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一人での効果的な営業ロープレ実践法とは?楽しんで練習するコツなどを解説!

営業スキルやコミュニケーション能力を高めるためにロールプレイング(ロープレ)が効果的であることは広く知られていますが、働き方改革などが叫ばれる今、多くの人が抱える課題は「一人でどうやってロープレを効果的に行うか」という点です。

特に、チームでの練習が難しい場合や、忙しいスケジュールの中で自己練習が求められる場合、一人でのロープレが重要になります。

では、どのようにして一人でも効果的なロープレを実施し、実際の業務に役立つスキルを磨くことができるのでしょうか?

まず、一人でのロープレに関する一般的な課題について考えてみましょう:

  • フィードバックの欠如
    一人でロープレを行う場合、他者からのフィードバックが得られず、自己改善のポイントが見つけにくい。

  • リアリティーの欠如
    実際の対話がないため、現実の営業シーンや顧客対応を再現することが難しい。

  • 継続の難しさ
    モチベーションの維持が難しく、続けることが困難。

本記事では、一人で行うロープレの効果を最大化するための具体的な方法を紹介します。

以下のポイントを取り入れることで、効果的なロープレを実現し、実際の業務に役立つスキルを身に付けることができます。

  1. 録画や録音を活用する
    一人でロープレを行う際に、自分のパフォーマンスを録画または録音します。これにより、自分の話し方や表情、声のトーンを客観的に確認し、改善点を発見することができます。

  2. スクリプトの準備とメンタルリハーサル
    実際の営業シナリオや顧客対応のスクリプトを準備し、メンタルリハーサルを行います。異なるシナリオを設定することで、さまざまな状況に対応できるスキルを育成します。

  3. オンラインツールの活用
    AIやロールプレイングシミュレーションツールなど、オンラインツールを活用して商談をシミュレーションします。これにより、よりリアルな営業シーンを再現することができます。

これらの要素を取り入れることで、一人でも実践的なスキルを身に付け、実際の営業シーンで成果を上げることができます。

株式会社LDcube(エルディーキューブ)では、ロープレアプリを使った営業研修のDX支援を行っております。

あるクライアント先において、中途採用者向けの営業研修において、アプリを使った営業研修とアプリ不使用の営業研修受講者の研修後の業績の比較を行いました。

結果はアプリを使用した研修受講者の方が、アプリ不使用の研修受講者と比較して、3カ月で業績が3倍になりました。
アプリを使用して一人でも営業の練習する機会を設けたことに差があります。

今回はそのような支援経験を踏まえて、営業研修などをイベントで終わらせず、日ごろの練習を通じて業績向上につなげるための方法やロープレトレーニングについて解説していきます。

ぜひ最後までご一読いただき、貴社の営業・接客のスキルアップと業績向上にお役立てください。

▼ロープレチェックシートのテンプレートが無料でダウンロードできるとともに活用の仕方を案内しています。

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▼ 営業力強化の全体像や各種スキルを高めるためのコツやロープレについては下記で解説しています。合わせてご覧ください。(関連記事)

▼ロープレを効果的なものにすることについては下記をご覧ください。

  UMUを活用した営業強化 【実践に裏付けされたノウハウ】と【AIテクノロジーを活用したツール】による実績につながる新時代のセールス・ロープレトレーニングを実現しませんか?実践に裏付けされた効果的なラーニングデザインで業績に直結する環境の構築。5名の組織から6000名以上の組織まで幅広くご支援した経験から貴社の組織状況に合わせた効果的な営業パーソン育成の環境づくりをお手伝いします。 株式会社LDcube

▼ロープレトレーニングについては下記にまとめています。併せてご覧ください。

ロープレトレーニング資料

目次[非表示]

