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新入社員がすぐ辞める場合の理由と対策とは?新人のオンボーディングについても解説!

新入社員が数カ月~半年程度でやめる早期離職は、多くの企業が抱える深刻な問題です。この問題は、組織の成長にとって大きな足かせとなるだけでなく、採用や研修にかけたコストが無駄になるリスクも伴います。

では、新入社員が短期間で会社を辞める理由はどこにあり、これを防ぐために企業はどのような対策を講じるべきでしょうか?

新入社員の早期離職につながる一般的な要因について考えてみましょう。

  • 期待とのギャップ:
    入社前に抱いていた会社や仕事への期待と実際の業務内容や環境が大きく異なる。

  • 不十分なオンボーディング:
    新入社員が職場に適応するための研修やサポート体制が不十分で、孤独感がある。

  • 職場環境や待遇への不満:
    職場環境や待遇が思い描いていたものと違う場合、離職を考えるきっかけとなる。

本記事では、新入社員の早期離職を防ぐための具体的なアプローチを紹介します。

新入社員が安心して働き、成長し続けることができる環境を提供することで、企業全体の成長と成功を支える強固な基盤を築きましょう。その結果、組織全体がより強固なチームとして成功し続けることが期待できます。

▼ 新入社員に関連して、テーマごとに下記で詳しく解説しています。

▼新入社員の育成については下記にまとめています。(3部作:企画編・実践編・カリキュラム編)

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目次[非表示]

  1. 1.新入社員がすぐに辞めるのは悪いことでもない
    1. 1.1.採用コストを考えると悪いこと
    2. 1.2.育成投資をする前なのでよかったとも言える
  2. 2.新入社員がすぐ辞める理由
    1. 2.1.仕事内容と自分の想像とのギャップ
    2. 2.2.人間関係の悩み
    3. 2.3.労働環境と待遇の不満
  3. 3.新入社員がすぐ辞める兆候
    1. 3.1.勤務態度の変化
    2. 3.2.コミュニケーションの減少
  4. 4.新入社員がすぐ辞めてしまう場合は採用プロセスを見直そう
  5. 5.新入社員がすぐ辞めることへの防止策
    1. 5.1.新入社員の対人関係能力を高める
    2. 5.2.新入社員のレジリエンスを高める
    3. 5.3.新入社員に合わせた学習環境づくり
    4. 5.4.OJT・メンター制度の活用
  6. 6.新入社員がすぐ辞めないようにオンボーディングプログラムを整備しよう
    1. 6.1.オンボーディングプログラムとは
    2. 6.2.オンボーディングプログラムの効果
  7. 7.オンボーディングプログラムの構築ならLDcubeにお任せ!
    1. 7.1.総合的なオンボーディングプログラムの構築
  8. 8.まとめ

新入社員がすぐに辞めるのは悪いことでもない

新入社員のイメージ画像

新入社員がすぐに辞めてしまうことは一概に悪いことでもありません。悪いという視点、まだよかったという視点から解説します。

採用コストを考えると悪いこと

新入社員がすぐに辞めてしまうことは、企業にとって大きな損失です。

採用には多大な時間と費用がかかります。求人広告の掲載、応募者の選考、面接、内定承諾、入社後の研修など、一連のプロセスには多くの人的リソースと費用が投入されます。せっかく採用した新入社員がすぐに辞めてしまうと、その費用は無駄になってしまいます。

また、採用活動は長期的な視点で考える必要があり、採用活動が長期化すると、企業の成長や事業計画にも影響を与えてしまう可能性があります。

このように採用コストという視点から見ると新入社員がすぐに辞めてしまうことは悪いことと言えます。

育成投資をする前なのでよかったとも言える

一方で、新入社員がすぐに辞めてしまうことは、必ずしも悪いことばかりではありません。

新入社員は入社後、企業の文化や業務内容に適応する必要があります。入社前に想像していた仕事内容と実際の仕事内容にギャップを感じたり、人間関係でうまくいかなかったり、さまざまな要因で早期離職に至る場合があります。新入社員が早期に離職した場合、企業は育成投資を最小限に抑えられます。

また、早期離職は、企業にとって貴重なフィードバックとなります。新入社員がなぜ辞めたのかを分析することで、採用活動や育成プログラムの改善に役立てることができます。

このように育成投資をする前という視点から見ると、投資をする前でよかったとも言えます。

新入社員がすぐ辞める理由

新入社員が辞める理由について悩んでいるイメージ画像

新入社員がすぐに辞めてしまう理由については、新入社員一人一人の事情によって異なりますが、一般的な理由について紹介します。

仕事内容と自分の想像とのギャップ

新入社員がすぐに辞めてしまう理由の1つに、仕事内容と自分の想像とのギャップがあります。

新入社員は、入社前に企業のホームページや説明会などで得た情報をもとに、仕事内容を想像しています。しかし、実際の仕事内容は、想像していたものと異なる場合があります。

