社員数:130名以上
事業:自動車整備、工具販売
導入前の課題
見て学ぶOJT教育の限界/営業所ごとの知識の格差
取り組みの詳細
伝わりやすいコンテンツの提供/行動目標と振り返りの共有/各部署によるコンテンツの配信
導入後の成果
平等な学習機会の提供/企業理念を意識した考動変革/専門知識を社内で共有
UMU導入前、新入社員は実際に業務を行う中で、先輩社員の作業を見て学んでいました。
人によって言っていることが違ったり、新入社員と先輩社員の年齢が離れているということもあり、先輩社員の伝えたいことが新入社員にうまく伝わらないなどの問題が起こっていました。
そのため、教育担当者は、デジタルツールを導入することで、新入社員の技術習得スピードを速め、効果的な学習につなげたいと考え、ツールを検討し始めました。
現場の先輩社員が持っている知識にばらつきがあり、配属先の営業所によって提供できる知識・技術が異なるため、新入社員に能力の差が生じていました。
そのような中、教育担当者は、どの現場にいても、誰もが質の高い知識を平等に学習できるツールを利用すれば、新入社員が正しい知識を学習でき、全社員のエンゲージメント向上にもつなげられるのではないかと考えていました。
新入社員が実際の業務をイメージしながら学習できるように、部品ごとの説明、業界情報の共有、社内システムのマニュアル配布などを、動画や写真を活用してUMUで配信しました。
また、知りたい情報をピンポイントで見つけ出せるように、部品ごとにコンテンツを作成し、UMUでキーワードで検索できるようにしました。
全社員が企業理念に基づいた目標を共有して振り返り、行動を通して気付いたことや学んだこと、改善案について投稿する場所を設けました。
投稿された内容を、全社員が閲覧し、支店・年次に関係なく、評価や「いいね」するという取り組みを始め、社員が離れた場所にいたとしても関わり合える環境を整えました。
業界動向の共有や経理に関するお悩み解決など、各部署が得意分野のコンテンツを作成し、月に1度発信する仕組みをつくりました。
新入社員はUMUを社内版検索サイトとして活用し、欲しい情報をいつでもどこでも簡単に得られるようになりました。
コンテンツは一つ一つテーマが絞られているため、隙間時間を使って気軽に受講するようになりました。
その結果、新入社員は技術を身に付けるスピードが速まりました。また、全社員が同じ質と量の情報を受信することができるようになったため、現場の違いによる能力の差も埋まりました。
社員が各自の目標に対する振り返りを毎月行うことで自分で、企業理念を言葉だけで捉えるではなく、考えて行動する「考動」レベルまで落とし込むことができるようになりました。
また、先輩社員が意識して新入社員の現状を把握し、励ましの言葉を伝えたりアドバイスしたりするようになり、新入社員のモチベーション維持にもつながりました。
各部署から自発的にコンテンツを配信することにより、新入社員だけではなく、全社員が他部署の業務内容・専門知識を手軽に把握することが可能になり、 全社的なエンゲージメント向上にもつながりました。
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