献します。もともとは物理用語ですが、人材育成の領域でもよく聞くワードになってきました。
法人でレジリエンス向上に向けレジリエンス研修の導入を検討する際に、コストやその効果に対する不安を感じることがあります。
|
では、どのようにすれば不安を払拭(ふっしょく)しつつ、レジリエンス研修を効果的に導入することができるのでしょうか?
企業の状況や課題・組織規模などによって、最適な展開方法が異なります。法人でレジリエンス研修の導入を検討している企業は、担当者がレジリエンス研修の一部を無料体験するセミナーに参加し、レジリエンスや研修に関する情報に触れながら、体験した内容を踏まえて自社に最適な展開方法を検討するケースが多いです。また、レジリエンス研修の導入は、外部講師に委託し、展開してもらうという方法がありますが、社内トレーナーを養成して社内展開するという方法もあります。
担当者が無料体験会に参加することで、実際のプログラムを体験し、効果を肌で感じることができます。その体験を通して、レジリエンス研修のコスト、質、自社にフィットするかについての不安が解消されます。
本記事では、レジリエンス研修の無料セミナー(体験会)について、体験内容や、体験から本格導入に向けての検討のポイントなどについて詳しく解説していきます。
▼ レジリエンスについてはテーマに合わせて下記で詳しく解説しています。
- レジリエンスを高める方法とは?高い人・低い人の特徴と具体的な実践方法を紹介!
-
レジリエンスとは?意味や重要視される背景、高める方法など解説!
- レジリエンス研修とは?実施で得られる効果と具体的な内容を解説!
- 【調査レポート速報!】「人材のレジリエンス向上の取り組み」に関する調査結果を公開!
- レジリエンスが高い人は業績を上げられる!?理由や方法(研修)を解説
- レジリエンス研修の講師になるには?資格や講座についても解説!
- レジリエンスがリーダーに必要な理由!ポイントや研修など解説
- レジリエンスの心理学的な意味とは?ビジネスや研修について解説
- レジリエンス(研修)トレーナー資格!SBRPライセンス取得認定講座
▼ レジリエンスについての実態調査レポートはこちらからダウンロードできます。
▼レジリエンスについての資料はこちら。
目次[非表示]
- 1.レジリエンス研修とは
- 2.レジリエンス研修の2つの実施法
- 3.レジリエンス研修を無料体験してみる
- 3.1.ATCモデルとは?
- 4.レジリエンス研修導入の検討ポイント
- 5.レジリエンス研修ならSBRP
- 6.レジリエンス研修の支援事例
- 7.まとめ
レジリエンス研修とは
レジリエンス研修とは、社員が強いストレスや逆境に直面し、くじけそうになったとき、自身でしなやかに対応し立ち直るためのレジリエンスを養う研修のことをいいます。
レジリエンスはあらゆるビジネスパーソンに必要なスキルです。特に、プレッシャーのある状況に立たされやすい社員には高いレジリエンスが必要です。
また、近年ではビジネスシーンの変化も激しいため、これまでにない柔軟な発想力も求められます。レジリエンス研修を実施することで、社員が困難な状況に直面しても押しつぶされることなく前に進める強さを身に付けることが可能です。
レジリエンス研修は新入社員~若手・中堅層を対象に階層別研修での実施のほか、レジリエンス強化を目的に目的別研修で実施されることもあります。
最近ではキャリア開発の一環で、上司がレジリエンス研修に参加し部下とのキャリア面談に生かす取り組みも出てきています。
(出典:レジリエンス研修とは?実施で得られる効果と代表的な5つの要素)
レジリエンス研修の2つの実施法
レジリエンス研修は、外部講師に依頼する方法、またはSBRP(Strength-based Resilience Program)ライセンスを取得した社内トレーナーが研修を実施する方法があります。
|
外部講師で実施
外部講師に依頼する場合には、レジリエンス研修のプログラムについて体系的理解し、実施経験豊富な講師に依頼する点が重要です。
レジリエンスは後天的に身に付けられる能力ですが、そのためにはポジティブ心理学に裏付けられた実践理論に精通していることが必要となります。
必要な日数など、対象者や目的に合わせた具体的な実施計画は、事前の打ち合わせにて決定します。弊社での支援実績では2日間での実施が多いです。
社内講師で実施
SBRPライセンスとは、認知行動療法の分野で有名なアルバート・エリス博士とアーロン・ベック博士のABC 理論や、ポジティブ心理学の分野のマーティン・セリグマン博士とクリストファー・ピーターソン博士が開発したキャラクターストレングス(VIA)の理論を応用して開発されたSBRPの実施ができる認定資格のことです。
レジリエンス研修においては、ポジティブ心理学などの知識や体系立てられた研修の進め方を習得している必要があります。このライセンスを取得した社内トレーナーは、社員に対して具体的なメソッドをもとにしたレジリエンス向上プログラムを自社内で提供できます。
このような取り組みにより、長期的には社員のストレスの管理と、組織全体の生産性やモチベーションの向上が期待できます。ライセンス取得後は何度でも研修を行うことが可能なため、継続的な教育を実施できます。
(出典:レジリエンス研修とは?実施で得られる効果と代表的な5つの要素)
レジリエンス研修を無料体験してみる
レジリエンス研修は、ストレスや困難に対して柔軟にかつ前向きに対応する力を育むためのプログラムです。
今回は、その研修の中で、特に思考の柔軟性を高めるフェーズに焦点を当て、ATCモデルによる思考の書き換えを体験する無料セミナーについて説明します。
なお、無料セミナーは集合スタイルでもオンラインスタイルでも対応可能です。
ATCモデルとは?
