自己理解のための個人レポートとは? 意義や意味、必要性を解説!
自己理解を深めるための強力な武器となる個人レポートとはどのようなものでしょうか?
今回は自己理解のための行動特性診断(LIFOサーベイ)の結果から導き出される個人レポートを取り上げ、詳細やレポートを活用した社内研修や教育の在り方について紹介します。
個人レポートを活用することで、自己理解しやすくなります。個人レポートは過去から今にかけて、自分では意識できていない観点からも自己理解を促す視点やヒントを提供してくれます。
🔻自己理解を深めるためのコーチングプログラムについては下記で解説しています。
⇨社員の自己理解を促す最高のコーチングプログラムとは!?
▼能力開発に適した年齢についても把握し、きちんと自己理解をして自己研鑽していくことが重要です。気がついたら能力開発に適した年齢を過ぎていたという事態は避けたいものです。
目次[非表示]
- 1.自己理解のための個人レポート
- 2.LIFO®個人レポートのご案内
- 3.LIFO®個人レポートの具体的内容
- 3.1.LIFO®解説
- 3.2.基本的特徴(平常時)
- 3.3.部下・後輩に対するときの特徴(平常時)
- 3.4.仲間・同僚に対するときの特徴(平常時)
- 3.5.変化・変革に対する特徴(平常時)
- 3.6.マーケティング・販売に対する特徴(平常時)
- 3.7.苦手とする特徴(平常時)
- 3.8.強みを過剰使用したときの特徴(平常時)
- 3.9.他者とのコミュニケーションを効果的にするアドバイス(平常時)
- 3.10.その他アドバイス(平常時)
- 3.11.葛藤状況での特徴(ストレス時)
- 3.12.ストレス時の特徴(ストレス時)
- 3.13.他者とのコミュニケーションを効果的にするアドバイス(ストレス時)
- 3.14.その他アドバイス(ストレス時)
- 3.15.周囲の人たちへのアドバイス(平常時)
- 3.16.周囲の人たちへのアドバイス(ストレス時)
- 4.まとめ
自己理解のための個人レポート
個人やチームがさまざまな活動において成功を収めたり、重要な関わりを持つ人たちに何らかの好影響を与えたりするために、明確な方向性や手だてを提供してくれるのが自己理解です。
その自己理解を深める情報源としては大きく5つあります。
その5つの情報源の1つが診断ツールの活用です。
自己診断ツールを活用することで、詳細の個人レポートを提供してくれるものもあります。
本章では診断結果を踏まえた詳細な個人レポートを活用する意義について解説します。
自己理解を深めるために診断ツールを活用することで、自分について無意識部分も含めてより詳細に知ることが可能となります。
診断ツール活用の結果、詳細な個人レポートを提供してくれるものもあります。詳細な個人レポートを活用することで、意識的・無意識的な自分自身に対する気付きを得ることができます。
そのような意識的・無意識的な自己理解を促進することは企業内で仕事を進める上で効果を発揮します。
自分の新しい側面を知ることで新しい仕事への挑戦や新たな分野への職務拡大にもつながります。
自己理解のための診断ツールを活用する際には、何となく選択するのではなく、詳細の個人レポートまで提供されるのかどうかも含めて検討するのが良いでしょう。
▼自己理解のための診断ツールに関しては、こちらもご覧ください。
⇒行動特性診断で自己理解・分析を促す! 性格分析ツールとの違いも解説!
LIFO®個人レポートのご案内
弊社が提供している「 LIFO®サーベイ」という診断ツールは性格診断ではなく、行動特性診断です。
18問の質問に回答することで結果が得られます。診断は行動科学や心理学に基づいて構築されており、自身の行動特性についてスコアが出てきますので、自己理解を深めることに活用できます。
LIFO®プログラムでは詳細の個人レポートを用意しています。表紙を含め12ページから成る「LIFO® Reports」は下記の目次にあるように、あなたがさまざまな機能を果たす際に発揮する強みを「平常時」と「ストレス時」に分けて記してあります。
レポートされている内容を踏まえて仕事を進めていくことでポイントを押さえ、仕事の依頼者である相手のニーズを踏まえた職務展開が可能となります。
特に最終ページは「 周囲の人たちへのアドバイス 」として、どのように関われば本人とうまくコミュニケートでき、効果的な関係が築けるかが記されています。
LIFO® サーベイの結果(スコア)をWEB上でスコアを入力することにより、瞬時にPDFファイルの形式でフィードバックされ、確認することができます。
スコアの違いにより約3,000種類の「LIFO® Reports」が生成されます。したがって、全く同じスコアでない限り、一言一句同じ内容の解説、コメントはありません。
「LIFO® Reports」はスコアの出方やスコアの分布状況から受講者の行動特性を総合的に判断・評価し、レポートとして出力しています。
【LIFO® Reports イメージ】
LIFO®個人レポートの具体的内容
LIFO®個人レポートは下記のような構成で出力されます。
LIFO®レポートの目次
3-1 LIFO®解説
3-2 基本的特徴(平常時)
3-3 部下・後輩に対するときの特徴(平常時)
3-4 仲間・同僚の対するときの特徴(平常時)
3-5 変化・変革に対する特徴(平常時)
3-6 マーケティング・販売に対する特徴(平常時)
3-7 苦手とする特徴(平常時)
3-8 強みを過剰使用したときの特徴(平常時)
3-9 他者とのコミュニケーションを効果的にするアドバイス(平常時)
3-10 その他アドバイス(平常時)
3-11 葛藤状況での特徴(ストレス時)
3-12 ストレス時の特徴(ストレス時)
3-13 他者とのコミュニケーションを効果的にするアドバイス(ストレス時)
