リーダーシップとマネジメントの違いとは?それぞれに求められる能力の違いと使い分け方を解説!

「リーダーシップ」と「マネジメント」という言葉は、ビジネスの現場で頻繁に使われますが、それぞれの指す意味や役割の違いを明確に説明できる人は意外と少ないかもしれません。 

リーダーシップとマネジメントを正しく理解し使い分けることで、組織やプロジェクトの成功に大きな影響を与えることができます。 

この記事では、リーダーシップとマネジメントの違いを分かりやすく解説し、それぞれの役割を生かした実践方法について紹介します。 

▼リーダーシップ開発については下記で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。 
⇒リーダーシップ開発とは?実務で使える6ステップの実践ポイント

▼次世代リーダーの選抜については下記で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。 
⇒育てるべきは誰?次世代リーダー選抜の新たな視点

▼次世代リーダーの選抜と育成については下記にまとめました。施策検討にお役立てください。 

目次[非表示]

  1. 1.リーダーシップとマネジメントの違いとは
    1. 1.1.定義の違い
    2. 1.2.役割の違い
      1. 1.2.1.リーダーシップの役割
      2. 1.2.2.マネジメントの役割
    3. 1.3.目標や目的の違い
    4. 1.4.行動の違い
    5. 1.5.担い手の違い
    6. 1.6.必要なスキルの違い
  2. 2.リーダーシップとマネジメントの使い分け方
  3. 3.リーダーシップとマネジメント力を啓発するには
    1. 3.1.リーダーシップについて学ぶコース
      1. 3.1.1.リーダーシップパッケージ①
      2. 3.1.2.リーダーシップパッケージ② 
      3. 3.1.3.AI時代のリーダーシップコース
    2. 3.2.マネジメントについて学ぶコース
      1. 3.2.1.新任管理職パッケージ
      2. 3.2.2.ベテラン管理職パッケージ
  4. 4.まとめ

リーダーシップとマネジメントの違いとは

リーダーシップとマネジメントの違いは大きく3つあります。

  1. 焦点の違い
    リーダーシップは「人」に焦点を当て、マネジメントは「仕組み」に焦点を当てます。 

  2. 目的の違い
    リーダーシップは「変化」を生み出し、マネジメントは「安定」を保つために活用します。

  3. アプローチの違い
    リーダーシップは、「他者の行動変容にどのように影響を与えるか」というアプローチであり、マネジメントは「再現性を高めるためにどのように仕組みに落とし込むか」というアプローチです。 

両者の違いを理解してバランスを取ることが成功の鍵になります。 

現代のビジネス環境では、リーダーシップとマネジメントを切り離して考えるのではなく、両者をバランスよく発揮することが求められています。リーダーがマネジメントスキルを持つことで、ビジョンを実現するための具体的な行動計画が生まれます。また、マネジャーがリーダーシップを発揮すれば、単なる計画遂行にとどまらず、チームの成長や新たな価値創出にもつながります。 

組織やプロジェクトを成功に導くためには、リーダーシップとマネジメントを柔軟に使い分け、状況に応じて適切に対応することが重要です。変化と安定、その両方を兼ね備えた運営こそ、現代のビジネスにおける理想のスタイルと言えるでしょう。 

具体的にどのような違いがあるのかを、次の項目以降で確認していきましょう。 

定義の違い

リーダーシップとマネジメントは、そもそも定義に違いがあります。以下の表をご覧ください。 


リーダーシップ
マネジメント
定義

リーダーシップは、ビジョンを提示し、人々を動かし、目標に向けて導く力を指します。その中心にあるのは、「人」と「感情」です。
リーダーシップを発揮する人は、組織やチームの方向性を示し、変革を促しながら、人々の内なるモチベーションを引き出します。 

マネジメントは、計画、組織、調整、管理を通じて目標を達成するプロセスを指します。その中心にあるのは、「仕組み」と「効率性」です。
マネジャーはリソースを最適に配分し、プロセスを監督しながら、安定した成果を生み出すことを目指します。 

リーダーシップが「人」に焦点を当てているのに対し、マネジメントは「仕組み」に焦点を当てています。 
人に対して影響を与えるのがリーダーシップであり、仕組みに落とし込むのがマネジメントです。 

