UMU活用事例

現行教育を再編して、 教育の質と生産性を高める【UMU活用事例】

社員数:3,500名以上
事業:電気設備工事業

導入前の課題
将来のあるべき姿とのギャップ/全てオンラインにできない社内学習

取り組みの詳細
まずは知識主体の教育をデジタル化に/実務に根ざした活用にもチャレンジ/2年目社員を巻き込み、少しずつ社内浸透を目指す

導入後の成果
資格試験の合格率対する認識変化/事務局の負担軽減

導入前の課題
将来のあるべき姿とのギャップ

UMU導入前から、会社としては、自社の将来のあるべき姿を考えたとき、節目となる周年記念に売上額を大幅に上げることを目標として掲げていました。
目標達成のためには、受注の確保拡大・利益の確保拡大・業務改革・生産性向上・働き方改革など、多くの課題がありました。

こういった課題を抱える中で、高度な専門性を備えた社員の育成と確保の観点から、人材教育の見直しに着手しました。
現行教育を再編し、対面型の集合研修による良い部分を残しつつ、オンライン学習、デジタルテクノロジーをうまく活用し、研修をハイブリッド化することで教育の質と生産性を高めようと思い、UMUを導入しました。

 

全てオンラインにできない社内学習

元々会社的には対面形式を重視する文化があり、学習方法を全てオンライン学習に置き換えることは現実的ではありませんでした。
こうした中で、フェーズ1~3(計3クオーター)に分け、少しずつデジタルテクノロジーを社内で浸透させるように計画を練りました。

 

取り組みの詳細
まずは知識主体の教育をデジタル化に

知識主体の教育はデジタル化との親和性が高く、事務局の負荷が大きい分野でもあるので、デジタル化のターゲットとしました。
フェーズ1では、UMU活用層を新入社員とし、学習環境のセットアップをメインに行い、「1級管工事施工管理技士取得教育」と「屋内電気要員導入教育」の小テストをUMUで実施するようにしました。そして、UMUを活用した結果、講師の採点の負荷が大きく軽減されました。

また、知識定着のために、繰り返し学習が重要になる教育だからこそ、UMU上で繰り返し試験を受けられる環境を用意できたことが最大の成果でした。

 

実務に根ざした活用にもチャレンジ

フェーズ1では、知識主体の教育はデジタル化と親和性が高いと感じたこともあり、資格試験取得での活用を軸にしました。

フェーズ2では、フェーズ1の軸を持ちつつ、研修中にUMUを使うことを想定して、研修内容に合わせた学習コンテンツを作成しました。

そして、フェーズ3では、資格試験の活用にとどまらず、資格試験が終わった後もUMUの活用の幅を広げるため、現場で起きたGOOD/BAD事例の共有、安全知識のアンケート配布、熱中症を予防する方法や各配属先から自分の配属先を紹介するリレートークなどを行いました。

 

2年目社員を巻き込み、少しずつ社内浸透を目指す

社内に少しでもUMUが浸透していくように、1年目のときにUMUを活用して学んだ2年目社員が新しく入ってきた1年目社員とUMU上で交流できるような仕組みを始めました。
具体的には、1年目育成に興味がある2年目社員有志に、1年目数人ずつのグループを担当させた上、1年目がUMU上で業務に関係することと業務外で気になることを気軽に質問できる場を用意しました。

これによって、日頃、現場のOJT担当者としか関わりが無い1年目社員も他の先輩と関わることができ、エンゲージメントが高まりました。

 

導入後の成果
資格試験の合格率対する認識変化

UMUで学習をした1年目の資格試験合格率が、受験するに当たって有利と言われている2年目社員の合格率と同等でした。
事務局は現場経験が試験に有利に働くこともあり、1年目の合格率は低くて仕方ないという認識でしたが、この結果を受け、1年目でも学習で成果を出せるという認識になりました。

 

事務局の負担軽減

UMUで試験対策を行うことで、事務局の採点や新たな問題の印刷など試験に関する業務が軽減され、導入前の課題であった業務改革の一部が達成できました。

 

関連記事

Contact

人材育成でお悩みの方は、お気軽にご相談ください

ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください

人材育成に関する

お役立ち資料はこちらから

お電話でのお問い合わせはこちら

平日9:00~17:30