  1. 1.一人でのロープレは見過ごされている
  2. 2.一人での営業ロープレのやり方とは?
    1. 2.1.鏡の前で練習
    2. 2.2.資料を見ながらメンタルリハーサル
    3. 2.3.動画を撮影する
  3. 3.一人での営業ロープレは効果あり
  4. 4.優秀な営業パーソンは実は一人でロープレをしている
  5. 5.一人での営業ロープレを楽しんでやるコツ
    1. 5.1.AIの活用
    2. 5.2.スコアアップというゲーム性
  6. 6.ロープレなどの学習と業績は比例してくる(結果は後からついてくる)
  7. 7.一人ロープレの効果的な事例(コンテスト)
  8. 8.一人での営業ロープレ環境づくりはLDcubeにお任せ

一人でのロープレは見過ごされている

一人のイメージ画像

多くの営業パーソンは「一人でのロープレ」の重要性を見過ごしています。なぜなら、営業活動が日常的で、日常的すぎて練習の重要性に気付かないからです。

例えば、会社でカラオケ大会が開催されるとしたら、多くの人は一人で練習を重ねるでしょう。同僚と一緒に、もしくは一人でカラオケボックスに行き練習し、念入りに準備をするはずです。

なぜなら、自分のパフォーマンスが他人の前で評価される場面を意識しているからです。

一方で、営業パーソンの多くは、日々の仕事として行うプレゼンテーションやクロージングのロープレをおろそかにしがちです。営業という仕事は、まさに自分のスキルとコミュニケーション能力が日々試される場面であり、カラオケ大会と同じくらい、あるいはそれ以上に準備と練習が重要です。単にお客さまと話せばよいというものではありません。

しかしながら、自分一人でのロープレが足りていないことがしばしば見受けられます。カラオケの練習と同様に、営業トークやプレゼンテーションも何度も繰り返し練習を行うことで、自信とスキルを身に付けることができます。

一人でのロープレは、自分の話し方やジェスチャー、表情などを客観的に見つめ直し、改善するための絶好の機会です。自分のプレゼンテーションを録画して見返すことで、気付かなかった欠点や改善点が明らかになるでしょう。

したがって、営業パーソンは日々の業務の一環として、一人でのロープレを取り入れるべきです。
実際の商談やプレゼンテーションに自信を持って臨むことができ、結果的により高い成功率を実現できるでしょう。

カラオケ大会のために一生懸命練習をするように、営業のスキルも同じくらい真剣に練習する価値があるのです。

▼営業にも練習は必要なのです。下記でも解説しています。
⇒営業には練習が必要?練習方法や一人ロールプレイングで業績を上げるコツを解説!

  営業には練習が必要?やり方や一人ロールプレイングで業績を上げるコツを解説! 本記事では、営業にも練習が必要であることから始まり、具体的なやり方、一人でもできるロープレのやり方、AIによるフィードバックを用いた一人ロープレのデジタル運用、営業の練習のコツについて、これまでの支援経験を通じて得られた観点を紹介します。 株式会社LDcube


一人での営業ロープレのやり方とは?

一人で学ぶイメージシーン画像

一人での営業ロープレのやり方について代表的な3つの方法を紹介します。

鏡の前で練習

鏡の前に立って自分自身の姿勢や表情、身ぶり手ぶりをチェックすることから始めましょう。

具体的には、

  • 最初に、自己紹介や基本的な商品の説明を鏡の前で行ってみます。
  • 自分の目を見つめ、話しながらほほ笑む練習をします。これにより、自分が相手に安心感や親しみを伝えられるか確認できます。
  • ボディーランゲージを観察します。例えば、手の動きが自然か、重要なポイントを強調する際のジェスチャーが適切かをチェックします。

鏡を使うことで自分の視覚的印象を客観的に確認でき、自信を持ってお客さまに接するための実践的なアプローチを取ることができます。

資料を見ながらメンタルリハーサル

営業資料や提案書、パンフレットなどを手にしながら、実際の営業シナリオを頭の中でシミュレーションしてみましょう。

この際に行うべきことは、

  • 資料の説明を自分の言葉でどのように行うかを考え、なるべく自然な言葉で説明します。
  • お客さまから想定される質問に対して適切に回答するため、よくある質問集を作成します。
  • 自分がお客さまの立場に立った時、どのような情報が欲しいか、どのような疑問が生じるかを考え、それに対する的確な対応を練習します。