3-14 その他アドバイス(ストレス時)
3-15 周囲の人たちへのアドバイス(平常時)
3-16 周囲の人たちへのアドバイス(ストレス時)
どのような内容がレポーティングされるのかを解説します。
LIFO®解説
LIFO®サーベイそのものや、LIFO®の基本概念など、LIFO®について簡潔に解説します。
基本的特徴(平常時)
LIFO®スコアをベースに平常における基本的な特徴について解説します。
LIFO®には平常時(ものごとが順調にうまくいっているとき)とストレス時(ものごとがうまくいかずストレスを感じているとき)それぞれの分析がありますが、まずは平常時の特徴です。
部下・後輩に対するときの特徴(平常時)
仲間・同僚に対するときの特徴(平常時)
部下・後輩・仲間・同僚と平常時に接するときの特徴について解説します。
変化・変革に対する特徴(平常時)
マーケティング・販売に対する特徴(平常時)
変化や変革、マーケティングや販売に従事する際の特徴について解説します。
苦手とする特徴(平常時)
自分自身の苦手とする特徴について解説します。
強みを過剰使用したときの特徴(平常時)
LIFO®では強みの使用について、自身の強みを使えば使うほど生産性が向上するということではなく、強みであってもそれを使いすぎる(=過剰使用)と生産性を下げてしまう行動となるという考え方に立っています。
ここでは平常時に強みを過剰使用してしまった場合にどのような特徴があるのかを解説します。
過剰使用は、良かれと思って自身の強みを使いすぎるという無意識的行動のケースが多いです。
レポートで把握することで自己理解を深めることができ、生産的な行動につなげることが可能となります。
他者とのコミュニケーションを効果的にするアドバイス(平常時)
その他アドバイス(平常時)
他者とのコミュニケーションを効果的にするアドバイスを含め平常時のアドバイスを含めて解説します。
自己理解を通じて他者理解をすると言われており、自分のことを理解できている幅で他者を理解します。そのため、自己理解を深めることで他者理解を深めることにつながります。
また、自己理解・他者理解を深めることでコミュニケーションを円滑にすることにつながります。
葛藤状況での特徴(ストレス時)
ストレス時の特徴(ストレス時)
ストレスを感じる環境になった際にどのような行動をとるのかについて解説します。
人により平常時とストレス時で行動に違いがないという人もいれば、平常時とストレス時でとる行動がガラッと変わるという人もいます。
良い悪いではなく、その人がこれまでの経験の中で自身の成長に向けてストレスを感じるような状況に陥った際に、どのようにして乗り切ってきたのかという行動特性がストレス時の特徴に現れます。
他者とのコミュニケーションを効果的にするアドバイス(ストレス時)
その他アドバイス(ストレス時)
他者とのコミュニケーションを効果的にするアドバイスを含め、ストレス時のアドバイスを解説します。
特にストレス時はその状況にとっさに対応する必要があり、無意識的に行動をとり、自身が認識していないというケースも多いです。
その無意識行動について意識的に確認しておくことは生産的な行動をとる上で意義があります。
周囲の人たちへのアドバイス(平常時)
周囲の人たちへのアドバイス(ストレス時)
そして、本レポートの特徴的な項目として周囲の方へのアドバイスという項目が挙げられます。
これは言うなれば LIFO®診断受講者本人の「取扱説明書」です。
客観的に診断データを見た際にデータからはこう言えるという点を、平常時とストレス時で分けて例を挙げながら解説しています。
多くの方が、このページを読んだときに驚かれます。他者にあまり言ったことがなく、自分でしか知りえない事柄なども含めて、診断のスコアから行動の再現性を踏まえた特徴を説明しています。
その精度に皆さんが驚かれています。
自分の LIFO®レポートを読んだことがある人事・人材開発担当者の方が、自分のレポートや同僚のレポートを読んで、自分のことがよく表現されていると思うことが多いです。
そのことは、例えば、新入社員のレポートを新入社員の上司や先輩が読んだときにまだ接点が少なかったとしてもその新入社員の特徴をつかむことができるということを意味しています。
そのため、新入社員研修やOJTリーダー研修、管理職研修などでの本LIFO®プログラムやLIFO®個人レポートが活用されています。
▼LIFOを活用した自己理解を深めるためのワークショップ・研修の詳細については下記で解説しています。⇒行動特性を踏まえた自分・自己理解を深めるワークショップ(研修)とは!
まとめ
自己理解のための個人レポート 意義や意味、必要性について解説してきました。
行動特性診断LIFO®を活用することで、意識的・無意識的な自分の行動上の強みを確認することができます。
さらにそれを詳細の個人レポートを活用して理解を深めることが可能です。
LIFO®プログラムは長い歴史を有し、さまざまなシーン、さまざまな活用方法でご利用いただけます。
特にLIFO®個人レポートは世界の中でも日本が最もレポートの充実度が高いです。
そのためビジネスや会社においても人生においても役に立ちます。
企業内の人材育成施策の展開のみならず、学生向けの就活においては面接のスキルアップや就活時の自己診断の結果を踏まえた自己分析でも使っていただいています。
株式会社LDcubeでは株式会社ビジネスコンサルタントからLIFO®プログラムのマーケティングやマネジメントの委託を受け、LIFO®プログラムを活用した研修会、eラーニング、LIFO®プログラムの社内インストラクター養成など幅広くご支援をしています。お気軽にご相談ください。
▼LIFOについての資料や参考資料はこちらからダウンロードできます。
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