Biz-Ex活用事例

ビジネスリーダー育成と発掘の仕組みづくり
~育成型アセスメントプログラム~【Biz-Ex活用事例】

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社員数: 1,000名
事業:調剤薬局・ドラッグストア

導入前の課題
管理職の「商売感覚の啓発」が育成の課題になっていた。

取り組みの詳細
経営シミュレーションを通じて、商売感覚を啓発。実践知を身につける取り組みを実施。

導入後の成果
リーダーとしての成長を促進。受講生一人一人のアセスメント結果から適性を判断、人事異動も。

導入前の課題
管理職の戦略的機能の啓発が課題

窓口の社長は事業を成長させるためには、人の育成、特にビジネスリーダー人材の存在が不可欠だと考えていました。

しかし、調剤薬局業界では、薬の販売価格や広告宣伝などは、国が決定するため、業務を効率よく運営することが中心となってしまい、経営環境を考える力やマーケティング戦略を考える力が啓発されにくいと考えていました。

商売感覚を養いたい

社内試験やトレーニングを通じて分かったことは、日常からビジネスの潮流にアンテナを張って活動する「商売感覚」の啓発がビジネスリーダー育成上の課題になっているということでした。

このような商売感覚の感度を高めるためには、実際に自分たちが社長の立場で環境分析や経営判断などを行う経験があることが、経営者の考え方を理解する上で不可欠という考えに至り、経営シミュレーションを活用した育成型アセスメントプログラムを実施することになりました。

取り組みの詳細
育成型アセスメント形式で展開

今回の取り組みでは、店長12名とエリアマネジャー6名に対してBiz-Exを活用しました。
社長からは、ビジネスリーダーの育成と評価を同時に実行したいという要望を頂いたので「育成型アセスメント」形式で展開しました。


Biz-Ex上で社長となり、様々な利害関係者への情報収集、財務分析、意思決定など社長の立場で経営疑似体験することができます。
経営を進めていく上で不足しているビジネス知識は、動画やテキストの100以上の学習コンテンツを閲覧いただくことで補うことができます。

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1人で経営シミュレーションすることで、商売感覚を啓発

思考の癖などを分析するアンケートや、一連の経営活動を行う中で、どの行動が結果に結び付いたのか行動分析を行うこともできます。
受講者一人一人に学習環境を与えることで、スピーディーに「商売感覚」を啓発することができます。

知識を習得するだけでは、啓発できなかった「商売感覚」を経営シミュレーションを使って実践から身に着けることができます。

導入の成果
受講者の声

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受講者からは、
「これまでマーケティングや財務など基礎的なことは会社の研修で学習したことはありましたが、実戦で使う機会がなかったので忘れてしまっていることが多かったものの、Biz-Exでは、経営シミュレーションで実際に体験から学習することでができたので、知識と体験が紐づき深く理解することができました」
「経営シミュレーションを通じて販売価格やプロモーションなどが売上にどのように影響を与えているのか理解することができた」
と評価をいただきました。

今後期待すること

窓口の社長からは、「受講者一人一人の特徴がよく分かり、ビジネスリーダーとしての情報分析力や判断力を把握することができた」と評価いただきました。

「私は一人ひとりのキャラクターを理解して人員配置していなかったかもしれない」とコメントをいただき、現在では受講者との1on1を経て、受講者の適性を考えた上で別部門への異動をしてもらい育成を図ることも新しく始めています。
受講者の一人ひとりの強みや啓発課題を正しく把握した上で、その人が輝ける、成長できる環境に異動させるというのは、人材育成において極めて重要であると改めて気づく機会となりました。

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