このメンタルリハーサルを何度も繰り返すことで、実際の営業現場での対応力が格段に向上します。

動画を撮影する

自分自身のロープレをビデオカメラやスマートフォンで撮影する方法についてです。

以下の手順で進めてみましょう。

  • スマートフォンやビデオカメラをセットアップし、全身が見えるようにします。
  • 実際の営業シナリオを演じるように、自己紹介から始まり、商品の説明、クロージングまでを一連の流れで録画します。
  • 録画した動画を再生し、自分の声のトーン、話し方、表情、ジェスチャーなどを細かくチェックします。

特に効果的なのは、この動画を信頼できる同僚や上司に見てもらい、フィードバックを受けることです。

自分では気付かないポイントや改善点を指摘してもらうことで、次のロープレや実際の営業活動に生かすことができます。

動画を撮影して確認することで、客観的な視点から自分のパフォーマンスを検証し、継続的に改善していくことが可能となります。

これら一人での練習方法を駆使することで、営業パーソンは自己成長を果たし、実践の場で真価を発揮するための自信と技術を得ることができます。

カラオケの練習と同様に、日常業務の成功のためにも定期的なロープレの実践をお勧めします。

▼ロープレのテンプレートについては下記で解説しています。
⇒営業ロープレのテンプレートとは?一般的な実施の流れを解説!

  営業ロープレのテンプレートとは?一般的な実施の流れを解説! 本記事では営業担当者のスキル向上に欠かせない訓練方法である営業ロープレについて、実施体制や実施スタイル、テーマ、実施後のフィードバック、実施の頻度、運用方法という観点から効果的なやり方のテンプレートについて解説します。 株式会社LDcube


一人での営業ロープレは効果あり

一人でのロープレは効果があるということのイメージ画像

一人での営業ロープレは、多くの点で効果があります。主な理由は以下になります。

  • 自己評価と自己改善
    一人でロープレを行うことで、自分の営業トークやアプローチを客観的に見直す機会が得られます。
    話している内容や言い回しに問題がないか、顧客の反応をシミュレーションしながらチェックすることで、自分の営業スキルを改善するポイントが明確になります。

  • 自信の向上
    繰り返し自分でロープレを行うことで、自信を持って営業に臨むことができます。
    特に新しい商品やサービスの説明をする際には、スムーズに話せるようになるため、実際の営業時にも落ち着いて説明ができます。

  • 効果的なプレゼンテーション
    ロープレを通じて、自分のプレゼンテーションスキルが自然と磨かれます。
    例えば、声のトーンや話すスピード、質問を投げかける適切なタイミングなど、実際の対話場面を頭の中でシミュレーションしながら練習できます。

  • 想定問答の準備
    顧客からの質問や反論をシミュレーションし、自分なりの回答を準備することで、実際の商談場面でスムーズに対応できるようになります。
    事前に想定問答を考えることで、自分の知識の漏れを補うことも可能です。

  • 時間と場所の制約がない
    一人で行うロープレは、時間や場所を選ばないので、営業中の移動時間や家での休憩時間など、隙間時間を有効活用できます。
    忙しい営業マンにとって、自分のタイミングで練習できるのは大きなメリットです。

  • 心理的な準備(メンタルリハーサル)
    実際の対話シーンを想像しながらロープレを行うことで、心理的な準備も整います。不安や緊張が軽減され、実際の商談でも自然な対応がしやすくなります。

一人での営業ロープレは、自己評価、自信の向上、プレゼンテーションスキルの向上、想定問答の準備、時間と場所の制約がないこと、そして心理的な準備など、多くのメリットがあります。

これらはすべて、実際の営業活動においてポジティブな影響を与え、より効果的な商談を実現する助けとなります。

優秀な営業パーソンは実は一人でロープレをしている

優秀な営業パーソンが成約するイメージ

営業において優秀なパフォーマンスを発揮するためには、準備と練習が欠かせません。

その中でも「一人でのロープレ」は、非常に効果的な手法です。この手法は多くの成功した営業パーソンが秘密裏に実践しています。

では、なぜ多くの成功した営業パーソンがこの手法を秘密裏に実践しているのでしょうか。

  • できる営業パーソンを装うため
    営業の世界では、優秀な営業パーソンは「生まれつきのセンス」や「自然なカリスマ性」を持っていると考えられることが多いです。一人でロープレをする姿を同僚に見られると、「自分は未熟だ」と誤解される恐れがあります。そのため、あえて一人で練習していることを隠すことがあります。

