営業力を上げるには?個人と組織で実践する7つの強化方法を解説!
「営業力を上げたい。」
多くの企業や個人が抱えるこの課題に対して、具体的にどのようなアプローチを取るべきでしょうか。営業力の向上は、個人の努力だけでなく、組織全体での取り組みがあって初めて実現できるものです。
特に、デジタル化が進む現代のビジネス環境では、従来の対面営業のスキルに加えて、オンラインでのコミュニケーション力や、デジタルツールを活用した営業プロセスの効率化など、新たなスキルの習得も求められています。
本記事では、営業力を上げるための具体的な方法を、個人レベルの実践テクニックから、組織としての体制づくり、効果的な研修の実施方法まで、包括的に解説していきます。
特に注目すべきは、営業力強化を一時的なものではなく、継続的な成長につなげるための仕組みづくりです。
株式会社LDcube(エルディーキューブ)では、ロープレアプリを使った営業研修のDX支援を行っております。
あるクライアント先では、中途採用者向けの営業研修において、ロープレアプリを使用した受講者と、ロープレアプリを使用しなかった受講者に分けて、その後の業績の比較を行いました。
結果はロープレアプリを使用した受講者の方が、アプリを使用しなかった受講者と比較して、3カ月で業績が3倍になりました。ロープレアプリの使用により1人でも営業の練習ができる環境を設けたことで、このように顕著な差がつきました。
今回はそのような支援経験を踏まえて、営業研修などをイベントで終わらせず、日ごろの練習を通じて業績向上につなげるための方法やセールストレーニングについて解説していきます。
ぜひ最後までご一読いただき、貴社の営業・接客のスキルアップと業績向上にお役立てください。
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目次[非表示]
- 1.営業力を上げるには実践あるのみ
- 1.1.営業活動の量を増やす
- 1.2.営業の練習量を増やす
- 2.営業力を上げるには現状把握から
- 2.1.現状の営業力を客観的に評価する
- 2.2.具体的な課題と改善点を明確にする
- 2.3.実現可能な目標設定を行う
- 3.営業力を上げるための7つの実践テクニック
- 3.1.顧客の課題を深掘りする質問力を磨く
- 3.2.商談の90%をヒアリングに費やす
- 3.3.顧客と同じペースで会話を進める
- 3.4.提案内容を顧客視点で組み立てる
- 3.5.具体的な数値で成果をイメージさせる
- 3.6.成功パターンを再現可能な形で記録する
- 3.7.オンライン商談でも成果を出す技術を身に付ける
- 4.営業力を上げるための組織づくり
- 5.営業力を上げる研修の実施ポイント
- 6.営業力を上げる育成担当者の役割
- 6.1.自社の営業に必要なスキルを特定する
- 6.2.スキルを学ぶための学習コンテンツを作成する
- 6.3.オンライン学習環境を構築し、いつでも学べる環境をつくる
- 6.4.営業スキルアップ施策を定期的に展開する
- 7.セールストレーニングのデジタル化で業績向上した事例
- 8.セールストレーニングのデジタル化はLDcubeにお任せ
- 9.まとめ
営業力を上げるには実践あるのみ
営業力の向上において最も重要なのは、理論だけでなく徹底して実践を重ねることです。どれだけ優れた営業手法を学んでも、実際の現場で試さなければ本当の力にはなりません。
ここでは、実践を通じて営業力を向上させるための具体的なアプローチを解説します。
営業活動の量を増やす
営業力向上の第一歩は、単純に営業活動の量を増やすことです。多くの経験を積むことで、さまざまな状況への対応力が自然と身に付いていきます。
ただし、ただやみくもに量をこなすのではなく、以下のポイントを意識して実践することが重要です。
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営業の練習量を増やす
実際の商談の前に、十分な練習を重ねることで、能力を高めることができ、本番での成功率を上げることができます。特に新規の商材や新しい業界向けの営業では、事前練習が成否を分けます。
練習においては、実践的なロールプレーイングを定期的に実施し、商談の流れをシミュレーションすることで、本番での対応力を養います。
また、録音や録画を活用して自身のトークを客観的に分析し、改善点を見つけだすことも重要です。
さらに、ベテラン営業からフィードバックをもらい、具体的な改善策を見いだしていくことで、着実にスキルアップを図ることができます。
営業力を上げるには現状把握から
営業力を効果的に向上させるためには、まず現状を正確に把握することが不可欠です。漠然とした目標設定や場当たり的な改善では、本質的な営業力の向上は望めません。
ここでは、現状把握から改善までの具体的なステップを解説します。
現状の営業力を客観的に評価する
