社員数: 4,000名以上
事業:機械製造
導入前の課題
実施コストが高い/学習進捗が測りづらい/コンテンツ・LMSの多言語対応
取り組みの詳細
階層ごとの専用サイトの構築/学習コンテンツのオンライン化
導入後の成果
実施コストの削減/受講管理ができるようになった/資料の一元管理ができるようになった
通信教育を受講後、その範囲からテストの問題を出すという方式で昇格テストを実施していました。
また昇格者テストは、対象者の任地を問わず、日本国内に集合し行っていました。
そのため、実施コストがかなりかかっている状況でした。
これまではベンダーから受講者に教材が送られ、各自が通信教育を受講し、完了したらベンダーに教材を送り返すというプロセスだったので、事務局には各自の学習進捗が全く図れない状況でした。
完了後のフィードバックはベンダーからあるものの、プロセスが把握できないことについては度々議題に上がっていました。
グローバル企業であり、今後海外に力を入れていく方針のため、受講コンテンツも多言語対応する必要があるという議論がなされていました。
階層ごとに専用の学習サイトを構築し、受講者はログインすると昇格テストに関わる範囲の学習ができるようになりました。
また学習コンテンツだけでなく、各階層に対する上役からの期待を動画でアップロードしたり、スケジュールをPDFでダウンロードできたりするなど、学習コンテンツ以外にも昇格に関係のある資料を一括で掲載しました。
昇格テストに関わる練習問題をオンライン化しました。お客さまからいただいた資料を基に弊社のコンサルタントによる動画コンテンツ化、ナレーション付け、練習問題の作成など、何度もやりとりをしながら納得のいくコンテンツへと昇華させていきました。
また、Cross Knowledge社のコンテンツは多言語対応(英語、中国語、タイ語等)していたため、日本語を使わない方々にも受講していただけるように環境を整えました。
研修の案内から課題の提出までがオンライン上で一貫して行うことができるようになりました。
案内が一度で済む、課題の一括ダウンロードができるなど、事務局の負担が大きく削減されました。
これまで進捗が全く図れない状況だったのが図れるようになりました。また、移動中や隙間時間を利用して学習を進めている社員が多くいるという、これまで見えていなかったことも新たに見えるようになりました。
そして月に1度弊社との進捗ミーティングを実施し、データの分析などを行い、今後の打ち手についても協議できるようになりました。
受講者は昇格に関する資料を専用サイトから一覧で確認できるようになりました。
これにより、受講者からの問い合わせ(案内メールの削除や制度関係など)がかなり減りました。
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