  • 競争環境
    営業は競争の厳しい業界です。自分の独自の練習方法や戦略を他の営業パーソンに知られたくないという心理があります。他人にまねされないように、自分だけの練習方法、自分なりのトークの覚え方を秘密にしておくことで、競争優位性を保とうとします。

  • プロ意識
    優秀な営業パーソンは自己評価と自己改善を重視し、自分の弱点を補強するために努力を惜しみません。そのため、他人に頼ることなく自分一人でロープレをこなす姿勢がもたらすプロフェッショナルな姿勢を保とうとします。

一人でのロープレは、一見孤独で手間のかかる作業に思えるかもしれませんが、その効果は絶大です。準備と練習を怠らないことが、営業の現場での確実な成功につながります。多くの成功した営業パーソンが、この手法を秘密裏に実践しているのも理解できる理由です。

▼ロープレの上手い人が必ずしも業績も高いとは限りません。下記もご覧ください。
⇒ロープレが上手い人は実は業績が上がらない!?営業力をつけるポイントを解説!

  ロープレが上手い人は実は業績が上がらない!?営業力をつけるポイントを解説! 必ずしもロープレがうまい人は実際の業績が高いわけではありません。本記事では、営業ロープレが上手い人が業績を上げられない場合の理由やその特徴、業績を上げるためのポイントやセールストレーニングの本質について解説していきます。また、AIを活用した練習方法についても紹介します。 株式会社LDcube


一人での営業ロープレを楽しんでやるコツ

一人でロープレを楽しんでやるイメージ

一人での営業ロープレを楽しんでやるためには、「AIの活用」と「スコアアップというゲーム性」の観点から工夫することが非常に効果的です。ロープレの目的はトレーニングを通じて業績を上げられるようにすることです。そのトレーニングがつまらなく、苦手意識を持ってしまうと長続きしません。下記要素を取り入れて楽しんでやれるようにしましょう。

以下、それぞれの観点から詳細に説明します。

AIの活用

  • フィードバックシステム
    AIは録音やビデオを解析し、発話のトーンやテンポ、使用される言葉の出現率などを評価することができます。AIによるフィードバックを受けることで、具体的な改善点を迅速に把握し、効率的に自己評価を行うことが可能です。

  • パーソナライズされた練習
    AIは個々の営業パーソンの強みや弱点をフィードバックしてくれます。それは自分に合わせた学習環境となります。自分に適した練習を繰り返すことで、効率よくスキルアップが図れます。

スコアアップというゲーム性

  • 採点システム
    練習ごとにロープレの出来栄えを採点する採点機能を活用します。カラオケの採点機能のように、練習ごとに得点が表示され、それを見てさらに高得点を目指そうとする動機づけが働き、モチベーションが維持されやすくなります。

  • レベルアップ機能
    一定のポイントを獲得するごとにレベルアップする仕組みを取り入れると、達成感が得られやすく、さらに上を目指す意欲が高まります。同僚とレベルを競うことで切磋琢磨しながら練習を続けることができます。

ロープレなどの学習と業績は比例してくる(結果は後からついてくる)

結果は後からついてくるという高評価のイメージ画像

学習や練習を積み重ねれば、結果は後からついてきて業績が上がるプロセスについて詳しく説明します。

学習と練習を積極的に行うことで、基礎的な知識やスキルが強化されます。これは、建物を建てる際の基礎工事のようなものであり、しっかりとした基盤がなければ高層ビルを建てることはできません。