自身の営業力を客観的に評価することは、改善の第一歩となります。評価にあたっては、定量的な指標と定性的な指標の両面から分析を行うことが重要です。
定量的指標としては、成約率、商談件数、平均商談単価などが挙げられます。
定性的指標としては、商談の質、顧客との関係性構築力、提案力などを評価します。
部門長やマネジャーからのフィードバック、顧客からの評価、同僚との比較分析なども、客観的な評価を行う上で有効な手段です。
これらの情報を総合的に分析することで、自身の強みと弱みを明確にすることができます。
具体的な課題と改善点を明確にする
現状評価の結果を基に、具体的な課題と改善点を明確化します。
課題の特定においては、以下のような観点から分析を行います。
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実現可能な目標設定を行う
明確になった課題に基づいて、具体的かつ実現可能な目標を設定します。目標設定においては、SMARTの法則(Specific:具体的、Measurable:測定可能、Achievable:達成可能、Relevant:関連性がある、Time-bound:期限がある)を意識することが重要です。
目標は短期・中期・長期に分けて設定し、段階的な改善を図ることで、着実な成長を実現することができます。また、目標達成のためのアクションプランを具体的に策定し、定期的な進捗確認と軌道修正を行うことで、効果的な改善を進めることができます。
営業力を上げるための7つの実践テクニック
営業力の向上には、具体的なテクニックの習得と実践が欠かせません。
ここでは、すぐに実践可能で効果の高い7つのテクニックについて、それぞれの実践方法と期待される効果を詳しく解説します。
顧客の課題を深掘りする質問力を磨く
質問力は営業における最も重要なスキルの一つです。会話から真の課題を引き出すためには、適切な質問技法の活用が不可欠です。
効果的に質問をするためには、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを状況に応じて使い分けることが重要です。
特に、「なぜ」「どのように」という質問を用いることで、顧客の潜在的なニーズや本質的な課題を明らかにすることができます。
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オープンクエスチョンを使う場面:
顧客との初回ミーティングで、彼らのニーズや要望を深く理解するためにオープンクエスチョンを用います。
「現在の課題について教えていただけますか?」
「どのような結果を期待されていますか?」
といった質問をすることで、顧客は自由に詳細を話す機会を得ます。これにより、顧客の背景やモチベーションを把握することができ、よりパーソナライズされた提案が可能になります。
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クローズドクエスチョンを使う場面:
詳細を確認したり、具体的な情報を得たりする必要があるときにクローズドクエスチョンを使います。
「この機能は必要ですか?」
「このサービスは利用されたことがありますか?」
といった質問で、顧客が短く明確に答えられるようにします。これにより、重要なポイントを明確にし、話の焦点を絞ることが可能になります。
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「なぜ」を使う場面:
顧客がある要求を提示した際、その背景を理解するために「なぜ」を用います。
「なぜその機能が重要だと感じておられるのですか?」
と質問することで、顧客の選択の理由や優先事項を掘り下げ、本当に価値のある提案をするための基礎情報を得ることができます。
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「どのように」を使う場面:
顧客が現状の運用方法やプロセスを説明する際に「どのように」を使います。
「どのように現状のシステムを運用されていますか?」
と聞くことで、具体的な手順や現在の問題点を理解することができます。
これにより、改善点や効率化の余地を見つけることが可能です。
これらの質問技法を適切に用いることで、顧客の潜在的なニーズを引き出し、より効果的な営業活動を行うことができます。
商談の90%をヒアリングに費やす
成功する営業担当者の特徴として、商談時間の大部分をヒアリングに充てていることが挙げられます。話すことよりも聴くことを重視し、顧客の声に真摯に耳を傾けることで、より適切な提案につながります。
ヒアリングでは、顧客の発言内容だけでなく、表情や態度などの非言語コミュニケーションにも注意を払うことが重要です。
商談の初期段階で、営業担当者は顧客の課題やニーズを理解するために、多くの時間を質問とヒアリングに専念します。
顧客が話す内容にしっかり耳を傾け、メモを取ることで、重要なニーズを見逃さずに把握することができます。