例えば、企業のホームページでは、仕事内容が幅広く、やりがいのある仕事のように紹介されている場合がありますが、実際には、ルーティンワークが多く、自分の能力を生かせない仕事という場合があります。

また、新入社員は、入社前に自分のスキルや経験を過大評価している場合もあります。自分のスキルや経験が不足していることに気付き、仕事についていけなくなるというケースも少なくありません。

人間関係の悩み

新入社員がすぐに辞めてしまうもう1つの理由に、人間関係の悩みがあります。

新入社員は、新しい環境に慣れるのに時間がかかります。職場の人間関係がうまくいかず、ストレスを感じてしまうこともあります。

特に、上司や先輩との関係が良好に築けない場合は、仕事へのモチベーションが低下し、早期離職につながる可能性があります。

また、新入社員は、周囲の社員から孤立してしまうこともあります。周囲の社員から受け入れられず、孤独感を抱えてしまうと、仕事への意欲を失ってしまう可能性があります。

労働環境と待遇の不満

新入社員がすぐに辞めてしまう理由として、労働環境や待遇の不満も挙げられます。

新入社員は、企業の労働環境や待遇について、入社前に十分な情報を得られていない場合があります。例えば、残業時間や休日出勤の頻度、給与や福利厚生などが、想像していたものと異なる場合があります。

また、新入社員は、企業の文化や風土になじめず、ストレスを感じてしまうこともあります。企業の文化や風土が、自分の価値観と合わないと感じたり、職場環境がストレスフルだと感じたりすると、早期離職につながる可能性があります。

新入社員がすぐ辞める兆候

兆候のイメージ画像

新入社員が退職を考え始めるると、日ごろの言動に少なからず変化が出てくることが多いです。
その兆候を見逃さずにチェックしましょう。

勤務態度の変化

新入社員がすぐに辞めてしまう兆候として、勤務態度の変化が挙げられます。

例えば、以前は積極的に仕事に取り組んでいたのに、最近はやる気がなくなり、仕事に集中できなくなっているなど、仕事に対する姿勢が変わっている場合は、注意が必要です。現在の仕事への興味がなくなり、転職活動に興味が移っている可能性があります。

また、遅刻や欠勤が増えたり、残業を減らしたりするなど、勤務時間に変化が見られる場合も、早期離職の可能性があります。今の仕事を休んで、次の仕事の面接に行っている可能性もあります。

コミュニケーションの減少

新入社員がすぐに辞めてしまう兆候として、コミュニケーションの減少も挙げられます。

例えば、以前は上司や同僚と積極的にコミュニケーションを取っていたのに、最近はコミュニケーションを取らなくなっているなど、コミュニケーション量が減っている場合は、注意が必要です。

また、上司や同僚からの質問に答える際に、言葉少なになったり、目を合わせなくなったりするなど、コミュニケーションの質が低下している場合も、早期離職の可能性があります。辞めることを切り出したときにギクシャクしないように、距離を取り始めている可能性があります。

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新入社員がすぐ辞めてしまう場合は採用プロセスを見直そう

採用面接のイメージ画像

新入社員がすぐに辞めてしまう場合、採用プロセスの見直しは重要なステップです。

  1. 適性評価の強化:
    多くの場合、職務に対する適性や企業文化との適合性が欠けていることが早期退職の原因になります。そのため、採用時には候補者のスキルだけではなく、価値観、コミュニケーションスタイルなどを評価するための適性検査やパーソナリティーテストが役立ちます。
    これにより、企業の文化やチームとの相性がよいかどうかを見極めることができます。

  2. 仕事内容の明確化:
    新入社員が入社後に仕事内容や期待される成果に関して過度なギャップを感じることを防ぐため、採用段階で役割や職務内容を詳細に説明することが重要です。
    これには、日常業務の実際の内容を具体的に伝えることや、目指すべき目標を分かりやすく示すことが含まれます。
    そうすることで、予想外の業務内容や労働量が原因で早期に退職するケースを減らせます。実際に働いている2~3年目の社員と交流する機会を設けることも効果的です。

  3. 面接プロセスの改善:
    面接は単なる意欲やスキルの確認の場ではありません。面接を通じて、企業は候補者の仕事へのイメージと実際の仕事とのギャップを埋めていく努力をすべきです。
    例えば、面接の過程で工場見学を取り入れたり、営業社員と交流する機会を取り入れたりして、そこから感じたことなどを面接で質問するなどです。
    そうすることで、職場の雰囲気や文化を伝える場をつくることにも役立ちます。