同様に、基礎がしっかりしていることで、複雑な問題や難しい課題にも対応することができるようになっていきます。学習と練習を通じてさまざまな経験を積むことができます。

これらの経験は、実際に直面する状況に柔軟に対応するための力となります。例えば、過去の成功体験を基に新しい状況にも自信を持って対応できます。

一方で、失敗から学ぶことも重要です。失敗を経験することで、その失敗をどう回避すれば良いか、次にどう改善すれば良いかという具体的なノウハウが蓄積されます。こうした経験を積むことで、自己効力感が高まります。

自己効力感とは、自分が何かを達成できるという自信のことです。小さな成功体験を積み重ねることで、この自信がどんどん強くなり、新しい挑戦を受け入れる原動力となります。これは、心理的な側面からも業績向上に寄与する重要な要素です。

さらに、学習と練習を継続することで、自己の強みと弱みがより明確になります。

弱点を改善し強みをさらに伸ばすための具体的な行動を取ることが可能になります。例えば、業務プロセスの中でどの部分がボトルネックとなっているのかを特定し、それを解消するための改善策を実行することができます。

このように持続的な改善を繰り返すことで、業務全体の効率性も向上します。最終的には、これらの要素が累積的に作用し、時間がたつにつれて成果がどんどん改善されます。

最初のうちは成果がなかなか見えづらいこともあるかもしれませんが、持続的に努力を続けることで、やがて目に見える形で業績が向上していきます。これは、種をまいてから植物が育つまでの時間が必要であるのと同じ原理です。初めは芽が出るまで時間がかかることもありますが、成長が始まれば加速的に大きくなるものです。

以上のように、学習や練習を通じて基盤を築き、経験を蓄積し、自己効力感を高め、持続的な改善を行うことで、最終的には成果が後からついてくる形で業績が向上します。これが、学習と業績が密接に関連している理由です。

▼ロープレを意味ないものにしないためのポイントは下記で解説しています。
⇒営業研修のロープレの意味がない理由3選!原因と対策など解説!

  営業研修のロープレの意味がない理由3選!原因と対策など解説! 本記事では、営業研修におけるロールプレイングの意味がない理由を3つ挙げ、解決策と共にを詳細に解説します。さらに、DX時代において、実際のAI活用やマイクロラーニング、UMUを用いたロープレトレーニングの効果と可能性について深掘りします。 株式会社LDcube


一人ロープレの効果的な事例(コンテスト)

オンラインロープレコンテストの事例イメージ画像

効果的で面白い営業研修における施策事例を紹介します。

個人が学ぶという観点と成功事例を組織内に共有して学びの底上げを図るという観点で効果の高かった事例です。それはオンラインロールプレイングコンテストです。

参考情報として実際に実施した株式会社ビジネスコンサルタントの実例を挙げて紹介します。

当社ではパッケージ化された商品について、いかにお客さまに魅力的に伝えるかというセールストーク力を磨くことをねらいに完全オンラインでコンテストを行いました。

ロープレコンテスト展開事例画像

期間を決めて下記のステップで管理職も含め営業社員全員参加で実施しました。

  • 1週目
    トークを練習して動画投稿(予選) まずは商品についてのトークを考えます。そのトークをブラッシュアップします。ラーニングプラットフォームUMUを活用し、そのトークをAI相手に練習し、満足のいく出来栄えになったら動画として提出します。

  • 2週目
    他者が提出したトーク動画を視聴 他者が提出したトーク動画を見て、誰のトークが優れているかを投票します。投票も大事ですが、このタイミングで動画を通じて他者のトークについて触れることができることに参加者は新鮮な驚きを示していました。通常はポケットノウハウとして営業パーソンから外に出てこないセールストークだったりしますが、それを引き出して共有することが可能となったことに意味があります。

  • 3週目
    投票結果をもとに上位者に絞って決勝戦・表彰 動画を視聴し投票してもらった結果の上位者に絞って決勝戦を行い、結果を表彰します。これにより上位者へは内的リワードを提供することができ、社内での優れた営業パーソンとしての認知形成にもつながります。

  • 4週目
    投稿動画を学習コンテンツ化 投票の結果、商品ごとにトップ3に入った動画を別途切り出して学習コンテンツ化を図ります。ランキング上位者の動画の内容を見てみると、内容のバランスがとても良いトークとしてブラッシュアップされています。必要な説明は含まれており、単調な説明ではなく事例を含めた紹介で分かりやすく、印象に残るようなキーワードを活用しているなど学習コンテンツとして優れており、教材として役立ちます。