役割の違い

リーダーシップとマネジメントの役割には以下のような違いがあります。


リーダーシップ
マネジメント
定義
人々を鼓舞し、組織の方向性を示し、変革を推進すること
リソースを効率的に管理し、計画に基づいて目標を達成すること

具体的な役割について確認していきましょう。

リーダーシップの役割

リーダーシップの主な役割は、人々を鼓舞し、組織の方向性を示し、変革を推進することです。

リーダーは、メンバーが自発的に行動するよう動機付け、新しい挑戦に向かわせる力を持っています。 

  • ビジョンの提示
    組織やチームが目指すべき目標や未来像を明確に示す 

  • モチベーションの向上
    チームメンバーの感情や価値観に訴えかけ、自発的な行動を促す 

  • 変革の推進
    現状を打破し、より良い方法や革新を実現する 

リーダーシップは、特に不確実性の高い状況や変化が必要な局面でその真価を発揮します。 

マネジメントの役割

一方で、マネジメントの役割は、リソースを効率的に管理し、計画に基づいて目標を達成することです。

マネジャーは、秩序や安定を維持し、プロセスをコントロールする役割を担います。 

  • 計画の立案と実行
    目標を達成するための詳細な計画を策定し、それを実行する 

  • リソースの管理
    人員、予算、時間などのリソースを最適に配分し、効率的な運営を確保する 

  • 問題解決と調整
    発生する問題やトラブルに対応し、プロセスの円滑な進行を維持する 

マネジメントは、特に安定性や効率性が求められる場面でその力を発揮します。

目標や目的の違い

リーダーシップとマネジメントの目標や目的の違いを、以下の表にまとめました。 


リーダーシップ
マネジメント
目的

変革や成長、新たな可能性の創出

安定性と効率性、確実な目標達成

目標

組織イノベーションの実現、方向性の可視化と言語化、リーダーの増加など 

生産性向上、期限内のタスク完了、業績に関する目標数値の達成など 

リーダーシップの目標や目的は、未来を切り開き、変革を起こすことです。リーダーは現状にとどまるのではなく、未来に向けて新しい方向性を示し、人々をそのビジョンに向けて動かします。 

一方、マネジメントの目標や目的は、現在のリソースを最大限に活用して、効率的に目標を達成することです。マネジャーは秩序や安定を重視し、プロセスを管理することで確実な成果を追求することが目的です。 

それぞれの目的に合わせた使い分けを行うことが大切です。

行動の違い

リーダーシップとマネジメントには行動の違いもあります。ここでは具体的な行動に関して説明していきます。

リーダーシップに求められる主な行動:


行動例

ビジョンの提示 

チーム全体に「これから3年間で業界をリードする企業を目指す」というビジョンを伝え、日々の活動がそのビジョンにどのように貢献するかを示す 

モチベーションの向上

チームメンバーが困難に直面している際に励ましの言葉をかけ、どのような困難でも乗り越えられることを伝える

変革の推進 

新しいプロジェクトや製品の導入を提案し、チームがそれに取り組むための環境やリソースを整える


マネジメントに求められる主な行動:


行動例
計画の立案と実行
プロジェクト開始前にチーム全員とスケジュールを確認し、各メンバーの役割を明確にする
リソースの管理
人員のシフトを調整し、過剰な負担を避けつつ、重要な業務に十分なリソースを配分する
問題解決と調整
生産ラインの遅延が発生した場合、原因を特定し、改善策を講じて再発防止策をチームに伝える

また、以下のようなタイミングでリーダーシップとマネジメントを活用すると良いでしょう。 

  • 新しいプロジェクトの開始時
    初期段階では、リーダーシップを発揮してビジョンを示し、メンバーをインスパイアし、共感を得ることが重要です。その後、マネジメントで計画を立て、進捗を管理していきます。 

  • 日常業務の進行中
    業務が進行している段階では、マネジメントを重視し、プロジェクトの進捗やリソース管理に注力します。変革や新しいアプローチが必要なときは、リーダーシップを発揮して方向性を再定義することが大切です。 