非言語コミュニケーションを通じて、顧客がある提案について考える際に眉をひそめたり、腕を組んだりしている場合、その提案に関して懸念がある可能性も察知します。これに気付いた営業担当者は、「何かご不安な点がありますか?」とフォローアップの質問をし、顧客の本音を引き出そうとします。
非言語コミュニケーションに注意を払うことで、言葉には現れないニーズや課題にも敏感に反応できます。
顧客と同じペースで会話を進める
顧客との信頼関係構築において、コミュニケーションのペース合わせは非常に重要です。
相手の話すスピードや思考のテンポに合わせることで、より自然な対話が可能になります。
特に、以下の点に注意を払うことで、効果的なペース合わせを実現できます。
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提案内容を顧客視点で組み立てる
効果的な提案を行うためには、顧客の立場に立って内容を組み立てることが重要です。
自社製品やサービスの特徴だけでなく、それらが顧客にもたらす具体的な価値や解決できる課題を明確に示すことで、提案の説得力が高まります。
顧客の業界特性や事業環境を十分に理解した上で、カスタマイズされた提案を行うことを心掛けましょう。
顧客への深いヒアリングを基に、顧客の状況にフィットした提案をすることで、信頼を得ることにつながります。
具体的な数値で成果をイメージさせる
抽象的な説明ではなく、具体的な数値や事例を用いることで、提案内容の実現性や期待される効果をより明確に伝えることができます。
ROIや費用対効果、導入後の具体的な改善指標など、定量的なデータを活用することで、顧客の意思決定を支援することができます。
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以上のように、具体的な数値や事例を用いることで、顧客も提案の効果性を理解しやすくなり、顧客の意思決定を支援することができます。
成功パターンを再現可能な形で記録する
成功した商談のプロセスや重要なポイントを詳細に記録し、次回の商談に生かすことが重要です。
特に、以下の要素を中心に記録を残すことで、成功パターンの再現性を高めることができます。
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オンライン商談でも成果を出す技術を身に付ける
デジタル化が進む現代において、オンライン商談のスキルは必須となっています。
対面での商談とは異なるアプローチや工夫が必要となりますが、適切な準備と技術を身に付けることで、オンラインでも高い成果を上げることができます。
画面共有を効果的に活用し、視覚的な資料を用いた分かりやすい説明を心掛けることで、オンラインならではの利点を最大限に生かすことができます。
営業力を上げるための組織づくり
個人の営業力向上と同様に重要なのが、組織全体としての営業力を高める仕組みづくりです。
継続的な成長を実現するためには、個々の営業担当者のスキルアップを支援する体制と、組織としてのナレッジ共有の仕組みが不可欠です。
営業ナレッジを組織の情報資産として蓄積する
営業活動で得られた知見や成功事例を組織の共有資産として効果的に蓄積することは、営業力向上の基盤となります。
具体的には、以下のような取り組みを通じて、組織的なナレッジマネジメントを実現します。
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これらの情報を誰もが簡単にアクセスできる形で管理することで、組織全体の営業力向上につなげることができます。
世代や役職を超えた学び合いの場を設計する
組織内での効果的な学び合いを促進するためには、適切な場づくりが重要です。
ベテラン営業担当者の経験やノウハウを若手に伝承する機会を定期的に設けることで、組織全体のスキルレベルを底上げすることができます。
具体的には、同行セールスの実施、定期的な事例勉強会の開催、成功事例発表会の実施などを通じて、組織メンバー間の活発な知識共有を促進します。
また、これらの活動を通じて、チーム内のコミュニケーションも活性化され、より強固な営業組織の構築につながります。
成功事例の横展開の仕組みを構築する
個々の営業担当者がつくってきた成功事例を組織全体で共有し、再現することで実践に生かす(横展開)ための仕組みづくりが重要です。
成功事例の横展開においては、単なる情報共有にとどまらず、実践的な活用を促進するための取り組みが必要です。
成功事例を効果的に横展開するためには、以下のようなプロセスを確立することが重要です。
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動画を中心としたデジタルコンテンツとして用意し、プラットフォーム上に載せ、すぐに組織内に情報共有できるようにすることがポイントです。また動画として残すことで情報資産となります。