  • コンテスト以降
    OJT水準の底上げを実現 学習コンテンツ化した動画を、いつでも、どこでも、誰でも学習できるようラーニングプラットフォーム上に公開し、日常的に学習してもらえるよう学習環境を整備しました。 ロープレコンテストで提出されたランキング上位動画を学習コンテンツとして採用したことで、当社内の基礎力向上につながり、当社のOJT水準の底上げにつながりました。

    従来は新人が職場に配属されると、先輩である若手社員がOJTしていましたが、先輩がどの職場でも、いつでも常に優秀とは限りません。
    まだ実績をあまり上げられずに苦戦している先輩がいることも事実です。新人は配属先の先輩に相談し、商品のセールストークなどを学習していました。
    中にはさえないトークを教えられ、さえないトークでセールスしてしまうこともありました。

(以上事例出典:効果的で面白い営業研修での施策とは?組織内での事例やコツを紹介!
 
▼事例については下記資料にまとめています。こちらからダウンロードできます。

  スマホばかり見ている新人が3か月で1000万の契約を取った社員教育法(UMU) 資料ダウンロード 営業教育研修に課題をお持ちの方必見!スマホを活用した効果的なセールスパーソン育成手法をご紹介します。成果(売上)につながる施策のヒントを、事例とともにご案内します。 株式会社LDcube


一人での営業ロープレ環境づくりはLDcubeにお任せ

学びの要素を組み合わせて効果的なロープレトレーニングを組み立てていくことをイメージした画像

株式会社LDcubeはロープレのデジタル化を通じて、従来のトレーニング方法を革新するサポートを行っています。

ロープレトレーニングの強みを最大限に生かしながら、デジタルテクノロジーを駆使した学習プラットフォームを提供することで、多くの企業のロープレのデジタル化を支援しています。
ロープレは、現実の業務シナリオをシミュレーションし、実務スキルを向上させるための重要な手法です。

しかし、働き方改革の流れの中、営業パーソンの忙しさもあり、従来のロープレは時間や場所の制約から、効率的に実施するのが難しくなったという課題があります。

ロープレをデジタル化することで、参加者は自身のスケジュールに合わせて、いつでもどこでもロープレトレーニングを行うことができるようになります。業務に支障が出ることなく効果的なトレーニングが可能です。AIによる即時フィードバックを活用すると、参加者はトレーニング後にすぐに改善点などをつかむことができます。

ロープレのポイントはフィードバックを基にした改善にありますが、AIの活用により、上司や先輩がいなくてもAIを相手にトレーニングすることが可能です。

LDcubeはこれまでに数多くの企業で、デジタル化を取り入れたロープレによって実際に成果を上げたケースを見てきました。ロープレのデジタル化を検討している企業は、ぜひLDcubeにご相談ください。

ロープレチェックシートダウンロード

▼ロープレトレーニングについての関連資料はこちらからダウンロードできます。

ロープレトレーニング資料

営業研修DX資料

UMU資料

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代表取締役 新井澄人
代表取締役 新井澄人
株式会社ビジネスコンサルタントで、講師派遣型の人材育成支援から始まり、社内トレーナーの養成による人材育成支援、デジタルツールを活用した人材育成のDX化の支援まで、中小企業から大企業まで20年にわたり幅広いコンサルティングに従事。 新入社員研修からOJTリーダー研修、若手社員研修、管理職研修、幹部研修、営業研修、デジタル学習環境づくりのコンサルテーションなどに自らもコンサルタントとして登壇しながらも、人材育成・組織活性化・営業強化において講師派遣型の枠を超えた支援を実現するため、ビジネスコンサルタントの子会社である株式会社LDcubeの設立と同時に代表取締役に就任。 資格: ・全日本能率連盟認定マスター・マネジメント・コンサルタント(J-MCMC2023002) ・LIFOプログラムライセンス(LIFO-MSSプログラム開発者)

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