これらの取り組みを通じて、新入社員の早期退職率を下げ、組織全体の人材定着を高めることができます。

例えば、候補者と企業をより良い形でマッチングさせることで、双方にとって有益な関係を築くことが可能になります。このプロセスの改善は、企業の成長にも大きく寄与するでしょう。

新入社員がすぐ辞めることへの防止策

離職防止策のイメージ画像

新入社員がすぐに辞めることを防止するには、持っていたイメージと仕事内容とのギャップを埋め、対人関係で悩んだりストレスを過度に感じたりせず、仕事ができるようになるための環境づくりが重要です。

新入社員の対人関係能力を高める

新入社員がすぐに辞めてしまうのを防ぐためには、新入社員の対人関係能力を高めることが重要です。新入社員は、新しい環境に慣れるのに時間がかかります。

そのため、職場の人間関係を円滑にするためのコミュニケーションスキルや、周囲の人と良好な関係を築くためのスキルを身に付ける必要があります。

企業は、新入社員に対して、コミュニケーション研修やチームビルディング研修などを実施することで、対人関係能力を高めることができます。

▼新入社員研修でのコミュニケーション力向上については下記で解説しています。
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新入社員のレジリエンスを高める

新入社員がすぐに辞めてしまうのを防ぐためには、新入社員のレジリエンスを高めることも重要です。レジリエンスとは、困難な状況に直面しても、立ち直り、成長できる能力のことです。新入社員は、入社後にさまざまな困難に直面します。

そのため、困難な状況に立ち向かう力、つまりレジリエンスを身に付ける必要があります。
企業は、新入社員に対して、困難な状況を乗り越えるためのレジリエンス研修などを実施することで、レジリエンスを高めることができます。

▼レジリエンス研修については下記で解説しています。
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新入社員に合わせた学習環境づくり

新入社員がすぐに辞めてしまうのを防ぐためには、新入社員に合わせた学習環境づくりも重要です。

新入社員は、入社後に多くのことを学ぶ必要があります。そのため、新入社員がスムーズに学習を進められるように、適切な学習環境を提供する必要があります。

現在の新入社員はZ世代と呼ばれ、従来の社員とは育ってきた環境や学び方も変わっています。具体的には動画などマルチメディアで学習できること、キーワードで検索して知りたい時に知りたいことを学習できること、仲間とつながって学び合えることなどがポイントです。

企業は、新入社員に対して、新入社員が学びやすい学習環境づくりを行っていくことが重要です。

OJT・メンター制度の活用

新入社員がすぐに辞めてしまうのを防ぐためには、OJT(On-the-JobTraining)やメンター制度を活用することも有効です。

OJTとは、先輩社員が新入社員に直接指導を行うことで、実践的なスキルを習得させる方法です。メンター制度とは、先輩社員が新入社員のキャリア相談や仕事に関する相談に乗る制度です。OJTやメンター制度を活用することで、新入社員は、仕事内容や職場環境にスムーズに適応することができます。

また、先輩社員との良好な関係を築くことで、仕事へのモチベーションを高めることも期待できます。

▼新入社員研修についていけないことを防ぐポイントは下記で解説しています。
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新入社員がすぐ辞めないようにオンボーディングプログラムを整備しよう

オンボーディングプログラムのイメージ画像

オンボーディングプログラムとは

オンボーディングプログラムとは、新入社員がスムーズに職場に適応し、活躍できるよう、入社前から入社後にかけて行う一連のプログラムです。オンボーディングプログラムでは、企業の理念や

ビジョン、組織文化、業務内容、社内制度などを新入社員に理解させ、スムーズな職場への適応を支援します。

また、新入社員同士の交流や、上司や先輩社員との面談などを設けることで、新入社員の不安を解消し、早期に職場に溶け込むことができるようにサポートします。

オンボーディングプログラムを構築する際に、新入社員の対人関係能力を高めること、レジリエンスを高めること、新入社員に合わせた学習環境を整えること、OJTなどと連動させることを念頭において組み立てていくことが大切です。

オンボーディングプログラムの効果

オンボーディングプログラムには、以下のような効果が期待できます。

  • 新入社員の定着率向上
  • 新入社員の早期戦力化
  • 新入社員のエンゲージメント向上
  • 新入社員のストレス軽減
  • 新入社員の帰属意識向上

オンボーディングプログラムは、新入社員がスムーズに職場に適応し、活躍できるようになるための重要なプログラムです。企業は、オンボーディングプログラムを導入することで、新入社員の定着率向上や早期戦力化、エンゲージメント向上などを期待できます。

▼新入社員のオンボーディングについては下記で解説しています。
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オンボーディングプログラムの構築ならLDcubeにお任せ!