担い手の違い

リーダーシップとマネジメントの担い手の違いは以下の表のようになります。 

リーダーシップの担い手

マネジメントの担い手

組織やチームを新しい方向に導く人、変革を促進する人

業務の進行を管理する人、効率的に目標達成に導く人 

リーダーシップの担い手は主に組織の方向性や文化に影響を与え、変革を促進することに重点を置きます。

一方、マネジメントの担い手は業務を効率的に管理し、日常的な運営や目標達成に注力します。

どちらも組織にとって不可欠な役割を果たしており、組織の成功に欠かせません。 

必要なスキルの違い

リーダーシップとマネジメントに必要なスキルの違いは以下の通りです。 

必要なスキル
リーダーシップ
マネジメント

ビジョン設定​​​​​​​

〇(未来を描き、チームに示すため)

×(主に実行段階に集中のため) 

コミュニケーション 

◎(情熱を伝えるため) 

〇(効率的な情報伝達と調整) 

進捗管理

△(主にメンバーのモチベーションを管理)

〇(進捗チェック、調整のため) 

問題解決 

〇(変革やビジョンに対する障害を取り除くため) 

〇(業務の問題を速やかに解決するため) 

リソース管理 

〇(人材や資源の活用を最大化するため) 

◎(予算やスケジュールの管理のため) 

リーダーシップは、ビジョン設定やインスピレーション、変革を促すスキルが求められ、マネジメントは業務の計画、進捗管理、リソース管理、問題解決に重きを置いたスキルが求められます。

リーダーシップとマネジメントの使い分け方

リーダーシップとマネジメントを効果的に使い分けるためには、状況に応じて必要なスキルを活用することが重要です。

以下は、具体的な使い分け方のポイントです。

組織の状況に応じて使い分ける:

  • 変革を必要とする場面: 組織が大きな変革や革新を必要としている場合、リーダーシップを強く発揮する必要があります。この場合、ビジョンを示し、チームをインスパイアし、変革に向かって突き進むことが重要です。 
    例:新しい市場に進出するための戦略を考え、社員を新たな挑戦に向けて鼓舞する 

  • 安定を維持し効率を求める場面: 組織が安定して業務を進める段階では、マネジメントが必要です。業務の効率化や進捗管理、リソースの最適配分を重視し、組織の目標達成をサポートします。 
    例:既存の業務プロセスを最適化し、日々の業務が計画通り進むように管理する 

プロジェクトの進行に応じて使い分ける: 

  • プロジェクトの立ち上げ時や初期段階: プロジェクトの目標や方向性を定める際には、リーダーシップを発揮します。ビジョンを明確にし、チームを動機付けて一丸となって取り組む意識を持たせることが大切です。 
    例:新規事業の立ち上げ時に、チームにビジョンを共有し、プロジェクトの目的を明確に伝える 

  • 実行段階や問題解決が求められる場面:プロジェクトが進行し、問題が発生したり効率が落ちてきたりする場合、マネジメントが重要になります。進捗を確認し、必要な調整を加え、リソースの配分やタスクの整理を行います。 
    例:プロジェクトが遅れがちになった場合、進捗を確認し、リソースを再配分して効率的に進行できるように管理する 

チームメンバーの状況に応じて使い分ける: 

  • チームのモチベーションが低いとき: チームメンバーの士気が低下しているときには、リーダーシップを発揮してインスピレーションを与え、ビジョンや目標を再確認させることが求められます。ポジティブなエネルギーを注入し、メンバーを鼓舞します。 
    例:チームが疲れているときに、成果を称賛し、次の目標に向けてやる気を引き出す 

  • チームのパフォーマンスが安定しているとき: チームが高いパフォーマンスを維持している場合、マネジメントスキルを使って効率的に業務を進め、成果を最大化することが重要です。スケジュール通りに業務を進め、リソースを最適化します。 
    例:高い成果を上げているチームに対し、進捗の管理やリソース調整を行って、効率的に業務を進行させる 

組織の規模に応じて使い分ける: 

  • 小規模組織やスタートアップ: 小規模組織やスタートアップでは、リーダーシップが重要な役割を果たします。少人数で動くため、ビジョンを示してメンバー全員を同じ方向に向かわせることが重要です。 
    例:新しい事業を始める際、経営者が積極的にビジョンを伝え、チームを鼓舞し、変革を推進する 

  • 大規模組織や成熟した企業: 大規模な組織では、マネジメントが重要になります。プロジェクトや部門ごとの進行をしっかりと管理し、業務の安定性を維持しながら目標達成に向けて管理を行います。 
    例:部門ごとに進捗を確認し、業務を効率化し、予算やリソースを最適化して大規模なプロジェクトを実行する 