ATCモデルは、以下の要素で構成され、それぞれの頭文字を取ったものです。
A(Activating Event):出来事や状況
T(Thoughts):その出来事に対する自分の考え
C(Consequences):その考えから生じる感情や行動
無料セミナーではATCモデルを使って、自分の考え方がどのように感情や行動に影響を与えるかを理解し、それを効果的に書き換えることを体験していただきます。
ATCモデルの活用効果 |
|
体験セッションの流れ |
|
この体験を通じて、参加者はレジリエンスを高める第一歩を実感し、より柔軟で持続可能な思考パターンを自分で把握する方法を学びます。
レジリエンス研修導入の検討ポイント
レジリエンス研修導入を成功させるためには、以下のポイントを詳しく検討することが重要です。
導入目的の設定 |
|
対象者選定 |
|
外部講師or内部講師
-
外部講師のメリットとデメリット:
メリット:専門的知識の提供、最新トレンドの紹介、客観的な視点からアドバイスすることができます。
デメリット:それなりのコストがかかります。組織の内部事情に精通していない場合があります。
-
内部講師のメリットとデメリット
メリット:組織カルチャーに対する理解が深く、特定のニーズに対するカスタマイズがしやすいです。継続的なフォローアップなど、研修効果を高める取り組みを実施できます。
デメリット:常に最新の情報を提供するために継続的な学習が必要であり、内部リソースに余裕がない場合は、研修実施による負荷が大きいです。
-
ハイブリッドアプローチ
外部講師による基礎的かつ専門的なトレーニングを活用した後に、内部講師によって定期的なフォローアップや実践的なトレーニングを行うというハイブリッドアプローチも、レジリエンス研修を展開する方法の1つです。
これらのポイントを丁寧に検討しながら、組織の特性やニーズに最も適したレジリエンス研修プログラムを設計することが可能になります。レジリエンス研修の設計こそ、成果を最大化するための鍵となります。
▼研修実施に伴う費用については下記で解説しています。
⇒研修実施に伴う費用とは?外部講師から内製化の相場まで解説!
レジリエンス研修ならSBRP
レジリエンス研修の効果を最大化するのであれば、レジリエンス啓発プログラム『SBRP』がおすすめです。SBRPはStrength-based Resilience Programの頭文字を取ったレジリエンスプログラムの名称です。
『SBRP』は、認知行動療法の分野で有名なアルバート・エリス博士とアーロン・ベック博士のABC 理論や、ポジティブ心理学の分野のマーティン・セリグマン博士とクリストファー・ピーターソン博士が開発したキャラクターストレングス(VIA)の理論に基づいて開発されたプログラムです。
思考の柔軟性を身に付けることで困難な状況を打破し、VIAの活用によって感情のコントロールを行うことでポジティブ感情を育めるようになります。
新しいことや困難な状況を目の前にしたときに一歩前に踏み出す能力が身に付けられるため、レジリエンス向上に役立ちます。
SBRPは新人から管理職まで幅広く受講いただいている研修プログラムです。新人は自身のレジリエンスを高めることで困難な状況に備えることができます。
管理職やリーダーは自身のレジリエンスを高めるだけでなく、思考の柔軟性を高める訓練をしておくことで、部下の思考の柔軟性を啓発するアプローチが可能となります。
(出典:レジリエンス研修とは?実施で得られる効果と代表的な5つの要素)
レジリエンス研修の支援事例
社員数:1,500名以上
事業:自動車の設計、開発
導入前の課題
変化・変革への対応力を高めるための土台として、エンジニアのレジリエンス強化
現在の自動車業界は変革期の真っただ中です。業務内容は変化し、ステークホルダーに求められる成果は高度化、そして対応スピードも高速化しています。
業界の変化に対応し、持続的に成長するためには、これまで以上に豊かな発想とチャレンジ精神を持つエンジニアを数多く育てる必要があります。
テクニカルスキルやビジネススキル、ヒューマンスキル、マネジメントスキルなどさまざまなスキルアップが必要ですが、スキルを身につけるだけでは不十分だと感じていました。
そこで、これらのスキルを身につける土台として、「失敗を恐れずに挑戦できる」「柔軟で合理的な思考を持つ」「変革の過程を楽しめる強さを持つ」の3つの能力(レジリエンス能力)をテーマにした教育を導入することにしました。
また、休職者・退職者が増加傾向にあったこともあり、個人としての能力啓発だけでなく、研修を通したチームの活性化もねらいの一つとしました。
開発力を高めるためには、チーム内の他者理解と相互サポートが必要不可欠だと考えたからです。
事務局でレジリエンスプログラムのトライアル研修を実施後、本導入を決定しました。
取り組みの詳細
社内講師を養成して展開
リラックスした雰囲気で同じ会社ならではの「共感」できる事例を織り交ぜた研修