オンボーディングプログラムならLDcubeにお任せのイメージ画像

  • 学びやすい学習環境の提供:
    株式会社LDcube(以下、LDcube)は、新入社員が継続的かつ効果的に学べる環境づくりをサポートしています。例えば、オンラインプラットフォームやインタラクティブな学習ツールを活用し、新入社員が自分のペースで知識やスキルを習得できる学習環境づくりを支援します。これにより、入社直後の負担を軽減し、新しい情報を学びやすくしています。

  • 対人関係能力の強化:
    働く上での対人関係のスキルは非常に重要です。LDcubeでは、新入社員が職場でのコミュニケーション能力を高めるための研修プログラムを提供しています。これには、効果的なコミュニケーション方法やフィードバックの受け取り方、チームでの協働の仕方などが含まれます。これにより、社会人としての基礎的なコミュニケーションスキルをしっかりと身に付けることができます。

  • レジリエンスの向上:
    職場で直面するさまざまな課題やストレスに対処する力、つまりレジリエンスを高めることも、オンボーディングプログラムの重要な要素です。レジリエンス研修を通じて、逆境を乗り越えるための心構えを学ぶことで、新入社員が職場環境に柔軟に適応し、成長し続ける力を養います。

  • OJTの効果的な組み合わせ:
    実践的な経験を通じて学ぶことは、新入社員にとって非常に有効です。LDcubeでは、新入社員が学びやすい環境づくりや各種研修にOJTリーダーや上司の巻き込みを図りながら、新入社員の学習がOJTと連動しやすくなるサポートを行っています。


総合的なオンボーディングプログラムの構築

これらの要素を効果的に組み合わせることで、LDcubeは企業にカスタマイズされたオンボーディングプログラムの構築を支援します。このプログラムは、新入社員のスムーズな職場への適応を促進し、長期的な成功に向けた基盤を築き上げます。

結果として、社員の満足度や定着率が向上し、企業全体の生産性も高まります。
 
LDcubeは、企業が直面する人材育成の課題を解決するパートナーとして、新入社員の成長をサポートするために多様なソリューションを提供できることを強みとしています。

まとめ

新入社員がすぐ辞めてしまう場合の理由と対策!オンボーディングについても解説!について紹介してきました。

  • 新入社員がすぐに辞めるのは悪いことでもない
  • 新入社員がすぐ辞める理由
  • 新入社員がすぐ辞める兆候
  • 新入社員がすぐ辞めることへの防止策
  • 新入社員がすぐ辞めないようにオンボーディングプログラムを整備しよう
  • 新入社員がすぐ辞めてしまう場合は採用プロセスを見直そう
  • オンボーディングプログラムの構築ならLDcubeにお任せ!
  • まとめ

新入社員がすぐに辞めてしまうことは、企業にとって大きな損失です。

しかし、新入社員がすぐに辞めてしまうのは、必ずしも悪いことばかりではありません。新入社員がなぜ辞めたのかを分析することで、採用活動や育成プログラムの改善に役立てることができます。
 
新入社員がすぐに辞めてしまうのを防ぐためには、新入社員の対人関係能力やレジリエンスを高め、新入社員に合わせた学習環境づくり、OJTやメンター制度の活用などが重要です。また、オンボーディングプログラムを導入することで、新入社員の定着率向上や早期戦力化、エンゲージメント向上などを期待できます。
 
企業は、新入社員が安心して働ける環境づくりに取り組むことで、新入社員の定着率向上につなげることができます。
 
LDcubeでは、新入社員に合わせた効果的な学習環境づくりや新入社員の対人関係能力やレジリエンスを高めるための研修プログラムの提供などを行っています。無料のデモ体験会なども行っています。お気軽にご相談ください。

▼新入社員育成については下記にまとめました。こちらからダウンロードできます。

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代表取締役 新井澄人
代表取締役 新井澄人
株式会社ビジネスコンサルタントで、講師派遣型の人材育成支援から始まり、社内トレーナーの養成による人材育成支援、デジタルツールを活用した人材育成のDX化の支援まで、中小企業から大企業まで20年にわたり幅広いコンサルティングに従事。 新入社員研修からOJTリーダー研修、若手社員研修、管理職研修、幹部研修、営業研修、デジタル学習環境づくりのコンサルテーションなどに自らもコンサルタントとして登壇しながらも、人材育成・組織活性化・営業強化において講師派遣型の枠を超えた支援を実現するため、ビジネスコンサルタントの子会社である株式会社LDcubeの設立と同時に代表取締役に就任。 資格: ・全日本能率連盟認定マスター・マネジメント・コンサルタント(J-MCMC2023002) ・LIFOプログラムライセンス(LIFO-MSSプログラム開発者)

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