外部環境に応じて使い分ける:

  • 市場の変化が激しいとき: 市場の動向や環境が急激に変化している場合、リーダーシップが重要です。ビジョンを示し、メンバーを新しい方向に導くことが求められます。柔軟性と適応力を発揮して、変化に対応する力を持つことが求められます。 
    例:市場の新しいトレンドに対応するために、方向転換を決断し、チームをその方向に導く 

  • 安定した状況で業務効率を上げるとき: 市場が安定している場合、業務の効率化や最適化を重視し、マネジメントスキルが生かされます。リソースの配分や業務の進行を管理し、安定した運営を維持します。 
    例:安定した市場環境の中で、リソースを最適に配分し、業務の効率を最大化する 

リーダーシップとマネジメント力を啓発するには

マネジメント能力啓発に

リーダーシップとマネジメント力を高めるためには、株式会社LDcube(以下、LDcube)のeラーニングコンテンツで学習することをおすすめします。

LDcubeは世界的に高い評価を得ているCrossKnowledgeの日本国内パートナーとして事業を展開しており、世界的に認められた高品質な学習ソリューションを日本の多くの企業にお届けしています。

世界有数のビジネススクール教授陣が講師をしているCrossKnowledgeでは、リーダーシップ、マネジメント力の基礎から活用方法まで、詳しく解説しています。CrossKnowledgeのeラーニングにより、時間や場所の制限なく、世界最前線のコンテンツを学習することが可能です。

また、eラーニングには、継続学習によるスキル定着、コストや学習効率の向上、学習の進捗や成果の把握など、大きなメリットがあります。eラーニングの活用により、これらのメリットを生かしながら、確実にリーダーシップとマネジメント力を向上させることができます。

以下では、高品質なeラーニングコンテンツの概要と、リーダーシップとマネジメントを学べるコースを紹介します。 

リーダーシップについて学ぶコース

リーダーシップパッケージ①

リーダーシップは、誰もが状況に応じて発揮できるスキルです。多くの人が知っておくべきリーダーシップについて学習し、仕事において多方面でリーダーシップを発揮しましょう。 

コース名 

所要時間 

多言語 

テスト 

21世紀の好業績チーム 

3時間 

〇 

ビジョンとリーダーシップ 

3時間30分 

21世紀のタレントマネジメント 

3時間 


さらなる高みを目指すコーチングコース①


28分

×

さらなる高みを目指すコーチングコース②

41分

×

さらなる高みを目指すコーチングコース③

34分

×

これからの時代に求められるリーダーコース①

35分

×

これからの時代に求められるリーダーコース②

34分

×

標準学習時間:12時間22分 

▼詳細はこちら 
⇒リーダーシップパッケージ①【eラーニングパッケージ】

リーダーシップパッケージ② 

コース名 
所要時間 
多言語 
テスト 
人材育成・能力開発
3時間30分
〇 
会議ファシリテーション
2時間30分 

危機的状況下におけるリーダーシップコース

30分
×

ビジネスを成長させる人材マネジメント 

60分
×

「与えることの力」で人を動かす

44分
×

責任あるリーダーのリーダーシップ契約コース 

52分
×

成功率を向上させるプロジェクトマネジメント実践コース 

32分
×

標準学習時間:9時間38分 

▼詳細はこちら 
⇒リーダーシップパッケージ②【eラーニングパッケージ】

AI時代のリーダーシップコース

これまでのリーダーシップだけではなく、AI時代ならではリーダーシップが存在します。AIに使われるのではなくAIをいかに活用しながらリーダーシップを取るのかを学習し職場で活用しましょう。

コース名 
所要時間 
多言語 
テスト 
チェンジマネジメント
4時間30分
〇 

AI活用によるリーダーシップ①

28分 
×

AI活用によるリーダーシップ②

37分
×

インパクトのあるAIイニシアチブの推進①

22分
×

インパクトのあるAIイニシアチブの推進②

44分
×

不確実な時代のリーダーシップ①

34分
×

不確実な時代のリーダーシップ②

34分
×

標準学習時間:7時間27分

▼詳細はこちら 
⇒AI時代のリーダーシップパッケージ【eラーニングパッケージ】

マネジメントについて学ぶコース

新任管理職パッケージ

マネジメントは結果が全てです。目標達成のために具体的に何をすべきなのか、このパッケージ1つで学習することができます。 マネジメントのポイントを押さえて仕事に活用しましょう。 