これらの取り組みを通じて、個人の成功体験を組織の共有資産として活用し、持続的な営業力向上を実現することができます。
営業力を上げる研修の実施ポイント
研修で営業力を向上させるためには、単なる知識の伝達ではなく、実践的なスキル習得の場として設計する必要があります。効果的な研修を実施するためのポイントについて、具体的な実施方法とともに解説します。
レベル別カリキュラムの設計方法
効果的な研修を実施するには、受講者のレベルや経験に応じた適切なカリキュラム設計が不可欠です。基本的なスキルの習得から、高度な交渉術の習得まで、段階的な学習プログラムを構築することが重要です。
カリキュラム設計においては、以下の要素を考慮して体系的なプログラムを構築します。
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各レベルに応じた具体的な到達目標を設定し、それらを達成するための学習内容を組み込むことで、より実践的な研修プログラムを実現することができます。
ロールプレーイングの効果的な実施方法
ロールプレーイングは、座学で学んだ知識やスキルを実践的に身に付けるための重要な研修手法です。効果的なロールプレーイングを実施するためには、現実の商談シーンを想定した具体的なシナリオ設定と、適切なフィードバックの仕組みが重要です。
具体的な実施手順としては、まず営業担当者の現状のスキルレベルを把握し、適切な難易度のシナリオを用意します。
次に、実際の商談で起こりうるさまざまな状況を組み込んだロールプレーイングを実施し、その様子を録画して後から振り返りができるようにします。
さらに、経験豊富な講師やベテラン営業担当者からの具体的なフィードバックを通じて、改善点を明確にし、実践での活用につなげていきます。
▼ローププレイングについては下記で詳しく解説しています。
⇒営業ロープレとは?売上に直結させる実践術を4ステップで徹底解説
研修効果を最大化するフォローアップ体制
研修で学んだ内容を実践で生かすためには、効果的なフォローアップ体制の構築が不可欠です。
研修終了後も継続的な学習と実践をサポートすることで、研修効果の定着とさらなるスキル向上を図ることができます。
フォローアップにおいては、以下のような取り組みを計画的に実施することが重要です。
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また、研修の効果測定を定期的に行い、プログラムの改善につなげることで、より効果的な研修体系を構築することができます。日々の営業活動の中で、研修で学んだスキルがどのように活用されているかを確認し、必要に応じて追加的なサポートを提供することで、持続的な成長を支援します。
営業力を上げる育成担当者の役割
育成担当者は、組織の営業力向上において重要な役割を担っています。
個々の営業担当者の成長を支援するだけでなく、組織全体の営業力を高めるための仕組みづくりをリードする必要があります。
ここでは、育成担当者に求められる具体的な役割と実践方法について解説します。
自社の営業に必要なスキルを特定する
育成担当者の第一の役割は、自社の営業活動において真に必要とされるスキルを明確化することです。これには、現場の営業活動の詳細な分析と、成功している営業担当者の行動特性を把握することが不可欠です。
スキルを特定するための具体的なプロセス:
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スキルを学ぶための学習コンテンツを作成する
特定されたスキルを効果的に習得できるよう、実践的な学習コンテンツを開発することも育成担当者の重要な役割です。コンテンツは理論と実践のバランスを考慮し、段階的な学習が可能な形で設計する必要があります。
学習コンテンツの作成においては、営業の現場で実際に活用できる具体的なノウハウや事例を盛り込み、すぐに実践可能な形で提供することが重要です。
また、個々の営業担当者の学習進捗や理解度を把握できる仕組みを組み込むことで、より効果的な育成を実現することができます。
オンライン学習環境を構築し、いつでも学べる環境をつくる
現代の営業パーソン育成において、オンライン学習環境の整備は不可欠です。
時間や場所にとらわれない柔軟な学習機会を提供することで、より効果的な育成を実現することができます。
オンライン学習環境の構築にあたっては、以下のような点に注意を払う必要があります。
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営業スキルアップ施策を定期的に展開する
育成担当者は、継続的なスキルアップを促進するためのさまざまな施策を計画的に展開する必要があります。単発の研修や勉強会だけでなく、長期的な視点での育成プログラムを設計し、実施することが重要です。
効果的なスキルアップ施策の展開に必要な要素:
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これらの施策を通じて、組織全体の営業力を継続的に向上させていくことができます。
