LIFO・FISH!活用事例

職場配属に向けたマインドセット【LIFO・FISH!活用事例】

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社員数: 6,000名以上
事業:調剤薬局

導入前の課題
配属が希望通りにならなかった新入社員がショックで立ち直れない。この状況を打破したい。

取り組みの詳細
「自己の強み」「自らをモチベートするコツ」を確認するプログラムを配属発表直前に実施。

導入後の成果
配属先発表後の新入社員のマインドが激変!「どこに行っても頑張ります!」の声

導入前の課題
配属が希望通りにならなかった新入社員がショックで立ち直れない。この状況を打破したい。

毎年200名規模で新入社員を採用していますが、数年前から新入社員が打たれ弱くなってきていることに課題感を持っていました。

ある年、配属発表をした際に自分の希望とは違う配属先(地方・過疎地・仕事内容等)を告げられた新入社員が「泣き崩れてしまう」「ショックで翌日起きれない」「親御さんからクレームの電話が入る」等の事象が起こりました。
配属が希望通りにいかないことからくるショックが予想以上に大きく、その後の職場での仕事にも大きな影響を与えていたことから、能力開発部門として早急に対策を打つ必要がありました。

 

取り組みの詳細
「自己の強み」「自らをモチベートするコツ」を確認するプログラムを配属発表直前に実施

導入研修のカリキュラム見直しの目玉として、配属発表直前に「自己の強み」「自らをモチベートするコツ」を確認すると同時に、どのような環境でも生産性高く働くために、「自らの働く態度を選択する」ことをねらいとしたプログラムを実施することにしました。

【配属前研修のねらい】

  • どの職場・状況でも生産性高く働くために、自己の強みを確認する
  • 自らをモチベートするコツをつかむ
  • その職場・状況でも生産性高く働くため、自らの働く態度を選ぶ
  • 上記を通じて、配属後でも生産性高くうまくやっていくための準備を行う


【基本となる考え方】

  1. 自己の強みの確認(LIFO)
    職場への配属後、新しい環境の中ではこれまでの人生の中で培ってきた自分の強みで勝負していくより他ありません。
    これまで経験の中で培われた他人に負けない強みを確認していきます。自己診断ツール「LIFO」を活用することで、自己の行動上の強みの確認を行います。
    また診断結果に基づいた個人レポート(LIFOレポート)を配属先上司にも共有することで、職場実践を支援します。
     
  2. 態度を決める(FISH!)
    会社の辞令により、どのような地域・職場で働くことになるかは分かりません。
    その状況自体は自分で選べなかったとしても、その状況の中でどのように働くかという「働く態度」は自分で選ぶことができます。
    「態度を決める」ということについて学習し、どのような状況になっても自己選択であるという心の準備を行います。

このような内容をすべて外部のコンサル会社に委託するのではなく、能力開発部門のトレーナーがプログラムライセンスを取得し実施できるようになることで、新入社員に対して直接関わることができる体制を作っています。

導入後の成果
配属先発表後の新入社員のマインドが激変!「どこに行っても頑張ります!」の声

配属発表直前にプログラムを実施したことで、これまでの新入社員の受け止め方が明らかに変わりました。

研修受講後の振り返りでも、「配属先は自分で決められないが、そこでどう働くは自分で決めることができる。それを学んだので、どこに行っても頑張ります!」という声が自然と出るようになりました。
その後の配属発表も人事の方々の心配をよそにスムーズに行き、驚いていらっしゃいました。

特にプログラム導入初年度はこれまで見られていた、配属先発表直後に泣き崩れる、立ち直れないといった新入社員が一人も出ませんでした。
それ以降、本プログラムは新入社員の導入研修として欠かせないプログラムとして、カリキュラムの見直しがあったとしても毎年実施されています。

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