レジリエンス能力はどの従業員にとっても必要な能力だと考えていました。そのため、管理職から新入社員まで全社員を対象に実施することにしました。
全社員を対象に研修を実施し、かつレジリエンスを組織内の共通言語として広めていくためには、外部コンサルタントに実施してもらうのではなく、社内講師による自社内研修が効果的だと考え、開発部門内で4名の社内講師を養成しました。
そして、集合研修後に風化しない「シカケ」作りのために、管理監督職層からプログラムを展開しました。
管理監督職が内容を理解していれば、現場でサポートできると考えたからです。研修冒頭では、受講者に自分事として捉えてもらうためにレジリエンス強化の必要性と目的を重点的に説明し、受動的な研修にならないよう個人ワーク・グループワークを多く取り入れました。
また、振り返りの時間を長めに確保し、研修の最後には「今後自分はどのような行動をとる」という宣言をする時間を設けました。思考・議論の活性化のために、対面研修、リラックスできる雰囲気作り、講師自身の事例提供を大切にしました。
対面研修にすることで同じ階層同士のやり取りを増やし、他部署とのつながりの強化を図りました。そして、今回の研修は自己の内面に関わる内容であったため、本音を引き出すために、テキストの内容だけでなく、より共感を得られるよう講師の実体験を伝えながら進行しました。
個人ワークが進まない受講者に対して「人と同じ考え方でなくても良い」ということを認識してもらうため、こまめに声掛けもしました。
また、学んだことを風化させないために、研修内で活用した自分に不足している要素を把握してもらうためのセルフチェック表を研修から3カ月後に記入してもらうことで、学んだ内容を思い出す機会を設けました。
導入後の成果
レジリエンスを社内共通言語に
受講生から「レジリエンス=抑うつや不安への耐性のみに効果を発揮する先天的なものという認識だったが、その他にも特徴があり後天的に習得・強化が可能な能力だということを知った」「思考の柔軟性を高めることができた」「ネガティブ=悪いこと、ポジティブ=良いことではなく、状況や置かれている立場・役割によって使い分けることが大切だということを学んだ」などの感想をいただき、社内講師がメッセージしたかったことが伝わっていることを実感しました。
その他、「研修が自己理解のきっかけになり、自分の考え方の癖・強み・弱みを理解できたことで仕事に限らず日々の生活の中で気を付けられるようになった」という声もあり、仕事以外の場面でも研修の効果を感じていただきました。
そして、講師4名でテーマごとに役割分担をしたことにより、各講師が一つのテーマに集中して講義を進めることができました。
研修を組み立てる際も、1人で考えるのではなく、4名で話し合いを重ねながら組み立てたことによって、より会社の目指す方向性と受講生の心理に寄り添う研修になったと考えています。
「レジリエンス」という言葉が現場で使われるようになり、社内共通言語として浸透させるための第一歩を踏み出しました。
日常的なフォローアップに力を入れてレジリエンス強化を加速し、成長し続ける組織を目指していきます。
まとめ
【無料セミナー案内】レジリエンス研修の導入検討はまず無料体験から!について紹介してきました。
- レジリエンス研修とは
- レジリエンス研修の2つの実施法
- レジリエンス研修を無料体験してみる
- レジリエンス研修導入の検討ポイント
- レジリエンス研修ならSBRP
- レジリエンス研修の支援事例
法人でレジリエンス向上に向けレジリエンス研修の導入を検討する際に、コストやその効果に対する不安を感じることがあります。そこで、まずは無料体験を通じて研修の一部を試すことから始めるのが賢明です。
無料体験は、レジリエンス研修プログラムが自社のニーズに合致するかどうかを見極める良い機会です。実際の研修を体験することによって、レジリエンス研修のコスト、質、自社にフィットするかについての不安が解消されます。
レジリエンス研修を展開するには、外部講師によるプログラム提供や、社内トレーナーを養成しての内部展開という方法があります。無料体験を通じて、これらの選択肢の中から自社に最適な方法を検討できるようになります。
株式会社LDcubeは、組織のレジリエンス向上を支援するサービスを提供しています。講師派遣によるレジリエンス研修の実施はもちろん、レジリエンス研修を実施できる社内トレーナーの育成も行っています。
レジリエンスは組織によって、人によって、育まれている状況が異なります。まずはレジリエンス研修の無料セミナーから入り、レジリエンスについて学ぶことから始め、自社にフィットしたレジリエンス研修を検討してみてはいかがでしょうか。
LDcubeの無料セミナー(体験会)はお客さまのご要望に応じて、企業ごとに随時行っています。下記より「レジリエンス研修無料体験希望」と記載してお申し込みください。
▼関連資料はこちらから。
▼関連記事はこちらから。