また、定期的な効果測定と改善を行うことで、より効果的な育成プログラムへと発展させていくことが可能となります。
セールストレーニングのデジタル化で業績向上した事例
デジタルOJTとリアルOJTの連動で業績向上へ【UMU活用事例】
社員数:3000名以上 事業:住宅メーカー
導入前の課題 ~環境変化に対応した教育を提供したい~ |
働き方改革など、時代や環境の変化に伴い、従来通りの詰め込み型教育では新入社員がなかなか育たないという課題を抱えていました。 この課題を解決するため、2018年に新入社員の教育方針を「全社の人材育成システムを確立し、共通認識の下、営業人材を長期的視点で組織的・計画的に育成する」というものに変更しました。 3年間で一人前とするという本計画の元、 |
取り組みの詳細 |
①マイクロラーニングによるインプットで本部・現場の負担減へ ②研修後の確認テストで学びの定着を図る ③48のテーマに細分化したロープレの提供で営業スキル向上へ |
導入後の成果 |
① 一人前として必要な知識を漏れなく学習 ②学習状況と上司からのフィードバック率と業績の相関が分かった 実際に受講生の学習や上司のフィードバック率のランキングデータを確認すると、上位者には好業績者の顔ぶれが並んでおり、学習状況と上司からのフィードバック率と業績が相関していることが分かりました。 また、これまで現場でのOJT実施状況は不透明でした。しかし、学習状況やフィードバック率がデータとして可視化することで、実施状況を把握しながら上司の関わりを促進し、全体の学習・育成を促進することができました。 |
セールストレーニングのデジタル化はLDcubeにお任せ
株式会社LDcube(以下、LDcube)はセールストレーニングのデジタル化を通じて、従来のトレーニング方法を革新するサポートを行っています。
ロープレの強みを最大限に生かしながら、デジタルテクノロジーを駆使した学習プラットフォームを提供することで、多くの企業のセールストレーニングのデジタル化を支援しています。
ロープレは、現実の業務シナリオをシミュレーションし、実務スキルを向上させるための重要な手法です。
しかし、働き方改革の流れの中で、従来のロープレでは時間や場所の制約があり、効率的に実施するのが難しくなったという課題があります。
ロープレをデジタル化することで、営業担当者は自身のスケジュールに合わせて、いつでもどこでもロープレトレーニングを行うことができるようになります。業務に支障が出ることなく、効果的なトレーニングが可能です。
AIによる即時フィードバックを活用すると、営業担当者はトレーニング後にすぐに改善点などをつかむことができます。
ロープレはフィードバックを基に改善することがポイントですが、AIの活用により、上司や先輩がいなくてもAIからフィードバックを受けることが可能です。
LDcubeはこれまでに数多くの企業で、デジタル化を取り入れたロープレによって実際に成果を上げたケースを見てきました。セールストレーニングのデジタル化を検討している企業は、ぜひLDcubeにご相談ください。
まとめ
営業力を上げるには?個人と組織で実践する7つの強化方法を解説!について紹介してきました。
- 営業力を上げるには実践あるのみ
- 営業力を上げるには現状把握から
- 営業力を上げるための7つの実践テクニック
- 営業力を上げるための組織づくり
- 営業力を上げる研修の実施ポイント
- 営業力を上げる育成担当者の役割
- セールストレーニングのデジタル化で業績向上した事例
- セールストレーニングのデジタル化はLDcubeにお任せ
営業力の向上は、個人の努力だけでなく、組織全体での仕組みづくりが重要です。本記事で解説してきた内容を実践に移すためには、個人と組織の両面からのアプローチが不可欠です。
継続的な営業力向上を実現するためには、まず現状を正確に把握し、具体的な課題を特定することから始める必要があります。
その上で、7つの実践テクニックを日々の営業活動に取り入れ、着実にスキルアップを図っていくことが重要です。
組織としては、営業ナレッジの共有と活用の仕組みを構築し、効果的な研修プログラムを通じて個々の営業担当者の成長を支援することが求められます。
特に、育成担当者は必要なスキルの特定から具体的な育成施策の展開まで、包括的な役割を担っています。
これらの取り組みを通じて、個人の営業力向上と組織全体の底上げを同時に実現することができます。
営業力向上は一朝一夕には実現できませんが、本記事で紹介した方法論を地道に実践することで、確実な成果につなげることができるでしょう。
LDcubeはリアルとデジタルを組み合わせた、最新のセールストレーニングのサポートを行っています。無料のデモ体験会なども行っています。お気軽にご相談ください。
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