コース名 
所要時間 
多言語 
テスト 
チェンジマネジメント
4時間30分
〇 

初めてのマネジメント

2時間30分

評価・採用

2時間30分

プロジェクトマネジメント 前編

2時間30分

プロジェクトマネジメント 後編

2時間30分
マネジメントスタイル
1時間30分

心理的安全性がつくる恐れのない職場①,②

58分
×
9ピース
-
×

×

標準学習時間:14時間28分 

▼詳細はこちら 
⇒新任管理職パッケージ【eラーニングパッケージ】

ベテラン管理職パッケージ

マネジャーを長くやるとこれまでの成功体験が邪魔をすることがあります。 凝り固まったマネジメントスタイルを見直し、さらなるレベルアップを図るための学習をします。経験を生かし、さらに成果の出せるマネジャーになりましょう。 

コース名 
所要時間 
多言語 
テスト 

経営戦略 前編,後編

7時間
〇 

グループ経営戦略 

3時間

ビジョンとリーダーシップ

3時間30分

財務分析・財務管理

2時間
21世紀の好業績チーム
3時間

持続可能な戦略的組織設計コース

53分
×
競争力を高めるための顧客志向コース
17分
×
価値の創造に向けた企業財務とリスク管理
52分
×

標準学習時間:20時間32分

▼詳細はこちら 
⇒ベテラン管理職パッケージ【eラーニングパッケージ】

まとめ

リーダーシップとマネジメントは、どちらも組織の成功に欠かせない要素であり、密接に関連していますが、目的や役割など明確な違いがあります。リーダーシップは、ビジョンを示し、チームを鼓舞し、変革を推進する役割を担います。主に「人」に焦点を当て、インスピレーションや感情を動力にして目標を達成へと導きます。それに対して、マネジメントは「仕組み」や「プロセス」に注力し、計画立案や進捗管理を通じて安定した業務運営を確保することを目的とします。 

また、リーダーシップとマネジメントの役割や求められるスキルも異なります。リーダーシップを発揮するには決断力や共感力、コミュニケーション能力が重要で、マネジメントを行うには分析力や組織運営能力、問題解決能力が求められます。さらに、リーダーシップは変化や挑戦を推進する場面で特に重要であり、マネジメントは業務の効率性や安定性を保つために必要不可欠です。 
これらの違いを理解した上で、状況に応じてリーダーシップとマネジメントを使い分けることが、組織の成功を導く鍵となります。変革のときにはリーダーシップを発揮し、安定的な運営が求められる場面ではマネジメントを強化します。両者をバランスよく活用することで、組織は効率的で柔軟な運営が可能となり、目標達成に向けた最適なアプローチを取ることができます。 

LDcubeでは、次世代リーダー研修に向けたプログラムデザインや、学習に活用できる高品質なコンテンツ、LMS、経営シミュレーションプログラムなどを提供しています。無料のデモIDの発行やプログラム体験会なども行っています。組織に合ったリーダーシップ啓発・マネジメント強化に興味がある方は、ぜひ弊社LDcubeにお気軽にお問い合わせください。 

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企画・作成・編集:代表取締役 新井澄人
企画・作成・編集:代表取締役 新井澄人
株式会社ビジネスコンサルタントで、講師派遣型の人材育成支援から始まり、社内トレーナーの養成による人材育成支援、デジタルツールを活用した人材育成のDX化の支援まで、中小企業から大企業まで20年にわたり幅広いコンサルティングに従事。 新入社員研修からOJTリーダー研修、若手社員研修、管理職研修、幹部研修、営業研修、デジタル学習環境づくりのコンサルテーションなどに自らもコンサルタントとして登壇しながらも、人材育成・組織活性化・営業強化において講師派遣型の枠を超えた支援を実現するため、ビジネスコンサルタントの子会社である株式会社LDcubeの設立と同時に代表取締役に就任。 資格: ・全日本能率連盟認定マスター・マネジメント・コンサルタント(J-MCMC2023002) ・LIFOプログラムライセンス(LIFO-MSSプログラム開発者)

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